浅倉秋成のレビュー一覧

  • 俺ではない炎上

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    期待よりもかなり面白かった!!!
    あるトリック(?)によって最後の最後までまっったく真犯人が誰かわからなかった。。ラストのラストまで娘ちゃんが犯人か〜〜うわ〜〜って思ってしまった。
    なので余計にラストに一気に全てのピースが当てはまっていく感じがものすごく気持ちよかった!!!
    様々な人物から語られる山縣泰介の人物像。自分では気づくことができなかった周囲の人からの評価。
    人間は善か悪かだけでは語れない。人によって感じ方や受け取り方も違う。どれが正解でどれが間違い、ではない。全てひっくるめて、自分という人間を形成している。ただ、少し立ち止まって周りの人の気持ちを慮ってみるだとか、自分を正当化せず悪いと思ったことは反省し、努力をする。
    すごく面倒な生き物だけど、人間はそうやって生きていくんだなぁと漠然と感じて、
    読んだ後には、不思議と前向きになれるような、そんな作品だった。読んでよかった〜〜

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    2026年09月09日
  • 失恋の準備をお願いします

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    再読。

    コメディ要素強めのオムニバスラブコメ
    浅倉先生の他作品の感じを期待して読むと肩透かしを食らうけど、頭空っぽにして再読したら評価激変めちゃおもろい
    とにかくキャラ設定と会話のテンポが秀逸!

    各話の展開も大雑把で短絡的で、細かいこと気にせず突き進む感じが気持ちいい
    最終的に皆がラウンドアバウトに集まって伏線が回収されていく様も気持ちいい

    一番は”魔法使い”かな、次点で”フジコ”

    一人報われないのは蕗太郎。。
    でも友達出来たからいいか

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    2026年09月07日
  • 六人の嘘つきな大学生

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    好青年であれ、腹黒大魔王であれ、それもその人間の、ただの一面でしかない。他人のすべてなんて、わからない。だから、愛しいな、と思える作品だった。

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    2026年09月06日
  • まず良識をみじん切りにします

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    面白かった。絶対アンパンマンだと思ったら当たりだったのには笑った。
    この作家さんの作品、とても好き。
    頭がいいんだろうな、センスいいなー、と思いながら読んだ。

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    2026年09月06日
  • 俺ではない炎上(コミック) : 2

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    父、車を捨てて走りで逃げる。いつもジョギングしているので走り慣れている。

    たいすけのアカウント、すべて自宅ルーター経由。

    泰介、通りすがりのバーのマダムに助けてもらう。

    さくら、美人設定だが、表紙は微妙。。

    『からにえなくさ』
    不明。

    さくら、被害者の女性の友人。

    泰介、かつての知り合いの塩見の家へ向かう。

    泰介、泰介を探して成敗すら正義マンたちに遭遇してしまう。

    さくらのカバンからナイフ。

    →絵は悪くはないかな。
    内容的にはサスペンスとしてよくできている。

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    2026年09月05日
  • 六人の嘘つきな大学生

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    ⭐️4.5くらいかもしれない!
    最初は「一体、犯人は誰なんだ?」という気持ちで読み進めていたけれど、後半で嶌さんの視点に切り替わってからが本当に面白かった。
    それまでに明かされていた嶌さん、波多野さん以外の4人の「裏の顔」だけでも十分に驚かされたのに、そこからさらに「これも?」「これもひっくり返るの?」という展開が続いて、まさにどんでん返しの連続。登場人物について自分が勝手に抱いていた印象が、次々と覆されていくのが気持ちよかった。

    特に印象的だったのは、事件の真相だけではなく、嶌さん自身についても見えていなかった部分が次第に明らかになっていくところ。障害のことや、お兄さんのことまで含めて嶌さんの背景が分かってくると、それまでの出来事の見え方まで変わってくる。単純に「誰が嘘をついていたのか」を追うだけのミステリーではなく、人を一面だけで判断することの危うさを描いているように感じた。

    最後には一連の謎がきちんとつながって、すっきりした読後感。もちろん嘘をついたり、人を傷つけたりしたことは肯定できないけれど、「この人は悪い人」と単純に割り切れないところもよかった。真相が明らかになるにつれて、それぞれの人物にもそうせざるを得なかった事情や、その人なりの思いがあったことが分かってくる。
    タイトルの「六人の嘘つきな大学生」という言葉も、読み終わったあとには最初とは違った意味に感じられる。最後まで読んで初めて、登場人物たちをどう見るべきだったのかを考えさせられる作品だった。
    予想を何度も裏切られながら、最後はきれいに着地する。かなり面白かった!

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    2026年08月31日
  • 六人の嘘つきな大学生

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    面白かったです。
    テンポよく物語が進んでいき、ポンポンと謎が出てきてポンポンと解き明かされて行く。
    ただ後半が自分の好みではなかった、全員が不幸になるような話だったら、もっと良かった。

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    2026年08月31日
  • ノワール・レヴナント

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    なかなかの長編でしたが、スラスラと読むことができました。4人称視点で進行するので飽きずに読めたのかもしれないです。
    ちょっと不思議な話ですが、なかなかに面白かったです。最後と色々とイメージさせる終わり方で良かったと思います。

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    2026年08月25日
  • 六人の嘘つきな大学生

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    まず、タイトルの通り"嘘"という言葉に何度もやられた。二転三転どころではない!何回転させられたんや……。
     終盤にかけて驚きはしたものの、この作品の真髄は驚きよりも仕組まれた数多くの"伏線回収"にあると感じる。忘れることもなく、記憶に残っている数多のフレーズによって、何度も「あの場面か!?」と納得させられる!
     たくさんの伏線に加えて、緻密に作られた物語の構造。思わず忘れて二度読みしても楽しめそう!
     最後も全ての真相を知った時には、爽快な気持ち良さとともに、そうきたかと!不意を突かれたような感覚。。。

    馴染みのある就活とミステリーがしっかりと絡み合って、究極の心理戦が読んでて目を見張るものがある。伏線も散りばめられててずっと楽しめた!!

    こんな物語の展開はリアリティに欠けるが、良くも悪くも嘘をつくという面においては、自身を良く見せる実際の就活の場のような、実態にも触れてるような気がして、リアルな面も見えて少し辛くなる。。。

    就活を経験してたが故に楽しめたが、就活はもう懲り懲り!!

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    2026年08月21日
  • 家族解散まで千キロメートル

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    ミステリーってより考えさせられる部分が多かった。
    「あ〜そーゆーこと」って感じの結末。
    「家族」について考えさせられる作品で、
    「六人の嘘つきな大学生」と似た部分もあったのですが、また違うテイストを感じた。

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    2026年08月15日
  • 教室が、ひとりになるまで

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    特殊設定モノって呼ぶのは知らなかった
    若干安っぽい印象になってしまう感はあったが、その分先が読めないところもあり、感情描写は普遍な感じも良かった。

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    2026年08月06日
  • ノワール・レヴナント

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    デビュー作でこの分量でこのクオリティを書ける浅倉さんの可能性を感じる作品だった。
    キャラクター造成力、というか、キャラクターの気持ちを上手く言語化出来ていて、それを上手くセリフとして溶け込ませる、その技巧が素晴らしい。
    この後に作られている作品に通じるキャラクター性も見られ、浅倉さんという作者がよく見える作品でもあった。
    肝心の中身はそれほど大きな驚きや感動はなく、現実的な動きは大きいものの、物語の起伏としてはあまり大きくないように感じた。
    伏線が意図せず分かってしまう、というより、分かっても驚きが少ない、と言ったところ。
    それでも、彼ら彼女らにとっては人生を変える大冒険、とりわけ江崎にとっては、だっただろう。
    冗長であるが酔狂な作品。個人的にはセリフの一つ一つ、好きな部類の作品です。

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    2026年08月06日
  • 家族解散まで千キロメートル

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    最後はどうせ仲直りの一家団欒で終わるんでしょ っと思ったら意外なラストでビックリ。

    真相はそこまでの衝撃もないんだけど、読み終わってから何日かでジワジワときてる。
    自分も母父兄弟とはかなり疎遠なのもあり、こういう家もあるんだよね、と妙に勇気づけられたな。
    世間では家族仲良くがこの世のスタンダードで正義である雰囲気だし。わたしのような毒親とまではいかないが信頼関係は破綻している家庭環境の持ち主にはいい作品だった。
    (多分家族仲良しの家の方には伝わらない気がする)

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    2026年08月02日
  • 恋は落ちずに、落とすもの? 君に綴る4つの駆け引き

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    駆け引き系恋愛アンソロ。恋リア・人狼・再会と甘〜いだけじゃなく捻りが効いてて良き。お気に入りは、人狼でお相手を探す浅倉秋成「糸の人を探して」。

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    2026年07月21日
  • 家族解散まで千キロメートル

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    家族の形、夫婦の形、いい父親、母親、子供って何なのかと考えさせられる作品だった。
    解散間近の家族がなぜかとんでもない事件に巻き込まれ、ミッションを遂行しながらの犯人探しが始まる。
    でも途中から犯人が誰でも良く思えてきて、無事にミッションを達成できるように応援する気持ちが強くなってきた。
    最後にひねりを幾つもいれてきたのも、朝倉秋成らしい。
    賛否の分かれる結末であろうが、自分は最後まで楽しめた。

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    2026年07月20日
  • 家族解散まで千キロメートル

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    ネタバレ

    家族の在り方について考えさせられる。

    “物語にしっかり存在していた”
    もう一度読み返すと意味が変わってくるの面白い。
    確実に二度読み必須!!

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    2026年07月18日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    現実って感じで好きなテーマのアンソロジー

    すき↓
    かわうそをかぶる
    ヤリモク

    どっちも短編としての完成度が高かった
    ・vtuberの人格に乗っ取られて(望んでるから乗っ取られるとは違うか?)、現実の人格が憎らしくなってくるのはバーチャル世界が常になるとそうなるのかな…
    ・ヤリモクは言葉遊びのタイトルに、短い中に伏線を張って、救われない起承転結が見事


    次点で↓
    まぶしさと悪意
    霊感インテグレーション

    snsの功罪って感じのまぶしさと悪意
    インターネットと心霊、都市解で学んだ好きな組み合わせの霊感インテグレーション

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    2026年07月13日
  • 俺ではない炎上

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    え、え、え??どういうこと??となりながら一気読みした笑笑
    SNSでの投稿もコロコロ変わったりデマを流したり自分は冤罪だと思ってましたーとか言ったり何を信じて良いか分からないですな。
    泰介の自認と周りからの評価に齟齬があるのも面白かった。でもちゃんと改心できて良かった!
    青江さん、、、めっちゃ良かったです!!

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    2026年07月09日
  • 俺ではない炎上

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    知らないところで自分が殺人犯としてネット上で炎上してしまう話
    この前に娘が犯人の話を読んでいたので今回もそうなのかと思っていたら叙述トリックでした。

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    2026年07月07日
  • 九度目の十八歳を迎えた君と

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    浅倉秋成さんは、「伏線」といえば近年必ず名の上がる作家さん。
    「一行たりとも、油断は禁物!」
    こんな帯つけられたら読むしかないでしょ…

    主人公は印刷会社の営業マンの「間瀬豊」
    出勤中に向かいの駅のホームに、かつて心を寄せた同級生「二和美咲」をみつける。
    しかしその姿は同じ高校に通っていた、あの時のまま!
    彼女は何故歳をとっていないのか??
    今も高校に通い続けている理由は??
    間瀬はかつての同級生や、”今現在”の同級生、教師達とともに、あの頃を振り返る!という展開。

    まず始めに、この物語、とにかくド青春!
    「あの言葉って、脈アリってことでいいのか?」
    「あの子は俺のことが好きなのか?」
    「告白した方がいいの?」
    と、学生の時の初々しい「アオハル」が詰まっていて、キュンとしました!
    ただ、この小説を書いているのは浅倉明成さん。
    キュンキュンだけで終わるわけがありません。
    恋路の行方、学生時代に起きていた出来事がどんどん明らかになるにつれ、二和美和が18歳に留まり続ける理由についての伏線回収がバシバシ決まっていきます!
    しっかり驚かされるオチも用意されていて、「伏線の名手」の呼び名にふさわしい作家さんだなと改めて思いました。

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    2026年07月07日