嶋津輝のレビュー一覧

  • カフェーの帰り道

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    大正モダンの艶やかさを感じながら、先の大戦の厳しさを感じる。

    思わず人物一人ひとりに、愛着を持ってしまう。

    本当に面白かった。

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    2026年03月15日
  • カフェーの帰り道

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    読書初心者の私にも大変読みやすくて面白い本でした。
    カフェー西行で働く女性のそれぞれの物語が章ごとに描かれていました。
    時代背景もどんどん進み、最終的につながっていくところも面白かったです。

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    2026年03月15日
  • カフェーの帰り道

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    上野にあるカフェ西行を舞台にした連作短編集。
    女給として働く女性たちのエピソード。
    大正からはじまった物語が徐々に戦争に突入し、戦後までを描く。
    キャラクターがとても楽しくて、残酷な時の流れを描きながらも堂々と、生き生きとした女性たちの姿が目に浮かぶようだった。

    個人的には嘘つきがずっと嘘つきで生きているのが逆に好感度高かった。貫いたなあ。

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    2026年03月15日
  • カフェーの帰り道

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    カフェー西行で働く女給のそれぞれの物語を描いた作品。大正、昭和と時代の流れに巻き込まれながらもそれぞれの人生を歩んだ彼女たちの物語。
    優しい文面ですらすらと読めた。
    本郷〜上野辺りがよく登場するので、道の情景を思い浮かべながら読めたのも良かった。

    読み終えた時は世界が平和であることを願った。

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    2026年03月15日
  • カフェーの帰り道

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    ネタバレ

    大正から戦後までのカフェーの女給さんのお話。
    素敵なお召し物に、夢二の美人画から出てきたような美人さん。
    お話もありそうでなさそうな、日常の気になる感じのお話で、大変読みやすく楽しい時間でした。
    戦時中の息子さんを思う母の気持ちには、心が千切れそうになりました。
    そんな切ない場面もありましたが読後はどこかほっこりして、また読み返したくなるような素敵な小説。
    今までの読書人生で一番の満足感でございました。

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    2026年03月14日
  • カフェーの帰り道

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    ネタバレ

    戦前から戦後にかけて当時珍しかったであろうカフェで働く女給たちの物語だった。
    この時期の話をここまで庶民、ましてや女性に焦点を当てて書いている小説は多くないため終始新鮮な気持ちで読んでいた。
    時代が時代で景気も悪い時期の物語なので派手な描写はないし、周囲の人間の戦死が常に隣り合わせにある環境の辛さは描かれていたもののそんな時代の中でも人の温かみで支え合ってきたのだなと温かい気持ちになった。

    穏やかな気持ちで読み終えることができたが、当時の若くない女性の生きづらさは相当なものだったんだなという残酷さも読み取れた。カフェで働くにも20歳で年を取っているとみなされる。結局嫁にいくしか選択肢がなくな

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    2026年03月14日
  • カフェーの帰り道

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    戦前~戦後にかけて同じカフェで働いた女性達の短編集
    わかりやすく読みやすくさすが直木賞受賞作
    少しずつ物語がリンクしてるところも好き
    時代背景とか雰囲気で尾野真千子主演の朝ドラを思い出した
    セイちゃん自身はそんなに好きじゃなかったけど、セイちゃんのお話が1番グッときた
    そしてタイ子さんと息子さんの話も

    こういうお話読むと月並み以下の貧相な感想に聞こえても本当に戦争絶対ダメだよねって改めて思う
    今起きている世界中の戦争が無くなりますように

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    2026年03月13日
  • カフェーの帰り道

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    大正の女性の姿が生き生きと描かれていた。女性がカフェーで働くことに対する偏見。それでも貪欲に働く姿に、とても共感を覚えた。

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    2026年03月13日
  • カフェーの帰り道

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    上野にある通称西行カフェで働く女性達 流行りのカフェではないけれど個性的な面々が働いている
    大正モダンを感じさせる表紙も素敵だが 昭和初期の日本が生き生きとしていた時代 戦争が激しくなり大切な人達が次々と戦地に送られていく悲しい時代 戦後の食べ物のない時代 逞しく生き抜いていく人もあれば 悲しみ抜けられない人もいる 西行カフェで働いていた人達はどこかツンと背筋が伸びていて たくましい

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    2026年03月12日
  • カフェーの帰り道

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    戦前戦中戦後と時代の流れを感じる作品でした。
    最後の話、両親がタバコを呑むシーンで、クスッと笑うと同時に涙が出ました。

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    2026年03月11日
  • カフェーの帰り道

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    ★5.0
    100年前のカフェーで働く女性たちを題材にした1冊
    何気ない日常を表現しているのだと思うのですが
    それが本当に目の前に浮かぶかのようにスーッと入ってくる
    まるでカフェーの居心地の良さを体現しているような綺麗な文章を書くなぁと思いました。
    嶋津輝さんの他の作品も読んでみたいと感じるほどに読みやすかったです。

    数人の女性目線でお話が進むのですが
    じんわりと共感出来て、じんわりと感動できる名著です。
    この作品も誰にでもオススメできる良い本だと思います。

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    2026年03月11日
  • カフェーの帰り道

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    読みながら、どの時代にも苦しいことも楽しいことも嬉しいこともあって、必死に生きる姿に感動した。
    今自分が仕事で悩んでることも、小さいものに思えてきて、すごく元気が出た。
    カフェーを通して描かれる色々な出来事に共感できる部分もあったし、少し面白おかしいところもあって、
    一言で言うと、良かった。

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    2026年03月11日
  • カフェーの帰り道

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    文句なしに星五つ、直木賞受賞作品も納得の素敵な作品。
    舞台は戦前から戦後にかけての上野のカフェ、和名は西行。英語名は忘れた。
    そこに勤める歴代の女給さんたちのなにげない日常を、会話を、
    いきいきと描く、一種の大河ドラマになっている。
    あらすじなんか書いたって何の意味もない、
    どこにでもいる様々な年代の様々な境遇の女性たちが、
    ほんとうにみずみずしく描かれている。
    惹きこまれる。
    上野を中心に、神田や本郷が出てくる。何故か松戸も出てくる。
    226ページの薄い小説だが、宝箱のようだ。
    心温まるというか、元気になるというか、生きててよかったというか、
    よい小説!

    稲子のカフェー
    嘘つき美登里
    出戻

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    2026年03月10日
  • カフェーの帰り道

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    戦前戦後、東京下町界隈で生きる女子達とその後の話し。何度もページを戻って答え合わせをしてしまう本。読書力が鍛えられる。文章に品がありどんどん読みたくなる。難しくない読みやすい直木賞本です。

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    2026年03月10日
  • カフェーの帰り道

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    何かを成したりするような人の事ではなく、大正〜戦後の庶民の女性が働き生活する様子は可笑しみも哀しみもあって、等身大に描かれてることが好ましかった。
    あの人はどうしてるかな?というのが気になったので最終章で皆の様子を知れる事も嬉しい。
    とても良かった。文章は軽やかで読みやすい。
    読んで上野界隈に行きたくなった。

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    2026年03月09日
  • 襷がけの二人

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    「カフェの帰り道」で最近直木賞を受賞された嶋津輝さんの作品。女同士の友情が爽やかで読後感がいい。

    千代は目の見えない三味線のお師匠さん初衣のところに住み込み女中としてお世話になることになった。初衣は空襲で目が焼けて見えなくなった。千代も空襲で喉が焼けてしまって今はダミ声である。それで初衣は千代がわからなかったのだ。初衣と千代はもともと知り合いだった。

    大正15年、千代は山田家に嫁ぐ。初衣はそこのお手伝いさんだった。家事全般何をさせても手際が良く、素晴らしい。特に料理がうまく、千代は初衣に教えてもらったようなものだ。初衣は元芸者で、夫の父に落籍されて山田家に来ていた。

    夫が高崎の方に仕事に

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    2026年03月08日
  • カフェーの帰り道

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    直木賞受賞した時買いはしたものの「100年前」「カフェーとはなんぞ?」って少し避けていたが読んでみるとさすが受賞作。

    連作短編になっていて前の章に出てきた人が今度歳月が過ぎてサブとして登場するから章ごとにその人を完結させないからちょっと出てきたらほっこりしたり歳月が過ぎても変わらないものを感じられて心温まる作品。


    戦争の時代を弱くも逞しく生き抜いた女性たちの辛くも心温まる素敵な作品でした。

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    2026年03月08日
  • 襷がけの二人

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    ネタバレ

    襷がけをして家事に勤しむ2人の姿と、長い人生をかけて交差する2人の関係性を掛けているんですね…

    おっとりした千代さんと芸妓あがりで粋なお初さん。主従関係が入れ替わりながらも長い間連れ添った2人の関係性が羨ましい。
    義父の妾と嫁という間柄で、お互いに軽蔑しようと思えばできたのに、尊敬しあって支え合う2人の心根の良さが沁みました。

    お料理シーンが大変多く出てくるので、昔の手の込んだ旬の食材を使ったお料理が美味しそうで美味しいそうで…現代では高いお金を払わなければ食べられなくなりましたが、手間暇かけて自分と誰かのためにお料理したくなりました。

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    2026年03月01日
  • 襷がけの二人

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    この世に生きる人たちが綴る日常ひとつひとつが、大切な人生でありドラマなのだと思わせる物語。どのエピソードも人物も愛おしく、読み終わると心が温かくなる本でした。

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    2026年02月14日
  • 襷がけの二人

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     とにかく面白かったです。
     大正15年(1926年)から昭和25年(1950年)までの千代さんと初衣さんの関係と人生が描かれています。
     少しぼおっとしたところがある千代さん、背が高くキビキビと行動する初衣さん。
    わたしは、お初さんのカッコよさのファンになりました♡

     千代さんとお初さんがお風呂に入っている場面での、お初さんの「もそっと」には声を出して笑ってしまいました。

     ていねいに書かれている名作だと思います。
     みなさまもぜひ♡

    〔作品紹介・あらすじ〕
    第170回直木賞候補作として選考委員から激賞!
    全編にわたるユーモアが、高く評価された女性たちの大河小説。
     裕福な家に嫁いだ千

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    2026年01月25日