浅倉秋成のレビュー一覧

  • 六人の嘘つきな大学生

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    『六人の嘘つきな大学生』を読んでまず感じたのは、これは就職活動を舞台にしたミステリーではなく、人はどれほど簡単に他人を決めつけてしまうのかを描いた作品だということだった。

    舞台は、急成長を遂げるIT企業の最終採用選考。最終候補に残った六人の学生は、当初は全員採用を前提に協力しながら課題へ取り組んでいた。しかし、突然「採用は一人だけ」という方針に変更され、さらに会場には六人それぞれの過去を暴く告発文が用意されていたことで、信頼は一瞬にして疑心暗鬼へと変わる。誰が嘘をついているのか、誰を信じるべきなのか。その緊張感だけでも十分に惹き込まれるが、この作品の魅力は犯人探しの先にある。

    物語を読み進

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    2026年07月26日
  • 六人の嘘つきな大学生

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    ネタバレ

    青春小説、デスゲーム、ミステリーが一度に味わえる作品。前半は学生達の就活を応援したくなるのに、最終面接に入ってからは、「結局嘘つきばっかやんけ!(タイトル通り)」となり、とことんやったれや!と悪趣味なバラエティを観て楽しんでいる気分になる。でもそこはまだ物語の半分でしかなくて、全編を読み終えると、自分がいかに表面的な情報や、先入観にとらわれて物事を判断しているのかということに気づかされる。テーマ、タイトル、舞台がとてもうまく噛み合っていて読後感も良かった。
    マイナス1点は犯人の動機が現実的でなくて、そこだけ冷めてしまったから。

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    2026年07月25日
  • 六人の嘘つきな大学生

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    伏線回収がいやらしくなくて心地よかった。
    誰にも感情移入できなかったのは自分が公務員で就職活動をしていないからなのか。ただ、月の裏側を見たとしても月自体へのイメージが変わるわけではない、その人、ものの一部を知っただけにすぎないというのはよかった。後半の3人を知る人たちからのメッセージがよかった。事実がそうならば面接の時に反論できるような気もするけれどそれができないくらい切羽詰まってたのか。分からない。最後の嶌さん、こういう子知ってるっていう終わり方は好きだったな。完璧な人なんていない。完全に悪い、良い人もいない。自分も一面だけを見て人の性格を決めつけてしまう時があるから肝に銘じたいな。

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    2026年07月22日
  • 恋は落ちずに、落とすもの? 君に綴る4つの駆け引き

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    駆け引き系恋愛アンソロ。恋リア・人狼・再会と甘〜いだけじゃなく捻りが効いてて良き。お気に入りは、人狼でお相手を探す浅倉秋成「糸の人を探して」。

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    2026年07月21日
  • 家族解散まで千キロメートル

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    家族の形、夫婦の形、いい父親、母親、子供って何なのかと考えさせられる作品だった。
    解散間近の家族がなぜかとんでもない事件に巻き込まれ、ミッションを遂行しながらの犯人探しが始まる。
    でも途中から犯人が誰でも良く思えてきて、無事にミッションを達成できるように応援する気持ちが強くなってきた。
    最後にひねりを幾つもいれてきたのも、朝倉秋成らしい。
    賛否の分かれる結末であろうが、自分は最後まで楽しめた。

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    2026年07月20日
  • 六人の嘘つきな大学生

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    面白かった、読んで良かったとも思う。でも何だろう、ここでこうしたらほら面白いでしょ?嬉しいでしょ?って言われてる感じ

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    2026年07月19日
  • 家族解散まで千キロメートル

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    ネタバレ

    家族の在り方について考えさせられる。

    “物語にしっかり存在していた”
    もう一度読み返すと意味が変わってくるの面白い。
    確実に二度読み必須!!

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    2026年07月18日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    現実って感じで好きなテーマのアンソロジー

    すき↓
    かわうそをかぶる
    ヤリモク

    どっちも短編としての完成度が高かった
    ・vtuberの人格に乗っ取られて(望んでるから乗っ取られるとは違うか?)、現実の人格が憎らしくなってくるのはバーチャル世界が常になるとそうなるのかな…
    ・ヤリモクは言葉遊びのタイトルに、短い中に伏線を張って、救われない起承転結が見事


    次点で↓
    まぶしさと悪意
    霊感インテグレーション

    snsの功罪って感じのまぶしさと悪意
    インターネットと心霊、都市解で学んだ好きな組み合わせの霊感インテグレーション

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    2026年07月13日
  • 俺ではない炎上

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    ネタバレ

    え、え、え??どういうこと??となりながら一気読みした笑笑
    SNSでの投稿もコロコロ変わったりデマを流したり自分は冤罪だと思ってましたーとか言ったり何を信じて良いか分からないですな。
    泰介の自認と周りからの評価に齟齬があるのも面白かった。でもちゃんと改心できて良かった!
    青江さん、、、めっちゃ良かったです!!

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    2026年07月09日
  • 俺ではない炎上

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    ネタバレ

    知らないところで自分が殺人犯としてネット上で炎上してしまう話
    この前に娘が犯人の話を読んでいたので今回もそうなのかと思っていたら叙述トリックでした。

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    2026年07月07日
  • 九度目の十八歳を迎えた君と

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    浅倉秋成さんは、「伏線」といえば近年必ず名の上がる作家さん。
    「一行たりとも、油断は禁物!」
    こんな帯つけられたら読むしかないでしょ…

    主人公は印刷会社の営業マンの「間瀬豊」
    出勤中に向かいの駅のホームに、かつて心を寄せた同級生「二和美咲」をみつける。
    しかしその姿は同じ高校に通っていた、あの時のまま!
    彼女は何故歳をとっていないのか??
    今も高校に通い続けている理由は??
    間瀬はかつての同級生や、”今現在”の同級生、教師達とともに、あの頃を振り返る!という展開。

    まず始めに、この物語、とにかくド青春!
    「あの言葉って、脈アリってことでいいのか?」
    「あの子は俺のことが好きなのか?」
    「告

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    2026年07月07日
  • まず良識をみじん切りにします

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    どれもブラックユーモアが効いていて面白かった。
    なんとも言い難い絶妙な心理を代弁してくれるような不思議な気持ちになる。
    『ファーストが裏切った』が特に好き。脳内で映像化するとシュールすぎる。

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    2026年06月29日
  • 九度目の十八歳を迎えた君と

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    過去にあったかもしれない、青春時代を拾いに行ける、そんな本。ミステリーとしてよりは、読者を引っ張っていく仕掛けという、そんな舞台装置。

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    2026年06月28日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    杉井光さんと浅倉秋成さんの作品を読んだ。
    透き通った世界の短編ということで、数十ページに現代的なトリックを仕込ませた新しいミステリーがとても面白かった。すぐに気づく深町さんも良き。
    浅倉さんのvtuberをネタにした作品。孤独な叫び声を上げながら生きている姿は、何となく命に嫌われているの歌を思い出した。自分には苦しさが気持ちがいいという感覚は分からないが、彼女にとってそれは唯一の生を感じている感情なのだろうか。

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    2026年06月25日
  • 俺ではない炎上

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    浅倉さんは初読み、想像以上に面白かった、殺人犯に仕立てあげられた主人公の逃亡劇はハラハラドキドキしたし、後半はミステリ要素が強くて騙されてびっくりしたし、読んでて飽きずにスラスラ読めた、そしてネットの怖さ、何が嘘で何が事実なのか、見極めて慎重に使わないといけないなと思った、簡単に発信できるけど恐ろしいなと思った

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    2026年06月24日
  • ノワール・レヴナント

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    思ったより読むのに時間がかかった。三枝のんのキャラクターにはちょっと辟易としたけれど、ファンタジーとしてストーリーは結構好き。メディアミックス向け。納得感を抱くために、私にとって黒澤孝介の掘り下げはもう少し必要だった気もする。

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    2026年06月18日
  • まず良識をみじん切りにします

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    身近にあったり、よく知っているものを、少しずらしてみたり、別の角度から取り上げて題材としているが、その塩梅が丁度いい。
    これ以上外れると奇をてらい過ぎて醒めるし、外れないと物足りなくなる。
    バランス、題材、終わり方で「行列のできるクロワッサン」が一番好き。

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    2026年06月18日
  • 教室が、ひとりになるまで

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    「六番目の小夜子」を彷彿とさせる"継承系"学園ミステリー!

    高校で自殺者が相次いだ。トップヒエラルキーのあの子とあいつら。本当に自殺なのか。ひょんなことから主人公は高校にひっそりと継承される能力を受け取る。能力を駆使して自殺の真相を確かめるべく奔走する。

    悪い意味ではなくて中2心にぶっ刺さります。学生時代のヒエラルキーってなんなんでしょうね。
    後半に向けてじりじりと心が痛くなる。10代におすすめ。

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    2026年06月17日
  • 家族解散まで千キロメートル

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    ネタバレ

    千キロメートルって本当に千キロメートルなのね

    前半は謎が謎を呼ぶミステリー
    後半は普通の家族とは何かという大きなテーマに迫る
    一冊の中でいろいろ体験できました。お徳。

    要所要所で違和感を持ったのだけれど
    それがきちんと伏線として回収されているところが見事
    (収入が少ないのに頻繁に旅行行っているところとか)

    姉さんの意図が掴めなかった
    ご神体を返しにいったら逆に結束が高まるのは十分ありうるのでは
    ご神体騒動でどう家族をもっていこうとしたのかがイマイチ分からなかった
    二つの事件を無理やり繋げた感じが否めない

    家族とは何が
    無理に縛るものではないことは確か
    お互い一緒にいたいと思えることが一

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    2026年06月10日
  • 俺ではない炎上

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    ネタバレ

    おもしろかったー!
    終盤、え!?あれ!?と思うことが多々あり、戻って読み返しながら読破。二度読み必須ですね!

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    2026年06月10日