羽田詩津子のレビュー一覧
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ネタバレ招かれざる客
クリスティの戯曲を小説化した作品。クリスティ作品ふ戯曲も面白いのだが、戯曲だと読み難い為、全作品小説化して欲しいと願う。
クリスティの作品から派生していく作品(ソフィ・ハナのポアロシリーズ等)は、クリスティの余韻を感じる事が出来るし、キャラクターの世界観を壊さなければとても楽しむ事が出来るが、戯曲を小説にするこによって、まるでクリスティが蘇った気持ちになるし、女史の未読作品が殆ど無くなってしまった今となっては単純に個人的に楽しんでいる。
現代だと突飛押しもないスタートから始まる今作だが、余りにも変わった導入は唯一だしクリスティらしいスタート。スタークウェッダーという若者が霧の中 -
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真っ昼間だと猫は人間ほどよく見えない。かん体視細胞の負荷が大きすぎてスイッチを切るためだ。
30センチ以上近いものは焦点があわない。
猫が聞こえる範囲は人間より2オクターブ高いのに、低音域も人間と同じように聞こえるところが猫のすごいところ。そして方向探知機も優れている
猫は高い声で話しかけられるのが好き。
何千もの匂いも区別できる。
膀胱炎の契機になるのは精神的なストレス
家で暮らしているネコとの争いと、近隣ネコとの争い。
特に雄。
母猫は子猫のことを覚えている2.3日は探す。臭いがのこっているからだ。
けんかのとき耳を後ろに倒していたらあまり勝つ自信がない。でも毛を逆立てて大きく見せ -
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ネタバレアメリカの作家、アンドリュー・クラヴァンの数十年ぶりの邦訳とのこと。以前はキース・ピータースン名義らしいが、流石にその頃の作品は軒並み絶版。
自身の恋人を殺害した退役軍人の英雄。以前に親密な関係にあった教え子の弁護士からの依頼を受け、大学教授のキャメロン・ウィンターは、犯人が自供するこの事件を再捜査する…
どこか暗い影を漂わせつつ、キザな文体が続く。非常に好みの作風だけど、好き嫌いは分かれるかも。
そこまでのボリュームではないにしろ、私立探偵小説として非常に手堅くまとまっている。また主となる恋人殺しに加え、各章の冒頭には、ウィンター自身の初恋にまつわるストーリーが挿入される。わかっちゃいる -
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ミス・マープルシリーズ4作目。
1950年の作品。
「殺人を予告します」
イギリスの田舎街、チッピングクレグソーンの地方紙ギャゼットの広告欄に殺人予告が掲載された。
殺人の場所に指定されたリトル・パドックスの主人、レティシアブラックロックはこの予告を誰かのイタズラと思い、好奇心に満ち溢た客を迎える準備を始める。しかし、それは本当の殺人予告で、予告通り1人の男が殺された。
この街にたまたま滞在していたミス・マープルは、クラドック警部に協力して事件の真相を突き止めるーー
ミス・マープルシリーズ一のイケメン警部、クラドック警部の初登場作品です。
サーヘンリーの名付け子であるクラドック警部は、サー -
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期待を裏切らない面白さと愛らしさで、今回もアガサ・レーズンは大活躍でした。自分勝手なジェームズ、気まぐれチャールズ、PR命のロイを振り回し、振り回されて物語は進んでいきます。今回の事件はいつになく残虐で恐ろしかったのが印象的。それでもアガサは持ち前の負けん気で、今回も命からがらな思いをしつつも、しっかり活躍。そして、冷静な経営者判断をしていきます。愛すべき、という形容詞がぴったりなアガサ。所々で出てくる、神経痛、股関節置換術などの単語に年齢は感じさせるものの、そんなものをものともせずに美容院に行き、着飾り、お手入れする姿に、勇気をもらえるのも、この本の特徴です。今回もアガサの素直な優しさや面倒
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大規模な詐欺事件を調査していたキャスターが、不可解な事故で死んだ。〈木曜殺人クラブ〉は、事故の裏に何かあると直感し、捜査を始める。一方、メンバーのひとりであるエリザベスは、友人のジョイスを殺されたくなければ元KGB大佐を殺すようにと脅迫され・・・。
巻を追うごとに良くなってるシリーズ。不覚にも最後のマイクとベサニー目線の描写で泣いてしまった。たかが仕事上のパートナーだった2人だけど、恋愛感情抜きでかけがえのない存在だったんだと思うと胸がつまる。少しビターだけど救いのある終わり方もイギリスって感じ。銃弾に彫られた名前がパートナーだったから決断したことも、今まで面と向かって言えなかった敬意と感謝 -
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ネタバレ今巻は特になにかってわけではないけれど、安定のおもしろさ。
ジョン・サンデー殺しと、ミリアム・コートニー殺しと、ダン・パルマー殺しの3つの殺人が絡み合っているのはおもしろかった。
ジョン・サンデーに関しては村人全員が犯人かと思ったら、イルミネーションの恨みで(動機薄くない?)、まぁでもアガサあるあるなストーリーだったかな。
私としては、アガサが股関節の手術をしたことにホッとしている(笑)次はできたら禁煙してほしい。
あとね、トニとサイモンの仲を邪魔しちゃダメだよー。
辞めてほしくない気持ちはわかるけど、そこは大人として応援できるとアガサの株があがるのにな。
チャールズとはこの先どうなるん -
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ネタバレえ!?ちょっと待って違うよね??
ラストの展開にドキドキソワソワしている…。
チャールズかぁ…好きだけど、正式に恋人になったらそれはアガサが困ることになるのでは?
それは次巻を楽しみにすることとして♡
今回はいろんな出来事がもりもりだった。
おもしろかったなー。
これまでで一番危険だったし、アガサを守るためにレギュラー陣がタッグを組むようになってきたのも心が温かくなる。
というか、ジェームズ!
ジェームズの結婚をきっかけに、アガサが危険に晒されているっていうのに無責任過ぎやしない?
結局ジェームズはそういう奴なんだよな。
アガサには早急に人工股関節の手術を受けると共に、もっと自分に自信を