新井見枝香のレビュー一覧

  • 探してるものはそう遠くはないのかもしれない
    三省堂書店神保町本店にいらっしゃるといつ新井さん。
    私は全く知らないままタイトルと中のテーマに興味をもって買いました。
    私の職場が神保町なので、三省堂書店よく行くんですが、こんな有名な方がいらっしゃったんですね。

    新井さんが言う通り、私は新井さんより少し年下で本を扱う会社で働いており、なにかしらの...続きを読む
  • 探してるものはそう遠くはないのかもしれない
    "セブンルール"で有名書店員の新井さんの事を初めて知りました。7つのルールも面白く、興味を持ちました。エッセイの中には、仕事のことからプライベートのことまで書かれていて、その独特な感性が面白くて一気に読みました。近くに新井さんのような人がいたら面白いだろうなと思いました。新井さん、お忙しいと思います...続きを読む
  • 探してるものはそう遠くはないのかもしれない
    ありきたりな日常がこうにも人によっては違うのかと思わされる、とても自由すぎて、とても正直なエッセイでした。
    私には普通の日常であっても著者にはまた違った風にとらえていて、人って色んな人がいるんだなと思いました。

    型にはまりすぎている私から見ると著者の性格等々が時にはうらやましかったりもしました。
    ...続きを読む
  • 探してるものはそう遠くはないのかもしれない
    カリスマ書店員さんだそうで。久しく三省堂本店には行っていないので、行ってポップなぞ拝見してこようかしら。面白いのですが、必要以上に何かに迫られて書いているような少し痛々しさを感じました。まあ処女エッセーだから売れないと次回作の話も来ないでしょうから大変なんでしょうけど。聞くところによれば非常に良い売...続きを読む
  • yom yom vol.50(2018年6月号)[雑誌]

    レトロゲームファクトリー

    意外に早く最終回になり、少し物足りなさを感じましたが、ハッピーエンドで気持ちよく読み終える事ができました。私は、論理的に説明されないと心が動かない方ですが、三段論法で人の心は動かないと言うのも確かです。(しかし、昨今のおれおれ詐欺は、人の感情に訴えかける犯罪ですから、また厄介です。) 最終回は、...続きを読む
  • yom yom vol.49(2018年4月号)[雑誌]

    レトロゲームファクトリー第2回

    前号に引き続き、「レトロゲームファクトリー」を読みました。これから一話完結のスタイルで進んで行くのでしょうか。今回は、各登場人物の背景的説明も徐々にされて来て、思いがけないコーギーの生い立ちも含まれていました。数日前には、レトロゲーム機の復刻の新聞記事もありましたので、40、50代である私達の世...続きを読む
  • 探してるものはそう遠くはないのかもしれない
    本書内にも何度か出てくるけれど、以前読んだことのあるジェーン・スーに似てるのかも。もう少し地味な感じかな(いい意味で)。
  • 探してるものはそう遠くはないのかもしれない
    エッセイはほとんど読まないけれど、セブンルールを観て、読んでみた。面白かったです。
    実に面白いです、この方。
    次作はあるのかな…
  • 胃が合うふたり
    自分のペースを崩すことが出来ないところが共通している二人。それでも相手を大切に思っている。
    とても高級でおいしそうな物を爆食しているのだが、食べているものより二人のマイペースなところが面白いし気の使い方が印象に残った。あえて黙って放っておくのも悪くないな。
  • 本屋の新井
    書店員の愚痴のような独り言を面白可笑しく語るエッセイ。
    痛快さ、爽快さを兼ねており、例え話がまた面白い。
    書店員の仕事、本屋さんが本当に好きなんだなというところが文章から伝わってくる。
  • 本屋の新井
    書店人でストリッパーという著者に興味津々で読んだけれど、共感できる部分と理解しがたい部分と半々くらいかな。世代違いもあるからそんなもんか。書店員としてはピカイチの働きをしただろうなとも想像できる。この人は自分の人生を楽しんでいるんだろうことも分かる。ただ今後追いかけてまではないかな。
  • 胃が合うふたり
    わたしも胃が合う人に出逢いたい!!
    程よい尊重と、魅力的な文で紹介してるから、人柄に加えて互いへの愛をこれ程までにか!というくらい感じた!!
    それぞれがストリップを観る際に持ち込む食料に笑いました。あと、パフェ先生のくだりでそれぞれが自分の世界堪能して味わうの良かった。
    しかし、パフェ巡りめっちゃは...続きを読む
  • 胃が合うふたり
    「ちはやん」「新井どん」と互いを呼び合う新井見枝香さんと千早茜さん。
    胃袋のソウルメイトとも言える二人が、共に囲んだ11の食卓を往復書簡の様な形で綴ったエッセイ集。

    作家業一本に専念する千早さんと、書店員と踊り子とエッセイストを兼任する新井さん。
    繊細な千早さんと大らかな新井さん。

    知れば知る程...続きを読む
  • 探してるものはそう遠くはないのかもしれない
    元気があるときに読んだほうがいいかな。ちょっと疲れます。
    でも、タイミングによってはツボって大笑いする場合もありますw
  • 胃が合うふたり
    食べたいものや食への姿勢が似ているという、食事や旅も共にする仲良し作家同士の、二人で体験した食べ歩きをもとにしてリレー式で書かれた食エッセイ。
    同じ場面を、それぞれの視点で語っていく、という体裁がまた面白い。

    新宿歌舞伎町でストリップを観ながら休憩中に牛タンを食べたり、銀座パフェ巡りをしたり、神楽...続きを読む
  • 本屋の新井
    ・何この人たち…怖い…と思うほど、文章力がある。書店員ってちょっとした異能集団か。

    ・売れないのは誰のせいだ。売れる本が書けない作家か?売れている本を切らす出版社か?
    書店は精一杯売れる売り場を作っているのにって?いやいや案外、暗い顔した自分のせいかもしれないぞ?嘘でもいいから笑え。本が売れないと...続きを読む
  • 本屋の新井
    横書きの文庫本は珍しいですね。
    「見た目は大人、頭脳は子供、その名は書店員アライ!」という少しヤンチャっぽい方の本に関わるエッセイです。

    手さげ紙袋の話題が出てきました。
    気にしたことはなかったけれど、原価が結構するので儲けを圧迫するらしいです。
    書店はいつまで、無料で紙袋を提供できるだろうかと心...続きを読む
  • 胃が合うふたり
    千早さんと新井さんは大人になってから知り合い友人となったようですが、2人の関係性を見ているとまるで旧知の仲のように感じる。

    共有してきた時間の長さではなく、密度の濃さなのでしょう。

    「食」はこの2人にとって何よりも好きなことで、何よりも大切な価値観。お互い遠慮せず、好きなものを好きなだけ食べられ...続きを読む
  • 本屋の新井
    〝結局は自分の中にある点が本を選ぶ〟
    いい言葉だなぁ。

    俺が感想やInstagramの投稿に「オススメです!」や「絶対読んでみて!」みたいなことを書かないポリシーを端的に言葉してくれてた。

    読書において、本との政略結婚は推奨したくないよね。
    やっぱり恋愛結婚の方が、自分らしく幸せなイメージがある...続きを読む
  • 本屋の新井
    文庫化、待ってました!ありがとう!書店員の新井さん。「本屋で働くことに、特別な意味を見出せていない」とのっけから断り書きが入るが、本を読むことと、本を売ることが好きなのはダダ漏れている。本が特別、価値のあるものであったり、高尚なものであると思っていないのが気持ちいい。日用品とまで言い切るぐらいだし。...続きを読む