嶋津輝のレビュー一覧
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「ラインのふたり」正社員で働いていた仕事を、イジメのような形で辞めることになり、次の就職のつなぎとして工場のライン作業につく女性の、仕事仲間と職場の嫌な上司。
「カシさん」下着までクリーニングに出そうとする女性とクリーニング屋のおかみさん。銭湯で出会う。
「姉といもうと」幸田文の小説に影響されて家政婦の仕事をする姉と、知り合いの経営する地元のラブホテルのフロントで働く妹。妹の両手の指のほとんどは欠損している。
「駐車場のねこ」向かいに建つ、ふぐ屋の料理人と布団屋のおかみさんの、地域ねこをめぐる攻防。ふぐ屋は出てゆき、あらたに若者たちがカフェを始める。
「米屋の母娘」ケガをした母の家の手伝いに行 -
Posted by ブクログ
まったく何も知らない本だったけど、タイトルと帯に惹かれた。
どうしても「猫」がタイトルに入ってると目が行ってしまうのだ…。
タイトル的にはほっこり平和な小説かと思ったけど、帯には「なにか悪いことがおきるのかも、という薄暗い期待。…」と書いてあって、はて一体どんなストーリーが?と謎を感じつつ読み始め。
7つの短編で、1話30ページくらいの短い話。
なんだけど、思ったよりも引き込まれた。
短い話の中で大きな動きがある訳ではないんだけど、決して平坦でもない。
帯の文の意味が分かった。
タイトルから漂うほっこり感はないけど、不穏な終わりでもなくて、なんだか不思議な本だった。
癖のある人たちがでてきて -
Posted by ブクログ
冠婚葬祭をテーマにしたアンソロジー
6人の作家による個性豊かな短編集で、個人的には
寺地はるなさんと町田そのこさんが好みだった。
以下、収録作品と簡単なレビュー
飛鳥井千砂「もうすぐ十八歳」
成年年齢が引き下げられた。
でもどう感じるかなんて自分次第だと思った。
寺地はるな「ありふれた特別」
読者の予想をいい意味で裏切ってくれた。
ずっと何やら面白くてじんわりと温かかった。
雪舟えま「二人という旅」
家読みのシガとクローンのナガノ。
まさかのSFでぶっ飛んでいた笑
嶋津輝「漂泊の道」
葬儀で出会ったうつくしいひと・・・
感じ方や物の見方が年々研ぎ澄まされ無駄を排除していく様子が人生