新井見枝香のレビュー一覧

  • 本屋の新井

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    文庫化、待ってました!ありがとう!書店員の新井さん。「本屋で働くことに、特別な意味を見出せていない」とのっけから断り書きが入るが、本を読むことと、本を売ることが好きなのはダダ漏れている。本が特別、価値のあるものであったり、高尚なものであると思っていないのが気持ちいい。日用品とまで言い切るぐらいだし。本を売ることは好きだが、本屋の方針には言いたいことが山ほどあるのは隠しきれていない。書い手が好きなように買えばいいんだよ。服とか食品とかそういう感じでと私も思った。あとレジ袋。その後どうなったのか教えてほしい。

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    2021年12月19日
  • 探してるものはそう遠くはないのかもしれない

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    人のダメさや辛いエピソードを読むことは、ダメダメな自分を助ける術となる。軽快なテンポが読みやすかった。

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    2021年10月31日
  • 本屋の新井

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    書店員という仕事に興味があり 手に取りました
    大変ですね 本を探してくださいと言われてもなんだかパズルのようなこともあるんですね。
    とてもおもしろかったです。

    そういえば「すずらん本屋堂」という番組で新井さんを見たことあったのを思い出しました。

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    2021年10月03日
  • 探してるものはそう遠くはないのかもしれない

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    どんどんと脱線していって、結局何が言いたかったのかわからないものがほとんどだが、やはり書店員で本好きとあってか文才があり、言い得て妙な言い回しがあり楽しく読めた。

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    2020年06月09日
  • この世界は思ってたほどうまくいかないみたいだ

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    ネタバレ

    完璧にジャケ買いならぬ、タイトル借り。書店員さんによるエッセイ。三省堂書店のカリスマと言われているそうだ。新しいものを生み出せるってすごいよな。本好きは音楽好き、逆もまた真なり、には納得。セブンルールにも出たそうだ。すげー。なんつーか、面白いんだけど、過激すぎるというか、雑すぎるというか。文体が私にはちょっと合わない。リピはなしだ。

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    2019年05月25日
  • この世界は思ってたほどうまくいかないみたいだ

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    某有名書店の"型破り”書店員によるエッセイ第2弾。
    前作から、さらにパワーアップ。

    30代後半独身女性の日常生活を、赤裸々に綴った「うまくいかない仕事」「うまくいかない美」「うまくいかない恋」「うまくいかない人生」は、新井ワールド全開!

    本には関係ない話しばかりだけどね~www
    前作の方が面白かったなぁ。

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    2019年03月26日
  • 探してるものはそう遠くはないのかもしれない

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    「見ず知らずのあなたのことを書けるわけはないし、ましてやあなたのためだけに書いたわけでもないだろう。」
    書きたいことを書くということはこういう感覚なのだろう。著者が好き勝手書いている。日常の出来事や筆者の心の声などが余すところなく書いてあるため、読んでる方は著者の新井さんを知ってしまったような気になる。たぶん錯覚だ。
    自分より10歳も年上の人のアホ話を読んでるうちになんだか今悩んでることがバカバカしく思えてくる。新井さんも最後に人生において深刻さを失ったと書いている。まあ人生どうにかなりそうな気がしてきた。

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    2018年12月20日
  • 探してるものはそう遠くはないのかもしれない

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    ネタバレ

    名物書店員といわれる著者のエッセイ。エッセイは本当のことを書くものだ、著者の本当の姿に触れることができるものだと書いている。であればここに書かれていることは全部本当のことなのだろうけれど、だとするととてもぶっ飛んでいる。この本を書くときはずっと全裸だったらしいし、本を出すほど「売れっ子」なはずなのに家賃をいつも滞納するほどかつかつの生活を送っている。
    著者は有名な書店員さんということだけど、自分は正直この本で初めて知った。本当はエッセイはある程度知っている人をもっと知りたいと思って読むのが良いと思うので、そういう意味ではあまり入り込めなかったかな。でも、次の著書もあるようなので、そちらは楽しめ

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    2018年10月12日
  • 探してるものはそう遠くはないのかもしれない

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    カリスマ書店員新井見枝香の初エッセイ。知り合いからのおすすめ本。この人はエッセイ以前にも書店員としての活動が多くのメディアに取り上げられていたみたいで自分も目にしたことがあるような気がする。ググってみたら読書好きの延長で仕事で有名になったのですが、このエッセイではあんまり読書については題材にされておらず、過去の生い立ちや仕事などの日常生活のひとこまを題材にしながら妄想を追加して面白おかしく自分を自虐的にさらしている。波乱に富んだ生き方や文才は感じるし、楽しいところは多々あるけど、ちょっと構成やギャグに凝りすぎで力が入りすぎてな感じもある。ちょっと苦悩しているようなところも透けて見えるし。もっと

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    2018年09月15日
  • 探してるものはそう遠くはないのかもしれない

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    働いて家事して、生活する。
    そんな日々を、面白く書ける人をとても尊敬する。
    それって日々を丁寧に見つめるってことだ。
    自分の人生を楽しんでるってことだ。

    新井さんのエッセイ、とても面白かった。
    この方のエッセイ、自分の社会的地位を良くしたいとか、人間的に尊敬されたいとか、面白いやつだと思われたいとかそういう野心みたいなものがあまり感じられない。そこが良い。
    エッセイは本当のことが書いてある。「読む人の共感を想像して書くエッセイに、一体何の意味があるだろう」作中でそう述べておられたが、そんな一種の突き放し精神を感じる。しかしだから面白い。

    個人的には「賞味期限切れのボルシチ」と「任侠チョップ

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    2018年09月03日
  • 探してるものはそう遠くはないのかもしれない

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    ぶっ飛んでる人だけど、経歴が少し似ていて、
    共感出来るところも多々あり、面白かった。
    ただ書店員をアピールしている割には、書店員の話はあんまり含まれてなかったから、ちょっと物足りない感。

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    2018年05月04日
  • 探してるものはそう遠くはないのかもしれない

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    ネタバレ

    三浦しをんのエッセイと同じ雰囲気を感じ取った。
    背後で大きな音がしても振り向かないという件に共感した。音が鳴った後に振り向いてもたとえそれが事件でも事後だからというのが理由なんだけど、もしかしたら私も生きるのに向いていないのかもしれない。
    あと、見切り品のコーナーをドナドナワゴンと呼ぶのを真似したい。

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    2018年04月06日
  • 探してるものはそう遠くはないのかもしれない

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    「会社は学校と違って、知らないことを教えてくれはしないんだよ。自分で知ろうとしないと、知らないままなんだよ」

    喋っているお話を聞いているような
    ラジオを聞いているような本。

    パワフルさが文面の端っこからも漏れだしていた。
    疲れているときはおすすめしません(笑)。

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    2018年02月20日
  • 探してるものはそう遠くはないのかもしれない

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    書店員が記す異色のエッセイ。書店員としての話もあるし、プライベートの日常を描く話もあり、どちらもなかなかに痛快。
    やはり本を痛いほど好きな人は普通ではないと思う。

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    2018年01月02日