嶋津輝のレビュー一覧

  • カフェーの帰り道

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    どの立場の人もどんな生き方をしている人も、責めず否定せずに寄り添う作者の温かい語り口がとても心地よかった。自分の境遇を諦観しつつ、飄々としていながらしたたかで逞しく生きる、美しくて優しいタイ子さんが一番気になった。

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    2026年08月28日
  • 駐車場のねこ

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    7つの短編で構成されてるのですが、分かるようなすぐ側の日常の中でのほっこりや、内に秘めた個性?の人の目線。暗い背景のようで、その登場人物たちは普通に明るく過ごしてる強さ。
    とても個性溢れた登場人物や、謎の人物などが出てきます。
    すごいなぁ、この人の独特の世界観?視点、面白い!と思ったらあとがきで、普通という事にこだわりましたで、解説の方同様ずっこけました。
    すごいですね、この方のこれから描いていく世界が気になります。

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    2026年08月27日
  • カフェーの帰り道

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    直木にしては軽めの連作短編集
    喫茶店の女給さんそれぞれの人生で、時代を感じさせてくれるお話でした
    あっという間に読める手軽な作品

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    2026年08月26日
  • カフェーの帰り道

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    大正から昭和にかけての頃、上野の片隅の西行という名のカフェで働く女給の話
    後半は戦争の話が濃くなって、物資不足、栄養失調、家族を戦死で亡くした、子どもに先立たれた親の気持ちなど切ない

    キャラ立ちした4〜5人の女給の全盛期、出戻り、辞めてからのそれぞれの生活、結婚などレトロな雰囲気でゆったりと進む中にハッとさせられる瞬間もあり
    当時の女性の生き方が垣間見られる

    どこかで読んだことのあるような気もする?
    直木賞受賞作
    当時の生活を垣間見たような、映画にできそうな、令和の今だからいいのか?うーん

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    2026年08月26日
  • 女ともだち

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    どのお話も長編で読みたくなるくらい面白かった!それぞれ短編とは思えない満足度と内容の濃さ。初読み作者さんもいたから他のも読んでみたい。

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    2026年08月24日
  • 駐車場のねこ

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    なんとも言えず面白かった。ひやっとして嫌な予感がする展開でも、杞憂に終わって本当に悪い人は誰もいない。そういえば、直木賞受賞作でも旦那さんは浮気などしていなかったな。作者は平凡そうに見せかけて変わった人間を描く作家だけど、いい人なんだろうな。ちょっとクセになるお話ばかり。もっと他の作品も読みたいと思う。

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    2026年07月20日
  • カフェーの帰り道

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    大正から昭和にかけてのカフェーで働く女給たちの物語。

    なんと言っても文章のリズムがいい。
    冒頭の一文、
    「上野黒門町、池之端仲町の繁華街を過ぎてちょっとゆくと」
    の音の心地よさよ。

    Audibleで聞いたら気持ちいいんだろうなぁ。

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    2026年08月29日
  • 駐車場のねこ

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    七篇の短編集
    いずれも市井の人々の日常を描いたものだが、どれもがひと癖あってじんわりくる
    「一等賞」のアラオさん
    「あねいもうと」の多美子さん
    「スナック墓場」のハラちゃんが好き

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    2026年06月07日
  • 駐車場のねこ

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    短編集。7本中の3本目で「あ、これは作者の『リアリティ』なんだ」と気付いてから一気に面白くなりました。特殊な状況で明確になる、特殊ではない感情に、共感。よかった。

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    2026年06月01日
  • 駐車場のねこ

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    表題作「駐車場のねこ」を含む全7編の短編集。
    単行本時「スナック墓場」から改題。

    商店街を中心にした人間模様が描かれる。

    少しスカッとしたり、
    ちょっとほっこりしたり。

    一体何が起こっていたんだろう、という作品も。

    分からない作品は、作家さんが書きたいものがより際立つ気がして興味深い。

    それにしてもあまりにヒキのない題でびっくりする。
    直木賞を獲っていなければまず手にとらなかった。
    獲ってくれたから、読むことができた。
    直木賞ありがとう。

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    2026年05月14日
  • 駐車場のねこ

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    【感想】普通のようでいて、どこか奇妙な感じの人びとが棲息してる短編集。湿っぽくなく、したたかに、やすらかに暮らしている。
    【内容】(01)作業ラインで知り合った女たちのほのかな交流。(02)シミ抜き好きクリーニング屋主人と乾いた感じの妻と洗濯をしない不思議な女性カシさん。(03)女中願望のある里香と指に欠損があるが屈託ない多美子の姉妹の仕事と生活。(04)布団屋の民子・治郎夫婦と地域猫とフグ屋の女将。(05)女性にぞんざいに扱われると気分が高揚する益郎はぶっきらぼうな母娘の米屋で弁当を買う。(06)ときどき何かを探そうとする発作が起きる荒雄さんと、商店街のみんなと、いろんな店でアルバイトしてい

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    2026年05月12日
  • 私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー

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    いろんな作家さんのいろんな作風の物語を読めるのでアンソロジーは好きです。お得感がある(笑)。
    好きなのはやっぱり寺地はるなさん。最高にハッピーな成人式の話でした^^

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    2026年05月05日
  • 私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー

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    ネタバレ

    好みなのは「祀りのいきもの」。祖母は何を飼っていたんだろう。南洋の妖精?そもそも南洋の妖精は生き物なのか。不思議が心地よく残るお話だった。
    文章が全体的にひんやりと静かなイメージで好み。

    印象に残ったのは「二人という旅」。冠婚葬祭というテーマにSFチックな作風という斬新な角度?からの物語だなと思った。アンソロジーにスパイスが効いて私は好き。
    あと、結婚について、契約の女神と対話するシーンがとても好き。結婚の誓いは後に夫婦が別れたとしても破られたことにはならない。なぜなら、結婚という契約はお互いを永遠に愛したという、それほどまでに強い願いが、人の短い人生に一生に一瞬でも存在したことの証明だから

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    2026年05月04日
  • 駐車場のねこ

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    不思議な作家さんである。
    ここにいる人たちは、どこにでもいるような普通の人たちなのだが、それでも小説になるほどの個性は持ち合わせている。事件らしい事件は起きないが、心がざわついたり、想定外の事態に狼狽えたりする。しかし、大きなオチもない。
    人生で、誰かに起こりそうで起こらない、または起こらなそうでも実際起きていそうな、そんな人生の綾を描いた短編集。

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    2026年04月11日
  • 私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー

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    とつとつと、心に迫るものがある。このお話たちに、出会えてよかった。少しあの日に帰ったような感覚に陥った。

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    2026年03月15日
  • 駐車場のねこ

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    読者に想像させる終わり方の話が多く、余韻まで楽しめる短編集。
    森絵都さんの解説を読んでたしかに。。!の連続でした。面白かったです!

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    2026年03月14日
  • 駐車場のねこ

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    えー!どうなるの?どこ行っちゃったの?大丈夫なの?からの…?!あぁwwってな物語たちよ(笑)
    通常運行であろう日常の人々にドキドキしながらのーー…?!だからさぁwwwって…

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    2026年03月13日
  • 女ともだち

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    面白かった!
    それぞれの短編の掲載順?編纂順?並び?がとてもいい。最初の2話でズドンと落として中盤でジワジワ癒されて、最後は駆け抜けた。
    読み始めは女ともだちって何でこうなんだ……と落ち込んだけれど、読み終わる頃には女ともだちってなんかイイなと思える。
    「COPY」「水底の星」「ブータンの歌」が特に印象に残った。

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    2026年02月19日
  • 駐車場のねこ

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    7つの短編集
    ちょっと変わった人達が出てくるけど、根っからの悪人ではない
    普通の人の日常の中に紛れる優しさ
    そして、ちょっとした謎
    しかもその説明は成されない

    そんな何気ないやり取りが満載


    ・ラインのふたり
    工場の短期バイトで知り合った女性二人の交流
    若い社員から目の敵にされている事を察し、口撃を試みるが
    その社員から返ってきた対応とは

    バイト目線では、社員さんの仕事はそう見えるのでしょうね
    実際は、他のタスクのついでだったりするのだけどね

    それにしても、「命の母」って職場の救急箱に入ってるものか?
    頓服薬ではないんだけど?


    ・カシさん
    個人経営のクリーニングを営む夫婦と、下着ま

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    2026年02月18日
  • 駐車場のねこ

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    ネタバレ


    ジャミラはホントはいい人だなと思った。二人はお母さんと同い年だから、お母さんと同い年の気持ち思って薬渡したのか、悪い人に思えてもいいとこもあるのかなって思った
    かしさん
    最初は変わった女客だと思ったけど、妻が打ち解けあってる。クリーニングできれいなことに感動してたりする。人っていろんな顔持ってる
    姉といもうと
    多美子、指を失ってるにも関わらず臆することなく、おぎので働き、家庭教師の間に相手をみつけ、そのまま後継として、二人で住む。頑張ってるからこそ、幸せな感じがした。

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    2026年02月14日