嶋津輝のレビュー一覧

  • カフェーの帰り道

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    大正から昭和にかけて、東京の「カフェー西行」で働く女給達の物語は、個性豊かな彼女達の強さやたおやかさを感じさせられる。
    特に第3章『出戻りセイ』のラスト二行がグッと胸に突き刺さりました。

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    2026年06月04日
  • カフェーの帰り道

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    さまざまな女性達のとあるカフェを通じての物語
    喜怒哀楽を温かく描く
    読み終わった後、胸にぽっと小さな炎がゆらめいているような安心感に包まれた
    映画化してほしいな

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    2026年06月03日
  • カフェーの帰り道

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    直木賞受賞作
    初読みの作家さんです




    本屋大賞の作品は好きなものが多いんですけど
    直木賞は半々くらい。


    面白いなーっていうのと
    いやーっていうのと。



    こちらは
    結構好きなやつでした( * ॑꒳ ॑* )



    カフェーといえば
    朝ドラの虎に翼でヨネさんが働いていたお店をイメージしていますが
    (わかりにくいわ!)


    本作で出てくるカフェーは
    もっと健全で、ちょっと寂れた喫茶店です


    そのカフェーを舞台に
    戦前から戦後にかけて描かれた連作短編です。




    稲子のカフェー
    嘘つき美登里
    出戻りセイ
    タイ子の昔
    幾子のお土産




    それぞれ女性たちが描かれています
    カフェーと

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    2026年06月02日
  • 襷がけの二人

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    ネタバレ

    カフェーの帰り道が面白かったので、こちらも読んでみました。
    少しずつ時が進んでいくのはカフェーの帰り道と同じ。ただ、視点がずっと千代さんなので、より感情移入してしまう。
    前半の茂一郎と上手く行かないもどかしさ、タケさんの嫌な感じ。モヤモヤしつつも、お初さんとの暮らしにほっこりさせられる。
    戦後のお初さんとの再会は本当に嬉しくって!!
    引き込まれるように一気に読んでしまいました。とても面白かったです!

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    2026年06月02日
  • カフェーの帰り道

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    大好きな作品。
    戦前〜戦後が舞台。カフェ西行の女給さんの連作長編。「小さいおうち」を想起させる世界観。章ごとに時間が経過していくから、少しずつ戦争が近づく不穏な雰囲気をじわじわと感じたり、彼女らのその後を追っていくので、最後まで読むとカフェのオーナーと女給さん方の一生を追う長編作品になる。切ない気持ちになったり、ほっこりしたり。

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    2026年05月31日
  • カフェーの帰り道

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    襷がけのふたりにつづき、島津さん、2作目。
    どちらも時代を生きる女性の、なんだか強さというものを感じる作品。

    カフェ西行と菊田を中心に、色々な環境の女性たちが共に働く。そして、時を経て、様変わりした時代を経て、また再会したり。
    どの女性たちも愛おしい。原田ひ香さんと同じことを感じた。

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    2026年05月31日
  • カフェーの帰り道

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    今から百年ほど前、長閑なカフェー西行で女給として働いた人達の物語。
    彼女達のお喋りは面白いし、
    進む道に迷いつつも人生を切り開いて行く様子は清々しく感じる。
    銘仙にフリルのエプロンで働く女給や、来店客の着物姿を想像するのも楽しい。
    戦争による別れや悲しみを乗り越えていくが、その様子はどうしようもなく辛く切ない。
    けれど、カフェー西行で繋がった人達のおもいやりの心が温かく優しい。
    読後はまさに「カフェーの帰り道」のような気分。

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    2026年05月30日
  • カフェーの帰り道

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    「カフェー西行」で働く女給たちの物語です。
    大正から昭和の厳しい時代をしっかりと生きた女性たち。
    祖母から昔、戦時中の話や戦後の闇市の話を聞いた事があったので思い出しながら読みました。
    愛する人や家族を兵隊としてとられる理不尽さ。愛する人を残して出征しなければならなかった人たち。読んでいて不思議と悲壮感は沸いてきませんでした。もちろん涙したところはあったけれど、温かいお話でした。店主の菊田さんの優しさや温かさも印象に残りました。

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    2026年05月28日
  • カフェーの帰り道

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    昭和の世相や女性の生きづらさがよくわかる立ち上がり、そこから戦争に向かう中で、不便さ、窮屈さが増しながらも、周りの人たちと手を取り合って生きていく様が力強くそして逞しく感じました
    対照的に変わらず続くカフェの、流行りすぎずかつ穏やかな佇まいがなんともいえずほっこり
    タイ子さんのタバコ土産の件が大好きです!

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    2026年05月25日
  • 襷がけの二人

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    お初さん強くて格好良すぎる。私もついて行きたい。
    お初さんの影響で、お千代さんが葛藤を乗り越えて成長していくのが素敵。
    これは女同士の友情や師弟関係も越えた、さっぱりとした愛だ。

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    2026年05月17日
  • 襷がけの二人

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    とても好きです。
    穏やかで優しくて・・・直木賞の作品もよかったのですが、
    こちらも読むのが楽しくてあっという間でした。
    今の私の年代だからかもしれない…けどとてもいいです。

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    2026年05月12日
  • 襷がけの二人

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    戦前から戦後の東京、のんびり屋の千代としっかり屋の初が織りなす物語。昭和24年に千代は盲目の三味線の師匠の元で女中奉公をすると言う所から話ははじまる。遡って千代の婚礼、婚家で女中をしていた初との出会い、女性2人での生活を余儀なくさせられた戦時中。時が変わろうと主従が変わろうと、2人の連帯と絆、成長がとても感動的に描かれている。凄く良くて一気読みした。

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    2026年05月09日
  • 襷がけの二人

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    「カフェの帰り道」で最近直木賞を受賞された嶋津輝さんの作品。女同士の友情が爽やかで読後感がいい。

    千代は目の見えない三味線のお師匠さん初衣のところに住み込み女中としてお世話になることになった。初衣は空襲で目が焼けて見えなくなった。千代も空襲で喉が焼けてしまって今はダミ声である。それで初衣は千代がわからなかったのだ。初衣と千代はもともと知り合いだった。

    大正15年、千代は山田家に嫁ぐ。初衣はそこのお手伝いさんだった。家事全般何をさせても手際が良く、素晴らしい。特に料理がうまく、千代は初衣に教えてもらったようなものだ。初衣は元芸者で、夫の父に落籍されて山田家に来ていた。

    夫が高崎の方に仕事に

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    2026年03月08日
  • 襷がけの二人

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    ネタバレ

    襷がけをして家事に勤しむ2人の姿と、長い人生をかけて交差する2人の関係性を掛けているんですね…

    おっとりした千代さんと芸妓あがりで粋なお初さん。主従関係が入れ替わりながらも長い間連れ添った2人の関係性が羨ましい。
    義父の妾と嫁という間柄で、お互いに軽蔑しようと思えばできたのに、尊敬しあって支え合う2人の心根の良さが沁みました。

    お料理シーンが大変多く出てくるので、昔の手の込んだ旬の食材を使ったお料理が美味しそうで美味しいそうで…現代では高いお金を払わなければ食べられなくなりましたが、手間暇かけて自分と誰かのためにお料理したくなりました。

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    2026年03月01日
  • 襷がけの二人

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    この世に生きる人たちが綴る日常ひとつひとつが、大切な人生でありドラマなのだと思わせる物語。どのエピソードも人物も愛おしく、読み終わると心が温かくなる本でした。

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    2026年02月14日
  • 女ともだち

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    全話面白かった!
    周りにこういう女の子居たなぁって
    どれも身に馴染みのあるお話で、サクサク読めた!

    特に刺さったのは
    「こっちを向いて」というお話。
    仕事の取引先のお姉さんが転職するからもう会えなくなる。寂しい。できればこれからは友達として付き合っていきたいと思ってる主人公。

    でも相手がそれを望んでなかったら?とか、ごちゃごちゃ余計なことを考えて結局何も言い出せなかった。って内容なんやけど、
    めちゃくちゃわかる、、、!私も過去に全く同じ経験したし、他にも経験された方は意外と多いのかなと思う!
    大人になってからの友達作りって考えてみれば難しいかも(´-`).。oO

    最後の「獣の夜」は、臨場

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    2025年12月18日
  • 駐車場のねこ

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    どれも好きだなー

    「一等賞」
    気づくと、細田守監督がアニメ化した映像を勝手にイメージして読んでいた。
    脳内に映像がどんどん浮かんできて、それはどこかポップな絵で、いかにもアニメ的だった。
    主人公が転んだ場面、冬であったりその原因や怪我の状況などが、私の小学生の時の思い出とかなり重なっていてビックリした。

    GOAT初号に収められていた短編をきっかけに読んだわけだけれど、期待を裏切られず大いに楽しめた。
    もうすっかり嶋津輝さんファンである。

    森絵都さんの解説も楽しく、最後のツッコミ?的な指摘に大いに納得した。

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    2025年12月11日
  • 猫はわかっている

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    この本棚に「猫」で検索かけたら17冊も読んでいた。これが18冊目である。
    アンソロジーもあるので、ニャンコ好きな作家さんは多いんだなあと感心するニャンコ好きな自分である。
    1番バッターの村山由佳さんの作を読みながら、ずっと前から読みたいと思いながらも650ページの大作にためらっていた「風よあらしよ」に、やっぱり挑戦しにゃきゃあと思った。

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    2025年08月03日
  • 駐車場のねこ

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    一見普通だけど、ちょっと不思議な人たちの話。

    どんな人にも文字通り人生があるのですね。

    読んで良かったなーと思わせられました。
    嶋津輝さんの他の作品も読んでみようと思います。

    なお、「美丈夫」という表現が妙に気に入ってしまい、これから積極的に使っていきたい。

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    2025年01月04日
  • 猫はわかっている

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    ほっこり系からミステリーまで。猫にまつわる短編集。個人的には村山由佳さんの「世界を取り戻す」と長岡弘樹さんの「双胎の爪」、嶋津輝さんの「猫とビデオテープ」が良かった。

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    2024年10月07日