コナン・ドイルのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ホームズ短編集の2冊目。
ポー名作集を読んでおいてよかった。1冊目の『~冒険』も含め、明に暗にポーの影響っぽいところを発見しては、古典を読んだ甲斐を感じて満足した。
同じく、ホームズも古典。「子供のころ好きだったな~」と知った気でいたけれど、知っていたのはほんの入門レベルであったことよ。この短編集では、「兄・マイクロフト登場(『ギリシャ語通訳』)」と、「宿敵モリアーティ教授/シャーロック・ホームズの死(『最後の事件』)」の単元を履修。
マイクロフトはシャーロックにも勝る観察眼と推理力の持ち主で、のちの短編では兄弟で活躍する話もあるらしいので楽しみだ。ところで彼はロンドンの「ディオゲネス・クラブ -
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絵がきれい
絵がきれいです。出てくるキャラクターが個性があってスタイリッシュで魅力的です。話の内容もテンポよくすすんでいくので、飽きずにどんどん読んで行きます。
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Posted by ブクログ
この本の中に納められている『黒ピーター』で、シャーロック・ホームズが言った言葉が刺さった。『…。人は常に起こり得べき変化に対する心構えを持って、対策を抱いていなければならない。これは犯罪捜査学の第一原則だ』犯罪捜査学でなくても、日頃の仕事にも当てはまる。
ところで、子どもの頃親しんでいたシャーロック・ホームズシリーズを何十年の年月を経て今ごろ読んでいるのは、『憂国のモリアーティ』がきっかけだ。
このマンガには正典に対するオマージュが込められており、いたるところに正典を彷彿とさせる題材が散りばめられている。
『第二の汚点』は、マンガでの『大英帝国の醜聞』の原案になっているはずだし(題名は『ボヘ -
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モリアーティ教授に日の光が…!
コナン・ドイルによるシャーロックホームズシリーズを全巻読破したのは中学生のとき。ホームズの不遜な態度と薬物を使用する姿に、江戸川乱歩の少年探偵団シリーズのような正義の味方然とした名探偵を期待していた私は少し失望した。しかし、モリアーティ教授と対立する場面では知と知のぶつかり合いに心が躍った。だからこそ、モリアーティ教授が数作しか出演せずに姿を消してしまったときは本当にさみしかった(不自然に復活したときは尚更がっかりした)。その、モリアーティ教授を主人公にした画期的な漫画!今作のモリアーティは名探偵のようでいて、やはり悪の化身…ただ、決して悪意だけではない。長年のモリアーティ・ロス解消!
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クライマックス近し
この漫画は面白い!
ただこの巻は、なかなか重苦しい展開で、これまでのような、弱きを助け強きをくじくという、痛快な展開ではなくなり、ちょっと読むのがつらい。
だけどオリジナルのホームズ対モリアーティを思えば、仕方ない展開なのかもしれない。
読者の納得のいく終わらせ方に期待! -
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面白い!ミステリーと社会問題
モリアーティ教授ってあのハゲのオッさんでしょ?と、BBCのシャーロックホームズのドラマでの印象が強過ぎて、タイトルだけで、は?と思っていた。しかし読んでみたらジワジワくる。
ミステリー要素も巻を重ねるごとに面白くなってきた。
シャーロックホームズや、切り裂きジャック、ジェームズボンド、既存のビッグネームをうまく利用し、そして根底の、弱き者を助かる、という精神に、胸がスッとすくような思いになる。