嶋津輝のレビュー一覧
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「女ともだち」がテーマの短編小説アンソロジー
既に出尽くした感のあるテーマですが、昨今のSNSを取り入れた短編は8篇全て新鮮で面白かったです。
なんでも真似して来る女性を描いた村山由佳さんの「COPY」
女性あるあるです。
そしてそこに惹きつけておきながらのラストの急展開にはドキっとします。
坂井希久子さんの「ト・モ・ダ・チ」はイヤミスを連想させるどろどろした話で、もはやホラーの様にも思えて怖かった。
千早 茜さんの「卵の殻」は繊細な女性心理が描かれていて女性の執着がただただ恐ろしい。
「サバサバした女なんていないよ」のセリフが印象に残ります。
子供時代の競争意識、嫉妬心を描いた大崎 -
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ネタバレ
直木賞って少し大人のイメージがあったけど、受賞作を読んでみて少し理解できた気がする。
全体を通してのひっそりとした雰囲気と、時代背景と、人と関わり。全てがカフェ西行を中心として繰り広げられていく。時代も、人も、移り変わっていく。そして芯の優しさが、全体に沁みている。
旦那(先生)とタイ子の関係を疑いつつもタイ子の美しさに見惚れる稲子、そしてそんなタイ子は夫に先立たれ、子供の豪一を育てつつ文字を教わる。豪一は戦争へ。セイも西行に戻り、美登里も一時離れつつ西行にもどり、最後はマスターの菊田と結婚してるなんて。
セイの話が1番好きだった。戦時の悲しい背景を感じながら、強い女性を描いていた。という -
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ネタバレジャミラはホントはいい人だなと思った。二人はお母さんと同い年だから、お母さんと同い年の気持ち思って薬渡したのか、悪い人に思えてもいいとこもあるのかなって思った
かしさん
最初は変わった女客だと思ったけど、妻が打ち解けあってる。クリーニングできれいなことに感動してたりする。人っていろんな顔持ってる
姉といもうと
多美子、指を失ってるにも関わらず臆することなく、おぎので働き、家庭教師の間に相手をみつけ、そのまま後継として、二人で住む。頑張ってるからこそ、幸せな感じがした。
129p「私の指のこと、質問もしないし、何も言ってこないの。それはそれで、何もいわないのもおばさんが直接きいてくるのもどっち