コナン・ドイルのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
若かりし頃に読んだことがあるんですが、いろいろと勘違いしていたことが多いのが、シャーロック・ホームズの作品ですね。
シャーロック・ホームズと言えば、天才探偵の代名詞で、すべての事件を解決していると思っていたのですが、文中の表現では、未解決の事件とか、解決はしたが残念な結末に至ったものが、複数あるんですね。
さて、この作品は、シャーロック・ホームズがいったん舞台から去ってしまう『最後の事件』が収録されているのですが、冷静に考えてみると『最後の事件』は、事件らしい事件は無いですよね?ホームズを葬り去る事が、その目的で、それ以外の事は書かれていないことを改めて認識しました。 -
Posted by ブクログ
事件がないとたいくつでいらいらしてしまうホームズ。
その退屈をまぎらわすのがコカインって……(^_^;;
ちなみにドラマ「SHERLOCK」では禁煙しようとしてニコチンパッチをはったり、イライラして副流煙を吸いこんだりしてる(笑)。
これも第1作の『緋色の研究』と同じく異国での事件がらみなんですね。
あと The Sign of Four は、「四つの署名」ではなく、本文中で日暮先生が「四人のしるし」という訳語を使っておられるように、四人が徒党を組んだことのトレードマークみたいなものなんだね。でも「四つの署名」のほうがタイトルとしておさまりがいいし、定着してしまったからこれが定訳というこ -
Posted by ブクログ
ホームズの物語の中で、時系列的に一番最後の「最後の挨拶」が収録されている短編集。このあとに「シャーロック・ホームズの事件簿」がまだ執筆されるわけだけれど、引退したホームズの最後の事件か…と思うと、寂しいものは寂しい。馬車じゃなくて自動車が登場したり、ホームズが60代になっていたり…当時の読者はホームズロスになったんじゃなかろうか。
個人的に好きだったのは「瀕死の探偵」それまでの作品とはひと味違った展開をみせるから。
あと「悪魔の足」も。ホームズ作品って、未開の地の神秘を要素に入れてることがけっこうあるよね。当時の人々の冒険心とか文化人類学的な興味を刺激したんじゃなかろうか。
まあ今の感覚でい