浅倉秋成のレビュー一覧

  • ショーハショーテン! 1

    購入済み

    The「お笑い」漫画

    漫才/コントの二刀流で天下を掴めー。
    「お笑い」漫画、ここに爆誕。

    (私は詳しくないが)お笑いに詳しい作者さんが書かれているんだろうなと感じる高い完成度。ネタを見る客側であると同時に、ネタをする主人公側にも感情移入してネタを見ることになるわけだが、ここでウケる!ってポイントでお客が沸いたときのえも言えぬ高揚感が堪らない。好きな芸人がM-1/KOCでハネるのを見守るときのような感覚が漫画でも味わえるとは。
    2022年の漫画の賞に入り込んでくるだろうと感じる作品。

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    2022年01月11日
  • ノワール・レヴナント

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    600ページという分量もなんのその。
    リズムの良い文章と、次々と明らかになる事実に、
    寝ることも忘れて読める快作です。

    オビやサイトでも伏線の巧妙さを押していますが、
    読み終わった感想は、それらの印象を良い方向に覆してくれました。

    なんといっても、伏線の回収の仕方がとても”粋”なのです。
    些細な伏線をささやかに回収していく描写に、
    ここまで感動したのは初めてでした。

    ネタの配置、キャラ作り、物語の進め方、
    どれをとっても素晴らしい。
    その素晴らしさを読むだけで理解できてしまうのが、
    唯一の欠点と言ってしまえるくらい、新人離れした出来でした。

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    2013年08月26日
  • フラッガーの方程式

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    デビュー2作目。前作の「ノワール・レヴナント」も
    バリバリに才能を感じさせる作品ですが、こちらは
    作風や文体もかなりくだけ、異なる手触りながら、
    この方面でもビシビシと才能が伺えます。確実に
    売れていく方...だと思われますね。

    ごく平凡な高校生「東條涼一」が被験者となった
    フラッガーシステムなる眉唾な装置。この装置は
    主人公が、アニメ、コミック、ラノベ...の主人公的な
    波乱とトピックとストーリーに満ちた、まさに物語の
    「主人公」となる事が出来る...なるご都合主義に溢れた装置。
    その装置によって翻弄される「東條」くんの密かな恋心と
    ストーリーが「ご都合主義」に展開される...
    というヘン

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    2013年05月30日
  • ノワール・レヴナント

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    第十三回講談社BOX新人賞Powers受賞作にして
    その選考会で絶賛されたという期待の作品。
    そしてデビュー作にして612Pの大作。
    結果...かなり面白い作品でした。クセの少ない
    丁寧な文章も読み易く、登場人物のキャラクターも
    ライトノベルに寄ったような極端なものではなく、
    自然に好感を抱く造型で非常に魅力的。その
    台詞の一字一句が活き活きしてます。
    絶賛...の煽りは偽りない...ように思います。

    不思議な能力を持つ4人の高校生が、何者かの
    声に導かれ夏休みの5日間を過ごす事になり、
    そので出会った彼等の自分達の能力の真意を
    探りながら、彼等の為の闘いが始まる...というような
    内容です

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    2013年01月10日
  • 六人の嘘つきな大学生

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    伏線の回収が非常に巧みで、最後まで引き込まれながら楽しく読むことができた。物語が進むにつれて、それぞれの登場人物の印象が少しずつ変わっていき、タイトルにもある“嘘”の意味が深まっていく構成が印象的だった。

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    2026年04月13日
  • 六人の嘘つきな大学生

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    ベンチャー就活にあった独特なキモさ、新卒採用制度や人事部のハズレ感がリアル。何より、物事の多面性、切り取り方によって見方が180度変わることを次々体感できるのが面白かった。まさに「事実は一つ、真実は人の数だけある みたい

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    2026年04月12日
  • 六人の嘘つきな大学生

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    ネタバレ

    面白かった〜!犯人が二転三転する所も、良い人だと思っていた人があるエピソードをきっかけに実はろくでなしだったんだって気付かされたり、でも実際はそんなことなかったり…信じるって難しいね〜

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    2026年04月09日
  • 六人の嘘つきな大学生

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    書店の店頭で大々的に紹介されており、就活×ミステリーの題材に惹かれて読んでみた。
    著者とはちょうど同い年で、2011年の就活という設定に当時の記憶が呼び起こされた。
    人気IT企業の最終選考に残った主人公は、"6人のなかで誰が内定者1名にふさわしいかを自分たちで決める"という、とんでもない状況に直面する。
    これだけでも十分いたたまれない気持ちなのに、さらに最終選考が始まった直後、参加者全員に対する"告発文"が入った6つの封筒が会議室に現れ、にわかにデスゲームの様相を呈するので、いよいよ息が苦しい。
    封筒が1つ開封されるたびに、1人また1人と再起不能のダメー

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    2026年04月07日
  • 家族解散まで千キロメートル

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    ネタバレ

    それぞれが抱える秘密が明かされて行き、話がどう展開するのか全く読めない。
    周の生き辛さや家族の無理している状況を唯一気付いてふんばっていたあすなの言葉に胸が打たれた。
    最後、周の結婚式、妻に自分は性欲が無いということを正直に言えたのだろうか。結婚式自体も辛そうだったが……。

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    2026年04月06日
  • 六人の嘘つきな大学生

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    だいぶ私にはよく分からない単語とかもあって難しかったけれど、まだ大学生じゃないから新しいことを知れる感覚で早いスピードで読めました。

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    2026年04月06日
  • フラッガーの方程式【電子特典付き】

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    ネタバレ

    タイトル通り、前半はフラグを立てながらワクワクとコメディ。後半はフラグ回収という、誰もが主人公でありたいと思う感動の作品でした。

    特に後半は最後まで作品に呑み込まれてました。
    頼む!なにか起こってくれと祈るような思いで読み進めている自分。ここであの時のフラグがっ!と感動する自分。最後ちょっと泣きそうになる自分。感情を揺さぶられる気持ちが心地良い自分。私も主人公になりたい。

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    2026年04月05日
  • まず良識をみじん切りにします

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    とにかくヘンな小説を
    そんな依頼に応えた短編5編
    ジャーロ掲載作品

    いずれも秀作で、ラストまで読むと奇妙な納得をする。
    ここで崩されるのは常識ではなく良識ですね。むしろ彼らは、自分なりの常識を守ろうとするあまり、判断や倫理を切り崩していく。
    その倒錯が、ブラックなナンセンスとなります。


    ⒈ そうだ、デスゲームを作ろう
    冴えない男の発想がそのまま暴走する。
    筒井康隆を思わせる、軽さと逸脱。

    ⒉ 行列のできるクロワッサン
    行列という形式だけが肥大化。
    小松左京「牛の首」を思い出した。

    ⒊ 花嫁は戻らない
    原因を探した末に、結婚式そのものの異物感。
    接点はないのだけど 裸の王様を思い出した

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    2026年04月04日
  • 六人の嘘つきな大学生

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    自身も就職活動を経験し、その時の情景をはっきりと思い出した気がしました。
    人はそれぞれ色々な1面があり、でもそれはほんの1面にすぎず、実際にどのような人間なのかを図るには取るに足らないものであると感じました。
    就職活動においても採用側はたった数時間の面接でその人が実際どういう人なのかを見極めるのは不可能に近いのです。

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    2026年04月02日
  • 六人の嘘つきな大学生

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    どんでん返しと伏線の回収。
    いかにも今どきの若い読者が好きそうな作品の構造と、就活という若者の興味を引くテーマ。
    テクニックがあるとは思いましたが、そこまでしなくても…という気持ちにもなりました。

    最終選考に残った大学生は、それぞれが長所も短所もあわせ持つ普通の若者たち。
    しかし「就活」という、終わりの決められたレースを戦う中で、追い詰められていく。

    六人が隠していた秘密は、秘密の重さは、一様ではない。
    衝撃的な部分だけを切り取られて糾弾されても、普通なら反論可能だったろう。
    キャバクラでバイトしているのを「ファミレスでバイトしています」というのは罪だろうか。
    閉鎖的な空間の中で、どんどん

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    2026年04月01日
  • 六人の嘘つきな大学生

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    ネタバレ

    就活×ミステリというのが新鮮で面白かった。

    トリックがいくつも仕込まれていて、その1つ1つが今まで見えていたものを大きく覆すもので、物語が二点三点していき面白かった。

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    2026年03月31日
  • 六人の嘘つきな大学生

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    ネタバレ

    久しぶりにミステリ小説というものを読み、謎解きならではの二転三転したどんでん返しを体験できた作品でした。途中何回もトリックに騙されて「え!?」と声を出しました。
    これは個人的な思いもあるのですが、物語の終盤に「就活」のシステムについて述べている場面があって凄く救われた気持ちになりました。「結局日本の就活はこういうものだよね、こんなカラクリだよね、なんて下らないんだろうね」と俯瞰で見た意見を教えてくれたお陰で、かつて就活のせいで焦燥に駆られた自分は安心感を覚えました。

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    2026年03月28日
  • 六人の嘘つきな大学生

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    『嘘とは優しさにもなる』この言葉を再認識できた。

    人を傷つけないための嘘という言葉はよく聞くが、
    それとはまた別で人を守るための嘘もあるのでは。
    嘘をつく人よりも、嘘をついていると自覚できていない人が本当に1番愚かのかもしれない、、
    なんて気持ちになりました!

    就活通ってきた人全員に見て欲しいミステリー!

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    2026年03月26日
  • 六人の嘘つきな大学生

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    ネタバレ

    面白くて読みやすく、数時間で読み終わってしまいました。普段あまり本を読まないので、こんなのは初めてです。

    こんな本、読んだら人間不信になるがな、と思いながら読んでいましたが、最終的に皆いい人だったみたいで安心しました。
    結局は全部受け取り手次第ということでしょうか。これからの就活が余計嫌になってしまいました。

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    2026年03月19日
  • 六人の嘘つきな大学生

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    就活生六人の人気企業の採用プロセスの物語。
    本当にありそうな採用のストーリーや就活生の振る舞い、人事の本音…自身も就活を経験したからこそ(そして社会人として経験を積んだからこそ)共感できる部分が多く楽しめます。

    そしてエンタメ&ミステリー要素もしっかり作り込まれており、誰が犯人なのか?就活生たちは本当はどんな人…?と二転三転する展開が秀逸です。

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    2026年03月16日
  • 六人の嘘つきな大学生

    Posted by ブクログ

    とても面白い作品だった。犯人を当てられるよう気をつけていたが、それを当てられず正面から楽しめた。
    おそらく狙い通りだと思うが、各キャラクターが悪く見えたり良い人に見えたりを繰り返し、自分がいかに人間の一部分で印象を決めてしまっているかを感じさせられた。月に例えて書かれていたのがとても印象深く、自分ももっと人間を立体的に、トータルで考えられるように努めたいと感じた。

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    2026年03月13日