浅倉秋成のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
面白かった。半年くらい前まで就活してた自分にも共感できる部分が多くあって同い年の人達の話でもある分より感情移入して読んでいた。私自身も、人事は神様のような気持ちで面接に挑んでいたけど、実際たったの1時間やちょっとを数回で自分たちの何が分かるんだという気持ちは分かるし人事側も完璧な人間では無いんだから就活は運だというのはよく分かった。(笑)
最後まで自分が犯人だなって思っていた展開に続いていて違ったけれどヒヤヒヤドキドキとかではなく悪い人物もいなく、いい作品だなと思った。読み手の世代によって抱く感想は全然違うだろうなと思った。わたしはとても面白かったです! -
Posted by ブクログ
ネタバレ六人の、よりはするする進んでいくけど文章や組み立て方はさすがだった。面白かった。背景の設定も良かったし、なんというか全体的に悲壮感はあれどどこかに救いがあるというか。まあ何人も死んでるけど。
こういう気持ちは誰しもが度合いに関わらず持ったことがあると思う。一人がいい、けど一人だとさみしい。殺したいくらい嫌、けど人を殺すのはダメ。いなくなればいいのに、とかはいくらでも思うよな。悪い事が重なって絶望に暮れたり。
ただ、なんだろ、皆んながそうだからとかじゃないけど、それでも生きていてもいいんじゃないかなと思う。ふんわりな前向きというか。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ期待よりもかなり面白かった!!!
あるトリック(?)によって最後の最後までまっったく真犯人が誰かわからなかった。。ラストのラストまで娘ちゃんが犯人か〜〜うわ〜〜って思ってしまった。
なので余計にラストに一気に全てのピースが当てはまっていく感じがものすごく気持ちよかった!!!
様々な人物から語られる山縣泰介の人物像。自分では気づくことができなかった周囲の人からの評価。
人間は善か悪かだけでは語れない。人によって感じ方や受け取り方も違う。どれが正解でどれが間違い、ではない。全てひっくるめて、自分という人間を形成している。ただ、少し立ち止まって周りの人の気持ちを慮ってみるだとか、自分を正当化せず悪いと思ったことは反省し、努力をする。
すごく面倒な生き物だけど、人間はそうやって生きていくんだなぁと漠然と感じて、
読んだ後には、不思議と前向きになれるような、そんな作品だった。読んでよかった〜〜
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Posted by ブクログ
デビュー作でこの分量でこのクオリティを書ける浅倉さんの可能性を感じる作品だった。
キャラクター造成力、というか、キャラクターの気持ちを上手く言語化出来ていて、それを上手くセリフとして溶け込ませる、その技巧が素晴らしい。
この後に作られている作品に通じるキャラクター性も見られ、浅倉さんという作者がよく見える作品でもあった。
肝心の中身はそれほど大きな驚きや感動はなく、現実的な動きは大きいものの、物語の起伏としてはあまり大きくないように感じた。
伏線が意図せず分かってしまう、というより、分かっても驚きが少ない、と言ったところ。
それでも、彼ら彼女らにとっては人生を変える大冒険、とりわけ江崎にとっては、だっただろう。
冗長であるが酔狂な作品。個人的にはセリフの一つ一つ、好きな部類の作品です。