浅倉秋成のレビュー一覧

  • 教室が、ひとりになるまで

    購入済み

    一気に読みました

    連続して自殺者がでる。
    こんなショッキングな始まりで、ドキドキしながら一気に読み終えました。
    「自分が嫌なことは人にもしない事」昔からよくきこことばですが、その「嫌な事」が、人と違ったら?それが、人から見ると許せない事だったら?
    実はそんなことはよくあるかもなぁ、とふと怖くなりました。

    #ダーク #ドキドキハラハラ

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    2022年01月09日
  • ショーハショーテン! 1

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    お笑い超初級者な自分が、読んでてやたら笑い、面白!と思うのは、しじみ解説的に、小畑さんへの絶対的好意ゆえ、なんでしょうか?という理論はともあれ、面白いのです。
    小畑さん知らない人(居るのか?)にも是非読んでいただきたいです。

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    2022年01月08日
  • ショーハショーテン! 1

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    ある日出会った高校生ふたりが、コンビを組んでお笑い界の頂点をめざす!…コンセプトはお笑い版『バクマン。』という感じだけど、マンガとはまた違った「表現」の世界。笑いについての分析やその対策、また実演の見せ方など、この作品ならではの展開が面白そう。今後に期待です。

    個人的には、青春ものを描かれる時の小畑健さんの画風が好きですねー。伸びやかで可能性に満ちたムードのキャラクターに惹かれます。

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    2022年01月06日
  • 失恋の準備をお願いします

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    1話目をを読みながら、魔法使いだなんて何て人を小馬鹿にしたような軽薄な文章だろうと思った。
    2話以降、あ、短編全部がこんな風に繋がっていくんだと思い、『同時多発ルパン』のくだりでゲラゲラ笑いの涙腺崩壊!
    痛快でものすごく面白く、最後に全部のパズルのピースがカチリとハマる。爽快!

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    2021年11月09日
  • 失恋の準備をお願いします

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    世界観は謎だったけど見事な伏線回収!読んでて楽しかったしスイスイ読めた。色んな人の人生が一つの街で絡み合う系、めちゃめちゃすきです非現実的すぎてくだらなく思える人もいるかもしれないけど、こんな現実に飽き飽きしてきた頃にはちょうどいいと思うよこういうフィクションが!

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    2021年08月28日
  • ノワール・レヴナント

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    なるほど、これが伏線の狙撃手と呼ばれている所以なのか、と実感する作品でした。初めて読む浅倉秋成作品だったので、他の著作も読みたいと思います。

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    2021年05月20日
  • 失恋の準備をお願いします

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    1つの世界観、1つの時間軸足、そこに複数の視点と登場人物、これらの1つ1つのストーリーがすべて伏線になって絡み合って紡ぎだされるストーブラインが絶妙でした。

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    2021年05月20日
  • 失恋の準備をお願いします

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    めっちゃ面白かった。
    一つの街を舞台に、細かく絡み合った複数の事件が併発。視点を様々な人物に分けて描画。
    ある意味伏線祭りなような、回収祭りなような、それでいて結構コミカルな書きっぷりで非常に読みやすい。

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    2021年04月09日
  • ノワール・レヴナント

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    六人の嘘つきな大学生を読んでハマった、朝倉秋成さんの小説。
    四人の高校生が特殊能力を使い謎に立ち向かう。
    相変わらず(?)伏線と回収が面白かった。

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    2021年04月01日
  • 失恋覚悟のラウンドアバウト

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     てんやわんやの登場人物たちがきらきらしてる。
     青春群像劇なのかもれないが、コメディでもあるし、ファンタジーっぽいところもある。なんだろうこれ、ジャンル分け出来ない。ただ面白い。

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    2019年07月03日
  • ノワール・レヴナント

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    分厚い本だが、非常に取っつきやすい文章で中弛み無く読み終えることができた。

    名言連発発言や、ギャンブル、果てはクラシックの知識など、著者の取材力には拍手を送りたい。

    疲れたけどとても楽しい読書時間をおくれました。

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    2013年03月06日
  • まず良識をみじん切りにします

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    人の中にある鬱屈した思いが形となって表れた短編集。どの作品もオリジナリティがあると思った。『ファーストが裏切った』も良かった。全体通して楽しく読ませてもらいました。

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    2025年12月04日
  • まず良識をみじん切りにします

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    久しぶりにこの手のユーモラスな風刺小説に出会い、文体模倣はないし発想も違うんだけれど、清水義範さんの作品を思い返した。いずれも取り上げるテーマは面白くって、デスゲームでは殺意の増幅、クロワッサンでは百貨店の行列装備品コーナー、命名では十歳の貴司の異常な語彙、そんなこんなに感心させられた。クロワッサンと花嫁では、あの同調心理、あそこまで大袈裟でなかろうとも俺は持ち合わせてないよ。と思うけど、いやないない。でも、分からんでもないか。などと、おのれの良識をみじん切りにされていく。惜しむらくは各話ともオチが甘い。

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    2025年12月02日
  • 失恋の準備をお願いします

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    会話のノリについていけなかったけど、途中からこの勢いの良さが癖になってきてスルスルと読んだ!全員気が狂っていてすごい

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    2025年12月02日
  • 家族解散まで千キロメートル

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    伏線の狙撃手と呼ばれる作者の、家族をテーマにした作品。期待値かなり高めだったけど、思ってたほど張り巡らされて無かった~
    謎の家族のルール、あるね…当たり前だと思ってたのに外の世界を知った時に起きる歪み…あるね。

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    2025年12月01日
  • 六人の嘘つきな大学生

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    ネタバレ

    読み物としてとても面白かった。途中のたるみや、退屈なシーンがなく、読む手がとまらなかった。考えさせられたり、登場人物に感情移入させられたりはなかったが、展開が二転三転したり、心理の読み合いの場面がとても印象的だった。シンプルにめっちゃ面白い作品。登場人物の一面だけで善人と悪人に分けられないと言うのがこの作品の伝えたいことだと思うが、それには同意する。だからこそ、同級生のあいつ変やで、とか、あいつは性格悪いから関わらん方がいいよ、とかのうわさにも、でも実際に喋ったことないしほんまかわからんからなぁと思うことが多いのだと思う。結局人はいいところも悪いところもあると言うことを、波多野も含めて全員が表

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    2025年12月02日
  • 教室が、ひとりになるまで

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    学校でありがちの人間関係。
    ファンタジーありのミステリー。
    孤独にはなりたくないけど1人にはなりたい。人間関係は難しい。

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    2025年11月24日
  • まず良識をみじん切りにします

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    少々間抜けな主人公たちの日常がSFとして昇華されている。小さな意地の張り合いや学生時代のトラウマも、この読後感の悪い物語になることで輝いてくる。一つ目の「そうだ、デスゲームを作ろう」を読んでいるときに、小学生時代にハマっていた江戸川乱歩の少年探偵団シリーズを思い出した。好きだったのは「行列のできるクロワッサン」と「花嫁がもどらない」の二作品。ゆるふわ地獄。そしてSF。作品を通じての共通項は「こだわり」かなと思った。この本を読んだ人達同士で、この癖のある登場人物たちをキャスティングする遊びがしたい。途中ちょっと中弛みを感じたところもあった。もう少し短い方が好みだった。

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    2025年11月20日
  • まず良識をみじん切りにします

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    常識(=結末)は得られない、
    "答えがある"と思って読んではいけない作品。
    ネタとしてサラッと読むなら面白い。
    しっかり読み解きたい人には向かないかな。

    日常から一歩踏み外した人が近くにいたら…といった少し大げさな作り話。短編集。

    個人的には『花嫁がもどらない』が一番みんなクソで面白かった。

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    ①そうだ、デスゲームを作ろう
    ⇒取引先の気に入らないヤツを始末するために、別荘を買い、長い月日をかけて作りあげたが…。

    ②行列のできるクロワッサン
    ⇒自宅近所にできたパン屋。はじめは数人程度の列だったが、いつしかTV取材もくる程になり…

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    2025年11月17日
  • 九度目の十八歳を迎えた君と

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    ネタバレ

    高校時代に片思いしていた同級生が、18歳当時の姿のまま高校生として駅のホームにいるところを見つけた主人公がその原因を探る、青春と恋と人間ドラマ。 何故か高校生の姿を保っており、かつその状態が受け入れられたまま高校に通い続けていること以外は普通の世界であることがいい意味でファンタジー要素を薄めており、 ミステリー感もありつつ、先に上げた青春や恋物語などを堪能。強いて言えばラストがあっさりしすぎかな、と思いつつも読後の心は爽やかに。

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    2025年11月17日