あらすじ
芥川賞・直木賞が発表される日。業界でひそかに注目されているもうひとつの賞「新井賞」があることをご存知でしょうか?新井賞は、書店員の新井さんが個人的に推したいタイトルを選定する賞です。本書は、本屋の新井さんが本屋とあんまり関係ない、本人が書きたいままを綴ったエッセイの第2弾です。「隠れた名作を発掘しません」「拭いてもらいたいのはお尻じゃありません」など、書店員のありのままのエッセイをお楽しみください。
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Posted by ブクログ
ざっくばらん、あけっぴろげな方だなぁ!
型にはまって生きるのが窮屈と感じている方は、是非、ご一読を!
ぶっとんで理解しがたい部分も、共感できる部分も、学びたい部分もありました。
彼女には、このまま変わらず生き抜いて欲しいです。笑
Posted by ブクログ
元書店員・いまは、、エッセイスト兼踊り子の新井さんの愚痴エッセイ。爽快に読めて、「もっとこの文体のよう気楽に、テキトーに、いろいろ脱ぎ去って生きていけばいーじゃない」と思わせてくれる。
Posted by ブクログ
自分のせいで、自分が嫌になって、存在が申し訳なくなることがよくある。だからめちゃくちゃ共感した。少しくらいならうまくいく想像をしている自分はやはり勝手で、うまくいかないのだけれども、こうやって文章に昇華する力があればとても良いなと思う。スピード感と笑いのバランスが絶妙なので、気力が無い時でも読める。
Posted by ブクログ
「新井賞」は聞いたことがありましたが、普段、文芸書を読まないのであまり興味はありませんでした。
タイトルに惹かれて、読んでみました。
大量に本を読んできた方が文章を書くと、軽快で、言葉選びが絶妙で、こんなにおもしろいのか! と驚きました。
編集者さんとの原稿の直しバトルの部分が共感できました。そうそう、ちょっと直されただけで、自分の文章でなくなってしまうのですよね。ほんの小さな言葉の違いなのに、ニュアンスが変わってしまうこと、よくあります。
私も、編集者さんに屈せず、自分の想いを伝えられるように、強い信念を持とうと思いました。
Posted by ブクログ
『探してるものはそう遠くはないのかもしれない』より
テンポよく読めた。この作者さんは色んな引き出しが
あって面白い。前作よりもかたくなさが良い意味で取れてて
次回作も追いたくなった。
Posted by ブクログ
完璧にジャケ買いならぬ、タイトル借り。書店員さんによるエッセイ。三省堂書店のカリスマと言われているそうだ。新しいものを生み出せるってすごいよな。本好きは音楽好き、逆もまた真なり、には納得。セブンルールにも出たそうだ。すげー。なんつーか、面白いんだけど、過激すぎるというか、雑すぎるというか。文体が私にはちょっと合わない。リピはなしだ。