あらすじ
累計180万部突破!!(※紙+電子含む)
「全国学校図書館協議会選定図書」になった児童精神科医の物語に『コウノドリ』の鈴ノ木ユウ氏共感!!
「子どもの成長は嬉しい。ただ時に、親は不満を感じたり、不安になったり、自信をなくしてしまうことだってある。僕はそんな時、ただ息子を抱きしめます。この世にはこんなにも暖かいものがあるんだよって、いつも教えてくれるから。『リエゾン』を読み終わった後、ただ子どもを抱きしめてみてください」
胎児の障害の有無を早期に判定できる新型出生前診断。
自身の姉が育てるダウン症の子どもに対して、診断を受けること自体に負い目を感じる妊婦。
一方で、家族のあり方に対峙せざる得ない夫。
佐山は彼らを取り巻く社会について、そして生命への向き合い方に思いを巡らせるーー。
出生前診断そのものの意味をそれぞれが問い続けるなかで、選択の時は刻一刻と迫っていく。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
統合失調症の娘と暮らす両親の苦悩、信頼していた両親や医師に裏切られた娘の諦念、事態を好転させたい訪問看護師の願い、誰が悪いでもないのにどうにもならない状況ってしんどいな……。見ているだけで心が苦しくなる。訪問する看護師はもちろん、それに携わる医療従事者の方々に感服せざるを得ない重厚なエピソードだった。次エピソードの【出生前診断】も”命の選別”というかなりセンシティブなテーマを扱っているので、心して読み進めていきたいと思う。
Posted by ブクログ
訪問看護の話。 いろんなケースがあるよね。 なんか複雑過ぎて、関わってる人はすごいなの一言。 佐山先生の兄のお嫁さんとそのお姉さんが佐山先生と繋がっている。そのつながりすごいなー。
最後のページのお姉さんの言葉が重すぎた。
訪問看護
新人の名前は覚えないけど、川島さん、ほんとに最高の訪問看護師だな。
次は出生前診断がテーマで、これまた重たい。さらにあの人物の深堀りに
なりそう・・・。