浅倉秋成のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ『就職活動』を題材に、人の多面性を考える話。予想を何回も裏切られる展開からの読み終わった後の高揚感が良い。
この話を読んで、自分も不確かな情報で人間を一面的な見方しかしていない人だと気付かされた。一側面をみただけで判断してはいけない。柔軟に対応できる解釈力が必要なのだと改めて考えさせられた。単純に考えず、事象だけで安易に決めつけないようにしようと思います。
みんな、いろんな面を持っていて、見る角度によって、見え方が変わります。完全にいい人も、完全に悪い人も、いない(おそらく。まぁそう思いたい。)人を知ることで、自分を知ることもできるし、自分の弱い所を改善していくきっかけにもなるなと思い -
Posted by ブクログ
ネタバレ「私は教室で大きな声を出しすぎました。調律される必要があります。さようなら」
謎の遺書を遺して自殺した3人の生徒。
幼馴染で学校に来なくなった美月は、レクの日に死神に話しかけられたこと、次はこずえが標的になることを垣内に話す。
さらに垣内はその出来事を信じざるを得なくなる手紙をもらい……。
柿内側の人間なので、どうしてもそっちの気持ちになりながら読んでしまいました。
垣内・八重樫のどちら側にも傾かない終わり方をするのが、いかにも現実っぽくてよかったです。
それどころか、垣内をさらに様々なものが追い詰めていくビターエンドで、浅倉秋成の作品としては結構珍しいのかも? -
Posted by ブクログ
nekoさんのレビューからの読書。
未来屋書店で浅倉秋成さん特集をされており、
デビュー前?の作品冊子プレゼントにつられ
購入いたしました!
短編5話。良識って表現がむずかしい!
良識をみじん切りにって言っているので
もう少しスッキリするお話かと思ってました。
1話目デスゲームをつくるお話は、好き嫌いは別として読みやすくて◎
2話目クロワッサンに並ぶお話は、流行りに乗る乗らないで、ココログルグルなら良かったんだけど
200km並ぶとかやりすぎ!笑えなくなる!
3話4話は浅倉さんが常に感じていることを
ぶちまけましたねって感じ。
あーーーって!叫んで飛び込んじゃいたくなる
衝動を、抑えれる -
Posted by ブクログ
ネタバレ〜1周目〜
2026.01.19
大好きな浅倉秋成さんの小説。
最近はビジネス書とかを多く読んでたから久しぶりの小説であっという間に読み切ってしまった。
家族というかたちのないものを司るなにかを追い求める物語。
かたちのない何かを他人と同じ考えで共有することはたとえ血のつながっている家族であっても難しい。
でも家族って絶対繋がっていなくちゃいけないってわけじゃなくて、解散してもいいじゃん、新しい形じゃんって常識を覆したお話。
社名の回文?とかは全然気づけなかった。
倉庫に置いた人とか電話の人が怪しいとか本文で出てくる前には気づけたけど、もう一歩先までは気づけなくて悔しい。
また他の本も読んでみ