コナン・ドイルのレビュー一覧
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世の中の変革を目論む兄弟
貴族の支配が続いたことで腐ってしまった世の中を変革しようとするモリアーティ兄弟がメインとなっている作品です。国を正すための犯罪、正義のための悪という一見相反するようなテーマを取り扱うことでストーリーに幅を持たせ、深く読み進めるきっかけになります。人種差別問題やイギリスの階級社会問題等にも触れており、さまざまな視点から物語を楽しむことができます。
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貴族階級と最下層の少年たち
19世紀末の産業革命による混乱と繁栄によって大英帝国に登りつめたイギリスが舞台です。路地裏で残飯漁りをしていた最下層の兄弟が貴族に養子として迎えられますが、まぁ歓迎はされません。彼らを選んだ長男のアルバートだけは差別をしませんが、なんらかの目的があるようです。美形が怒ると怖いね!過激なやり方で憎い者を排除したところで世界が変わるとも思わないけど。主人公の非凡な聡明さがどう作用するか楽しみ。
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ホームズのライバルが主役
憂国のモリアーティ、このタイトルは主人公であるモリアーティ教授から来ています。知っている人は多くないかもしれませんが、彼こそが有名なシャーロックホームズのライバルなのです。
本来の物語においては悪役として描かれる彼の正義、それが最高にカッコイイです。義賊的な物語を求める人にとてもお勧めできる漫画です。 -
あの有名はホームズの悪役のお話
あの名探偵ホームズに出てくる悪役、ジェームズ・モリアーティ教授が主人公のお話です。 どんな悪いことをするのだろう、とか、悪いことをする話なんて読みたくない、と言う人は安心して読んでもらって大丈夫です。 彼は頭の良さを活かし、至福を凝らすような貴族などの悪を彼なりのやり方で立ち向かいます。 そこはもちろんモリアーティ教授。どうするかは読んでからのお楽しみ!
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ネタバレ
知能の高い人間
シャーロック・ホームズではなくその宿敵、モリアーティに焦点をおいた漫画はなかなか無いと思います。
子供のときに義理の兄弟と母親を殺害してしまうシーンは圧倒されました。
知能が高かいことは使い方次第で善にも悪にもなると感じます。
主人公は悪いことばかりではなく、世のため人のために知能を使うこともあるので、読んでいると複雑な気持ちにもなります。 -
シャーロックホームズの敵側物語
イギリス屈指の有名小説シリーズであるシャーロック・ホームズの設定をベースに、ホームズの宿敵として名高いモリアーティ側からの視点で描いた作品です。当時のイギリスに時代背景や貴族社会などの説明も織り交ぜながら、モリアーティ側の行う悪事が描かれるのですが、彼らなりの正義の意識にクールさが感じられ、ホームズの物語を違った面から楽しめるようになります。繊細さと大胆さを兼ね備えた絶妙なタッチで、男性も女性でも読みやすい中性的で美しいタッチも魅力です。
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ホームズの宿敵の視点から描
シャーロック・ホームズと言えばコナン・ドイルの傑作探偵小説ですが、その原作を読んだことのある人と言うのは案外少ないのではないでしょうか?本作はそのホームズの宿敵であるモリアーティ教授の側に立って、彼がなぜそのような人物になったのか?悪役の半生と美学を描いています。腐りきった貴族主義を正す残酷な義賊としてモリアーティ教授を描いているのが面白いところです。原作に忠実かと聞かれると全くそうではないのでしょうけれど、引き込まれるキャラクターになっています。
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身分の違い
この漫画を読んで思った事は、学生の時に歴史の勉強をした際、海外では身分の違いにより、同じ人間なのに差別されたり、扱いがひどく変わる事について学びました、この作品でも身分の違いをわかりやすく表現されており、どんな内容なのかがとても分かりやすかったです。出てくる脇役が無性に腹だたしく思うシーンがありました。
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Posted by ブクログ
ネタバレホームズ長編。
冒頭部分は覚えているんだが、結局結末をいっつも忘れている。
殺されていた人は実は別人で・・・とゆーやつ。
なぜ狙われるようになったのか、という過去話付。
いや、付、というより、半々ってとこか。
以前過去話がでた時は冗長な感じがしたが、
これはこれでホームズなしでも楽しめた。
結構最後の最後まで、「探偵」というフレーズでてくるまで、この人、ただの魅力的悪人ってやつなんじゃ?
ただの内輪もめなんじゃ?とか思っていたが・・・・。
結局、最後までは逃げ切れず、モリアーティ教授の計画により、殺されてしまうとゆー・・・・。
しかもその結末をホームズは予想していたとゆー・・・。
うーん、予 -
Posted by ブクログ
ネタバレおもしろかった。
表題のとおり、帰ってきたホームズ!
滝つぼに落ちたのはモリアーティ教授のみで、
ホームズは自分が死んだことにして、
もろもろの悪意から身を隠していたのだった!という
あまりのホームズ人気に仕方なくコナン・ドイルが
おそらく無理やり考え出した設定の下再び始まる探偵譚。
死んだと思っていた親友がいきなり現れて驚きはするものの喜ぶワトソン。
現代ドラマのワトソンの方は確かメッチャ怒ってたような気もするけど、原作ワトソンは怒りのいの字もない感じ。
この人は、結構バカにされたような言い方をされてちょっとムッとしたりもするんだけど、最終的にはホームズのすること全部を肯定するんだよなあ。