嶋津輝のレビュー一覧

  • カフェーの帰り道

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    ネタバレ

    戦前戦後を生きた女の子たち。戦争は本当に、胸が苦しくなる。でも、歳を取っても母になっても女の子だなって、なんか愛おしくなった。
    菊田さんと美登里ちゃんの話がとても気になる。(例の嘘だったりして…)

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    2026年07月11日
  • カフェーの帰り道

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    書き下ろしの2遍があることで、
    きちんと戦争が終わった。
    どんなに悲しくても辛くても、
    生きてる人は生きるしかない。

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    2026年07月10日
  • カフェーの帰り道

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    戦前戦後を通して、東京上野にある静かなカフェの女給たちの日常生活が五篇で切り取られる。
    少しづつ登場人物が交差したり、それぞれの立場から語られたり、店主菊田の優しい眼差しの中でそれぞれが歳を重ねていく。
    今の時代では想像も出来ない女たちの想いや戦争の傷跡がカフェーを通して語られる。

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    2026年07月10日
  • カフェーの帰り道

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    ネタバレ

    戦後、俣野夫婦も幸せで、タイ子も幸せで豪一もケガはしても帰ってこられて、でもセイの彼は帰ってこられなくて…そういう時代の話だから仕方ないけどセイにももっと幸せな戦後を過ごしてほしかったな。

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    2026年07月09日
  • カフェーの帰り道

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    100年前、戦前〜戦後を生き抜いた女性たちの物語。カフェ『西行』を中心に、様々な人物の人生が交差して進んでいく様子を描いたお話だった。

    1章で出て来た人物のその後が別の章で出て来たり、読み進めるうち「この人はその後どうなったんだろう」という疑問の答え合わせができる構成になっていて面白かった。

    今とは全く違う昭和初期の時代。
    女性の地位は現代よりずっと低く、読んでいて憤りを感じることが多かった。同時に、男女間の職業格差の少ない今の時代に生まれてよかったとも思った。

    個人的には、勝気なセイと床屋の男の話が味わい深くて好きだった。

    厳しい戦中でもそれぞれが必死に生き抜いたのだということを、小

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    2026年07月09日
  • カフェーの帰り道

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    とても読みやすく、流れるように心に沁みる物語でした。時代が進む中で戦争についての内容もありながら、過度な演出があるわけでもなく淡々と当時の状況を感じさせる内容で、逆に深く考えることができました。重すぎず、当時の女性たちの人生を感じることができる素敵な内容でした。

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    2026年07月06日
  • カフェーの帰り道

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    戦争前後の下町のカフェの話だった
    戦争経験のない作者が、当時の庶民の生活や心情をよく書けたなぁと思う、私も戦後の人間だか、読んでいてほっこりした気持ちになれた

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    2026年07月05日
  • カフェーの帰り道

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    昭和時代の生活が垣間見えた
    色んな視点のストーリーがあるが、最後に伏線回収されてよかった
    戦争の時大変だったよね、、、

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    2026年07月05日
  • 襷がけの二人

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    筆致がカフェーの帰り道に似ていると思ったら同じ著者だった。

    仇っぽい箇所が割とあるのだが、千代さんの木訥とした雰囲気と山田家の人々とトラオの優しい空気に包まれて最期までふんわりと温かい。

    戦前戦後の背景で色んなタイプの女性が出てくるけど、みんな精一杯逞しく生き抜いていて愛おしくなる。男はみーんな脇役。しゃんとしよう。うん、しっかり丁寧に生活しよう。

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    2026年07月05日
  • カフェーの帰り道

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    ネタバレ

    昭和生まれにとっては戦前戦後の物語はあらゆる形で(小説、ドラマ、映画、ノンフィクション、個人の語り)で見聞きしてきたことだから、今更感がある。でもそれを今の時代に新しい小説として若い読み手にも差し出したことは意義があると思う。
    カフェーの女給さんの一人一人が愛おしく、すっきりとした読み心地だった。

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    2026年07月04日
  • カフェーの帰り道

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    Audibleにて

    素敵な物語だった。
    カフェー西行に関わる女給たちを中心とした短編集。でも他のストーリーで出てきた人が次のストーリーでゆるくつながっていたりして、それでほっこりしたり。
    戦中、戦後間もない時期は、人の死というものが、今よりもっともっと近く背中合わせで、わが子を思う親の気持ちが切なかった。

    映像でも観てみたい、素敵なストーリー。

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    2026年07月03日
  • 駐車場のねこ

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    七篇の短編集
    いずれも市井の人々の日常を描いたものだが、どれもがひと癖あってじんわりくる
    「一等賞」のアラオさん
    「あねいもうと」の多美子さん
    「スナック墓場」のハラちゃんが好き

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    2026年06月07日
  • 駐車場のねこ

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    短編集。7本中の3本目で「あ、これは作者の『リアリティ』なんだ」と気付いてから一気に面白くなりました。特殊な状況で明確になる、特殊ではない感情に、共感。よかった。

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    2026年06月01日
  • 襷がけの二人

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    『カフェーの帰り道』で直木賞を受賞した嶋津さんの作品を初めて手に取りました。本作は『カフェー…』と同じ、大正から昭和の時代を生き抜いた女性たちの生きざまを描いた小説でした。

    物語の主人公である“千代"とお初さん。戦前と戦後でこの二人の主従関係が逆転するという出色のストーリー展開に、まずはびっくりさせられました。それなのに、二人の仲は時が経るにしたがって「不思議な絆」で結ばれていきます。

    まず、関東大震災や太平洋戦争といった出来事が、彼女たちの人生に色濃く影を落とすのですが、世間の荒波や風聞に押しつぶされそうになりつつも、しっかりと地に足を付けて日々の暮らしを立てていきます。

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    2026年05月26日
  • 襷がけの二人

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    ​正直なところ、はじめはあまり惹かれなくて、一度は読むのをやめていた。
    でも、その後から段々と面白くなり、気が付くと彼女たちの日常に夢中になっていた。

    挫けそうになっても必ず助けてくれる人がいる。
    大変な時代でも女性たちがお互いに助け合って、明るく楽しく頑張って生きている。
    特に、誰かを思って作る丁寧な料理のシーンは、彼女たちの温かさがじんわりと伝わってきた。

    そして、『カフェーの帰り道』ではあまり描かれていなかった戦争中の悲惨な体験や、抗えない現実も今作は描かれている。
    それでも重くなりすぎず、さらっと描かれている。

    嶋津さんの作品は、いかに悲惨だったかをストレートに伝えるものではなく

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    2026年05月20日
  • 襷がけの二人

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    表紙の穏やかそうな女性二人の波瀾万丈の人生と絆が描かれた作品でした。

    登場人物に色々なタイプの女性がいましたが、なかでも芯の強い初衣にひかれました。知られたくない過去を持ちつつも、置かれた立場でおおらかに前向きに生きる姿がよかったです。

    大正から昭和にかけての物語の中で、主人公の千代が守られる側から守る側へと成長し、心から信頼できる人とも出会え、今までの経験を糧に生きていこうとする姿を見守るような読書時間でした。

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    2026年05月19日
  • 襷がけの二人

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    ネタバレ

    なんと、まともな男性(個人的な感想)は1人?2人しか出てこなかった…ように思える
    親都合での結婚、女中の仕事や妾の存在など、この時代ならではの女性の苦労も多いほか、戦争描写がある為、実際に胸が詰まり読んでいて苦しくなる場面もかなり多かった。
    その反面、幸せな場面を描くのも上手で、読んでいる自分もまるでその空間に混ぜて貰っているような気持ちになる。
    容姿も良く、仕事ができ、人からも愛されるお初さんでも、人には言えない過去を抱えていて、そしてその過去に対して後ろ指を刺されているんじゃないかと何十年経っても心配しているところに人間味を感じた。
    主人公の千代は幾度と大変な思いをして、何度か環境が変わっ

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    2026年05月19日
  • 駐車場のねこ

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    表題作「駐車場のねこ」を含む全7編の短編集。
    単行本時「スナック墓場」から改題。

    商店街を中心にした人間模様が描かれる。

    少しスカッとしたり、
    ちょっとほっこりしたり。

    一体何が起こっていたんだろう、という作品も。

    分からない作品は、作家さんが書きたいものがより際立つ気がして興味深い。

    それにしてもあまりにヒキのない題でびっくりする。
    直木賞を獲っていなければまず手にとらなかった。
    獲ってくれたから、読むことができた。
    直木賞ありがとう。

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    2026年05月14日
  • 駐車場のねこ

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    【感想】普通のようでいて、どこか奇妙な感じの人びとが棲息してる短編集。湿っぽくなく、したたかに、やすらかに暮らしている。
    【内容】(01)作業ラインで知り合った女たちのほのかな交流。(02)シミ抜き好きクリーニング屋主人と乾いた感じの妻と洗濯をしない不思議な女性カシさん。(03)女中願望のある里香と指に欠損があるが屈託ない多美子の姉妹の仕事と生活。(04)布団屋の民子・治郎夫婦と地域猫とフグ屋の女将。(05)女性にぞんざいに扱われると気分が高揚する益郎はぶっきらぼうな母娘の米屋で弁当を買う。(06)ときどき何かを探そうとする発作が起きる荒雄さんと、商店街のみんなと、いろんな店でアルバイトしてい

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    2026年05月12日
  • カフェーの帰り道

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    面白かったです。今と違う時代の話、だけど想像できないほど大昔というわけでもないから、親近感が湧きました。女性男性の役割を気にしたくないのに、最後まで気になっていましたね。他に、個人ではどうしようもない運命に対してどのように対峙するのか、みたいなことも考えたけど、直向きに生きる登場人物たちに失礼な読み方をしてしまいました。

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    2026年07月18日