浅倉秋成のレビュー一覧
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ある高校の教室で、生徒がひとりずつ消えていくという不可解な出来事が起きる。残された生徒たちは、不安と疑念に揺れながら、その理由と真相に向き合っていく。日常と地続きのはずの教室が、静かに異質な空間へと変わっていく学園ミステリー。
最後に明かされる動機のインパクトがあまりにも強烈だった。一見すると現実離れした設定でありながら、この設定があるからこそ動機の感情はむしろ生々しく浮かび上がり、物語の見え方が一瞬で反転する。同著者の『六人の嘘つきな大学生』で味わった、オセロのコマが一斉に裏返るような感覚を、再び体験することになった。
そして印象的だったのは、その動機が決して遠い世界の話ではなく、読む側 -
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ネタバレすごく新鮮で目まぐるしい話だった。
スピラリンクスに入社したい就活生6名の話。
真実が少しずつ明らかになり、犯人と思われる人物もコロコロ変わる展開で、ドキドキが止まらなかった。
最終選考に残った6人は、とても優秀な学生たちかと思いきや、告発された過去もインタビュー時のエピソードや振る舞いも、少し引いてしまうような人間性を帯びていて、完全な人間はいない、みんな裏表があることを突きつけられる。かと思えば、最後にどんでん返しもあってびっくり。本当に、いつも見えているのはその人の一面に過ぎなくて、裏表のない人間は良くも悪くもいないのだなと。
月の裏側は見えない。素敵な複線でした。
就活生の苦悩、 -
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ネタバレ伏線の回収が分かりやすく且つ学校ものということで読みやすく、ミステリー初心者には大変オススメの1冊だと思った。
正直優里の人格は終始共感は全く出来なく、3人も殺めているのに罰が無いのはモヤモヤするのはあるが、自分のこのような、罪を犯したら絶対にそれ以上の罰を与えるという考え方は見直さないといけないなとおもう。
結末は上記のような締め方でもあったので、自分の学生の時の教室での過ごし方は良かったのか悪かったのかと振り返る時間になれた。
あと垣内は白瀬のことを基本会話の中では「白瀬」呼びなのになぜか心の声?では美月呼びなのか謎だった。しかし、最後に「美月」とついに呼んだことで、元々恋心があったのかな -
無料版購入済み
最近少しずつお笑いの漫画も増えてきた感がありますが、高校生2人、しかも割と初心者、というのは初めてで、楽しく読ませていただきました。
少年漫画らしくそれぞれ天才的な分野とポンコツな分野があって、2人で力を合わせてお笑いに挑むのですが、そのプロセスがすごく少年漫画らしく熱くてかっこいいです。
小畑健さんの絵も久々に見れて嬉しかった〜。 -
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ネタバレある日向かいのホームにいたのは、高校時代に好きだった彼女。
しかし、自分はもう卒業から何年も経っていて社会人となっているのに、彼女はまだ高校の制服を着たまま……。
年齢を患った彼女の、思い残したこととは?
とても綺麗でしたし、ミステリーとしてもどういう結末を迎えるのかわくわくしました。人が死なないミステリーもいいですよね。
大人になるって怖いかもしれないけど、私は学生時代よりよほど大人になってからの方がいろんな道を選べて楽だなって思っているので、そんなに怖いことじゃないよって伝えてくれる作品は好きです。
最後に主人公の謎も明らかになって、なるほど!と思いました。確かに、大人になってからはそ -
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7つの短編集
新進気鋭の作家たちによる現代のリアルを切り取る7つの物語。
わかってるようでちゃんと理解していなかった
「推し活」「VTuber」についての理解が深まりました
どの作品も味わい深くオススメできるものばかりですが個人的には
『あなたに見合う神さまを(佐原ひかり)』が一番心に刺さりました
人を支配するもの、人の幸福を妨げるものはおしなべて暴力よ
と語る権藤さんのカッコよさと、少しづつ勇気をもって言葉の暴力に立ち向かう主人公。。
初めて著者・佐原ひかりさんを本作品で知りましたが他作品も追いかけてみます
あと石田夏穂さん作品はほぼ全部読んでいますが短編向きなのかも、とも感じ -
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映画かされた小説
映画化されたのは今年でも、作中にTwitterが出て来るので書かれた時期がそこそこ前。
この手の小説は、今世紀になったばかりの頃には書かれなかっただろう。
SNSの炎上や特定班、それが珍しくもなく知られるようになってこその内容。
結末が気になったら課金すればええんや。 -
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難しい題材ですが面白い!
漫画の題材にお笑い(漫才)を据えるというのは、なかなか勇気があると思う。ストーリー的な面白さと、漫才の面白さ、どちらもうまく表現できないと漫画として面白くならないだろうから。それに、目と音で楽しむ漫才の面白さを、言ってみれば静止画的である漫画という媒体で表現することは至難の業だと思う。
しかしながら、お笑いについては小説家で大学まで幼馴染と漫才を続けた原作者が、漫画的な表現は百戦錬磨の漫画化、小畑氏が担うことで、絶妙にお互いを引き立てているような気がします。
巻数が進むごとに漫才パートが増えるが、ちゃんと面白い。そしてストーリーの続きも気になる。先日完結し、最終巻まで発売されたが、途中から先が