ヨンチャンのレビュー一覧
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匿名
無料版購入済み初心者向け
発達児家族にしてみれば、表面をさらっとなぞっただけ感は否めないけれど、全く知らない方やメディア化にあたりは「入り口」「初心者向き」「入門書」としての適材の漫画と思う。
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購入済み
重い
パーソナリティ障害。だんだんと人が離れていく。
それがわからないものかと思っていたが、
そのことがわかっているのに変われないなら厳しいものがある。
児童養護施設の現実も重い。 -
ネタバレ 無料版購入済み
佐山先生の身辺の謎とかも
小学校受験の子どもはリカバリーできてやれやれでしたが、その次に出てきた子どもとかも、結構な厄介さを抱えていましたね。
学校教育の意味、を考えたりする展開というか。
終盤に出てきた少年は、以前読んだ「ケーキの切れない非行少年たち」(宮口幸治、新潮新書)に出てくる少年っぽかったような……やはりいわゆる毒親もいますしね。
カンファレンス等の場面を見るに、主人公の佐山先生にも諸事情、あるようで、そこは初期から示唆されてはいた通りですね。 -
ネタバレ 無料版購入済み
こちらも王道の医療もの
小児科で研修中の志保先生、冒頭で遅刻癖等が描かれていますので、ああこれは……と思ったらやはりそういう診断が出ていたようですね。
処方箋でも処方薬の量を10倍にしていましたし。
そういうこともあってか、小児科というよりはこちらでしょう、と赴任した先が開業の児童精神科医で、やはり発達障害や自閉症、ADHDといった近年、徐々に明らかになってきた障害等を抱えた子どもが出てくる連作で、同じ雑誌の「コウノドリ」的な秀作になりそうです。
河合隼雄氏の著作に出てきそうな子どもも出てきますし、モーニングの医療ものは完成度が高いですね。双極性障害とうつ病も誤診されやすいでしょうし……。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ(ネタバレあり、メモ)
・コンスタントに65点を出す子育てを目指す
100点の関わりがある代わりに20点、30点の関わりがちょくちょくある状態よりも、ほとんど60〜70点くらいだけど、滅多に赤点は出さない状態の方が良い。
・30歳で大人になったらOK
脳の発達は20代前半くらいでひと段落する。
本人なりに周りが見えて自分と向き合い、社会に何とかフィットする形で着地させようと試行錯誤するのに10年くらいかかる。
・まずは適切な行動を取らせる
理想的には、なぜそういった適切な行動が必要なのかという理念からアプローチしたくなるけど、なにはともあれ、まずは「行動」
子どもが適切な行動を取れたら、た -
購入済み
感覚統合
知識のない他人から見るとただの乱暴な子供に見えてしまうというのが難しい。佐山先生もそういう訓練を受けて今があり、敬愛した相手と過ごしたのが今の診療所だというのが明かされる。