【感想・ネタバレ】緋色の研究のレビュー

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Posted by ブクログ 2021年09月17日

ホームズの変わり者具合が伝わった。これからのワトソンとの物語が楽しみ。あとがきで言ってたけど、途中の犯人の過去ストーリーで思考がストップした。だから中盤は速読した。昔の話ということもあって電報などが出てきたり、証拠も状況証拠が多いなと。

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Posted by ブクログ 2021年03月22日

ホームズとワトソンの出会いの場面がやっぱり好き。
物語そのものは悲痛なんだけどね……。

日暮さんの訳は、豆知識的な訳注が豊富でたのしいです。

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購入済み

緋色の研究

2018年08月18日

ミステリーマニア必見の書です。数多くのミステリーの基礎になっているホームズの新発想です。

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Posted by ブクログ 2023年09月11日

ホームズの原作を初めて読みました。
本作はホームズとワトスンが出会うところから始まる、時系列的に見れば、第一話みたいな話にあたるようで、ここから伝説が始まったのかと思うと感慨深かったです。
最初、二部構成とは知らず、途中から急に別の話が始まったのかと思ったくらいですが、犯行の動機にあたる部分がしっか...続きを読むりと描かれていて、犯人にも感情移入でき、一つの作品で二度楽しめた感じです。
時系列順にシリーズ作品を読んでいきたいと思いますが、今後のホームズとワトスンの関係性がどう進展していくのかも楽しみです。

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Posted by ブクログ 2022年10月23日

「シャーロック・ホームズ シリーズ」は60編(長編4と短編56)が発表され、本作は記念すべき第1作の長編小説となる。
名探偵シャーロック・ホームズと元軍医ジョン・H・ワトソンの出会い、ベイカー街221Bでの共同生活の始まりが描かれる。
初対面で「あなた、アフガニスタンに行っていましたね?」と問う場面...続きを読むはこれからの名コンビ誕生を思い感慨深い。
物語は二部構成で、第一部は殺人事件の捜査、第二部は場所も時代も違う過去の因縁が描かれる。
ワトスンがホームズの活躍をいつか世に発表すると決めた事件。
★★★★✩ 4.0

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Posted by ブクログ 2022年10月22日

シャーロク・ホームズとワトスンとの出会い。初めの事件。いまでは伝説の作品。当時の雰囲気が味わえ、ホームズの推理の鮮やかさが感じられる、まさに原点。

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Posted by ブクログ 2022年06月18日

久しぶりにホームズ物を読みたくなって読みました。捕物部分もおもしろいですが、第二部の犯人の過去の物語がスリリングでよかったです。あと、ずいぶん細かい注釈と挿絵もよかった。

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Posted by ブクログ 2022年03月30日

ミステリーを読んでいるとホームズとワトソンの話がしょっちゅう出てくるので、ちゃんと知っておこうと思い読んでみました。

正直なところあまり期待はしていなかったのですが、想像以上に面白かったです。100年以上前に書かれた本とは思えません。

前半後半で話がガラッと変わり、ラストにつながる様子は圧巻でし...続きを読むた。全体的な展開スピードも早かったので、飽きずに一気読みできるのもいいですね。

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Posted by ブクログ 2022年02月22日

シャーロックとワトソンが出会った話。
ドラマでも扱ってたからイメージが入りやすかった。

二部構成になっていて
事件解決までと
事件に至るまで。

読みやすくて面白かった。
特にモルモン教の始まりも興味深かった

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Posted by ブクログ 2021年03月30日

昔読んで挫折してしまったので、リベンジしてみた。結果、なぜあの時途中で辞めてしまったのだろうかと思った。史実に基づきながら、ファンタジー要素(例えば「ホームズ」という存在)を取り入れた非常に凝った作品なのだと、やっと気づくことができた。 何よりも注目した点は、モルモン教の存在だろう。「神」とは何か、...続きを読む「正義」とは何かといった現代においても正しい答えがない問いを投げかけているところが、モルモン教に興味を持ったと同時に、さらに問いを考えるきっかけになったと実感した。 続けて第二作も読んでみたい。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年02月28日

シャーロックホームズを今更ながら読んでみよう!と思い、読み始めました。
2人の出会いから、事件解決までとてもテンポよく進み、面白かったです。
第二章の犯人の回想で種明かしされていく流れもわかりやすく、ミステリ初心者にもありがたい…!
世代を超えて愛される理由がわかりました!

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Posted by ブクログ 2020年09月28日

シャーロックホームズの長編は初めて読みました。
事件そのものも面白かったですが、第2部の犯人の回想が味わい深かったです。宗教も絡んだ内容で勉強になりました。

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Posted by ブクログ 2020年06月29日

タイトルだけ知っていて、やっと読めた。そういう意味だったのか。
ユタ州がモルモン教徒により作られたことを知りました。当時は大英帝国だけあって小説の舞台が世界に広がっていておもしろい。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年04月23日

二部構成となっていて、一部と二部でがらりと景色が変わり最後にがっちゃんこという形が新しく面白かった。
具体的に、一部は出会いから事件解決まで。二部は犯人の犯行に至るまでの経緯(動機の説明)。
最後に時系列で言うと一部の最後に戻りホームズの推理で締め。景色が変わると表現したのは直接的な表現で、一部は霧...続きを読むの街ロンドンの暗い描写が、二部はユタ州のアメリカの原風景が簡単に思い描けたから。このコントラストがたまらなかったです。
解説にて、この構成がほかの作品でも導入されているとのことだったのですぐ次作と言われている「四つの署名」を購入しました。

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Posted by ブクログ 2020年04月01日

ホームズとワトスンの出会いから始まる、記念すべきシリーズ第一作。他の人が気づかないような小さな手掛かりから推理するホームズ。「なんで分かるの?」とみんながキョトンとした後、その推理の根拠が明かされる。これぞ名探偵!という展開で、やっぱり面白い。
そしてなんといってもホームズとワトスンの名コンビ。変人...続きを読むホームズに興味津々、素直に感心するワトスンと、褒められて嬉しそうなホームズ。「彼は探偵術についての賛辞を聞くと、美人だと褒められた女性のように敏感に反応してしまうのだ」(p.64)に笑った。意外と可愛いところもあるんだな。19世紀末のロンドンの雰囲気も好きだ。他の作品も読みたい。

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Posted by ブクログ 2018年10月10日

NHKのBSでやっている「シャーロック」がおもしろくて、原作を読み返したくなったので、いっときホームズ熱が高まった時に古本で買い揃えた光文社文庫版を読むことにした。
うーん、読みやすいんだけど、新潮文庫の延原謙訳の古風な訳になじみすぎていて、ちょっと違和感。あと、ドラマのホームズとワトソン役の二人が...続きを読む思い浮かぶ。自分的にはベストな役者さんで、雰囲気がぴったり。

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Posted by ブクログ 2016年12月26日

今さらながら、そういえばホームズってまともに読んだことないかも?と思って手に取った。これがシリーズの始まりだったんだね。今となってはもう定番のホームズとワトスンのなれそめを目にできて光栄だった。あらためて、やっぱりホームズって面白いんだな、と思いました。いろんな亜流があるけれど、本家越えはひとつもな...続きを読むいよね。
そして、人の執念ってすごいな!と思わせるところも、つまり、ただのパズル推理小説じゃないってとこもすごかった。
しかしまったく、復讐が叶ってよかった。

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Posted by ブクログ 2014年12月04日

再読!登場人物が魅力的。愛着がわきます。ホームズの推理は誰にでもできそうでできない。その推理を読者に納得させてしまう力を持っている。おもしろいです。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年07月29日

大きく場面の異なる後半のストーリーがどこに行き着くかと思ったら、現在に交差するもんだからたまらない。壮大。

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Posted by ブクログ 2013年10月02日

シャーロックホームズの記念すべき一作目。
二部構成になっており、一部ではワトソンの手記という形で事件のあらまし、二部では犯人が犯行に至った理由が書かれている。

ホームズの推理は相変わらず鮮やかでまたたく間に問題を解決へ導いていく。
二部では推理小説とは違い、冒険小説のようなのだが、こちらも手に汗握...続きを読むるような展開になっている。

ここからホームズシリーズははじまったのだなぁ。
感慨深い。

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Posted by ブクログ 2013年08月19日

今まで何度かシリーズを読破しようと挑戦しては、文章が合わずに断念してきたんですが、これは読み易かった。
ホームズの変人ぶりはおかしく、推理力は驚嘆に値するように描かれていて、とても魅力的。これなら楽しくシリーズを読破できそうです。

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Posted by ブクログ 2013年03月27日

 連れ合いが読んだからというだけの理由でなんとなく読みました。その昔、恐らくホームズものは読んだと思っていたのですが、どうやら短編のいくつかと、あと「パスカヴィル家の犬」だけだったのかも。「緋色の研究」は、読んだことあるなあ、と全く思わなかったので。

 面白かったです。それに驚きました。1870年...続きを読む代にイギリスで、言ってみれば医師が片手間に書いた小説が、純粋に娯楽として2013年の日本で翻訳して通用するって、凄いですよね。

 ホームズものの第1作。ワトソンが登場して、ホームズが登場。ワトソンの目を通してホームズが紹介される。めちゃくちゃ頭脳明晰で、犯罪知識豊富で、「へ〜」と言わせる、合理的な超人。この辺、「MASTERキートン」「ゴルゴ13」みたいだ、と言って良いと思います。そういう、リアリズムの範囲での、大人のファンタジーなスーパーヒーローの初号なのかもしれませんね。行動動機が、単純な(曖昧な?)正義感ではない、という点も含めて。ホームズさんは、スゴイ人なんだけど、一方で偏狭で傲慢。そんな異常性格が人間臭くて魅力的。そのちょっとヤバイ感じは、本質的にお子様向けではないですねえ。最近のリメイク現代版海外ドラマでも活かしてましたけど、死体に鞭打って、打撲跡を研究したりする、というのがツカミのキャラですからねえ。そういう、ある種の「R指定」的な部分のヒーロー、という意味では、ダーティーハリーとか中村主水とか座頭市とか、そういう系譜とも言えますねえ。しかしホント、これ1870年代のイギリスの小説ですからねえ。
 ホームズの魅力だけで前半が終わると、後半はドラマチックで、韓国ドラマみたいに?えげつなくて、悲劇性まで豊かな犯人側の動機の物語がテンポよく描かれる。ここンところも僕は面白く楽しめました。
 (ネタバレになりますけど、モルモン教の方にとってはこれは許しがたい小説でしょうねえ・・・抗議とかないのだろうか・・・)

 この面白さはなんなんだろう、と結構悩んじゃいました。一方で「64」があったりして、片方で「緋色の研究」も面白い。解説で赤川次郎さんが書いていたけど、ホントに大事なのは、現代社会の風俗としてのリアリズムなんかよりも、作りモノ、フィクションとしての娯楽性、面白味だ、ということで説明になるんだろうか。
 そう言えば、奥田英朗も水村早苗も面白いけど、司馬遼太郎も、メグレ警視も、高野文子も、手塚治虫も面白いのは面白いワケで。まあそういうことなんだろうか。
 そういうことを考えるのも、面白いことです。

 で、最後に光文社さんにエール。光文社文庫の海外名作新訳シリーズ、僕はすごく好きです。読みやすい。翻訳が、わけのわからん日本語になっていない。
 この歳まで読書し続けて思うのは、10代の頃に読んだような翻訳たち、恐らく30年40年前とかに翻訳された名作文学って、「なんかなんでこう、分かりにくいんだろうか。これ絶対翻訳がこなれてないと思う」と感じてしまうんですね。
 光文社文庫さんの翻訳は、それがほぼありません。素敵。
 ホームズだろうが、ドストエフスキーだろうが、スタンダールだろうが、トルストイだろうが、これから読む人にはとにかく、光文社文庫版をお勧めします!

 ホームズシリーズは、続けてではないかもしれないけど、このまま光文社シリーズで全部読んでしまう気がします。楽しみです。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年09月19日

今更だけど、ホームズを読もうと思い立ち光文社の文庫で9冊揃えました。光文社の文庫は乱歩のものもいいのですが、このシリーズも挿絵や丁寧な註が充実していて中々楽しめます。

さてお話ですが、こんな凝った構成で隠されたドラマがあるとは知らなかったので退屈せずに読めました。モルモン教のことも少し分かったし歴...続きを読む史小説としても楽しめました。

肝心の謎解きは、現代のミステリーに馴染んでいると、証拠の部分や捜査、推理分析の部分で甘い所はあるように感じるが、論理的には素直になるほどとうなづけました。

ホームズの短編は一応読んでいるはずだが、長編は読んでないので楽しみです。

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Posted by ブクログ 2022年04月27日

訳が読みやすかった。
有名なシリーズだけど、読んだのは初めて。
どうしても犬のアニメで想像してしまう。
順番に読み進めたい。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年05月08日

かっこいいタイトルの「緋色」がまさか鼻血の落書きとはね…昔好きだった岡田あーみんの漫画みたいで妙に嬉しくなった。
第二部のルーシーたちがすごくかわいそうで結構感情移入した。モルモン教に対してとんでもないネガキャンになっていると思うけれどソルトレイクシティには復讐の天使団avenging angels...続きを読むと言うホームズのファンクラブがあると解説本で読み、やっぱりシャーロック・ホームズは偉大だなと思った。

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Posted by ブクログ 2020年11月30日

BBCシャーロックがきっかけでシャーロックを読み始めた
さっぱりとした読み応えで終始読みやすかった

二部構成で捜査側、犯人側で視点が変わるのがユニークだけど、犯人側の序盤の回想がちょっと長い気がした。
ただ、当然だが当時の時代描写が細かくて、こちらとしては全てが新鮮なので、もしかしたらホームズとワ...続きを読むトソンは実在したかも!と空想できるほど臨場感があるのが面白い

ホームズがそこまで変人ではないのでこれからに期待して読み進めてみようと思う

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年08月31日

コナン好きなのに今まで手を出してこなかったけど、友達が全集を購入したことをキッカケに読みだす。ホームズがなろうのように見えることもあったけど、推理の手ほどきは見事だった。第1章と第2章と話の展開が違いすぎてビビる。「緋色」が西洋では「罪悪」を象徴しており、犯罪について述べたホームズの言葉がかっこよか...続きを読むった。

「どうかね、これを緋色の研究とでも呼ぶことにしては? われわれだって、少しは芸術的な表現を使ったっていいだろう。人生という無色の糸桛には、殺人という緋色の糸が分かちがたく混りこんでいる。ぼくたちの任務は、それを解きほぐし、分離して、端から端まで一インチものこすことなく白日のもとにさらけだすことなんだ。」(『緋色の研究』第一部第四章 訳・鮎川信夫)

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Posted by ブクログ 2020年06月19日

挿絵がついていて、理解がし易かった。
緋色の研究が、なんでタイトルになっているのかよくわからなかった…
シャーロック・ホームズシリーズは初めてなので、またゆっくりと読んでいこうと思う。

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Posted by ブクログ 2020年02月18日

世界中で有名な名探偵の処女作。
いや、コナン・ドイルの、か。
原点回帰と思い、原典に手を出してみた。
ホームズのイメージは人によって、というよりは
作品によって違うようだ。
最初にホームズに触れたのはアニメだった。
犬の顔をしたホームズだった。
それなりの謎解きをしていたように思う。
次に触れたのは...続きを読む名探偵コナン。
いや、これはホームズシリーズじゃない。
原典を読む前に自分が一番好きなホームズ像は
近年作られた映画のホームズだろう。
よくある紳士然とした秀才、ではなく、
超が付く変人で、常人離れした知識を持つ秀才、
そして万人を引きつける天才。
映画のホームズ像が一番原典に近いようだ。
満足がいく物語なのだが、
ただ、推理というか、ロジック自体は、
そんなに難しいものとも感じられなかった。
噂に聞く、ホームズは初心者向きというやつか。

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Posted by ブクログ 2016年06月17日

シャーロックホームズの全集を新訳で揃えたくて購入。後半のモルモン教の下りになかなか感心させられたσ^_^;

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年05月22日

「シャーロック・ホームズの冒険」に続けて読書。ホームズとワトソンの名コンビ誕生のエピソード。身体、服装、癖などから対象の人物を分析する観察眼はこの作品から発揮されている。
 不可思議な事件の謎がだんだん解き明かされ、二部では事件の裏にある大西洋の向こう側の怨恨が語られる。動機という点でかなり説得力に...続きを読むつながっている。これほどのことがあれば殺人を犯しかねないな、と思える。相対的に最近のドラマや漫画は簡単に人を殺し過ぎという印象。
 ホームズシリーズはミステリ作品のなかで不動の地位を獲得しているが、それだけでなく19世紀末のイギリスを知ることができる資料としても面白い。

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