浅倉秋成のレビュー一覧

  • まず良識をみじん切りにします

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    ネタバレ

    クロワッサンの新店オープン、吉祥寺から三重県四日市市を超え津市まで行列が伸びる話が好み。自宅近くの店の行列の先頭が遠いって…行列があると並ぶのも嫌だけど並ばないで様子見してたら日に日に長蛇の列、悔しさがリアルに伝わってくる。
    最初の調理方法のページも好き。

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    2026年01月16日
  • 家族解散まで千キロメートル

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    実家を取り壊しバラバラになる予定の喜佐家が、ニュースで報じられた青森の神社からの盗難品(ご神体そっくり)が家から見つかったことをきっかけに、父の犯行を疑い返却のために青森へ向かう物語。道中、家族は父の行動の謎や、隠された家族の嘘、そして父が本当に犯人なのかという疑念を深め、予測不能な展開の中で現代家族の姿を描く、どんでん返しミステリーです

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    2026年01月14日
  • まず良識をみじん切りにします

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    おもしろいのと嫌なのと半々。うちらは良識っていう膜に覆われて生きているのか。その膜がなければ他者を傷つけたり無意味に爆発したりしたくなるものなのか。違うよな、だから読んでて気持ちの悪い違和感がある。しかし残り半分の自分がめちゃくちゃな結末を面白がってしまう。

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    2026年01月11日
  • 恋は落ちずに、落とすもの? 君に綴る4つの駆け引き

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    普段あまり恋愛ものは読まないけど、好きな作家さんの名があったので。
    4編とも恋の始まりの甘酸っぱい感じがあり、駆け引きが可愛らしい。緊張感もあり、面白さもあり、胸キュンもありと、さわやかに楽しめた1冊。
    息抜きにはいいと思う。

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    2026年01月10日
  • 俺ではない炎上

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    現代を表すいい作品だなと興味深く読めた。けど、最後の犯人と時間が???で、いまいちわからず。映画化されてるので、阿部寛版で答え合わせしまーす笑

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    2025年12月24日
  • 俺ではない炎上

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    便利ではあるかもしれないけど、
    SNSが持つ恐怖、極端化してゆく事態にドキドキハラハラな展開がスピーディーだ。
    どんでん返しが好みではあるけれど、何故かやたら疲れた。
    本文に書かれている、顔の見えない一般人の放つ無責任な呟きに辟易したからだと思う。
    匿名で何でも書けちゃう…怖い世の中だ。

    ラストの締め方も、強い意味を持って強調しているのが窺える。

    阿部寛さん主演の映画版も気になる。迫力ありそう。

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    2025年12月20日
  • 失恋の準備をお願いします

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    会話のノリについていけなかったけど、途中からこの勢いの良さが癖になってきてスルスルと読んだ!全員気が狂っていてすごい

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    2025年12月02日
  • 家族解散まで千キロメートル

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    伏線の狙撃手と呼ばれる作者の、家族をテーマにした作品。期待値かなり高めだったけど、思ってたほど張り巡らされて無かった~
    謎の家族のルール、あるね…当たり前だと思ってたのに外の世界を知った時に起きる歪み…あるね。

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    2025年12月01日
  • 教室が、ひとりになるまで

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    学校でありがちの人間関係。
    ファンタジーありのミステリー。
    孤独にはなりたくないけど1人にはなりたい。人間関係は難しい。

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    2025年11月24日
  • 九度目の十八歳を迎えた君と

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    ネタバレ

    高校時代に片思いしていた同級生が、18歳当時の姿のまま高校生として駅のホームにいるところを見つけた主人公がその原因を探る、青春と恋と人間ドラマ。 何故か高校生の姿を保っており、かつその状態が受け入れられたまま高校に通い続けていること以外は普通の世界であることがいい意味でファンタジー要素を薄めており、 ミステリー感もありつつ、先に上げた青春や恋物語などを堪能。強いて言えばラストがあっさりしすぎかな、と思いつつも読後の心は爽やかに。

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    2025年11月17日
  • 家族解散まで千キロメートル

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    ネタバレ

    家族としてのいびつさ、家族内の暗黙のルールや役割、断罪、夫婦親子関係…色々と考えさせられた
    途中までなあなあに家族の再生物語になりそうだったところが結果的にはそうならずにきちんと解散までこぎ着けたところがこの手のお話として意外性があって良かった
    家族の一部で母、父、子でしかなかった自分におさらばして自分の人生をやり直していくのも今の時代新しいあり方なのかもしれない
    テーマは面白かったけど読み味としては再読したいほどではないかも

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    2025年11月16日
  • 俺ではない炎上

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    ネタバレ

    面白かった。阿部寛ピッタリじゃん。

    SNSにおける成りすましというテーマは極めて現代的なのに、ミステリー的な趣向は古き良き新本格であった(別にあの作家が先鞭をつけたわけでもなさそうだが) 。伏線はこの手のものにしては少ないし、映画化しているという前情報も目眩しになって見破れる人はかなり少数なのではないか。
    わざわざ阿部寛に成りすましてまで貶めるほどの動機があったとは思えない上に、連続殺人の動機も深くまでは書かれていない。幼い頃からそういう奴だったと納得するしかない。
    誰もが陥る他責思考「俺ではない」は魔法の考え方だが、ときには他者への鋭利な刃物になるということを再認識すべきなのでしょう。おお

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    2025年11月13日
  • 俺ではない炎上

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    あらすじを読んで気になっていたものを読んだ。すごく現代のネットというものが現れていたと思う。たびたび入る「リアルタイム検索」で、細かいことを知らない第三者たちが真偽のわからない情報や少ない情報から自分勝手な投稿をしていて、でもそれは、わざと嘘を流していない人は純粋に自分が思ったことを書いているだけで、それが本当に気持ち悪いと思った。それと同時に、自分の信念を曲げない人というのは、立派な人かもしれないけれど人のことを見れていない、わかっていないこともある、ということがすごく伝わってきた。
    読み終わってみて、小説トリックに感動した。読んでいる間は気が付かないのに、読み返してみるとそうなっているのが

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    2025年11月08日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    トリを飾る杉井光さんのほかは皆平成生まれの
    若手作家陣によるSNSをテーマにしたアンソロジー。

    石田夏穂さんの「タイムシートを吹かせ」が
    とにかく面白くて、ちょっとほかの内容が記憶から薄らいだ。

    今推しの作家さん、新名智さんの「霊感インテグレーション」は
    同名の単行本も出ていて、
    内容としてもまだまだ膨らみそうな話。

    佐原ひかりさんの作品は
    少し歪んだ人間関係から
    何らかの神髄を引きずり出してくるような物語が読みどころ。
    今回は「あなたに見合う神様を」
    推しと自分の関係値について。

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    2025年11月06日
  • 俺ではない炎上

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    ネタバレ

    SNSを題材にした作品ということもあり現代社会に向けたメッセージを強く感じたが、緻密なトリックでエンターテイメントとしてもすごく楽しめた。
    SNS上の顔も知らない他者はもちろん、家族であっても見えないこと、見ようとしないことがあって、だからこそちゃんと向き合うことが必要なのだと思った。
    『六人の嘘つきな大学生』もそうだったが、浅倉さんの作品は、ある人に向けられる他者の視線や自己認識のズレや歪み、揺らぎのようなものを意識的に描いているように感じ、読者も自身の見ているものがいかに不確実なものかということに気づかされる。

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    2025年10月31日
  • 俺ではない炎上

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    ネタバレ

    映画を先に観てしまったのでネタバレ状態で読んだ。多少面白さが半減したかもしれないが、映画は映画で上手く変換されていたなーという印象だった。
    映画だとここまで登場人物たちが考えていることは分からないのでその点はちょっと新鮮だった。
    映画では青江くんとえばたんは同一人物だったけど、本だと別々の設定ってことで良いのかな?そこだけ分からなかった。
    でも「自分は悪くない」って主張したくなるのは分かるし、それをずばっと言ってるサクラの言葉には結構ぐさっときた。

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    2025年10月31日
  • 俺ではない炎上

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    大手不動産会社に勤める山縣泰介。
    ある日、いきなり泰介のSNSと思われるツイートから、殺人事件ではないかと騒ぎが始まる。
    泰介はネットにも疎く、SNSなんてやっていない。
    そのため、自分が犯人のわけがないと余裕でいたが、ネットの世界はあっという間に騒ぎが拡がり、会社にもいられなくなる。
    挙げ句には、警察が逮捕しないなら、泰介を自らの手で処罰すると言い出す者が出で来る始末。
    なぜ、泰介もそこで逃げてしまうのか…
    ネット世界の怖さと作者の巧みな仕掛けで、後半思わず手が止まる…?
    前半、泰介にイライラして、なかなか読み進められなかったけど、読み終わればなんというか、読み応えはあったのかな。

    202

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    2025年10月23日
  • ノワール・レヴナント

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    女性陣は皐月と直接的な関係だったが、男性陣はかなり複雑な人間関係だった。また大須賀だけ平和ボケなパワーで、弥生との関係も実に平和なところが良かったというか救いだったような気がする。静葉には一言言いたい。真面目過ぎる。確かにもっともっと傲慢になって良い。恋愛も望めば良い。

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    2025年10月22日
  • 俺ではない炎上

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    ネタバレ

    SNS上では、匿名になる分、強気になる人がたくさんいる。「自分は関係ない」、「自分は悪くない」という立場になり言葉を投げてくる。読んでいる時は、こういうこと書く人、たくさんいるよなーと、特に違和感も感じずに当たり前の光景として捉えて読んでいた。それが振り返ってみると、なかなか自分も現代のSNSの社会に染まっている気がして怖かった。

    最後にざっと伏線回収されたが、イマイチ物足りなさを感じた。書き方の時系列的な叙述トリックのある作品はいくつも読んできたが、「うわ、やられた」というよりは、そんなのありかよ〜ってどこか腑に落ちない感じ。でも、読みやすく、自分が勝手に騙されていたところがあるのも事実。

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    2025年10月19日
  • ノワール・レヴナント

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    浅倉秋成さんの初読書。長いけど、中だるまず読めました。推理ものではなく、時間制限の中で、ひとつずつ着実に真実に近づいていく。なぜ四人が異能を得たのか。異能を得た四人は、異能を与えた言葉に協力しなかったら、何が起きるのか。面白い

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    2025年10月17日