嶋津輝のレビュー一覧

  • 駐車場のねこ

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    どれも好きだなー

    「一等賞」
    気づくと、細田守監督がアニメ化した映像を勝手にイメージして読んでいた。
    脳内に映像がどんどん浮かんできて、それはどこかポップな絵で、いかにもアニメ的だった。
    主人公が転んだ場面、冬であったりその原因や怪我の状況などが、私の小学生の時の思い出とかなり重なっていてビックリした。

    GOAT初号に収められていた短編をきっかけに読んだわけだけれど、期待を裏切られず大いに楽しめた。
    もうすっかり嶋津輝さんファンである。

    森絵都さんの解説も楽しく、最後のツッコミ?的な指摘に大いに納得した。

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    2025年12月11日
  • 猫はわかっている

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    この本棚に「猫」で検索かけたら17冊も読んでいた。これが18冊目である。
    アンソロジーもあるので、ニャンコ好きな作家さんは多いんだなあと感心するニャンコ好きな自分である。
    1番バッターの村山由佳さんの作を読みながら、ずっと前から読みたいと思いながらも650ページの大作にためらっていた「風よあらしよ」に、やっぱり挑戦しにゃきゃあと思った。

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    2025年08月03日
  • 駐車場のねこ

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    一見普通だけど、ちょっと不思議な人たちの話。

    どんな人にも文字通り人生があるのですね。

    読んで良かったなーと思わせられました。
    嶋津輝さんの他の作品も読んでみようと思います。

    なお、「美丈夫」という表現が妙に気に入ってしまい、これから積極的に使っていきたい。

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    2025年01月04日
  • 猫はわかっている

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    ほっこり系からミステリーまで。猫にまつわる短編集。個人的には村山由佳さんの「世界を取り戻す」と長岡弘樹さんの「双胎の爪」、嶋津輝さんの「猫とビデオテープ」が良かった。

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    2024年10月07日
  • 駐車場のねこ

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    ほのぼの、としていながら続いていく何気ない日々。
    こんな小説を読みたかった。いくらでも読める。
    良い本に出会えました。

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    2024年09月13日
  • 駐車場のねこ

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    前回の直木賞候補『襷がけの二人』の作者、嶋津輝の短篇集。作者の作品にはごく普通の人たちの世界を描いているようでいて実は変わった個性や身体的特徴を持つ人が度々出てくる。そんな人々をあたたかい目線で愛する作者の優しさを感じる。

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    2024年07月03日
  • 女ともだち

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    327ページ
    720円
    6月17日〜6月19日

    女性作家8人による短編集。女ともだちの表と裏が、絶妙に描かれていて、どの話もおもしろかった。

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    2024年06月19日
  • 猫はわかっている

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    「母親」である部分は私の中の一部であって全部じゃない。
    「母親」を全うするだけでは埋まらない空洞があって、「妻」を加えてみても、まだ埋まらない。

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    2023年02月19日
  • 女ともだち

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    「女ともだち」がテーマの短編小説アンソロジー

    既に出尽くした感のあるテーマですが、昨今のSNSを取り入れた短編は8篇全て新鮮で面白かったです。

    なんでも真似して来る女性を描いた村山由佳さんの「COPY」
    女性あるあるです。
    そしてそこに惹きつけておきながらのラストの急展開にはドキっとします。

    坂井希久子さんの「ト・モ・ダ・チ」はイヤミスを連想させるどろどろした話で、もはやホラーの様にも思えて怖かった。

    千早 茜さんの「卵の殻」は繊細な女性心理が描かれていて女性の執着がただただ恐ろしい。
    「サバサバした女なんていないよ」のセリフが印象に残ります。

    子供時代の競争意識、嫉妬心を描いた大崎

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    2023年02月11日
  • 猫はわかっている

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    ネタバレ

    猫にまつわる7編の短編。それぞれに猫の特徴をよく捉えている作品たち。

    阿部智里さんの『50万の猫と7センチ』は、タイトルからはどのような内容なのか全く想像できなかったが、一匹の茶トラとこの猫に関わりを持つようになった一家の物語は、これはもしかしてドキュメンタリーなのかと思えるほどにリアリティがあって、ほっこりしたりハラハラしたりして愉しめた。

    それにしても、「猫に九生あり」という諺は聞いたことがあったが、一生に一度だけ、人間の言葉を喋るとは知らなかった。そんな馬鹿なとは思えず、彼らならやりかねない!

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    2022年02月14日
  • 女ともだち

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    全体的におもしろいけどまあまあかなあと思いながら読んでいたら、最後の森絵都の「獣の夜」がひたすらによくて、とある一文がぶっ刺さりすぎて気が遠くなるくらいによくて、一気にお気に入りの本になってしまった。 あまり大声で言えないいわゆる性癖みたいなものなのでこっそり隠しておく。 これからも私は私のネイチャーに従って生きていけたらいいな。 ハメはずさない程度に。

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    2021年03月04日
  • カフェーの帰り道

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    直木賞受賞作、〝百年前のわたしたちの物語“などという見出しの本作でした。大正から昭和にかけての「カフェー」舞台にそこで働く女給さんたちの物語です。少しあか抜けない感じのカフェーでコーヒーの香りただよう舞台でこの時代を生きた女性の人生をとても上手に描き出されています。決して重たくなく、随所にユーモラスな筆調も良かったですよ。偶然ですが、夏の休日にコーヒー片手に読むのにピタリな作品でした。

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    2026年07月20日
  • カフェーの帰り道

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    昔のカフェーにちなんだ女性達をとりまく短編集。
    いろいろと思い悩むも、基本的にいい人、いい話で終わるが、それが単調に思えないところが良いところだと感じた。
    読後の一番の感想は、作者がどんな人物か気になり調べてみたら、41歳から小説教室に通って56歳で受賞。そもそも、28歳で寿退社、31歳離婚、36歳再婚と目まぐるしい人生を歩んだ人と知って、小説の中身がリアルであることにより納得した。

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    2026年07月19日
  • カフェーの帰り道

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    短編集だけど、少しだけ繋がっている。
    最終話は涙しました。
    店主の菊田さんがとても優しい…。
    読みやすい本でした。

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    2026年07月19日
  • カフェーの帰り道

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    戦争前後ののカフェで働く女性のお話し。皆それぞれだった。
    美人なたいこさんの息子さんが戦争から帰還できて良かった。

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    2026年07月17日
  • カフェーの帰り道

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    ネタバレ

    話題作のようだったので手に取りました。まず装丁が可愛い。見返しは和紙?拘ってる感じ。大正から昭和にかけての物語と聞いて、歴史小説は苦手なんだよな…と思ったけど、文体は現代だし、内容も時代背景の影響は感じつつも、その時代に生きた女性たちの普通の人生が綴られていて読みやすかった。戦争に駆り出された兄や恋人を待つ気持ち、特にタイ子さんが息子に宛てる手紙は文の拙さもあり切ない。あと、話から察するに昔の「カフェ」は風俗店ぽい形態のお店もあったみたいですね。戦前戦後あたりの文化も垣間見れて興味深かった。

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    2026年07月15日
  • カフェーの帰り道

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    大正から昭和にかけてのカフェーで働く女給たちの物語。

    なんと言っても文章のリズムがいい。
    冒頭の一文、
    「上野黒門町、池之端仲町の繁華街を過ぎてちょっとゆくと、」
    の音の心地よさよ。

    Audibleできいたら気持ちいいんだろうなぁ。

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    2026年07月14日
  • カフェーの帰り道

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    軽やかなかわいらしい短編をさくさく読んでいるつもりが、いつのまにか戦争の時代を必死で生き抜く女性たちの人生に胸がつまって、長い長い溜息がでた。

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    2026年07月14日
  • カフェーの帰り道

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    とても面白かったです。時代を経てカフェ西行で働く面々。
    時代の流れの途中戦争がおこり、どうにもならないつらい場面もあったけど、戦争が終わりカフェ西行は形を変えて営業を続ける。
    時代は前を向いている。
    少しほっこりできた話でした。

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    2026年07月13日
  • カフェーの帰り道

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    ネタバレ

    物語が進むにつれて、カフェーと時代の変化をみていった。戦争で家族や好きな人を失う人達の気持ちを考えたら読んでいて辛かった。最後はそれぞれ辛いことを味わったけど、希望の見えるラストで良かったです。

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    2026年07月12日