浅倉秋成のレビュー一覧

  • 家族解散まで千キロメートル

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    このタイトルからロードムービー的な内容が強いのかなと思いきや、謎解き要素、どんでん返し要素もありで、楽しく読めた。

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    2025年10月19日
  • フラッガーの方程式【電子特典付き】

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    落ち込んだとき、そこまで重くはないけど何となく生きてることが楽しくないときに読むと、日常のくだらなさやかけがえの無さに元気がもらえます‪( ˘ᵕ˘ )♡
    この本を読んで、何かに挑戦したくなったり、普段と変わらない日常がちょっとだけ面白く見られるようになりました♩
    1回目にワクワクしながら読める本なので何回も読みたいと思う本ではなかったです(՞ ܸ. .ܸ՞)"

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    2025年10月19日
  • まず良識をみじん切りにします

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    憎い取引先の男、人気店の行列、結婚式の途中に控室に引きこもってしまった花嫁、新人野球選手の裏切り行動、子供の名づけに悩む父親…始まりは些細な事から、次々にそうはならんやろという展開が淡々と広がっていくのがなんともいえないシュールな面白さとちょっとした恐怖を掻き立ててくる、不思議な短編集。

    以下、お気に入り作品。
    「行列のできるクロワッサン」
    商店街にできた行列のできるクロワッサンのお店。お店の評判はどんどん広がり、行列は日に日に伸びていき、ついには県を超えるまでになっていく…
    正体のわからない名前だけが独り歩きしてる都市伝説みたいで面白い。
    これ店頭にできてる行列を見て思いついたのかなぁ。作

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    2025年10月15日
  • 九度目の十八歳を迎えた君と

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    最初は無茶苦茶な設定だと思い、
    軽視しながら読んでしまったが、
    伏線回収や終わり方、言葉の重みにまで
    とても感動させられた。
    年齢を重ねると言うことや、この国が
    いかに年齢に囚われているかを考えさせられた。

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    2025年10月13日
  • 俺ではない炎上

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    ネタバレ

    冤罪なのに殺人の有力容疑者にされてしまった男性が
    主人公の逃亡劇ミステリー。

    おもしろかった。よくできている。
    生きた心地のしない数日だっただろうなぁ。
    無罪とわかっているのは自分だけ。
    自分の周囲からの評価の低さが発覚して、誰にも頼れない、逃げる先もないと感じてしまうシーンの絶望よ。

    みんながそれぞれの「自分は悪くない」を抱えていた。それがリアルに描かれていて、人間味を感じるとともに、恐ろしかった。
    警察側の人間もそう思ってることに1番戦慄したけれど、普通に考えてみて警察官も人間だし、捜査は仕事だし、事件はその1つだけじゃないし、ありとあらゆる可能性を考え、精査して動くなんてこと、当然す

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    2025年10月13日
  • 家族解散まで千キロメートル

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    お父さんやってくれるなぁ!これは嫌な意味である。
    でも本当にそうなのか?ん?何が何だかわかんない。そんな感じで話は進んでいきます。
    自分の家族のいびつな部分について考えなければならない状況って、きっとしんどいでしょうね。
    でも良い終わり方だと思います。
    私から言える事は、このお父さん怖いよ。

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    2025年10月12日
  • ショーハショーテン! 11

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    見せつけて認めさせよう!
    「面白い」の進化は止まらないってことを!

    黒歴史もエネルギーにして
    駆け抜けつづけろ!

    言葉だけを聞けばありきたりだけど、
    ストーリーやキャラクターに載せてきくと、
    なんと魂に響くことか…。

    お笑いは、
    楽しいか楽しくないか以外
    よく分からないけど、
    自分の人生もかくありたいと、
    思わされる作品でした。

    43話、ありがとうございました!

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    2025年10月12日
  • 俺ではない炎上

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    ネタバレ

    SNSで事件に巻き込まれる恐怖……自分に全く身に覚えがないのに赤の他人が自分になりすまそうと思えばなりすませるから、現実でも本当にありそうで怖かった……。
    叙述トリックには見事に騙された!娘のユーザーネームが山懸だからさくら(んぼ)なのが単純な理由だけどこの物語をややこしくさせる良いアクセントになってたと思う。
    犯人が泰介に罪をなすりつけたい理由も援交していた女性2人も殺したのも理由がイマイチ謎だったのだけ残念。もっと深掘りしてほしかった。

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    2025年10月11日
  • 俺ではない炎上

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    ネタバレ

    見事に騙された。作品中に多く登場する第三者のツイートがリアルで、真相を知るからこそ、怖さを感じた。主人公が己を省みて変わることができたところは良かった。

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    2025年10月10日
  • 俺ではない炎上

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    読みやすかった。
    『自分は悪くない』『自分は正しい』何かに言い訳しているかのようなネットの意見は確かによく見る。
    阿部寛主演で映画化されているらしい。言葉遣いに厳しいエリート、容姿にも恵まれ、正義感が強く傲慢。ぴったりな役どころだと思った。

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    2025年10月08日
  • 俺ではない炎上

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    コンテナハウスの人のセリフで泣いた。すごくいい伏線だった。



    これ、映像化どうしてるの???となったので、映画も観たいーーー!!!!



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    2025年10月04日
  • 俺ではない炎上

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    ネタバレ

    完全に騙された!色々な登場人物を疑ったけれど、このトリックには気づけず
    日々何かしらの炎上を目にするけれど、何が真実かなんてわからない 多分当人たちそれぞれの真実もあるのだろう
    本当に起こってもおかしくない別人の炎上、こわいな

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    2025年10月02日
  • 俺ではない炎上

    SJ

    「SNSの怖さと可能性」

    映画を視聴してから原作を読みました。
    映画を一度見ただけでは完全に理解しきれていない部分があったので、
    改めて原作を読んでみてよかったです。
    若干違う箇所もありましたが、大筋は大体一緒でした。
    エンディングの部分では原作と映画で描かれ方が違うシーンがありましたが、
    どちらも良かったです。
    ただ映画を視聴せずに原作を読んだらどのような驚きがあったのか味わえなかったのが残念でした。
    記憶を一旦削除してからまた読みたいです。
    改めてSNSの怖さと、それとは逆に良い使い方をすれば無限の可能性があることを改めて思いしらされました。

    #タメになる #深い #怖い

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    2025年10月01日
  • まず良識をみじん切りにします

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    自分にとって朝倉秋成さん二冊目の作品。
    短編集で5つの話が入ってるんやけど、どの話も設定が面白い。

    1.リアルにデスゲームを作ってムカつく取引先をぶっ殺そう!
    2.異常なほど、行列を作るクロワッサン屋さん。行列が出来るその理由は…。
    3.結婚式の二次会の会場で何故か花嫁が閉じこもってしまった。その理由がわからない参加者がその場で会議を始めて原因を探る。
    4.野球の試合中に奇行を繰り返す選手。
    5.初めての子供につける名前とその未来を考えるお父さん。

    ざっくりあらすじを書くとこんな感じやけど、もうね三つ目とか普通にコント笑
    ガキの使いとかでやってそうってか、こんな感じのあるもん。あと、1の終

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    2025年09月25日
  • 俺ではない炎上

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    ネタバレ

    突然の巻き込まれで犯罪者としてネットで騒がれたおじさんの話。
    現代の世代間の蟠りについて意識させる作品
    自身のネットリテラシーについて再度意識せざる終えなくなった

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    2025年09月25日
  • 俺ではない炎上

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    映画の予告で気になったので。癖もなく読みやすい文体。なるほど、確かに映画を1本見終わったような満足感。ネットに追い詰められていく主人公は妙にリアリティがありフィクションとは思えない。そして終盤、くそー騙された。という気持ちが大きい。なんにせよ早とちりと決めつけはよくないということです。

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    2025年09月24日
  • 俺ではない炎上

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    やられた!すっかり騙された!
    読み終わってみると細かい部分に説明不足感があったり登場人物の動機に強引さがあったりと言いがかりをつけてみるが、完全に一杯食わされた。小説ならではの一流のエンターテイメント作品。
    しかし漫画化も映画化もされているということで、どうやって映像化しているのか楽しみ。まずは事前情報なしに原作を読んでいただきたい。

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    2025年09月23日
  • 教室が、ひとりになるまで

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    同じ作者さんの「ノワール・レヴナント」を思い起こすような青春ミステリでとても良かった。学校内の狭いお話でこちらの方が好み。相変わらず伏線がとてもお上手ではらはらわくわくにやにやしながら読めました。

    読書中、小学生の娘に内容を聞かれたので、学校内にいる特殊能力を持った犯人を探す話、というような説明をしたら、友達とやってる人狼ゲームに似たようなルールのものがあるよと教えてくれました。関連があったりするのかな?ゲームも楽しそう。

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    2025年09月21日
  • 俺ではない炎上

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    6人の嘘つきな大学生がすごく面白かったので、読んでみたのですがこちらも面白かったです。
    自分の中の正義は果たして全てが正しいと言えるのか?
    物事をいいように正当化して他人のせいにしていないか?
    現代社会が抱える目には見えない闇に切り込んだ作品だと感じました。
    物語が二転三転する感じや作中を通して筆者が伝えたいメッセージは似ているところもあるので、6人の嘘つきな大学生が面白かったと感じる方にはとてもおすすめです。

    当て読みはもう映画キャストを知っていたため、阿部寛以外ありえませんでした。笑

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    2025年09月21日
  • まず良識をみじん切りにします

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    狂気の詰め合わせセット。
    全ての物語、舞台はリアリティあるのに何処かしらの世界観のネジがぶっ飛んでいる。
    不思議の国のアリスのような不気味さがありつつも疾走感のある文章で後味は何故か良い
    1番好きなのは「完全なる命名」
    リンツ食べたい

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    2025年09月18日