【感想・ネタバレ】シャーロック・ホームズの冒険のレビュー

あらすじ

世界中で愛されるクールな名探偵ホームズと、相棒ワトスン医師の名コンビの活躍が、最も読みやすい最新訳で蘇る! 女性翻訳家ならではの細やかな感情表現が光る「ボヘミア王のスキャンダル」を含む短編集全12編。

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匿名

ネタバレ 購入済み

シャーロック・ホームズの3作目です。12編の短編集で傑作集とも言われるくらい魅力的な作品が目白押しの一冊です。どれも面白いんですが、やっぱり一番は『赤毛連盟』かなぁ。怪しいバイトから始まるところが凄く奇妙で面白かったです。アイリーン・アドラーの魅力を感じる『ボヘミア王のスキャンダル(ボヘミアの醜聞)』も勿論良かったし、個人的には『花婿の正体』『五つのオレンジの種』のイヤミス感も好きです。胸糞悪いけどイヤミスは印象に残りますね。

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2025年06月30日

Posted by ブクログ

小さい頃からシャーロックホームズが好きで、折に触れ読んできたけど、角川版は読みやすい印象。なんか創元推理版より柔らかい雰囲気がする文体だったから割とすんなり読めた。
たまたま本屋さんで見かけて、いろんな文庫から出てることを知って、別の翻訳者で読んでみるか〜、と思って手に取った。

創元推理文庫版は学生の頃に読んでたけど、あちらはなんかお堅いイメージの文体で、途中で読まなくなったんだった…。(バスカヴィル以外は揃ってる)

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2024年12月07日

Posted by ブクログ

いつ読んでも色褪せない名作であり、まさに正典
短編は思いがけない手がかりから繰り広げられるスピーディな展開と時にハラハラする容疑者との攻防戦がたまりません
新訳はとても読みやすく、ホームズとワトスンの軽快な会話に楽しませていただきました
やっぱり赤毛連盟が好き

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2024年06月05日

Posted by ブクログ

中学生の頃ハードカバーの
ホームズ全集なるものがあり読破しました
懐かしく再読しましたがホームズの類稀な洞察力には脱帽です
2世紀も前に書かれたものとは思えません
ただ大人になった私にはホームズの傲慢な口ぶりがワクワク以上に気になりました
年月を経ると見方も変わってきますね

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2024年05月26日

Posted by ブクログ

2世紀前に書かれたとは思えないくらい面白くて読みやすい本。
今どきの読者を巻き込むタイプのミステリーではないが、ホームズというキャラクターの個性をより感じられるような描かれかたがされ、頭を必死に働かせる必要もなく、純粋に物語として楽しむことができる。

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2024年05月15日

Posted by ブクログ

名探偵の金字塔を現代の作家による再翻訳で生まれ変わり。

様々な翻訳がある中、平易な文で読みやすいとのことで
購入。えすとえむさんの表紙も素敵だったので、それも後押しとなった。翻訳としては他の古典調のものに比べて大分読みやすくなっており、現代の我々と変わらぬ口調となっている。特にアイリーンアドラーの手紙は、その明朗さが滲み出るものとなっており非常に良かった。
ただ、あの謎のジェームズは上手くカットされていて残念笑

やはりホームズは他のミステリーと異なり、事件の持ち込まれる時のワクワクドキドキ感が違う。悲壮感や恐怖もあるが、それをどんな風にホームズが解くのか、それを思うと夢中に読んでしまう。正直ちょっとががっかりするような結末もあるのだが、しかしそのドキドキはどの事件でも味わえるので、無駄だったとは思わない。
以下はお気に入りの短編ごとの感想。

•ボヘミア王のスキャンダル
ホームズの前に、彼の計画を全て見破りそれを出し抜く女性が現れ、今までの女性への考えを改める話。その為、今まで一緒くたであった【女性】が彼女だけ【あの人】と特別視に至る。ホームズシリーズ上、非常に有名な話のため、アイリーンアドラー=ホームズシリーズのヒロインとする向きもあるが、登場がこれ一度きりであったこと、彼女が既に結婚していることも考えれば、ホームズにとってはやはり記憶するに値する人というのに留まるだろう。
アイリーンアドラーに焦点が当てられるが、ホームズの探偵ぶりも素晴らしいので、そこも是非楽しんで欲しい。
これか名作なのはやはりアイリーンが写真を残し、ホームズがそれを所望するところだなぁ。アイリーンはボヘミア王の為とか言ってるけど、あれはホームズ宛だと私は信じている笑

・唇のねじれた男
これは全然思いつかなかったので、1本とられたと感じた。
ミステリーとしてはその奇抜さから、星五つ。
そして物語の入りと結末が相対していることが分かり、
コナンドイルの小説家としての技量がよく分かる短編でもある。

・ぶな屋敷
特筆すべき謎はないが、ホームズが好感を持った女性が登場。凛とした姿と理路整然とした物言いは、ホームズでもきっと一瞬心が動いたはずだと思いたい。最後の数行で、二人の仲について、ワトソンがヤキモキしていたようで、結局何も進展せずガッカリしているが、それなら後押ししなよーーーと叫びたくなった笑 ワトソンの後押しから上手くいったのでは!?(・Д・)
アイリーンアドラーよりハンター嬢の方がお似合いだと個人時には思う。

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2019年11月13日

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ホームズ読んだの小学生ぶり。

昔はさほど物を知らなかったからか感受性豊かだったからなのか、技師の親指やオレンジの種五つなどもうひたすら「怖い」とブルブル震えながら読んだ、気がします。
今は「うん、そうそう、これこれ」ってな感じ。
昔は薄暗い夜道を歩けば、車の影の向こうに何かが潜んでいる気がしたし、街頭の下の自分の影も怖かったけれど、大人になってしまえば夜中だろうが早朝だろうが、一人でさくさく歩けてしまうし、手元にはスマフォがあるし、道すがらには24H営業のコンビニエンスストアがある。


全然レビューじゃない。思い出語りになってる。すみません。
とても読みやすい翻訳でした。

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2014年12月17日

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シャーロックホームズシリーズの傑作を集めた
短編集。

アイリーン・アドラーのお話が読めて感激…!
他の短編もそれぞれ違った角度から謎や事件が
発生していて、如何に多種多様な依頼を
ホームズが受けていたのかがわかる。

19世紀末のロンドンならではの社会背景や
人々の価値観なんかが見られるのもおもしろい。

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2025年05月11日

Posted by ブクログ

初コナン・ドイル。
これがシャーロック・ホームズとワトソンか。やっと本物に会ったみたいで感動。

1892年なのに新訳のおかげで全く古さを感じない。クリスティーが生まれた頃の時代で同じイギリスが舞台なので、パディントン駅が出てきたりして、すんなりと世界観に入り込めた。

今まで探偵ものがそんなに好きじゃなかったけど、ホームズ&ワトソンコンビは短編なのにどれも面白かった。

ホームズがワトソンに「君は見てるだけで観察してない」と言っていたのが印象的だった。

私もいつもぼやーっと見てるだけだな。
観察眼と洞察力を鍛えたいので、ホームズの言ってた「袖、膝、靴」などに注目して電車などで観察と推理をしてみようかな^_^

12の短編の中でも江戸川乱歩が選んだ海外ミステリーの『赤毛連盟』『唇のねじれた男』はやっぱり面白かった。
「赤毛連盟は解散します」が、後からジワジワきてる笑

あと、『まだらの紐』『ぶな屋敷』も面白かった。
Audibleにて。

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2024年08月03日

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昔コナン・ドイルを読んだときは、全然おもしろいと思わなかったのに、BBCのSHERLOCKを見てから読んだら、とんでもなく面白かった。

読みやすい訳にしたのも功を奏したか?

とりあえずまだシリーズの一冊だけ。スキマ時間に他も読んでみよう。

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2024年05月06日

Posted by ブクログ

ホームズが唯一勝てなかった女性アイリーン・アドラーの登場や赤毛のトリックの元ネタなど結構有名な短編が多くて嬉しい一冊。
現代の捜査技術があれば割とすぐ解決しそうじゃね?って事件も多いのがまた当時の風情を感じて良いですね。

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2024年04月22日

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何回読んでも良い。ストーリー展開のバリエーションは多く、いつまで経っても色褪せない。
キャラクターの魅力は未だに世界一と言って良いくらい魅力的。愛すべき変人でも正義感はあり、機転と思いやりもある。舞台にも好きなものが詰まっている。
ホームズの世界観に触れたくて、イギリスへ旅行に行くことになったので、再読。

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2023年05月20日

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シャーロックホームズ
昔から親父がいつの物かわからないくらい古い単行本を読んでいました。
私の中でのホームズはジェレミーブレット、本作でも彼を重ねて読みました。
題目そのものが良い味を出していて、内容もすごくおもしろい。

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2023年04月30日

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シャーロック・ホームズは小学生の時によく読んでて(子供向けのだが)、久しぶりに読んだ。
短編だがサクサクと謎解きしていくさまは痛快そのもの。
たまにシャーロック・ホームズのシリーズは読みたい。

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2022年03月21日

Posted by ブクログ

赤毛連盟と技師の親指は既読。ボヘミア王のスキャンダルと独身の貴族、エメラルドの王冠が好き。そしてホームズがチャーミングでたまらん。ワトスンのホームズ愛もいいなぁ。相方好き過ぎ笑。次は緋色を読みたい。

この時代の身分差っていうのがガッチガチに出てるのが良き。不平等やし身分が上なだけでプライド高いし身分が低いやつを見下すんだけど、きちんと自分をわかってる感がいいよね。独身の貴族の公爵が握手するシーン、好きだなー。嫌なやつだけどしっかりしてる。

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2022年02月16日

Posted by ブクログ

シャーロック・ホームズシリーズ三作目
 初期の作品十二篇を集めた

1.ボヘミア王のスキャンダル
 生涯女性と距離を置いて、色恋にはまったく無関心なホームズが唯一認めた人物の事件
2.赤毛連盟
3.花婿の正体
4.ボスコム谷の惨劇
5.五つのオレンジの種
6.唇のねじれた男
7.青いガーネット
8.まだらのひも ※コナン・ドイルが一番気に入っていた作品
9.技師の親指
10.独身の貴族
11.エメラルドの宝冠
12.ぶな屋敷

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2021年09月27日

Posted by ブクログ

とにかく読みやすい翻訳!ほとんど不自然さもなくスラスラ読める。

私は推理力がないので素直にワトソンと一緒にホームズの推理に時には驚き、感心し、とても楽しめた。
「花婿の正体」はタイトルの通り、そうきたか!と驚きがあったし、「技師の親指」は依頼人の不思議な状況に先が気になって夢中で読んだ。他の短編もどれも、なんで?どういうこと?と疑問符がつくような依頼ばかりで、ホームズの推理によってその疑問符がとれたときの爽快感は多くの人に感じてもらいたいなと思った。

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2021年01月15日

Posted by ブクログ

訳者さん女性だからか、言い回しが柔らかく読みやすい印象。
翻訳ものの本を読み慣れていない人や翻訳の文章が苦手な人に勧めたい。

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2015年12月07日

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ホームズの名作短編を集めた一冊。石田さんの訳のホームズは冷静な時や外面や面白い事件に出会って感情が高ぶっている様子がはっきりと描かれていて好きだなと思う。常に勝利し犯人を捕まえているように思うホームズだけれど、アイリーン・アドラーにしてやられているし、依頼人を失うという事もあって人間味溢れるホームズが見れる。当時のロンドンの様子も描かれており、物語と共に想像出来て楽しい。

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2015年02月21日

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この「シャーロック・ホームズの冒険」は初期の人気を博した短編12作品が収められています。シャーロッキアンでない自分でも、ずいぶん久しぶりに読んだ作品がイッパイでとても楽しめました。満足!

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2014年10月10日

Posted by ブクログ

12編収録の短篇集。
「まだらのひも」「赤毛連盟」などは昔読んだのでトリックや結末を知っている。それでも面白い。
シャーロック・ホームズが魅力的なキャラクターなのはもちろんだけど、ワトソンあってのホームズなのだなと改めて思った。
二人の友情は、さっぱりしていて気持ちが良い。
一番好きな作品をあえて選ぶとしたら「ぶな屋敷」かな。一番読後感が良かった。

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2014年07月29日

Posted by ブクログ

ボヘミアの醜聞が本作では「ボヘミア王のスキャンダル」と訳されていて、おいおい週刊誌かよ、などと下世話にもツッコみたくなった
だが、こういう一つの訳語の違いで作品の印象ががらりと変わるのだから、翻訳とは本当に繊細で大変な作業だと思う

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2025年11月15日

Posted by ブクログ

ホームズを読みだすにあたり、
どの順番で読むのがベストなのか…
身近なホームズファンに相談したところ、
めっっちゃ悩まれたけど(笑)
出版順に!ということで今回3作目で初の短編集と相成りました。パチパチパチ〜

いや、やっぱり面白いですね。
ホームズが言うように「残ったものが、いかにありそうもないことでも事実である」ってお話が散りばめられてて。短編ならではの少ない登場人物であっても、いかにも犯人なAではなくBが犯人だ!っていう展開がお見事。
各話の締めくくりにホームズの一言が格言のように入るのもまた楽しい。

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2024年08月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

少し分厚いけどどのお話も同じような型で進んでいくので読みやすかった。
自分も推理しながら読んでみるが、なかなか見破れず最後の種明かしで依頼人と同じように驚嘆させられる。
とにかくトリックが緻密で精巧。

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2024年08月03日

Posted by ブクログ

100年前に書かれた推理小説の新訳です
原作を読むのは初で、翻訳日本語でありながらも読みやすいほうでした

事件のネタは因習モノが多かったです。人種差別団体とか、政略結婚とか、そういった風習に巻き込まれた被差別者が登場し、頼るすべがなく藁に掴む思いでホームズのもとを訪ねする流れでした
あの時代にしてはですが、ホームズの魅力は奇抜なアイデアというより、身分の区別なく相談にのる優しさが魅力だと思いました

個人的には「五つのオレンジの種」、「青いガーネット」が好きです
依頼人が殺されてしまい、手遅れになってしまい一族が壊滅してしまった「五つのオレンジの種」はドキドキしました
差別団体に呪い返しのように一矢報うも、悪事は海の藻屑に潰えてしまうラストもおもしろかったです
法に裁かれることなく自業を終えてしまい償わせることができず、ホームズとワトソンと読者しか知らない真実をシェアしたような読み心地でした
「青いガーネット」は、呪われた青いガーネットと、ガチョウの内臓袋がグチャグチャに混ざったイメージが対比的でよかったです
家禽の臓物にガーネットを隠すも、市場に流れてしまい慌てふためく宝石泥棒がおもしろかったです

訳者あとがきの総括が読後感を整えてもくれて、推理の流れにセンスがある小説だなと思えました

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2024年06月29日

Posted by ブクログ

好きなエピソードは個人で分かれる?

12編収録。
何も知らない私はこれが第1作目と勘違い。
他のエピソードも少し織り込まれてます。
※ネタバレはありません。

次は長編を読みたい。

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2023年05月05日

Posted by ブクログ

またホームズというキャラクターについては社会不適合者で神経質、偏屈といった描かれ方をしていますが、これも現代ミステリー小説の探偵役によくあるキャラ設定です。文化、風俗、時代が自分の生活環境とかけ離れているためなかなか入り込めないところもありますが、探偵小説の原点という前提で読むとまた違った面白さが見えてくる気がします。

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2023年05月04日

Posted by ブクログ

シャーロック・ホームズの短編集。
海外の人命や地名などに耐性がまだ付いていないのと、
短編と言えど一つひとつの情報がぎっしり詰まっているので、
非常に楽しく読むことができた。
名前をちらちらと聞いた事のあったアイリーン・アドラーが出てきて興奮。
他の方も書いてらっしゃったが、見るのと観察するのは全くの別物、というホームズの言葉は刺さった。
トリックもいいが、その見せ方や描き方が素晴らしく、
発想もこの時代にして素晴らしいものだと感じた。

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2021年08月24日

Posted by ブクログ

シャーロックホームズの冒険

なんだか本格的な推理小説を読んでみたかったのでまずはシャーロックホームズシリーズを読んでみようと思った。物語はパターン化できそうだが、目を引くのはホームズの推理の精密さと観察力。ワトソンやクライアントの様子を一目見ただけでそこに至るまでの状況を言いあててしまう。からくりは実に簡単だが、聞かれるまでは思い浮かばない。そのような観察力は日ごろから物事に対して観察し、答えを出すところまでを訓練しているからであるとか。多くの人は観察こそしているが自分で答えを出すという習慣がない。かつて僕に運転を教えてくださった教習所の教官は危険予測ということではまるでホームズのようだったことを思い出した。彼は毎回の教習で答えを出すところまで脳内で訓練をしているといっていた。日ごろの訓練が天才を生み出す好例だ。バレーの球の軌道の予測もそうだが、万人に共通する上達の秘訣なのだろう。そんなホームズのロジカルシンキングを象徴する言葉がこれだ「不可能なことを除去していけば、残ったものがいかにありえなそうなものでも、真実である」。ホームズシリーズはまだまだ読み進めたい。

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2016年05月19日

Posted by ブクログ

シャーロック短編集。
長編も面白かったけど、短編の方がサクサク読めるし、ホームズとワトスン二人の日常的なやりとりとかが垣間見えて面白い。

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2014年08月28日

Posted by ブクログ

今更ながら初ホームズ。12の短編集。
翻訳本はあまり得意でないのですが、この本はすごく読みやすかったです。
ホームズの変態紳士っぷりがすばらしい。このキャラは後の探偵小説の探偵役に大きな影響を与えたんだろうなぁ。

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2015年04月04日

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