【感想・ネタバレ】緋色の研究のレビュー

あらすじ

ホームズとワトスンが初めて出会い、ベイカー街221Bに共同で部屋を借りた、記念すべき第1作。ワトスンへの第一声「あなた、アフガニスタンに行っていましたね?」は、ホームズが依頼人の過去を当てる推理のはしり。第一部はホームズたちの出会いから殺人事件解決まで。第二部は犯人の告白による物語で、米ユタ州からロンドンにいたる復讐劇。

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ネタバレ

何気にシャーロックホームズを全く知らずに生きてきたので読んでみるかとなった。いや、面白い、なんで読んでこなかったんだ。
色んな翻訳の本があるが調べると光文社が読みやすいと知ったのだが確かに読みやすくわかりやすかった。所々挿絵もあって楽しい。
まずホームズとワトソンの出会いから事件の全容
、逮捕まですごいスピードで駆け抜けて、その後犯人の過去(動機について)がわかり隙がない構成でするすると読めた。
2人の掛け合いも楽しい。

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2025年04月27日

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ホームズの変わり者具合が伝わった。これからのワトソンとの物語が楽しみ。あとがきで言ってたけど、途中の犯人の過去ストーリーで思考がストップした。だから中盤は速読した。昔の話ということもあって電報などが出てきたり、証拠も状況証拠が多いなと。

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2021年09月17日

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ホームズとワトソンの出会いの場面がやっぱり好き。
物語そのものは悲痛なんだけどね……。

日暮さんの訳は、豆知識的な訳注が豊富でたのしいです。

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2021年03月22日

購入済み

緋色の研究

ミステリーマニア必見の書です。数多くのミステリーの基礎になっているホームズの新発想です。

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2018年08月18日

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世の中にはシャーロキアンなる集団が存在する。彼らはコナン・ドイルが遺した公式作品全60編を“正典”と称し、徹底的に読み込んで分析し、ドイルが意図したことを議論したり、作中の論理的矛盾を検証したりする熱狂的なファンである。さらには空想を交えた研究を論文報告までしてしまう、ちょっとやり過ぎな集団だ。代表的な研究として『年代学』や『ホームズの収益報告』などがある。
名探偵数多くあれど、世界各地にこれほどの信者を従えているのはホームズくらいだろう。
でも、考えてみると彼らの行動は現代のオタクたちが行っている推し活や聖地巡礼などとさして変わらんことに気づく。100年以上という時が過ぎ、どれほど文明が発展しても人間の本質は変わらんのだなと感慨深く思われる。

ホームズの物語は、そのほとんどが短編で構成されているが全60編のうち長編が4編だけ存在する。本作品は、その長編のひとつであり、記念すべきホームズ最初の作品でもある。ホームズ長編には独特な特徴があり、事件・捜査のホームズが活躍するパートと、犯行の動機や経緯を語る主に犯人や被害者に視点を置いたパートの二部構成になっているものが多い。なので長編といってホームズが事件を解き明かすのに苦慮するということはなく、短編同様いともあっさりと真相を見抜いてしまう。ただ短編に比べ人物描写が深く、ホームズの推理過程もじっくり描かれていて読み応えがある。そして事件の背景を語るもう一つのパートは、たっぷり半分くらいのページ数を使って描かれている。当然ホームズたちは一切登場しないため、厳しめの評価をもつ読者も少なくはないが、当時の歴史的背景や社会的問題をテーマに組み込んでおり、ひとつの物語として読むとなかなか面白い。

さて、本作品だがホームズとワトスンの出会い、そして世界の人々を虜にしたゴールデンコンビ結成が描かれている。さらに数々の事件を解決に導いた2人の下宿先かつ事務所になっていたあの有名な“ベイカー街221B”での共同生活の始まりも記されており、ホームズに興味をもった方には是非とも読んでもらいたい作品。

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2025年10月20日

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初めてのシャーロックホームズ

ホームズをとにかくべた褒めするワトソンが素直で良い助手だなと思った。現代の推理に用いられる鑑定技術などがないなかでこれほど面白く描写されていてすごいと感じた。

「自分の仕事に役立つ知識のほかは、いっさい入れない」p28
ホームズが仕事人である描写だと感じた。

気が向いたら別の作品も読みたいと思わせてくれる作品。

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2025年08月05日

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前後編でがらりとジャンルが変わるダイナミックな構成が面白い。
前半はホームズの天才的な観察力と洞察力を堪能し、後半は、なになに急に何の話してんの?ってなりながらも徐々に事件との繋がりが見えてきて結末に収束していくのがたまらない。
後半は後半でちゃんとハラハラドキドキさせるところが作家コナン・ドイルの底力を感じます。

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2025年07月03日

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多くの人が一度は聞いたことのある、シャーロックホームズを読んでみようと一作目を手にとってみた。

読んだ印象は、
ホームズってこんな人だったんだ…という感じ。
名探偵と言われているけど、かなりの変人
でも、探偵においてはさすがという感じ!ワトスンの説明もあって解釈しやすかった。

海外作品だからか地名や人名、歴史など理解が追いつかないところが結構あったけど、総じて面白かった。二作目も読んでみようかな。

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2024年10月21日

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ホームズの原作を初めて読みました。
本作はホームズとワトスンが出会うところから始まる、時系列的に見れば、第一話みたいな話にあたるようで、ここから伝説が始まったのかと思うと感慨深かったです。
最初、二部構成とは知らず、途中から急に別の話が始まったのかと思ったくらいですが、犯行の動機にあたる部分がしっかりと描かれていて、犯人にも感情移入でき、一つの作品で二度楽しめた感じです。
時系列順にシリーズ作品を読んでいきたいと思いますが、今後のホームズとワトスンの関係性がどう進展していくのかも楽しみです。

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2023年09月11日

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「シャーロック・ホームズ シリーズ」は60編(長編4と短編56)が発表され、本作は記念すべき第1作の長編小説となる。
名探偵シャーロック・ホームズと元軍医ジョン・H・ワトソンの出会い、ベイカー街221Bでの共同生活の始まりが描かれる。
初対面で「あなた、アフガニスタンに行っていましたね?」と問う場面はこれからの名コンビ誕生を思い感慨深い。
物語は二部構成で、第一部は殺人事件の捜査、第二部は場所も時代も違う過去の因縁が描かれる。
ワトスンがホームズの活躍をいつか世に発表すると決めた事件。
★★★★✩ 4.0

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2022年10月23日

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シャーロク・ホームズとワトスンとの出会い。初めの事件。いまでは伝説の作品。当時の雰囲気が味わえ、ホームズの推理の鮮やかさが感じられる、まさに原点。

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2022年10月22日

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久しぶりにホームズ物を読みたくなって読みました。捕物部分もおもしろいですが、第二部の犯人の過去の物語がスリリングでよかったです。あと、ずいぶん細かい注釈と挿絵もよかった。

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2022年06月18日

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ミステリーを読んでいるとホームズとワトソンの話がしょっちゅう出てくるので、ちゃんと知っておこうと思い読んでみました。

正直なところあまり期待はしていなかったのですが、想像以上に面白かったです。100年以上前に書かれた本とは思えません。

前半後半で話がガラッと変わり、ラストにつながる様子は圧巻でした。全体的な展開スピードも早かったので、飽きずに一気読みできるのもいいですね。

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2022年03月30日

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シャーロックとワトソンが出会った話。
ドラマでも扱ってたからイメージが入りやすかった。

二部構成になっていて
事件解決までと
事件に至るまで。

読みやすくて面白かった。
特にモルモン教の始まりも興味深かった

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2022年02月22日

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昔読んで挫折してしまったので、リベンジしてみた。結果、なぜあの時途中で辞めてしまったのだろうかと思った。史実に基づきながら、ファンタジー要素(例えば「ホームズ」という存在)を取り入れた非常に凝った作品なのだと、やっと気づくことができた。 何よりも注目した点は、モルモン教の存在だろう。「神」とは何か、「正義」とは何かといった現代においても正しい答えがない問いを投げかけているところが、モルモン教に興味を持ったと同時に、さらに問いを考えるきっかけになったと実感した。 続けて第二作も読んでみたい。

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2021年03月30日

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ネタバレ

シャーロックホームズを今更ながら読んでみよう!と思い、読み始めました。
2人の出会いから、事件解決までとてもテンポよく進み、面白かったです。
第二章の犯人の回想で種明かしされていく流れもわかりやすく、ミステリ初心者にもありがたい…!
世代を超えて愛される理由がわかりました!

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2021年02月28日

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シャーロックホームズの長編は初めて読みました。
事件そのものも面白かったですが、第2部の犯人の回想が味わい深かったです。宗教も絡んだ内容で勉強になりました。

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2020年09月28日

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タイトルだけ知っていて、やっと読めた。そういう意味だったのか。
ユタ州がモルモン教徒により作られたことを知りました。当時は大英帝国だけあって小説の舞台が世界に広がっていておもしろい。

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2020年06月29日

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ネタバレ

二部構成となっていて、一部と二部でがらりと景色が変わり最後にがっちゃんこという形が新しく面白かった。
具体的に、一部は出会いから事件解決まで。二部は犯人の犯行に至るまでの経緯(動機の説明)。
最後に時系列で言うと一部の最後に戻りホームズの推理で締め。景色が変わると表現したのは直接的な表現で、一部は霧の街ロンドンの暗い描写が、二部はユタ州のアメリカの原風景が簡単に思い描けたから。このコントラストがたまらなかったです。
解説にて、この構成がほかの作品でも導入されているとのことだったのですぐ次作と言われている「四つの署名」を購入しました。

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2020年04月23日

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ホームズとワトスンの出会いから始まる、記念すべきシリーズ第一作。他の人が気づかないような小さな手掛かりから推理するホームズ。「なんで分かるの?」とみんながキョトンとした後、その推理の根拠が明かされる。これぞ名探偵!という展開で、やっぱり面白い。
そしてなんといってもホームズとワトスンの名コンビ。変人ホームズに興味津々、素直に感心するワトスンと、褒められて嬉しそうなホームズ。「彼は探偵術についての賛辞を聞くと、美人だと褒められた女性のように敏感に反応してしまうのだ」(p.64)に笑った。意外と可愛いところもあるんだな。19世紀末のロンドンの雰囲気も好きだ。他の作品も読みたい。

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2020年04月01日

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これは読んだことなかった。ホームズは子供の頃に探偵小説入門みたいな感じで読んだし、大人になってからドラマの復刻版とかでも楽しんだ。宝塚のドイルを描いた作品に、「緋色の研究」はドイルが作家として売れる前に出て、出版社に安く買い叩かれたみたいな表現があり、ホームズ最初の作品で人気が出なかったなんて、なんでだろーと読んでみた。
面白いよ?ふつーに。ホームズもワトソンもわたしたちが知ってる通りのひと。たしかにミステリとしては中間部の動機経緯が、急に視点が変わって長く続くので、探偵小説の様式としては、あれっと思うかもね。でも、物語としてはキャラクターが生き生きして面白いし、スリル満点。担当した編集者の力量によるものなのか?最後の赤川次郎が寄せたコメントがまた良いんです。この出版社は、良いね!

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2025年11月20日

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ワトソンとホームズの出会いと最初の事件。
ホームズっていったい何者?
ワトソンさんって、お医者さんだったのね…
思っていたイメージとはだいぶん違いました。

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2025年05月13日

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ネタバレ

シャーロックホームズとワトスンの出会いの場面。
沢山の訳がでている。

途中,違う話になったかな?とすこし混乱したけど、繋がっていた。
シャーロックホームズの知識と能力をワトスン博士が書き出しているところで能力って偏っているほうが平均よりもいいのかもと思ったり。いらない知識は捨てるって良いな。

人にも事情がある。

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2024年09月21日

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ネタバレ

面白かったけど、犯人は名前がはっきり出てくる人が良かったなぁと思った。前読んだシャーロックホームズの冒険の方がワクワクした。しかし、やっぱりホームズは推理前にもったいぶらないからよし

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2024年05月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今更だけど、ホームズを読もうと思い立ち光文社の文庫で9冊揃えました。光文社の文庫は乱歩のものもいいのですが、このシリーズも挿絵や丁寧な註が充実していて中々楽しめます。

さてお話ですが、こんな凝った構成で隠されたドラマがあるとは知らなかったので退屈せずに読めました。モルモン教のことも少し分かったし歴史小説としても楽しめました。

肝心の謎解きは、現代のミステリーに馴染んでいると、証拠の部分や捜査、推理分析の部分で甘い所はあるように感じるが、論理的には素直になるほどとうなづけました。

ホームズの短編は一応読んでいるはずだが、長編は読んでないので楽しみです。

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2022年09月19日

Posted by ブクログ

訳が読みやすかった。
有名なシリーズだけど、読んだのは初めて。
どうしても犬のアニメで想像してしまう。
順番に読み進めたい。

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2022年04月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

かっこいいタイトルの「緋色」がまさか鼻血の落書きとはね…昔好きだった岡田あーみんの漫画みたいで妙に嬉しくなった。
第二部のルーシーたちがすごくかわいそうで結構感情移入した。モルモン教に対してとんでもないネガキャンになっていると思うけれどソルトレイクシティには復讐の天使団avenging angelsと言うホームズのファンクラブがあると解説本で読み、やっぱりシャーロック・ホームズは偉大だなと思った。

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2023年05月08日

Posted by ブクログ

BBCシャーロックがきっかけでシャーロックを読み始めた
さっぱりとした読み応えで終始読みやすかった

二部構成で捜査側、犯人側で視点が変わるのがユニークだけど、犯人側の序盤の回想がちょっと長い気がした。
ただ、当然だが当時の時代描写が細かくて、こちらとしては全てが新鮮なので、もしかしたらホームズとワトソンは実在したかも!と空想できるほど臨場感があるのが面白い

ホームズがそこまで変人ではないのでこれからに期待して読み進めてみようと思う

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2020年11月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

コナン好きなのに今まで手を出してこなかったけど、友達が全集を購入したことをキッカケに読みだす。ホームズがなろうのように見えることもあったけど、推理の手ほどきは見事だった。第1章と第2章と話の展開が違いすぎてビビる。「緋色」が西洋では「罪悪」を象徴しており、犯罪について述べたホームズの言葉がかっこよかった。

「どうかね、これを緋色の研究とでも呼ぶことにしては? われわれだって、少しは芸術的な表現を使ったっていいだろう。人生という無色の糸桛には、殺人という緋色の糸が分かちがたく混りこんでいる。ぼくたちの任務は、それを解きほぐし、分離して、端から端まで一インチものこすことなく白日のもとにさらけだすことなんだ。」(『緋色の研究』第一部第四章 訳・鮎川信夫)

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2020年08月31日

Posted by ブクログ

挿絵がついていて、理解がし易かった。
緋色の研究が、なんでタイトルになっているのかよくわからなかった…
シャーロック・ホームズシリーズは初めてなので、またゆっくりと読んでいこうと思う。

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2020年06月19日

Posted by ブクログ

世界中で有名な名探偵の処女作。
いや、コナン・ドイルの、か。
原点回帰と思い、原典に手を出してみた。
ホームズのイメージは人によって、というよりは
作品によって違うようだ。
最初にホームズに触れたのはアニメだった。
犬の顔をしたホームズだった。
それなりの謎解きをしていたように思う。
次に触れたのは名探偵コナン。
いや、これはホームズシリーズじゃない。
原典を読む前に自分が一番好きなホームズ像は
近年作られた映画のホームズだろう。
よくある紳士然とした秀才、ではなく、
超が付く変人で、常人離れした知識を持つ秀才、
そして万人を引きつける天才。
映画のホームズ像が一番原典に近いようだ。
満足がいく物語なのだが、
ただ、推理というか、ロジック自体は、
そんなに難しいものとも感じられなかった。
噂に聞く、ホームズは初心者向きというやつか。

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2020年02月18日

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