ヨンチャンのレビュー一覧
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「発達障害」
について本人の視点に立って理解しやすい
障害は 見た目ではわかりづらく、子供は 自分の気持ちを 言語化することが難しい。
周囲も本人も 気づかないまま 大人になるにつれて、自分は周りと少し違う、
なんでかわからないけど うまくいかない。
そんな悩み、トラブルを抱えやすい。
漫画の中では、主人公 自身も 発達障害と診断されながら、
悩みを抱えた子供たちや その親、教師と関わりながら、
その理解を深めていく。
かといって 重苦しいことはなく、主人公の明るさと前向きさに救われるし、
全体的にやさしく包み込んでくれるような作品だと感じました。
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購入済み
この作品で何かが変われば
下息子が中学校で不登校になり、この漫画の診療所でお世話になるような、この漫画の主人公と同じタイプで何かヒントになることがあるのではないかと思い、読み始めました。かなり正確と思われるこの漫画の情報からわかったことは、親である私自身がグレーゾーンで、これまでなんとなく辛くて苦しかったことをするのはもうやめようと思い始めたところです。下息子は大学病院の心療内科に通ってますが、何をどう治療しようとしているのかよくわからず、しかもこちらが助けて欲しいことはきっと助けてもらえないことがわかっているので、なんだかなと思ってしまいます。この漫画も、ただ正常な人が興味本位でおもしろおかしくなるように展開するだけ
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「発達障害」
ストーリーのテーマとして取り上げている「発達障害」。これについてあまり知識がなかったので非常に勉強になった。病気というよりは多くある個性の一つとしてみてゆけば良いと思った。そして何よりも絵がとてもいい。登場人物たちのキャラクターをくっきりと描き分けた場面づくりが素晴らしい。
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購入済み
参考になりました
下息子が中学校で不登校になりました。
女子からイジメを受けたらしいのですが、本人は真実を、語らず、体調不良もあり大学病院にも行きましたが、いろいろあって心療内科にも通うようになり、先生から「本人が話したがらないことは聞かないように。」と言われ、自分の育て方が原因だったのかと悩んでいました。一方で、私自身も生きづらさを感じていて、いろいろネットで読み漁っていたのですが、考えすぎなのかもと思ったりしていました。この作品はフィクションではありますが、実際の症状などを具体的に記述していて、これまでの下息子に対する漠然とした不安が線で繋がった気がしました。そして、現実世界で親である私がどう行動すべきか考 -
Posted by ブクログ
子どもと向き合うということは、自分と向き合うことにもなる ー
小児精神科医を目指す自らも発達障害の研修医の奮闘記。めちゃくちゃ面白くて、5巻まで一気読み。
発達障害は脳の機能の凸凹なんだ、という考え方は、目から鱗。アンバランスさは生きづらさにつながる。でも、足りない部分は何かで補ったり、誰かを頼ればいい。
凸凹にハマる生き方が必ずあるから、まわりの大人が気づいて一緒に生き方を考えてあげられればいい。
こどもの10人にひとりはなんらか障害を持つという。きっと、親もつらい。でも、このマンガ読んだら少しは勇気というか希望が持てると思う。
発達障害に関しての理解が深まる。
全ての人におすすめ。 -
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ADHD
私もADHDだが、この本に描かれているように自分をゲームのキャラに例えるとわかりやすかった。足りないステータスは装備で補う。私の場合はメモ帳と、忘れ物をする前提で必需品の予備を入れた大きなカバン。必殺技はスマホのリマインダー機能。寝る前くらいにアラームが鳴り、明日持って行く物とかの一言メモが表示される。忙しいと症状がひどくなるので、落ち着いて仕事ができる職種を選ぶ。この本のように、ADHDであることをカミングアウトすると、私もそうだよ、障害だなんて大げさ。という反応をされるのでカミングアウトしない。