松浦弥太郎のレビュー一覧
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1日1日を丁寧に生きることは決して難しいことではない。
例えば物の扱い方(改札でsuicaをかざす仕草、コップの置き方、受話器の置き方、椅子の引き方・・・)をちょっと丁寧に変えるだけ。全然時間はかからない。そして更に大事なことは、人が見ていないところでも丁寧な行動を積み重ねていくことで、魅力的な自分を取り戻せるということ。
20代の頃は、この手の内容を実践するためには「俺は忙しい、時間が無い!」と決めつけていた。それくらい目先の仕事にとらわれていて、気持ちの余裕が無く心が荒んでいたのだと思う。思い返してみると、あの頃は公私ともに、何となく続ける付き合いや習慣(残業・ゴルフ・飲み会)に拘束されていて、自分の人生を他人に支配されていた。
普段忙しい中でイライラしそうな時、アンガーマネジメントの本に書いてある実践テクニックよりも、『今日もていねいに』を思い出す方が、自分には有効じゃないかと感じた。それくらい「心の処方箋」にもなりうる本である。
自分のために買ったキムチを全て他人にお裾分けしたエピソードや、カフェの店員さんにマカロンをプレゼントしたエピソードもお気に入りである。殺伐とした資本主義社会の中で、人と繋がるためには、「贈与」を伴う血の通ったコミュニケーションがより効果的だと感じた。たとえば飲食店で会計の際には、笑顔で「美味しかったです。ごちそうさま」と言ってみたい。
普段、通勤でかなりの人を目にしているが、もしかしたらその中に、この本を読んで何かしら日々の生活に習慣として取り入れている人がいるかも知れない。そのように妄想すると、明るい気持ちになることができた。さて、出かける前に部屋の掃除をきちんとしよう。 -
購入済み
来年に向けて
今年25歳になるので読んでみました。学生の頃は当たり前にできていたことが、社会人になって出来なくなっている。やっぱり些細なところをもう一度見直さなければいけないなと思いました。ここから30歳まで、いや生きている限り自分に正直に生きていきたいと思います。
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Posted by ブクログ
2021/9/12
✨人の幸せ
①愛し愛される人になる
・挨拶上手である、笑顔での礼儀作法と素敵な振る舞い
・相手を信じる許す、苦手な方も教訓とする
②社会とつながる
(対人関係)
・1対1から始める、フットワークを軽く
・他人からいただいたアイディアの進捗や結果を報告、次の約束をつける
(自分にできることを見つけ人助けする)
・何でもやってみる、歩く見る聞く→次の行動へつなげる、あたって砕ける
・自分にできるのは何か関心を持ち、磨き伸ばす、ありのままを受け入れる。自分の友は自分
・学ぶ、素直である
✨よく暮らすこと
コンディションを整える=信用
規則正しい暮らし=自分の時間を持ち学びを深られる
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Posted by ブクログ
「弥太郎さんの本には、ハズレがない」という「信」をもって読みましたが、やっぱりそうでした。
抜粋箇所がたーくさん!
【本文より】
・ヘンリーは言った。「僕の仕事は、自分の目と感覚だけを信じ、誰とも競うことない宝探しをすること」
・自分が何者であるか、何者として、人々や社会、文化に接し、仕事や暮らしの発想をしていくのか。
・では、人を愛するとは、どういうことか。それは好きとか嫌いとかいう感情を越えたところにある。その人をその人らしく生かすために尽くすことではないだろうか。
・随筆家の白洲正子は「心に残る人々」で「本当に見るとは、かくれたものを引き出すことであろう」と書いている。
・本来、どんなことにも、それなりに要する「ちょうどいい時間」があり、「ちょうどいい時間」から生まれる、喜びや楽しさ、美しさ、クオリティというものを、忙しさを理由にして手放してしまってはいけないと僕は思うんだ。絶対に。
・「仕事とは何か」の12の質問
1.それは、今より少しでも良い解決方法、対応を示したものだろうか。
2.それは、困った、もっとこうしたいの答えになっているものだろうか。
3.それは、お金を払ってでも、知りたい、得なことだろうか。
4.それは、少しでもいやなことを忘れられることだろうか。
5.それは、とても簡単で、わかりやすく、今すぐに、できることだろうか。
6.それは、誰でもよく知っている、親しみのあり、身近なものだろうか。
7.それは、人の孤独や寂しさを埋めることができることだろうか。
8.それは、不安や恐怖を拭い去ることができることだろうか。
9.それは、最も大切な人へ向けたものになっているものだろうか。
10.それは、世代を超えて、分ち合えるものになっているものだろうか。
11.それは、おもしろく、たのしく、新しいか。
12. それは、人を助けることができるだろうか。
・様々なメディアや、自分自身の経験を通じて情報収集をし、その情報を自分なりに分類整理し、仕事や暮らしにおいて自己表現することを、今、「キュレーション」という新しい言葉で表している。その「キュレーション」だけど、僕は仕事における基本プロセスであろうと思っている。
・「もし自分をやっつけようと思ったら何をするか。成長したいなら、それを考えるといい。」
・急がない、求めない、怒らない、よく休みよく遊ぶ、早寝早起き、はっきり伝える、文句は後回し、約束を守る、いつも感謝、欲張らない、言葉を慎む、いつも笑顔、先に与える、もっと素直に、今日もていねいに、知らんぷりしない、楽しむ工夫、もっと親切に、などなど。
・好きとか嫌いと言っているりうちは、まだまだ子どもなんだな。 -
Posted by ブクログ
1つのテーマについてよく100個も集められるなぁ…とつくづく思います。それがプロの所業…( ̄+ー ̄)そしてクオリティーももちろん高い!松浦弥太郎、ここにあり!
【心に残ったこと】
○疲れて帰るときに、早く会いたいと思う存在でありたい。1人で嬉しいことに出会った時に、一緒にいないことを残念に思うような心の結びつきを大切にする。
○どんなことでも、最初に伝えるのはあなた。暮らしていても仕事をしていても、いろいろな出来事があって、毎日たくさんのことを感じたり、考えたりしている。私にとって大切な出来事は、親や友達、他のどんな人よりもあなたに1番に伝える。私が、喜びや驚き、悲しみを1番分かち合いたいのはあなただから、最初に知ってもらいたい。
○心から甘えられる人がいるという安心感に救われる。
○永遠は存在しない。「今」がずっと続く事は無い。同じように朝が来て、同じような暮らしを続けていると、2人の幸せな日々がこれからも続いていくかのように感じる。その安心感に甘えすぎないように。永遠を信じると、今日がおろそかになり、感謝の気持ちも薄れていってしまう。「明日は無い」くらいの気持ちで、今に心を向ける。
○自分の話を相手に聞いてもらう幸せほど豊かなものはない。対話をする事はとても価値のあるひととき。いつでも話を聞いてくれる人がいることの安心感は、なにものにも変えられない貴重なもの。
○どんなに仲が良くても衝突することがある。だから終わり方を決めておく。「次の日になったら忘れよう」「翌朝おはようの挨拶をしよう」でも良い。喧嘩をしても大丈夫な2人でいよう。
○日々の暮らしは、面白く楽しくありたいもの。何をするにも、何を考えるにも、全てがそこにつながっていると、日々を明るく、軽やかに過ごせる。いつも2人で、面白く、楽しく生きていこう。 -
Posted by ブクログ
この本に出会って、本当に良かった。それに尽きる。ニューヨーク、ロンドン、パリ、マルセイユ。松浦さんが旅を通して感じたこと、出会った人々について赤裸々に語っていて、「次旅に出た時はこうしてみよう」と、旅の楽しみ方、人生の楽しみ方を教えられた気がする。一昨年までニューヨークにいたことから、ニューヨークでの話は特に情景を思い浮かべて物語を楽しむことができた。
「何かをたくさん持っていることは、なるほど素敵だ。しかし、その持っているものを理解していなければ、持っているとはいえないだろう。」
「旅とは、自分自身を見つめる精神的行為であり、自分自身へと立ち返る行動である。要するに、独りになり、自分を取り戻すことが、旅の真意なのだ。」
日々の生活の中で、自分を見失っている今、改めてこの本を手に取ってよかった。そして一刻も早く旅に出たいと言う気持ちが抑えられないでいる。