嶋津輝のレビュー一覧

  • カフェーの帰り道

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    「百年前のわたしたちの物語」って、あまりにも素敵な表現だと思い手に取りました。あの頃生きていた女性たちも、今を生きる私たちと大差ない女性たちだったのですよね。ただ、生きている時代背景が違うだけで。
    当たり前のことなのに、今まで気付けなかった(気付こうとしなかった、が正しいかも?)ことに、読みながらハッとしました。全体的にとても読みやすく、色んな方におすすめしたい本です。

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    2026年07月18日
  • カフェーの帰り道

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    ネタバレ

    よかった。
    もっと続きを読み進めたくなる読みやすさだった。

    令和の作品とは思えない雰囲気。
    竹久夢二の美人や、カフェーの女給の文化、女給の衣装や髪型の描写、谷根千・上野の下町文化の描写は、谷崎を感じさせる表現で、好きでした。
    知識が浅く、戦前のカフェーは性風俗に近い文化だったことを知らず、今のイメージとはかなり乖離しているけど、確かに日本文化を作ってきた過去なんだと認識しました。

    カフェーの女給を中心に、当時の時代を感じられる長閑でレトロな小説と思って読み進めていると、戦時中になり、切実に大切な人の帰りを待つ、戦争文学的な様相になり、戦後の回復を国民の目線から辿る。

    こういう作品は映像化

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    2026年07月13日
  • カフェーの帰り道

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    ネタバレ

    戦争を知らない私ですが心を掴まれました。
    この本は将来子どもにも読ませないといけないな。

    生きている者は食べなきゃいけない

    子どもを食べさせるために当時の人は一生懸命だったのだろうな
    自分の大切な人に好きな言葉で手紙も書けない時代が実際あったのだな。

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    2026年07月11日
  • 襷がけの二人

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    嶋津 輝 さん。
    そう「カフェーの帰り道」の作家さん。前作ですね。
    しかも直木賞候補作だったようです。

    これは私の中ではカフェーの帰り道以上になりました!
    戦中戦後の話ですが、当時の女性たちの生きる姿に感動しました。
    出てくるお料理もどれも美味しそう♡
    粋なお初さんがカッコいい♡

    複雑な人間関係で当時の主従関係や戦時中の暮らしぶりも詳細に描かれています。
    え~!そこも詳しく描いちゃう?!というところも含めてお薦めです(⁠。⁠•̀⁠ᴗ⁠-⁠)⁠✧㋱

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    2026年07月11日
  • カフェーの帰り道

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    素敵なお話だった~
    こちらが直木賞を受賞されたのはとっても嬉しい。
    関東大震災の数年後から戦後の話で、1つのカフェーを舞台にさまざまな女性たちの人生を描いていて。

    どの方も魅力があるし、店主さんの存在いいですね。

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    2026年07月10日
  • カフェーの帰り道

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    戦地に強制的に連行されてたのは、そんなに昔のことじゃあないんだよな、当たり前のことを忘れてたわ。カフェーの帰り道には、人それぞれの人生があるし。大変な時代でもなんとか生き抜いてきた先人たちがいるんだよなあ。菊田さんのキャラがいいよなー、常識にとらわれず粛々と生きてる感じ、幸せな人生なんだろな。

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    2026年07月08日
  • カフェーの帰り道

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    本屋さんで話題になってること、装丁がなんだか目をひいたので、読み始めました。
    カフェーという言葉がなんだか古風でおしゃれだなと思ったら、大正のカフェーのお話からはじまり納得しました。表紙の和柄も、店員さんが着ている着物の柄なんだと思うのですが、作中にでてくるどの柄かは分からないので、調べたいです。

    最初、不倫の話かぁーと思ってなかなか進まなかったのですが、まったく私の想像とは違って、読み終わった時には泣いていました。語り手と年代がうつろいながら進む物語ですが、どのお話も良かったです。
    最初に心を掴まれたのは、「稲子のカフェー」で、稲子から見たタイ子のあとに、タイ子から見た稲子の印象が書かれた

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    2026年07月07日
  • 襷がけの二人

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    戦前の日本を舞台に、裕福な家に嫁いだ千代と、元芸者の女中頭・初衣の関係を描いた物語です。
    身分や時代の制約を超えた二人の絆が、戦火を経て再び交差する展開には心を打たれました。
    女性の生き方や友情を丁寧に描写しており、身分の違いに翻弄される描写なども、当時の空気をリアルに感じさせてくれました。
    時代背景の中で自分らしく生きる女性たちの姿勢は、今の時代に生きる我々も学ばなければいけないなと思いました。

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    2026年07月06日
  • カフェーの帰り道

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    戦争など皆したくなかった
    息子や孫を国に差し出したい母などいないのです
    物語はとても面白いがあの時代の悲しみを忘れてはならないという反戦の物語として読みました

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    2026年07月06日
  • 襷がけの二人

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    「カフェーの帰り道」が、とても好きだったので、同じ作者の本を探して読んだのですが、良かったです。
    主人公のポワッとした雰囲気が、シリアスな状況もユーモラスになる感じとか、この作者の持ち味なのかなと思う。
    千代さんにお初さんとの出会いがあって本当に良かった。

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    2026年07月05日
  • 駐車場のねこ

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    どのお話も淡々と進み、結末もスッキリとした形じゃなく、静かに、含みを持たせた感じで終わりになります。
    個人的には、凄く幸せな余韻が残ってくれる、素敵な小説でした。

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    2026年07月05日
  • カフェーの帰り道

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    日本の戦況が悪化する中、上野のカフェーを舞台にそこで働く女給たちの物語が、戦中、戦後を通して描かれる。どのエピソードの女性も暗い時代の中を健気に生きる姿がなんとも愛おしい。新作が楽しみな作家がまた増えた。

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    2026年07月03日
  • 襷がけの二人

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    ネタバレ

    カフェーの帰り道が面白かったので、こちらも読んでみました。
    少しずつ時が進んでいくのはカフェーの帰り道と同じ。ただ、視点がずっと千代さんなので、より感情移入してしまう。
    前半の茂一郎と上手く行かないもどかしさ、タケさんの嫌な感じ。モヤモヤしつつも、お初さんとの暮らしにほっこりさせられる。
    戦後のお初さんとの再会は本当に嬉しくって!!
    引き込まれるように一気に読んでしまいました。とても面白かったです!

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    2026年06月02日
  • 襷がけの二人

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    お初さん強くて格好良すぎる。私もついて行きたい。
    お初さんの影響で、お千代さんが葛藤を乗り越えて成長していくのが素敵。
    これは女同士の友情や師弟関係も越えた、さっぱりとした愛だ。

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    2026年05月17日
  • 襷がけの二人

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    とても好きです。
    穏やかで優しくて・・・直木賞の作品もよかったのですが、
    こちらも読むのが楽しくてあっという間でした。
    今の私の年代だからかもしれない…けどとてもいいです。

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    2026年05月12日
  • 襷がけの二人

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    戦前から戦後の東京、のんびり屋の千代としっかり屋の初が織りなす物語。昭和24年に千代は盲目の三味線の師匠の元で女中奉公をすると言う所から話ははじまる。遡って千代の婚礼、婚家で女中をしていた初との出会い、女性2人での生活を余儀なくさせられた戦時中。時が変わろうと主従が変わろうと、2人の連帯と絆、成長がとても感動的に描かれている。凄く良くて一気読みした。

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    2026年05月09日
  • 襷がけの二人

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    「カフェの帰り道」で最近直木賞を受賞された嶋津輝さんの作品。女同士の友情が爽やかで読後感がいい。

    千代は目の見えない三味線のお師匠さん初衣のところに住み込み女中としてお世話になることになった。初衣は空襲で目が焼けて見えなくなった。千代も空襲で喉が焼けてしまって今はダミ声である。それで初衣は千代がわからなかったのだ。初衣と千代はもともと知り合いだった。

    大正15年、千代は山田家に嫁ぐ。初衣はそこのお手伝いさんだった。家事全般何をさせても手際が良く、素晴らしい。特に料理がうまく、千代は初衣に教えてもらったようなものだ。初衣は元芸者で、夫の父に落籍されて山田家に来ていた。

    夫が高崎の方に仕事に

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    2026年03月08日
  • 襷がけの二人

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    ネタバレ

    襷がけをして家事に勤しむ2人の姿と、長い人生をかけて交差する2人の関係性を掛けているんですね…

    おっとりした千代さんと芸妓あがりで粋なお初さん。主従関係が入れ替わりながらも長い間連れ添った2人の関係性が羨ましい。
    義父の妾と嫁という間柄で、お互いに軽蔑しようと思えばできたのに、尊敬しあって支え合う2人の心根の良さが沁みました。

    お料理シーンが大変多く出てくるので、昔の手の込んだ旬の食材を使ったお料理が美味しそうで美味しいそうで…現代では高いお金を払わなければ食べられなくなりましたが、手間暇かけて自分と誰かのためにお料理したくなりました。

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    2026年03月01日
  • 襷がけの二人

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    この世に生きる人たちが綴る日常ひとつひとつが、大切な人生でありドラマなのだと思わせる物語。どのエピソードも人物も愛おしく、読み終わると心が温かくなる本でした。

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    2026年02月14日
  • 女ともだち

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    全話面白かった!
    周りにこういう女の子居たなぁって
    どれも身に馴染みのあるお話で、サクサク読めた!

    特に刺さったのは
    「こっちを向いて」というお話。
    仕事の取引先のお姉さんが転職するからもう会えなくなる。寂しい。できればこれからは友達として付き合っていきたいと思ってる主人公。

    でも相手がそれを望んでなかったら?とか、ごちゃごちゃ余計なことを考えて結局何も言い出せなかった。って内容なんやけど、
    めちゃくちゃわかる、、、!私も過去に全く同じ経験したし、他にも経験された方は意外と多いのかなと思う!
    大人になってからの友達作りって考えてみれば難しいかも(´-`).。oO

    最後の「獣の夜」は、臨場

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    2025年12月18日