浅倉秋成のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
あらすじ
"普通ではない"ところをもつ4人が集められる。なぜその4人でなければいけなかったのか?4人がすべきこととは?4人が"普通ではない"人になったのはなぜか?という疑問が徐々に解き明かされていく。
感想
同著者の「六人の嘘つきな大学生」に魅了されたため、この本を手に取った。文庫本にしてはなかなか分厚くて驚いた。
まず読んで思ったことは語彙や知識が豊かだということだ。もちろん作家という職業柄、語彙は豊かであるべきかもしれない。しかし、知識がインプットされてなければアウトプットすることはできない。また、先人たちの思想の導入も美しい。話の内容と思想を巧 -
Posted by ブクログ
浅倉秋成のデビュー作にして760ページを超える超大作
伏線の散りばめ具合としては現作品の方がはるかにレベルが高いように思うが
デビュー作にして、心をざわつかせる伏線の散りばめ具合、それを綺麗に回収していく様は
あっぱれ以外言いようがない
5人の多視点での物語展開で読みずらさを始め感じたものの
1人1人のキャラがしっかりと際立っており
人物像が混じり合うことなく
整理しながら読める読みやすさがあった
6人の嘘つきな大学生でもそうであったが、一見不遇な立場にいた登場人物が最後はハッピーエンドで終わると言う展開も個人的にはとても心温まり非常に好きである
最後に今回の本の中で好きなフレーズを箇条 -
Posted by ブクログ
浅倉秋成さんのデビュー作。
わたし浅倉秋成さん初読。
最初から最後まで⭐︎5を突っ走るだいすき作品に出会えた。わたしはこの本だいすき。
5ページに一回くらいのペースで残したい文章が出てきてメモ欄がギュウギュウ。
本のぶ厚さと開けば四分割の文章でびっくりよ。
おかげで読む前からなが〜い印象を持ったけど、
冒頭から面白いが確定した。
冒頭の大須賀くんの遅刻は、むかし遅刻魔人だった私の頭の中すぎていた。
こんな風に共感や納得がすごくて
情景を想像できて感情ものっかちゃう
噛み砕いた言語力の高さや表現が毎シーンすごすぎる。
作者さん当時20代前半って考えられない(*_*)
4人全員だいすき( -
Posted by ブクログ
ネタバレ「六嘘」をきっかけに毎日読書に夢中な僕にとってずっと読みたかった作品です。
主要な4人の登場人物がとても魅力的な学生。これは浅倉秋成先生の作る文章にとことん魅了されているからだと思います。 この後あの子はどうなるんだろう…。 さっき画策した作戦はうまくいくのだろうか…。 ずっと彼らを応援していたので読んでいる時間がとても幸せでした。
内容について大須賀にだけ。
それぞれのエピローグを読んでいて、理由は分からないんだけど、そんな要素がたくさんあった訳ではないんだけど、大須賀には弥生を幸せにしてあげて欲しいと思っていました。 彼のエピローグがまさしくそういった内容で希望通りに運び嬉しかったです。 -
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匿名
購入済み就活時に読みたかった
就活時に感じた社会を、会社を、都合良く解釈して、深く考えないように、早く終わって平穏に戻りたい、そのときの気持ちが蘇ってきた。
よく考えたら、採用側もそう考えるよな、会社によって違うよな、ってそんなことも考えにいたらないまま大事な大事な自分の人生をなんとなく決める。もちろん、しっかりと理解する人もいるが、多少の憧れを会社に求めているのではないだろうか?
犯人は誰か?を追うメインパートも文句なく面白いが、就活について、関わる全員のなんとなくで、なんとか保っている日本の現状をこれでもかと疑問提起した内容にとても感心した。 -
購入済み
記憶を消してもう一度読みたい。
最初から最後まで作者の手のひらの上で転がされている感覚でした。登場人物への印象がコロコロ変わっていくのが新鮮でした。一気に読みたくなる作品です。