松浦弥太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ付箋をたくさんつけて、うなずきながら読みました。
・人の「気」を見る
「料理で覚えるべきことは、技や知識ではなく、愛情の表現です」と教えてくれたのは、料理家のウー・ウェンさんだ。おいしさとはやっぱり口だけで感じるものではなく、その時その時の状態による「気」という心で感じるものが大きいのだろう。
・弱った自分を逃がす
疲れてしまったり、小さなことで傷ついたり、心が折れてしまったりして、自分ではどうしようもなくなることがある。そんな時、僕は自分が自分らしくなれる場所に行くことにしている。自分をリセットできる場所。弱った自分を、ちょっとの間、逃がしてあげれるような場所。
・背中をのばす
おしゃれに一番大切なのは姿勢だと思うの。何をきていようとも、背筋を伸ばして胸を張って歩くことじゃないかな。
・聞き上手になる
聞き上手というのは、感動上手であるということだ。たとえば話題が気恥ずかしいことであっても、何かしら些細な点を見つけて感動してくれるから、さらにあれこれと話しを続けてしまう。しかも、意見はあっても、基本的に全肯定の姿勢で聞いてくれるから安心なのだ。
・その人を思うこと
誰もが食べやすい大きさに切るのが基本、という心持ちに僕ははっとした。仕事においてもくらしにおいても、相手の何かがしやすいようにひと手間かける、もしくは心がけることは、じっさいには気がつきにくいことでもある。
・見えないところの身だしなみ
引き戸や雨戸が収納されるところの蓋の精巧さであったり、ドアノブの指が触る裏側のなめらかさであったり。人がそこで長く暮らさないと気が付かないような見えないところの、ある種身だしなみのようなものが、生み出す、はっとするすてきさに心が揺れ動いた。
・勝負からだを持つ
勝負服よりも勝負からだを持つ方がさきだと思う。その努力が大事。見た目の勝負というのは、いざという時裸になって立ち姿で勝てるかというのがほうとうのような気がする。
・しあわせのおすそわけ
しあわせとは、誰かが決めるものではなく、自分自身の感じ方考え方である。そこには基準や比較がある訳ではない。そしてしあわせは、結果でものなく目に見えるものでもない。
・食べる人のことを思う
料理を楽しむということは、暮らしをたのしむということである。ならば料理上手は暮らし上手であろう。暮らしを豊かにしたいなら、まずは料理をはじめてみればいい。
・真似ることは学ぶこと
あれこれ悩まず真似ることからはじめるのが一番いいとおもっている。真似したい対象をみつけることも才能。
・余白を作る
しごとについても暮らしについても、頑張りすぎないというか、全力をつくさない(八割くらいがちょうどいい)
・未来への自分へ
急がない 求めない 怒らない よく休みよく遊ぶ 早寝早起き はっきり伝える 文句は後回し 約束を守る いつも感謝 欲張らない 言葉を慎む いつも笑顔 先に与える もっと素直に 今日も丁寧に しらんぷりしない 楽しむ工夫 もっと親切に など
当たり前事の精度を高める。
・自信の作り方
本を読むでもいい、人の話を聞くのでもいい、新しいことに役立ちそうな思いつくことを日課にしてみよう。悩みの感情は何もしない時にやってくる。だからいつもその前に何かに没頭する。そうすれば不安も消え、いつしか自信が高まる。 -
Posted by ブクログ
タイトルから厳しい論説を覚悟して読んだが、予想に反して「私(著者)はこうしている、日々の中でこう思う」という柔らかい内容で、読者としては自分の納得のいく、良いと思われた部分だけピックアップして試せるような気軽さがありよかった。また1項目ごと見開き1ページに収められているのも読みやすく抵抗なく読めてよかった。
「幸せとは何か、どうやって幸福を得るか」ということをずっと考えており哲学書もいくつか読んだが、この本が最も私の思う幸福に近く、変に力むような力ませるようなものもなく自然体で読後感もとても良かった。心の栄養として大層良い1冊であった。 -
Posted by ブクログ
「今からランニングを習慣にしたい」という自分にとっては、ピッタリの本でした。40歳になる自分もいざ走り始めると10分も保ちません笑 そして松浦さんと同じように体に痛みが出てくるという悪循環です。シューズは店員さんに測ってもらったものを買ったし、ウォーキングの習慣はすでにあります。なので、体幹の強化と美しいフォームの追求を行なっていきます。そして最終的には2時間を無理なく走り続けられる体力を手に入れたいです。ランニングは健康と1人の時間を獲得できる素晴らしいスポーツだと思います。ランニングへのモチベーションの上がるお話をありがとうございました!
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Posted by ブクログ
ネタバレとても読みやすく、内容も素敵な本でした。
私は40歳ですが、気になって呼んでみました。
特に印象に残ったところ
・軽やかに、過去を手放す
過去の経験にしがみつかず、ちょっと役立てるくらいの感覚で活かす
・ストレッチの効用 自分の可動域を広げよう
運動をしようと試みたことあるが、ストレッチをしよう、と思ったことなかった。ストレッチ専門のパーソナルトレーニングに通おうと思った
・アウトプットする
日本は長らくインプット文化である。
アウトプットしようと積極的にトライする姿勢が大切。
・「むり」と口にしない約束を
むりという言葉は自然に言ってしまっていた。
言葉で口にするとその言葉を聞いた脳が「ああ、無理なんだ」と理解して、そう思い込んでしまうそう。
出来るだけ前向きな言葉を口にして脳に言い聞かせていると、だんだん思考や行動がプラスに向いていく。
・「たぶんね」「そうかもね」と力を抜いて生きていく
日高さんという方の本で「すべでの事象はまだ完全に解明されているわけではない。だから、人間がこれまで得た知識もすべて幻想だと思ったほうがいい」というメッセージがあり、目からうろこだった。
世の中に確定しているものは何もないという前提で、力を抜いて柔らかい思考でいたいと思う。
・お金は「ちょっと足りない」くらいがちょうどいい
ハリのある毎日のためにはちょうどいい。 -
Posted by ブクログ
自分自身のスタート地点と言える本の一つ。兎に角、尖っていて、攻撃的で、感謝する気持ちを失っていた頃にこれを読んだ衝撃を覚えている。毎晩、夜遅く、朝近くまで飲んで、死ぬ気で働いていたことが、バカらしくなったのを覚えている。大切なものは何ですか?という問いかけに、自分が答えることができない事実、そこから築き上げてきた自分らしさ、さて、今読んだらどう思うんだろうな、そんな気持ちで再読。
心のやわらかさを失わないように、いつも新しい自分を模索する、という。Cowブックスの店員の話は、仕事を楽しめるかどうか、で秀でているかわかる。アイデアは、実行してこそ意味がある。これも、ハッとさせられたと思う。当時は、アイデアというか口だけの人が周りにたくさんいたからだ。海外に行くとか、海外で仕事したいだとか、音楽をやりたいだとか、全て将来のいつか、という話だった。今、すぐに行動に移せなければ、いつかは来ない。これを自分でもわかっていたのに、逃げていたなと。筆者の松浦弥太郎さんは、そこをNYに飛び出す形で動いたということだろう。中国に飛び出した自分も間違っていなかったと思う。初日の興奮、新しい人生が始まる瞬間、ものすごく覚えているんだ。そこから、NYなど、こんな人生になるとは思っても見なかった。日々の暮らし、毎日に何か新しいものを投げ込んでみたら、人生が変わる。これが本質的に本書からのテイクアウェイだった。私自身は、本当にこれを実践した。実直に、毎日をていねいに、大切に、
センスを全員にプレゼントして、夏を乗り切ろうというメッセージを出したこと、与えられるかどうか、心休まる方法、仕事の仕方、新しさの見つけ方、何でも良いのだけれど。静かな動作をていねいにする。マンションのエレベータのボタンを叩くように押す人がいたらどうですか?と、問いかける。いっぱいいるんだけれども、逆に目立つんだろうな、アジアであれば。もう一つ、改めてと思ったのが、腕を組まないこと。これはついやってしまうので、意識してやめている。
あなたと話したがっている人がいたら、自分から話しにいきましょう。取り繕うことなく、ただ謝りましょう。自分が正しいとか、こういうつもりだったとか、は関係ないんです。結果に対して、プロセスに対して、態度に対して責めているのだから、ここはどうやっても仕方ない。誤解であれば、誤解であると伝えるのも大事。インターネットに頼らず、自分が本と向き合った、本物の時間を大切に、本のページを繰る幸せを、味わっている。松浦弥太郎氏から言わせると、本を読むことは、旅に出るということだそうだ。新しいことをやるだけでなく、やらなくてはいけないこと、したいこと、という寄り道ではなくて、ちゃんとゴール、自分の人生にちゃんと向き合ってやるべきだということをやっているのか?と。
本書になくて、自分自身が最も大事にしているのは、深呼吸。いつの間にか、呼吸するのを忘れてしまっている。そういう時に、ふと深呼吸すると、頭のてっぺんまで酸素が行き渡り、じわじわと冴えていく。この感覚を掴んでいれば、仕事にもメリハリが生まれたりする。
今、読んでみると、本当に大したことが書いてあるわけではないと感じる。それは、自分が歳をとったことを意味するのかもしれない。若さゆえの、貪欲さが失われてしまったのか?と危惧するところもなくはない。いずれにせよ、こういう人がいて、人にエネルギーを与えてきたんだと思うと素晴らしいと思う。生活を変えてくれた本たちに感謝しつつ、読み直していくことで新しい発見を。