羽田詩津子のレビュー一覧

  • 木曜殺人クラブ 逸れた銃弾

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    木曜殺人クラブ3作め。
    いつものおじいちゃん、おばあちゃんが元気いっぱい活躍。哀愁を漂わせる場面もありますが、前向き力が半端無い。
    読みながらプフっと笑えるおもしろさが溢れてます。
    あまり殺人が無いところもステキ。
    この際筋書きは気にせず、キャラの濃さを味わって。
    のんびり休日の楽しみにしたいです。

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    2024年02月16日
  • アガサ・レーズンとけむたい花嫁

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    ネタバレ

    こんなに人間味溢れる探偵っていたかしら!大好きなアガサ・レーズンシリーズは今回も期待を裏切らない面白さ。若い子への嫉妬、手術を勧められているのを無視し続けている股関節の痛みにも耐え、幸せな結婚を夢見ては夢破れるけど、読者はほっとする。愛すべき探偵を支える友人や仕事仲間たち。このシリーズはジントニックを飲みながら、イギリス料理を食べながら読みたくなります。
    でも今回は探偵の自信を失くすアガサが出てきます。若いトニに主役を奪われるけど、やはりトニにはまだ圧倒的に経験が足りていないし、トニにはトニの良さがあるように、アガサにはアガサの良さがあるのに、自分のこととなるとアガサは冷静さがゼロになってしまう。そこがかわいらしさでもあるんだけど。
    同年代に近い私はアガサがとても身近に感じるし、愛すべき人なんだけど、男性読者はどんな反応なんだろうと気になる今日この頃です。

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    2024年01月17日
  • 秘密の花園【電子特典付き】

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     多くの大人にとっての扱いにくい子どもたちが扱いにくくなくなるまでの話。子どもの精神的成長の話。扱いにくい子どもになるにはそれなりの事情がありました。良い環境とは理解ある人が近くにいるということ。それが大人ならもっと良いね。そして友達も大事よね。という話。子どもに携わる人のためのバイブル的書物とまで思う。何がこの子達を変えたのか。主役は子どもだけど登場人物の大人たちから色々学べる一冊です。

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    2023年12月04日
  • 木曜殺人クラブ 逸れた銃弾

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    シリーズ第三弾。変わらず素敵な面々の活躍が楽しく読めます。彼らが今回挑むのは、犯罪を突き止めたらしいキャスターのべサニー・ウェイツが殺された十年前の事件。しかしそのさなか、エリザベスは謎の人物に拉致され、かつての同僚である旧友を殺すように脅迫される。ユーモラスさは健在ながらもハラハラドキドキが止まらない作品です。
    エリザベスは危機に陥り(でもきっと彼女は大丈夫と安心していました)、ロンは恋に落ち、イブラヒムはある人物に接触、そしてジョイスはいつも通りにいろんなことにわくわくしていて、本当に楽しいです。だけれどある人物の老いが進んでいくところは切なかったりも……老人たちがひたすら元気で前向きに思えるこのシリーズですが、避けて通れないものはあるんだよね。でもそれすら乗り越えて、彼らの生きざまは力強く感じられます。むしろ後がないかもしれない分、悔いのないようにと心掛けているのでしょうか。見習わなくては。
    さて、事件の方も本当に読みどころ満載でぐいぐい惹きつけられました。バイキングとの息詰まるような対決もスリル満点ですが。やっぱりすごいよジョイス!(笑) そして今回、珍しく浮かれっぱなしなボグダンが可愛くって仕方ありません。幸せになってほしい。

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    2023年10月25日
  • 予告殺人〔新訳版〕

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    ネタバレ

    初めてのミス・マープルシリーズ。
    ドラマで見たことはあったのでストーリーは大まかに覚えていたけど、やはり活字を目で追いながら情景を想像するのはとても楽しい。
    個人的に一番好きなのはジュリア(エマ)。淡々としていて、可愛らしいところもあって、素性がバレても狼狽えず堂々と振る舞う。素直で無垢な子供のようだけどしっかりと自分の意思や考えを伝えることができる強く優しいバンチも好き。そしておっとりとしてロッキングチェアが似合いそうな老嬢ミス・マープルのラストの掃除道具入れ?の中に隠れてドーラの声を真似るという行動力と度胸は老嬢故の人生経験から得たものなのか、はたまた彼女の生まれ持った素質なのか。ミス・マープルはてっきり安楽椅子探偵なのだと思っていたので、その行動力にはとても驚かされてすっかりファンになってしまった。
    この勢いで他のミス・マープルシリーズも全て読むつもりだ。

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    2023年10月18日
  • 牧師館の殺人

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    ネタバレ

    あーあ、面白いミステリが読みたいなーーと思って助けてクリスティー!と読んだら…最&高!笑
    もー面白すぎる!これだよこれなんだよ〜〜!大満足。
    犯人わかった時本を取り落とすかと思った。
    この鮮やかな謎解きを待ってた。
    変にグロくもなく特殊な設定とか余計なものナシ、静かな村で起きたひとつの殺人を追うだけでノンストップで読み切らせる物語の上手さにひれ伏しちゃう。余計なものがないんだよねー!

    登場人物も多いから、読みながら推理するのも楽しいし、暇を持て余した老嬢(この単語すごい)たちの無益なおしゃべりも退屈すぎて笑える。

    さすがに時代が違いすぎて、物語の中で当たり前に過ぎてくこまかな描写がわかんないことも多いけど、100年近く前に書かれたとは信じられない。

    次はアクロイド殺し読むの楽しみだなー。

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    2023年10月14日
  • 牧師館の殺人

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     愛すべきミス・マープルシリーズの長編一作目に当たる訳だが、マープルのお披露目には最適な作品である。
     マープルシリーズは短編からスタートしており、後々「火曜クラブ」が発売されるが、本当の意味でマープルの驚異的な推理力を知らしめられるのは「火曜クラブ」であり、長編としての面白さ、彼女がどの様な人物であるかを読み解くのであれば、今作「牧師館の殺人」が最適である。
     田舎の村、セント・メアリー・ミードで起きた殺人事件。長閑な場所で、十五年以上殺人等が起きていないこの土地で、一人の老紳士が牧師の家の書斎で頭を撃ち抜かれて殺害されている。若い画家が殺害を自供し、事件は解決されたかと思いきや、様々なトラブルが発生していきセント・メアリー・ミードは大騒ぎだ(まさしく文字通り大騒ぎだ。設定はありきたりなのだが、時代背景の違いが強く、警察が横柄だったり(なんてひどい捜査だ!!)婦人たちが煩わしかったり(なんて恐ろしい土地か!!)とにかく田舎の長閑さと比較して人間の内面、人間的な部分が存分に表現されている作品だ(田舎の人間であれば今作の様な人間的な煩わしさを現代でも経験した事があるだろう)
    「ミス・マープルは常に正しい。」ある意味で住人達の中に彼女の全てを見透かしている様な態度について恐ろしさを感じているのは驚きだった。優しいオールドミス(オールドミスには皮肉もある様で優しい訳がないのだが(笑))のイメージがあったのだが、数作品読み進めると彼女の内面の強さや正義感優しさ等のバランスがわかる様になる。
     今作では犯人はとても意外であり、僕自身は再読のため、とある人物が犯人だったなぁと読んでいたら記憶が間違っており。ある意味で新鮮に衝撃を受けた訳だが、同じ様な構造の作品はクリスティの他作でも見受けられ、しかし良い意味で繰り返されており、クリスティがそれぞれの探偵やノンシリーズで上手に構成を当てはめてパズルの様にマネジメントしている事を尊敬している。それでいてストーリーは面白いし、トリックは新鮮、ドンデン返しもある為満足のいく作品だ。
     ある意味で読みやすく王道のミステリーといっても良いだろう。まず何を読むかを相談されればおすすめの一冊に今作が該当するだろう。
     セント・メアリー・ミードはこれ程恐ろしいむらだったのかと。衝撃的だったが、この様な環境かにおいて幼少からきたえられたマープルは必然的に人間性を観察するやり方を学んたのだろう。
     

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    2023年09月27日
  • 予告殺人〔新訳版〕

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    いやぁこれは!久々に「面白かった!」と声に出てしまいました。
    先に読んだ『火曜クラブ』にそこまでハマれず、ううむ私はミス・マープルよりポワロ派かも、と思いかけていましたが、こうして他の本にも手を出してよかったです。やっぱり長編の方が好きだなぁ。

    「殺人をお知らせします。……」
    開幕数ページで鮮やかに告知される"殺人"。小さな村の人々は、特に関心なんてありませんよという顔をして続々とミス・ブラックロックの屋敷であるリトル・パドックスに集います。

    私は基本的に、ミステリーを読む時に推理をしないタイプ。
    ただ純粋に、ああこれからどうなるんだろう、この人もあの人も怪しいな――と、作者が散りばめたひっかけに次々とハマっていくんです。
    そして最終的に全員が犯人に見えてしまう中で、鮮やかに明かされる真実。見事に、騙されました!
    これはきっと二度目に読むともっと面白いでしょうね。久々に、満足の行く読書体験でございました。

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    2023年08月29日
  • アガサ・レーズンと毒入りジャム

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    アガサもずいぶんな人だけど、それ以外にもろくでもない人物ばっかり出てきてコッツウォルズのイメージがだいぶ変わりました。
    ところで最近は文庫本といえども1200円もするのですね!

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    2023年08月07日
  • 木曜殺人クラブ 逸れた銃弾

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    今回もとてもとても楽しい、ピカレスク小説。

    キャラクターの魅力や関係性で充分引き込まれるので、ミステリー要素は物語を動かす仕掛けのような印象。ただ、愉快なシーンにも謎が仕込まれていることに気づきませんでした。

    私の泣き所はスティーブン。今回は出番が多くて嬉しい、けれど悲しい部分もあって、読後もしばらく気持ちが持って行かれていました。

    4作目も早く読みたいな〜!
    でも彼らももう80代、一緒に歳をとっていきたい、でもずっと一緒に楽しんでいる姿を見ていたい。
    続きが気になるけど、どんどん読み進めていくのは躊躇われる気持ちもあります。

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    2023年07月25日
  • 高慢と偏見、そして殺人

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    母校が開催した公開講座「オースティンの世界」で紹介された本。
    原題[Death Comes to Pemberley(死がペンバリー館にやって来る)]よりも断然良い邦題だと思います。

    多少原作とは登場人物達の雰囲気が違うような気もしましたが、それは作者が違うからなのか、あれから六年経って彼らが成長したからなのか。
    まあ、些細な違和です。

    そしてミステリとしては…やられました。
    とりあえず「こいつが怪しい」と目をつけていた人物がいたのですが、違いました。

    貴族としての面子を保たなければならなかったり、家族を守らなければならなかったり、自分の都合を押し通したかったりといろいろな思惑が絡み合い、結果、全く想像していなかったところに着地しました。

    エリザベスが本当にいい奥様になっていて、安心しました。←誰目線?
    ジェーンについては心配してなかったけどね。

    数十年ぶりに『高慢と偏見』再読したくなりました。

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    2023年07月01日
  • アガサ・レーズンと毒入りジャム

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    大好きなアガサレーズン。発売日を楽しみにしていました。そして、今回も期待を裏切らぬ人間臭さ満載のアガサ。老いを認めず、若い子には嫉妬をし、ちょっと意地悪までしてしまう。だけど、いつも心に罪悪感。しかもかなりしっかりとした罪悪感。そこが憎めないし、アガサの魅力でもあります。
    そして、感心するのはいつもダイエットを頑張ること、おしゃれでいること。流行最先端ではないにしても、自分を美しく魅せる服装を知っている。美容への関心も時に飛び上がる。生き方がパワフルだし、いつだって全力で突き進んでいく姿は勇気が出る。ロールモデルです。

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    2023年05月14日
  • 牧師館の殺人

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    「ミス・マープル」シリーズ。セント・メアリ・ミード村のヴィカレージ(牧師館)にて、村一番の嫌われ者の老人が殺害された。噂話や詮索が大好きな住民たちが興奮するなか、犯人と思しき人物が自首し事件解決と思われたが……という筋書き。
    過去に起こった村内での出来事に当て嵌めて推理する彼女の方法にはまだ慣れないが、シリーズとして今後も楽しめそう。

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    2023年02月15日
  • アガサ・レーズンの奇妙なクリスマス

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    パンチの効いた中年小説!

    特筆すべきはアガサの長い恋愛が一つの区切りを迎えたことだろう。
    またその親友たちにも。
    そういう意味ではこの長いシリーズは正直どの巻から読み始めても面白いのだけど、この巻は必読の巻だとおもう。
    但しちょっと上手くいったからと言って次巻では手酷く別れを告げられる事も今までさんざ有ったわけで、人間関係も本当に落ち着くことが無く、油断できないのがアガサ・レーズンスリーズなのだけど。

    個人的には年を取ると脚って皆なそうなるの…?って当方も年頃なのでミステリと違うところで次巻の展開を興味を持って待ちわびています。

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    2023年02月02日
  • 未知なる人体への旅 自然界と体の不思議な関係

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    リアル本屋のそれなりに目立つところに並んでいて、タイトルと装丁から手に取りました。医学専門知識のない読書向けに人体の臓器に関するお話を、筆者の幅広い経験と絡めながらわかりやすく語ってくれます。健康本ではないのですが、自然界における人体の神秘性を改めて感じることができる良い本でした。何故かまだレビューも少ないですが大変お薦めです。最近は新聞も手帳も財布も全部デジタルで賄っていますが本だけはやはり紙がいいなと感じました。

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    2023年01月03日
  • アガサ・レーズンの奇妙なクリスマス

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    期待を裏切らない面白さ。今回もアガサ・レーズンはロマンチックに夢見たり、老いを自覚したり猛烈に否定したり、若い子に嫉妬したり、素敵な悪あがきを見せてくれました。私もそうなるんだろうな、なっていいんだなと、物語とは全く関係のない所で毎回共感し励まされる。なんと魅力的な主人公なのでしょう!

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    2022年09月11日
  • 小公子

    購入済み

    三人目の訳者

    違う人達の訳で、三冊ほど、読み比べてみた。
    この人の訳が、昔読んだ小学館の「少年少女世界の名作文学14」の中の小公子に、一番近くて、しっくりきた。
    いつ読んでも、感動する。

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    2022年07月23日
  • 秘密の花園【電子特典付き】

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    ・はじめはなかなかページが進まなかったが、50ページをすぎたくらいから、「こんなに童心にかえりワクワクできる、花や葉や空気の匂いを敏感に楽むあの感覚が蘇るような感覚になれる物語があるのか!」と大感動。描写のひとつひとつがきもちいい。

    【印象に残ったフレーズ】
    ・物語中の登場人物たちの言動(ほぼ全てがみずみずしく、印象に残った)
    ・たとえ不快で陰鬱な考えが浮かんでもゆるぎない勇気を与えてくれる心地の良い考えとすぐさま置き換える分別があれば、誰にでも、もっと素晴らしいことが起きる可能性があるのだ。

    ・19世紀に新たに発見されたことの1つは、単なる思考でも電池と同じ位強力で太陽光と同じ位人間のためになると同時に毒と同じ位有害なものになり得る、と言うことだった。
    悲しい思いや邪悪な思いを心に抱えて生きるのは猩紅熱の病原菌を体内に入れてしまうのと同じ位危険なのだ。そうした考えが心に巣くっていたら、生きている限りそれを克服できないかもしれない。


    (訳者あとがきより)
    ・1991年、著者61歳の時に本書を出版。

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    2022年07月19日
  • アガサ・レーズンの復縁旅行

    ネタバレ 購入済み

    悲喜こもごも。

    外国小説の楽しさはまずキャラクターにあると思います。
    日本小説では毒のある中年女性がヒロインとか絶対書かれないし
    恋する相手はせいぜい欠点はツンデレ止まりで向こうは基本主人公だけに特別な面を見せるジェントルマン、女性もアバタもエクボで徹底的に惚れ倒す相手でなくてはなりません。
    でもアガサの惚れる相手は財産や境遇を除いても欠点だらけですね!
    もちろんアガサも強烈な性格ですが相手もそれを承知でいやいやまぁチャームポイントがあるからいいじゃん!と思って付き合いますし
    アガサもアイツバツイチだし他の女に優しくするし何より自分優先してくれないし何なの!って思ってます。
    大人の恋なのでまず普通に外見のステータスから入って、打算も不満もありながら大人の見栄っ張りで喧嘩するし言えないしでも自立が行き過ぎてても寂しいし…と要素が沢山あるのが日本の小説にない魅力で楽しいと思っています。
    そしてそんなアガサに付き添ってくれる牧師夫人や付き合うならこっちじゃないの?といつも尻拭いの若い警官君とかが更に作品の魅力を厚くしてますね。

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    2022年05月04日
  • アガサ・レーズンの復縁旅行

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    大好きなアガサ・レーズン。今回も楽しみました。ジェームズに振り回されるアガサを見るのは、読んでいる私も辛くなる。そして、ジェームズの身勝手さにミセス・ブロクスビーのように憤慨したり、アガサを心配したり。読んでいると、気持ちがコロコロ変わります。そして毎回、パブでジントニックを飲みたくなったり、美味しいお料理が食べたくなったり、たまには冷凍食品も食べたくなったり。アガサ・レーズンの世界を丸々楽しみます。いつもそうだけど、既に9月の新刊が楽しみです。

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    2022年03月10日