嶋津輝のレビュー一覧

  • カフェーの帰り道

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    直木賞受賞作。
    大正時代のカフェで働く女性たちのお話。
    明治、大正時代の頃は西洋文化も取り入れられてきていたから服装とかもかわいいイメージ。
    女性も働きだす人が増えている。
    それぞれの理由がありそのカフェで働いているけど、みんないろんな立場で戦争に巻き込まれていく。
    カフェで働いていた1人1人をピックアップした短編だけど話が繋がっているのがいい。
    戦中戦後は悲しく切ないお話もあったけど、女性達は強く生きていた。
    ステキな本でした。

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    2026年09月17日
  • カフェーの帰り道

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    百年前の私たちの物語ということで、なかなか昔の言葉というか表現というか、調べ調べながら読んだので、時間がかかった。それでも読むうちにだんだん引き込まれていった。

    喫茶店を舞台とした軽い物語を予想していたが、戦前から戦後の大変な時代の話でもあった。登場人物が自分の親の世代のようだが、皆、頑張って生きてきたんだなと思った。

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    2026年09月14日
  • カフェーの帰り道

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    大正から昭和にかけて、カフェーで働く女給さんたちを描いた小説。登場人物を「さん」とよぶのが、とても感情移入できます。太平洋戦争の前後を生きる女性たちの、感情や気持ちの動きがとても繊細に描かれていると感じます。ほっこりとか、心に沁み入るとかもありますが、暗い時代で悲しい出来事や心配事もあるのに、それらと折り合いをつけたり、乗り越えようとしたりする人々の健気さや、嫋やかさ、しなやかさに胸を打たれます。
    女性、戦争、家族、時代の移ろい、美しさ、喫茶、恋心、見栄、親孝行とは?そんなキーワードが頭をよぎります。

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    2026年09月09日
  • 私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー

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    三省堂の『本を味わう』という企画で買った本。
    タイトルや作者は隠されていて、チョコレートの包装のように原材料や味わいのみがかかれていて、それだけを頼りにほんを選び購入する、というもの。

    冠婚葬祭アンソロジーってはじめてきいたぞ!笑
    タイトルやあらすじを知っていたら、普段だったら絶対選ばないなあ。
    けど良かったです。
    寺地はるな『ありふれた特別』町田そのこ『六年目の弔い』が特に良かった。

    偶然の出会いに感謝!
    こういう企画ほんと面白い

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    2026年09月08日
  • 猫はわかっている

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    お話の主要な場面に「猫」が登場するアンソロジー。
    内容はミステリーだったり、エッセイだったり。。
    どれも秀逸で、面白く読むことができました。

    最初の作家さんの、親の影響で猫を飼っていて、仕事の中で余命いくばくの猫に遭遇して・・のお話も良かったし、ミステリー好きとしては、ロックの仲間割れを招いた猫の話、離婚話で持ち上がったある疑惑から、猫が切欠で現実味が帯びる話はゾクッとするものがありました。

    その中でも、一番好きなのは、野良ちゃんを見守るご家族のエピソードが詰まった、感動&笑いのお話。とても良かったし、私がポチっとしたこの電子書籍代も、猫ちゃんの治療の還元に役立てば大変うれしいです笑

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    2026年09月08日
  • カフェーの帰り道

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    〜8/25

    面白かった。あっという間だった。
    成瀬シリーズ並の読みやすさ。
    同じ舞台で主人公が変わるオムニバス式のため、世界観をいろんな角度から楽しめた。戦前から戦後まで、直接戦争の描写があるわけではないけれど、生活や心を少しずつ蝕む感じがぼんやりとあって、でも強く生きる女の人たちがいて。いい小説を読んだなと思った。

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    2026年09月06日
  • カフェーの帰り道

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    東京上野にある、食堂や喫茶も兼ねたあまり垢抜けない店「カフェー西行」で活き活きと働く個性豊かな女性たちの物語。
    竹久夢二の絵から抜け出たような、人目をひく美しさを持つタイ子。
    親切で清々しいけれど、噓をつく癖のある美登里。
    野性的な容姿で物怖じしない性格の、文学好きなセイ。
    十九歳と見え透いた噓をつく中年女性の園子。
    読んでいると自分がまるで百年前に生きているのかと錯覚してしまうくらい描写が鮮やかで楽しく、銘仙に白いエプロンをつけた女給たちの働く姿がありありと目に浮かびます。
    大正から昭和にかけて、終戦の五年後までを年代を追って綴られた物語。
    服装や髪型は今とは随分違っているけれど、彼女たちの

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    2026年08月31日
  • カフェーの帰り道

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    大正時代から昭和終戦の頃までのカフェの女給達の物語。
    其々の事情を抱えて、カフェの女給になり、そして其々カフェから離れていく。
    時代の移り変わり、戦時中の話、女性が生きていくのは中々大変。
    嘘つき美登里さんの話が面白かった!
    最後、戦争が終わり、みんなカフェに集ってきて心温かい読み終わり。

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    2026年08月31日
  • カフェーの帰り道

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    直木賞受賞作ということで手に取った。

    大正から昭和を生きた女給たちの物語。
    100年前の私たちの物語。

    時代の移り変わりを感じながら読み進めるうちに、心が温まり一気読みしました。
    登場する女性たちも、一見個性豊かに感じるけど、意外と身近にいそうで親近感が湧いた。
    いつの時代も懸命に生きている私たちをホッコリさせる良書でした〜♡

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    2026年08月27日
  • カフェーの帰り道

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    ネタバレ

    戦前から戦後にかけて、カフェーで女給として働く女性たちの連作短編集。

    登場人物みんな個性的で面白い。みんな事情があって「カフェー西行」というカフェーで働いているのだけれど、それぞれ容姿にしろ、育ちにしろコンプレックスがあって、どこか卑屈だった。そこが同じ女性として共感できたし、自分の持っているポテンシャルでどうにか生きようとしている姿に元気を貰えた。数章に渡り、カフェー西行で働く女給たちの生き様を見て、最後は登場人物みんなが愛おしく感じた。

    また、最初はカフェーで働くただのお仕事小説的な小説かと思ったが、章が進むにつれ、どんどん戦争の話へと移り変わったのがぐっと物語に引き込まれたポイントだ

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    2026年08月23日
  • 私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー

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    どれもすごく良かった!
    初めて読む作家さんもいたので、
    嬉しい発見。
    アンソロジーはこういう出会いがあるから
    大好きなんだよねぇ

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    2026年07月31日
  • 駐車場のねこ

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    どのお話も淡々と進み、結末もスッキリとした形じゃなく、静かに、含みを持たせた感じで終わりになります。
    個人的には、凄く幸せな余韻が残ってくれる、素敵な小説でした。

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    2026年07月05日
  • 女ともだち

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    全話面白かった!
    周りにこういう女の子居たなぁって
    どれも身に馴染みのあるお話で、サクサク読めた!

    特に刺さったのは
    「こっちを向いて」というお話。
    仕事の取引先のお姉さんが転職するからもう会えなくなる。寂しい。できればこれからは友達として付き合っていきたいと思ってる主人公。

    でも相手がそれを望んでなかったら?とか、ごちゃごちゃ余計なことを考えて結局何も言い出せなかった。って内容なんやけど、
    めちゃくちゃわかる、、、!私も過去に全く同じ経験したし、他にも経験された方は意外と多いのかなと思う!
    大人になってからの友達作りって考えてみれば難しいかも(´-`).。oO

    最後の「獣の夜」は、臨場

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    2025年12月18日
  • 駐車場のねこ

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    どれも好きだなー

    「一等賞」
    気づくと、細田守監督がアニメ化した映像を勝手にイメージして読んでいた。
    脳内に映像がどんどん浮かんできて、それはどこかポップな絵で、いかにもアニメ的だった。
    主人公が転んだ場面、冬であったりその原因や怪我の状況などが、私の小学生の時の思い出とかなり重なっていてビックリした。

    GOAT初号に収められていた短編をきっかけに読んだわけだけれど、期待を裏切られず大いに楽しめた。
    もうすっかり嶋津輝さんファンである。

    森絵都さんの解説も楽しく、最後のツッコミ?的な指摘に大いに納得した。

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    2025年12月11日
  • 猫はわかっている

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    この本棚に「猫」で検索かけたら17冊も読んでいた。これが18冊目である。
    アンソロジーもあるので、ニャンコ好きな作家さんは多いんだなあと感心するニャンコ好きな自分である。
    1番バッターの村山由佳さんの作を読みながら、ずっと前から読みたいと思いながらも650ページの大作にためらっていた「風よあらしよ」に、やっぱり挑戦しにゃきゃあと思った。

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    2025年08月03日
  • 駐車場のねこ

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    一見普通だけど、ちょっと不思議な人たちの話。

    どんな人にも文字通り人生があるのですね。

    読んで良かったなーと思わせられました。
    嶋津輝さんの他の作品も読んでみようと思います。

    なお、「美丈夫」という表現が妙に気に入ってしまい、これから積極的に使っていきたい。

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    2025年01月04日
  • 猫はわかっている

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    ほっこり系からミステリーまで。猫にまつわる短編集。個人的には村山由佳さんの「世界を取り戻す」と長岡弘樹さんの「双胎の爪」、嶋津輝さんの「猫とビデオテープ」が良かった。

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    2024年10月07日
  • 女ともだち

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    327ページ
    720円
    6月17日〜6月19日

    女性作家8人による短編集。女ともだちの表と裏が、絶妙に描かれていて、どの話もおもしろかった。

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    2024年06月19日
  • 猫はわかっている

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    「母親」である部分は私の中の一部であって全部じゃない。
    「母親」を全うするだけでは埋まらない空洞があって、「妻」を加えてみても、まだ埋まらない。

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    2023年02月19日
  • 女ともだち

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    「女ともだち」がテーマの短編小説アンソロジー

    既に出尽くした感のあるテーマですが、昨今のSNSを取り入れた短編は8篇全て新鮮で面白かったです。

    なんでも真似して来る女性を描いた村山由佳さんの「COPY」
    女性あるあるです。
    そしてそこに惹きつけておきながらのラストの急展開にはドキっとします。

    坂井希久子さんの「ト・モ・ダ・チ」はイヤミスを連想させるどろどろした話で、もはやホラーの様にも思えて怖かった。

    千早 茜さんの「卵の殻」は繊細な女性心理が描かれていて女性の執着がただただ恐ろしい。
    「サバサバした女なんていないよ」のセリフが印象に残ります。

    子供時代の競争意識、嫉妬心を描いた大崎

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    2023年02月11日