清水由美のレビュー一覧

  • 日本語びいき
    17章、ネイティブ並みに文章を読み解くには、”辞書に載らない知識と教養”が必要という話。生の日本語文章には、「国境」のような有名文学作品はもちろん、サザエさんのような現代のカルチャー、「鴨川の法則」といった小話(?)まで日本語母語話者であれば知っているであろう”ネタ”が満載である。
    同様のことは他言...続きを読む
  • 日本語びいき
    『日本人の日本語知らず。』を改題、章・コラム、ヨシタケシンスケ挿画を増補したことにより親しみやすく読みやすい本になってるが、取り上げている内容はけっこうハードなものが多くて、母国語ではなく外国語として学ばない限り知りえない「日本語のルール」が少なからずあるということに目を開かされた。英語も大切なのだ...続きを読む
  • すばらしき日本語
    日本語以外ろくに知らないのに、なぜか「日本語は難しい」とか「繊細だ」とか言う人(だいたい年配の人)に会うと、いつもムカッとしていたが(日本人はやさしい、繊細、真面目、頭が良いなども同じ)、こういう風に理論整然と実証しながら反論できたら痛快だなあ。
    清水さんは、日本語のわかりやすさ、モヤモヤする表現に...続きを読む
  • 日本語びいき
    ものすごく面白かった!著者が猫好きの方のようで、これ猫のことかな?と思わせる用法があってホッコリ

    自分が外国語を勉強してるときに感じる、(こんな発音辞書にないよ?この語尾なに??)みたいなどーにもよくわからんものが、日本語に置き換えるとそういうことか~と分かって、スッキリ。
    文法があって言葉がある...続きを読む
  • 日本語びいき

    日本語びいき

    普段何気なく話している日本語だけど、ふと疑問に思うあれやこれが、面白おかしく簡潔に説明されています。周りに外国人がいる人には、特にオススメ。
  • 日本語びいき
    日本語教師が日本語について書いた本。
    ヨシタケシンスケさんの挿絵が素敵。

    日本語を細かく細かく細かく
    分解してみた、というような話。

    ほー、なるほどねー。
    そうかー、そうなるのかー。
    と思いながら読み進めた。

    いつも使っている言葉なのに、
    分解するといろいろ新しい発見があるものだ。

    米洗ふ前...続きを読む
  • わたしの名店
    行きつけのお店。人に自慢するものでも無いが、あればいいよね。座れば気の置けない人達がいて落ちつく事が出来る場所。家族とは違う距離感の店主など。まさに絶妙。
  • わたしの名店
    表紙に惹かれて手に取った本。
    目次を眺めると、有名な方のお名前がズラッと並んでいて、テンションが上がりました。

    いずれも実在している(していた)お店なので、片っ端からGoogleマップの行ってみたいリストに追加しました。
    当然ながら皆さまの文章が巧くて、どれも美味しそうで……気になります! この本...続きを読む
  • わたしの名店
    「わたしの名店」 は、好きなお店と、そこで味わえる特別な一品について、28人の作家の個性的な文章で綴られているエッセイ集です。三浦しをんさんのエッセイを読んだ後には、きっとあなたも、自分にとっての「名店」を探しに行きたくなるでしょう。
    三浦しをんさんの作品 は、どれも読みやすく、心が温まるものばかり...続きを読む
  • わたしの名店
    こういう本を読むと、つい場所をチェックしちゃったりするんだけど、わりとそれだけで満足しちゃうタイプw

    今回、いちばん行ってみたくなったのは久住さんの餃子屋さんだったけど、めっちゃ遠いので即諦めたwww

    知ってるお店が登場してほくそ笑んだり、楽しみはいろいろあるわけだけど、すっかり引きこもり体質に...続きを読む
  • わたしの名店
    28名の著名人エッセイ集。
    お気に入りのお店を思い出やその出会い、魅力について綴っている作品。
    なかなか読む機会のない方々がどんな風に書くのかも知れてお得感。

    藤岡陽子さんのお話が好きでした。
  • わたしの名店
    28人の著名人が、大好きなお店をそれぞれのエッセイで教えてくれる素敵な一冊でした。

    みなさん心が休まるいきつけのお店を求めている。でも常連さんがワァワアというところはちょっと、、、
    すごく共感しました。

    食べるって元気の源ですよね。何があってもおなかはすく。食べれることは本当に幸せだ。

    龍朋、...続きを読む
  • わたしの名店
    28名の方が紹介するお店の全てが魅力的に感じました。人によってお店に関わる思い出をメインに伝えたり食事そのものの良さを書いたりと、紹介の仕方も様々なので面白かったです。

    食事では宇垣美里さんの「鍋焼きうどん」がとても美味しそうに書かれていて、ぜひ味わってみたくなりました。
    思い出では藤岡陽子さんの...続きを読む
  • わたしの名店
    “ちょうどいい”本がないかなと入った駅のお土産屋さんに併設されている小さな本屋さんで買い、そのまま新幹線で読み終えた。リズムよく読める感じが逆にありがたく、思わず左手に本を開きながら右手はGoogleマップを検索していた。年始の隙間にぴったりな本、おいしい食べものって、あたたかくてしあわせな描写が多...続きを読む
  • わたしの名店
    作家さんたちが各々の好きな飲食店とそれにまつわるエピソードを書いた1冊。朝井リョウや三浦しをん、西加奈子など好きな作家さんのエッセイがたくさん入ってて楽しく読めました。クスッと笑えるものからじーんと切ないものまでありましたが、総じてどれも美味しそうでした。ただ行きたい!って思ったお店が閉店してること...続きを読む
  • わたしの名店
    好きな作家さんが含まれていたので購入。自分の好きな作家さんがいる方にはぜひ読んで欲しい。
    自身の名店は何処だろ❓と思わされる。
  • わたしの名店
    感想
    下を向いてしまう日。どうしても顔を上げられない。代わりに足が動く。あの店に。あのメニューを目指して。続く毎日と一緒に歩くために。
  • 日本語びいき
    日本語教師が、留学生とのやりとりや身の回りでよく聞く表現などに触れながら、日本語について易しく面白く解説した本。

    日本語の難しさは敬語や謙譲語があるというだけでなく、目下の人が目上の人を直接褒めることは失礼だなどの文化的な背景がないとわからないことや、いわゆる"こそあど"言葉など、日本語話者なら無...続きを読む
  • 日本語びいき
    外国人に日本語を教えている人ならではの本。
    英語にも精通しているようで、発音に関する話題も豊富。
    ヨシタケシンスケさんの挿絵が的を射ているので楽しさ倍増です。

    ラ抜きことばの非難が最近なくなったのは、ラ抜きが勝ったからだそう。
    「見れる」「食べれる」「来れる」「取れる」「戻れる」に「ラ」が必要?
    ...続きを読む
  • 日本語びいき
    中高生時代、国語の文法はあまり好まなかった私ですが、この本で文法に触れるととても面白い!

    またこれは余談なんですが、清水さんの文章と、ヨシタケさんがイラストで使う文章。なんか似てるなと感じました。ヨシタケさんが挿絵を描かれる本っていろいろありますけど、トップクラスで親和性が高いんじゃないかと思って...続きを読む