浅倉秋成のレビュー一覧

  • ショーハショーテン! 1

    Posted by ブクログ

    感想
    お笑い版「バクマン。」って感じの漫画。ネタのクオリティを指しているのかと思ってたら、お笑いをとても論理的に分析していている作品だった。こういう系の漫画は読むと見識が広がって、今までとは違った角度で物事を見ることができるから、読んでいて楽しい。

    0
    2024年08月28日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    この現代に潜むゾクゾク感がたまらない!
    SNSはやっぱり恐くて、でもこんなに温かいものだったなんて、今まで知らなかったなぁ。

    特に好きな話は、
    自分の娘がパパ活?をしている可能性があり、それを止めるべく取る父の行動に鳥肌が止まらない、結城真一郎「ヤリモク」。
    YouTubeの配信に熱を注ぐ変人な同級生を裏で支える主人公。果たして彼女たちの行く末はー。佐原ひかり「あなたに見合う神様を」。
    PCを使えない上司の指導係になり、不満を募らせる女性。その女性はその腹いせにその上司の管理下にあるタイムカードの数字をいじり、自分の残業時間をいじるというゲームを行っていた。最後の彼女の言動にに思わず胸を打たれる、石田夏穂「タイムシートを吹かせ」。

    現代は、数多の嘘が溢れている。
    その嘘に振り回されることもある。
    でもその中で救われることがあることも
    忘れたくない…
    少しずつ人を傷つける嘘や言動が減って、
    誰かを温かい思いで包むような
    SNSの世界で溢れるといいなぁ

    p.220 暴力は…(あなたに見合う神さまを)
    「人を支配するもの、人の幸福を妨げるものはおしなべて暴力よ」

    p.238 最強の人(あなたに見合う神さまを)
    「すごい。最強じゃん、この人。
    神さまの首なんて、
    いつでもすげ替え可能ってことでしょ?
    すげ替えて、自分を磨き続けるってことでしょ?
    そんなの、もう、一生、幸せじゃん。」

    0
    2024年08月19日
  • 俺ではない炎上

    Posted by ブクログ

    会話が少なく、第三者視点で淡々と進む物語。だからこそ、SNSで燃え広がる悪意の熱量と、追い詰められる主人公の孤独がリアルに迫ってきます。中盤までの重苦しさを一気に覆す「巧妙な仕掛け」には、ただただ驚かされました。最初から最後まで心臓の鼓動が早まるようなドキドキ感。視点の切り替えが生むミステリーの妙を、存分に味わえる一冊です。

    0
    2026年03月26日
  • ノワール・レヴナント

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    分厚くて読めるかな?と思ったけど、後半は一気読み。
    最初の、背中に今日の幸福の偏差値が見えるっていう能力の話から面白そう!と思って引き込まれた。
    後半、カジノの場面とか、侵入したりするところはハラハラドキドキで楽しめた。

    のんちゃんがカタカナの発音が変な理由と、黒澤皐月の日記が、漢字で書くべき単語をたまにカタカナで書いてある理由が気になって、いつか理由がわかるのかな?と思ってたけれど最後までわからなかった。どこかに書いてあったのかな?

    0
    2024年08月05日
  • ショーハショーテン! 8

    Posted by ブクログ

    物語の中で漫才を展開させながら同時に解説を両立させるのって、良く考えたら結構凄いことだと思う。テンポ良く漫才は読み進めたいけれど、後からその内容を説明するのはちょっと野暮な気もする。でもショーハショーテンは違和感なく漫才も解説も同時進行するので、原作者の方の構成がとてもうまいんだと思う。
    ただ、過去編が多くてちょっとやきもきする…!必要なのはわかるけれども……!主人公たちがどんな漫才をやるのか、今からとても楽しみ。

    0
    2024年08月05日
  • 俺ではない炎上

    Posted by ブクログ

    俺は悪くない、そう自分を納得させて流そうとすることの意味を考えさせられた作品だった
    一つのリツイートから犯人にされてしまう主人公
    俺は犯人じゃない!そこから逃亡劇が始まるが簡単ではなかった
    読み進めて行くうちに犯人は誰だ?という想像がコロコロ変わるが、ラストでは伏線回収される
    時系列が全くもって違ったので、一度読んだだけでは分からない伏線が散りばめられていて、一度で理解するには少し複雑だが
    圧巻であった

    簡単に信用してしまうフェイクな世界に騙されないように。教訓だと思う。

    0
    2026年09月13日
  • ノワール・レヴナント

    Posted by ブクログ

    とても面白かった。
    ファンタジーの中に絶妙に現実的な話が入っており、そこの融合に惹き付けられた。
    4人全員が主人公で、与えられた言葉に対する考え方、行動の仕方がまるで違っていたのが面白いと思った。
    心的な描写が多く、4人とは環境が全く違うのに共感出来る部分がたくさんあり、物語の中に引きずり込まれた様な気がした。

    0
    2024年06月22日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    SNSが題材なだけあって「ありそう…」と怖さとふむふむが混同した読後感。

    笑ってよいのか怖がった方がよいのか…。
    さまざまな切り口のアンソロジーならではの楽しさもありました。

    0
    2024年06月17日
  • フラッガーの方程式【電子特典付き】

    Posted by ブクログ

    厚い割に軽くて一気読み。アニメ見てる気持ちでサクサク読めた。明らかなフラグより一見フラグに見えないフラグを回収するほうが気持ちいい。頭空っぽで読めて楽しかった。

    0
    2024年06月09日
  • ノワール・レヴナント

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    かなり分厚い本なので読むのに時間かかるかな〜と思ってましたがあっという間に読み終わりました。
    謎解きする要素ももちろん面白いけれど、潜入するところや、カードゲームのところのドキドキハラハラ感もとってもよかった!

    物語の発端となる孝介の、普通何かを得るためには対価を払うのに対して、子供の場合は快楽の上に得ることができるのはおかしい、という考え、あながち間違いではないなと思ってしまいました。もしかしたら、孝介が成そうとしていた世界が、現実に起こらないとも限らない、そう感じました。

    0
    2024年05月25日
  • ショーハショーテン! 7

    匿名

    購入済み

    ライバルの作り込みが丁寧すぎ?

    伝説的ネタ職人エブリデイしじみは実は冴えない高校生、その成長譚を期待して読み始めました。が、ここ数巻は周りのライバル(?)たちの心理描写・背景描写に費やされています。一話一話は面白いのですが、そろそろ展開早めて貰いたいところ。

    #アツい #笑える #泣ける

    0
    2024年05月25日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    -------------------------
    画面の
    向こうに
    隠された

    秘密と嘘
    -------------------------
    仕事帰りの書店で見つけて購入しました。
    「世界でいちばん透きとおった物語」のスピンオフがあるということで。

    7作品中、6作品が平成生まれの作家さん。
    時代感じます。笑
    昭和生まれの私…おののきました。笑

    「かわうそをかぶる/朝倉秋成」
    人気VTuberへ楽曲を提供していた音楽クリエイターが殺された。
    犯人は、VTuberの熱心なファン。
    自分はあてがわれた役を演じてるだけなのか。

    「まぶしさと悪意/大前粟生」
    Tipshotというショート動画SNSでバズって神格化された女子高生。
    彼女とのコラボ、動画目当てで入学してくる学生たち。
    そんなときに彼女が突然動画投稿をやめた。
    教師と彼女とのやり取り。

    「霊感インテグレーション/新名智」
    呪いのアプリ。幽霊から届くというプッシュ通知。
    本当に幽霊は存在するのか。

    「ヤリモク/結城真一郎」
    アプリで知り合った女性。彼女を持ち帰る。
    妻子ある身でありながら、やめられない理由。

    「あなたに見合う神様を/佐原ひかり」
    少し変わっている、痛いと思われそうな権藤さん。
    彼女は、大好きな動画クリエイターwataruのアクスタを持ち歩き、祭壇をつくる。
    大好きなwataruを感じたくて、GONチャンネルを始める。
    好きなものにまっすぐな権藤さんと、
    家族不和で父親から暴力を受ける私。
    権藤さんを馬鹿にする教師。
    権藤さんと私は学校の外で出会い話すようになる。

    「タイムシートを吹かせ/石田夏穂」
    私は、パソコンのできないおじさんたちのフォローをしている。色々教えている、サポートをしている。
    だから少しだけタイムシートを吹かせる。

    「君がため春の野に/杉井光」
    未だに動く亡き夫のアカウント。
    その謎に隠された秘密と嘘。

    どれもこれも「今」って感じで、
    じゃあ心に何が残る?と言われると
    まーまー私も年取ったなあと思わされます。苦笑
    転職当時の余裕のないなか、
    ただただ面白いという気持ちで読んでました。

    好きだったのは、
    「まぶしさと悪意」「あなたに見合う神様を」です。
    どちらも女子高生が主人公なのですが、
    成長していく自分と周囲の環境で、
    挫けそうになりながらも進もうとする感じが。

    私が高校生のときはまだスマホではなく、
    ドコモのiモード主流とかでしたが、
    とにかく小さい機械のなかで繋がれる感覚は
    今思えば依存していたかもしれないです。
    そう考えると今の世代は、どうなんだろう。
    スマホのない人生なんて考えられないんだろうな。

    青い空に独りぼっち。
    上を見上げず、スマホを見下ろす。
    読み終わった後に装丁を見ると、
    何とも言えない気持ちになります。

    0
    2024年05月06日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ⚫︎感想
    エンタメの短編集。全体を通して面白かった。
    石田夏穂さんの作品全部読みたい!という動機で読んだため、最初に読んだのは石田さんの「タイムシートを吹かせ」。石田ワールド全開、しかもちょっといい話で終わっていて良かった。レジェンドはレジェンドたる歴史を持っていた。
    「かわうそをかぶる」浅倉秋成さん。「六人の嘘つきな大学生」以来。若者を描くのが上手いんだな〜と思ったし、今作は女の子のVtuberが主人公なので器用さを感じた。本音と建前と本当の自分ってどこ?…怖くて、でも、こんな世界もあるのかなぁと思える、漫画みたいに画像が浮かんでくる作品だった。
    「まぶしさと悪意」大前粟生さん。TikTokと思われる動画が有名になる女子高生の話。若さという眩しさが光る。
    「霊感インテグレーション」新名智さん。二つのアプリを巡る今どきなお話。短い中にスリリングな要素があり、一気に読めた。
    「ヤリモク」結城真一郎さん。あー、なるほど!そういう展開。
    「あなたに見合う神さまを」佐原ひかりさん。権藤さん最高。おもしろかった。青春もの。
    「君がため春の野に」杉井光さん。ミステリー仕立てのお話。




    ⚫︎あらすじ(本概要より転載)
    『世界でいちばん透きとおった物語』の杉井光、『六人の噓つきな大学生』の浅倉秋成、『#真相をお話しします』の結城真一郎など、最注目の作家が集結!“今を生きる私たち”をリアルに切り取る7つの物語!

    彼らのその後が読める。本書のための書きおろし! 『世界でいちばん透きとおった物語』スピンオフ「君がため春の野に」収録!

    これが当たり前になった時代で、あなたならどう生きる? 
    信者に人生を壊されたVTuber、バズって神格化された女子高生、呪いのアプリの謎に迫る調査員、娘に似た女性をマッチングアプリで探す男、学校の机に「推し」の祭壇を作る彼女、上司を騙して残業代を増すOL、未だに動く亡き夫のアカウント。それぞれの物語に隠された、生きていくための秘密と噓。ベストセラー『世界でいちばん透きとおった物語』のスピンオフも収録した、新進気鋭の作家たちによる現代のリアルを切り取る7つの物語。

    かわうそをかぶる(浅倉秋成)
    人気音楽クリエイターが殺された。犯行動機は『VTuberを守るため』。彼と交際の噂があったVTuber雨露ゆゆは失意の中、事務所に言われて釈明配信の準備を進める。身も蓋もない噂だけで人生を壊されたゆゆは、これまでの人生が走馬灯のようにフラッシュバックしてくる。

    まぶしさと悪意(大前粟生)
    信じられないだろうが、ショート動画を撮りたくてうちに入学してくる子はいる。理由は赤羽海荷がいるから。動画がバズり、カリスマ女子高生として崇められた彼女は、ある日を境に動画を投稿しなくなった。かつて副担任だった私は彼女の様子が気になり、動画を撮らなくなった理由を探ろうとする。

    霊感インテグレーション(新名智)
    訳あり社員が集まる会社に入社した私は、「幽霊からプッシュ通知が届くらしい」といった報告が多発している通称“呪いのアプリ”の調査に乗り出す。どこにも不具合が見つからない中、ひょんなことから解決の糸口を見つけ出すのだが……。

    ヤリモク(結城真一郎)
    三十二歳。独身。そう彼女は信じているが、実際は四十二歳。妻子持ち。我ながら罰当たりな男。マッチングアプリでお持ち帰りを企んでいる男は、今回も小柄でショートカットの女性と出会い、いつものテクニックで目的を果たそうとする。

    あなたに見合う神さまを(佐原ひかり)
    権藤さんの机には、ダンス系ユーチューバーWataruさんのグッズを奉っている祭壇がある。クラスでは浮いた存在の権藤さんだが、ある日、日課の早朝ランニングをしていた私は、推しのダンスを練習している権藤さんを見つける。

    タイムシートを吹かせ(石田夏穂)
    月末。上司のアカウントにログインをして、今月の食費分だけ残業代をかさましする。それは私と会社を繫ぐためのもの。パソコン音痴でパワハラは当たり前、前時代的な上司、通称“レジェンド”の介護をしている私は、どうにかこうして会社を辞めずに生きている。

    君がため春の野に(杉井光)
    前作『世界でいちばん透きとおった物語』を書きあげた僕は、「SNSがテーマ」のアンソロジーに短編を依頼される。無事書き上げた僕は打ち上げで、亡き夫のSNSアカウントが未だに動いているという相談を受ける。そこに隠された秘密と噓とは。

    0
    2024年05月14日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    7人の作家のアンソロジー小説。
    VTuber、TikTok、位置情報を利用したアプリ、マッチングアプリ、YouTuber、Teams、故人のSNSアカウント・仮想通貨口座を題材にしており、令和の時代を感じる。

    0
    2024年04月15日
  • フラッガーの方程式【電子特典付き】

    Posted by ブクログ

    ギャグマンガのツッコミテイストも相まってクスリと笑いながら読んだ
    491ページとボリュームはあったが中弛みする所がなくタイトル通り色々な描写がフラグとなり回収されていく様は清々しかった。

    0
    2024年04月02日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    浅倉秋成さん  かわうそをかぶる

    人気音楽クリエイターが殺された。その犯行動機は『VTuberを守るため』だった。主人公の女性に共感できる部分も沢山あり親近感が湧いた。 
    最後の展開に驚き、見返す面白さがあった。

    大前栗生さん  まぶしさと悪魔 
    動画がバズり、カリスマとなった女子高生の海荷は神と呼ばれ学校外からも人気があった。
    しかしそんな海荷がいきなり動画を撮るのをやめてしまった。やめた理由を問うために教師が動いた。動画の中のキャラづくりや誹謗中傷に疲れたためであった。しかしその原因を作った人が意外な人であった。

    新名智さん   霊感インテグレーション
    「幽霊からプッシュ通知が届く」その1文から始まった物語で仕組みがしっかりしていた。仕組みが分かった時にそういうことかと納得感が大きかった。そして自分が使ってるアプリとかがそんな仕組みになってたら怖いなって思った。

    結城真一郎さん ヤリモク
    マッチングアプリで年齢を偽り、娘に似た女性に会う男性がいた。なんで娘に似た女性ばかり会っているのかな?と読んでいる最中に疑問だった。しかし最後まで読むとどんでん返しを受けた気分になった。面白かった。

    佐原ひかりさん あなたに見合う神さまを
    好んでいるYouTuberを「推し」ではなく「好き」と言ってる権藤さんの性格がかっこいいなと思った。推し活が流行っている中で、権藤さんは好きな人の真似をなどをすることで近づこうとしている姿がかっこよかった。またその友達?として手伝っている女の子も人間味あって共感できるところが多くあった。
    最後はあれ?とびっくりする部分があって読んでいて面白かった。

    石田夏穂さん  タイムシートを吹かせ
    これからの時代増えてきそうなIT介護を題材にしたお話であった。疎い人にIT系のことを伝える大変さが身にしみて分かり共感が大きかった。ログインする際のパスワード、IDなどは老人などは覚えられない、打てないのはあるあるでそこを利用した話であった。

    杉井光さん   君がため春の野に
    亡くなった夫のアカウントが未だに動いており不思議に感じていた。予約投稿などでもなく未だに投稿されており不思議であった。
    位置情報も様々なところからされていることや、投稿内容もその人らしい投稿をしているため原因がわからなかった。
    パスワード変更を試みるもうまくいかない状態であった。
    その原因は、よくある詐欺の1つであった。


    どのお話も最後はえっ!となる作品ばかりで読んでいて楽しかった

    0
    2024年03月23日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    注目作家のアンソロジー作品

    SNS、Vtuber、SNSによるバズり、マッチングアプリ、若手社員と再雇用者のネットリテラシーの差異
    今の自分達にとっては馴染み深いテーマでとても読みやすい作品だった
    もちろんアンソロジー作品なので好き嫌いは多少なりとも出てしまった。

    かわうそをかぶる
     どうしてこれほど心が壊れた少女を描けるのか読んでいて不思議な気持ちになる
     物語の展開がとても綺麗で短編と思えない読み応えがある
     ラストで伏線回収があるのもなんとも秋山先生らしい

    ヤリモク
     40代男性のマッチングアプリ事情
     妻子持ちの彼がやっている理由とは…
     こちらも伏線回収ものだが、一番個人的にはなってほしくない形の結末迎えてしまった
     後味は悪いが面白く一気に読むことができた
     一度結城先生の他の作品も読んでみたくなった

    君がため春の野に
     亡くなったSNSのアカウントが動き続けると言う現実も起こり得るような題材のお話
     気に入った作品の中では唯一心温まる内容の作品
     1月7日の投稿主の詮索をするのは…ヤボってもんですよね…

    0
    2024年03月22日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    嘘がテーマのアンソロジーであり、各作品で何が嘘に当たるのか?を考えながら面白く読めた。1つ目の『カワウソをかぶる』がインパクト強すぎる。あーこっちの人やったんかい!ただのASD(解離はあるかも?)かと思わせといて自分が気持ち良くなるためならどんな事でもやっちゃうサイコパス人格の居る解離性障害やったんかい!が痛快で(書き方が上手くてミスリードさせるからズルい!)、思わず最後の数ページを何度も読み返した。途中何度もあれ?って思わせつつ上手く気付かせないようにするのが作者の狙い通りやとすると凄いなと。その次の話がなんか面白くなくて途中やめそうになったけど、『ヤリモク』が途中早めにネタバレしたけど面白かったから最後まで行けた感じ。最後の『君がため春の野に』も題名の意味が最初全然分からんかったの最後にちゃんと回収出来るようになってて『世界でいちばん透きとおった物語』の続編として楽しめたりしたし、軽ーい読み物としてオススメできる本。

    0
    2024年03月17日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    初めてのアンソロジー。豪華なメンツですよね!
    石田夏穂さん、佐原ひかりさんの作品が好みだった。
    特に石田夏穂さんの作品は面白くて、くすくす笑いながら読んだ。ベテラン社員のことをレジェンドと密かに呼んでいる時点でツボ。あと、IT介護スタッフとかね笑 やはり石田夏穂さん大好きだ!

    0
    2024年03月11日
  • 六人の嘘つきな大学生

    購入済み

    性善説もとい性悪説

    以前、女優の芦田愛菜さんがおっしゃられていたことがそのままこの本を表していると思います。

    『その人のことを信じようと思います』っていう言葉ってけっこう使うと思うんですけど、『それがどういう意味なんだろう』って考えたときに、その人自身を信じているのではなくて、『自分が理想とする、その人の人物像みたいなものに期待してしまっていることなのかな』と感じて」
    「だからこそ人は『裏切られた』とか、『期待していたのに』とか言うけれど、別にそれは、『その人が裏切った』とかいうわけではなくて、『その人の見えなかった部分が見えただけ』であって、その見えなかった部分が見えたときに『それもその人なんだ』と受け止められる、『揺るがない自分がいる』というのが『信じられることなのかな』って思ったんですけど」
    「でも、その揺るがない自分の軸を持つのは凄く難しいじゃないですか。だからこそ人は『信じる』って口に出して、不安な自分がいるからこそ、成功した自分だったりとか、理想の人物像だったりにすがりたいんじゃないかと思いました」

    #ドキドキハラハラ

    0
    2024年03月09日