松浦弥太郎のレビュー一覧
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エッセイストのように生きるには、物事をただ「見て」「知る」だけでなく、「見つめて」「わかる」ようになるまで考える続けるとことが必要。
考え続けて「わかる」という領域まで行けると、そこに隠れた秘密が姿を現すそう。
さらにその秘密を見つけていく過程の中で、「自分はどんな価値観なのか」というのが浮かび上がってくるよという話でした。
「さみしい夜にはペンを持て」を読んで、それから自分を知るために毎日日記を書いています。
書いているけど、未来の自分が楽しめる文章はまだ書けず、これで合ってるのかなと不安になりがち。
上手く書けるかはそんなに大事ではない。どれだけ秘密を見つけられたか、それを読者にぶつ -
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ネタバレ・楽しみは、発見するもの。喜びは、工夫から生まれてくる。
・すべての出会いがすてきなものというのは、美しい夢に過ぎない。だからこそ、「この出会いから、自分は何を学べるだろう?」と考えることに意味がある。
・生きる知恵はわからなくても、人を笑わせ、心和ませることができるなら、それを与えましょう。すべてを素直に懸命にやり、初々しさを与えましょう。
・壊れても直すつもりでいれば、言いたいことを呑み込まずにすみます。
・恋愛でも友情でも信頼でも、人との関係はつくるのではなく、育てるもの。
・「ごめんなさい」と言える素直さがあれば、やり直すこともできるし、きちんとした反省ができるし、再出発も早 -
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出会うべくして出会った本。
「文章を書く仕事がしたい」と行動するなかで、SNSで"バズる"とされる文章やキャッチーなタイトルに疑問をいだいていた。わかりやすく簡単で目を引く言葉や、一瞬その気になれるような言葉に価値はあるのだろうか?本当に読み手の心に残るのだろうか?と。
本書を読んで、そんなわたしのモヤモヤはスッキリと晴れた。そしてエッセイを書いてみたいと思った。自分の人生で起こるできごとを自分の視点で見つめ、自分なりの答えを見つける。自分が発見したとっておきの秘密を、自分の言葉で伝える。バズる文章とはちがうけれど、自分らしい文章を書きたいと思った。 -
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再読。松浦弥太郎さんが「すてきだな」と思う「おとこまえ」な男とはどんな男なのかを紹介している。この本を時々読み直しては、自分なりの「おとこまえ」観の参考にして、尊敬するすてきな男達に少しでも近づけるようにしていきたいと思っている。
心に残った言葉
・価値観とは、何を幸せだと思うかということ。自分が生きて行くうえで、何を大切にするかということ。
・自分にできることを気が付いたらやる。相手が困っているようなら黙って手を差しのべる。
・本当のマナーとは、その場所の雰囲気を壊さず、相手に嫌な思いをさせないためにはどうすればよいか?という想像力に基づいて思いやりと感謝を表すこと。
・年齢や立場が自分よ -
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毎日のちっちゃなあったかさ、気づき、ワクワクドキドキを体験させてくれる本。読んでいて自分の知らない感情がたくさんでてきて、ハッと思うし、なによりあったかい。
喫茶店でゆっくり時間をかけて読んだよ。
短編になっていて、どのお話もカラフル。
家族、友人、旅先で出会った人、恋人、一晩の恋、初めての恋、、、、
この筆者の人は本当の意味で自由だと思ったし、もちろん私たちの人生だって同じように自由なんだ、ってわかってるようでわかってないことに気づけた。
はぁ素敵だったなー私ももっと素敵な言葉書きたい!し、目を凝らして毎日のキラキラを見逃さないように素敵に日々を過ごすぞ!!!今度松浦さんのやってる本屋さんカ -
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心を花や庭で例えた美しい表現に心奪われる
●1番大切なのは、待つ事、続ける事
●素直という宝石
素直さはあなたを宝石のわうに美しくしてくれる
●自分に不必要な事は起きない
自分に乗り越えられない困難は自分には起きない
●不自由さは最高の先生です
●憧れの花ではなく、憧れの根っこを研究しよう
●花を咲かせる三つの秘訣
①人の心を察する感性
②状況を読み取る観察力
③果敢な行動力
●目の前の人が、何を考え、何を感じ、何を思っているのかを想像して挨拶を
➡︎心が現れる所作、それが挨拶
(ex)皇后様の献花を見て著者は人というのはこんなに美しい所作が出来るのだろうかと、 -
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オールドではなく、ビンテージ。
40歳過ぎて、自分のいろんなことの劣化が気になっていたので、はて、松浦弥太郎さんはどう論じているのかな、もうすぐ春だから、リスタート切りたくて読みました。
もっともっと!と急ぐ前に、セカンドバースデーとして一度リセット。人生棚卸し。
そんな切り口、かっこいいですね。
70歳を人生のピークにするってのも、まだまだ学びたい欲が湧いてくる考え方。
自分の年表づくりもGWあたりに書いてみよっかな。
*本文より*
・過去の自分、過去の栄光、30代までの自分を、きれいさっぱりと忘れる。これはたいそう大事なことだと、僕は思っています。
・恥ずかしながら、僕の中 -
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この本を読んでいると『一人時間を大切に』と言うキーワードをよく見受けました。
『一人の時間と言うのは自分を取り戻すための時間である』と言っていて、その時間があることで人とコミュニケーションを取るための余裕に繋がる、と。
また人生の局面での考える・決める•選ぶなどの行動は、自分1人でしかできない。
『人間はそもそも孤独である』と言うことを受け入れる、その強さが人と深く関わるための力添えになる、というようなニュアンスです。
私自身にとっても必要な『1人時間』は、自分を高めるための時間だと言うふうにポジティブに捉えることができました。
ちなみに163ページの「じんわりやさしく」のエピソードで、小