浅倉秋成のレビュー一覧
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ネタバレ『6人の嘘つきな大学生』を読んで、就活の裏側や人間の本質について考えさせられた。この本は、大手IT企業の最終選考で出会った6人が「全員内定」を目指して仲を深めていくところから始まる。しかし直前になって採用枠が1人に減らされ、結果、ディスカッションの場で6人が争い、それぞれの裏の顔が暴かれていく。
特に印象に残ったのは、就活から時間が経過した後、嶌が4人にインタビューする場面だ。情報が一部省かれているため、彼らの印象が悪く見え、「やっぱりクズだったのか」と感じた。しかし、省かれていた情報を知ると、彼らへの印象が変わる。少しの情報だけでその人がどんな人間であるかを結論づけてしまっていたことに気付 -
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ネタバレ「自分が物語の主人公だったら」
対象者が物語の主人公になるようにするフラッガーシステム。
1か月間、フラッガーシステムのデバッガーとしてフラグを管理していくことになった東條君の物語。
コメディ調で明るいテイストの中、フラッガーシステムは無慈悲に機械的に世界をどんどん改変して物語を紡いでいく。
前半のコメディパートで起こった荒唐無稽な出来事たち。
一見何のつながりもないそれらが後半にすべて結末に向けたフラグとなる。
その物語の外側であるはずの「終わりに」すらフラグの一つとなり結末に向かっていく。
後半にかけての勢いが強く、「次はあの時の出来事が回収されるのでは」「あれはどう回収されるのか」「 -
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読書備忘録916号。
★★★★★。
浅倉さん!神!こんなすごい作家さんだとは思わなかった!
あとがきに書かれていましたが、サブカルとしてのアニメの神!
ジャンルとしては特にラブコメ!神!
物語は一言でいえば、ラブコメアニメの主人公になって感動を味わえるシステムのテストに招聘された男子高校生の激動の1ヶ月を描く!
システム名はフラッガーシステム。
フラッガーの方程式とか言われると、そんな大層な数学の方程式ってあったっけ?と思いましたが、なんてことはない物語の変化とストーリー展開の肝となる"フラグ"のことだった。笑
ジジイの理解は、ごまんとある世のラブコメアニメを機械学習