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障害を抱える人が必要な支援を受けながら
共同生活を送るグループホーム。
知的障害者の息子を育てるシングルマザーは、
子どもが特別支援学校を卒業するにあたり、
将来を考えて、子どもをグループホームへ
入居させることを考えるようになる。
志保(しほ)は母親と、グループホームの見学に付き添いながら
施設に対する近隣住民のまなざしを知る。
「医療」の先に続く営みと、
「居場所」のあり方に向き合うーー。
第20巻は「担当患者」「グループホーム」「緩和ケア」の3編を収録。
「全国学校図書館協議会選定図書」になった児童精神科医の物語に『コウノドリ』の鈴ノ木ユウ氏共感!!
「子どもの成長は嬉しい。ただ時に、親は不満を感じたり、不安になったり、自信をなくしてしまうことだってある。僕はそんな時、ただ息子を抱きしめます。この世にはこんなにも暖かいものがあるんだよって、いつも教えてくれるから。『リエゾン』を読み終わった後、ただ子どもを抱きしめてみてください」
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終わりへ
一人の患者と近藤先生の話が悲しく、そして難しい。
佐山先生はまた違う形で命と向き合う方向に。
物語の終わりが近いようだが、兄弟は直接ぶつかったり
するのだろうか。
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