あらすじ
村からクリスマスが消えた。何かにつけて安全管理にケチをつけるサンデーという名の役人が現れたせいで、教会にツリーを立てることも、電球を大通りに飾り付けることもできなくなってしまったからだ。アガサからしてみれば、クリスマスのわずらわしさから解放されてせいせいするくらいだったが、毎年恒例のお楽しみを奪われた村人たちは違ったようだ。問題のサンデーがある日突然、何者かに刺し殺されてしまった。いったい誰がこんなことを? アガサは探偵事務所の面々を引き連れて聞き込みを開始するものの、誰もかれもがサンデーへの恨みを口外し
てはばからない。村人全員が容疑者候補という探偵泣かせの状況にアガサが手を焼くなか、村では新たな殺人事件が発生し……
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Posted by ブクログ
今巻は特になにかってわけではないけれど、安定のおもしろさ。
ジョン・サンデー殺しと、ミリアム・コートニー殺しと、ダン・パルマー殺しの3つの殺人が絡み合っているのはおもしろかった。
ジョン・サンデーに関しては村人全員が犯人かと思ったら、イルミネーションの恨みで(動機薄くない?)、まぁでもアガサあるあるなストーリーだったかな。
私としては、アガサが股関節の手術をしたことにホッとしている(笑)次はできたら禁煙してほしい。
あとね、トニとサイモンの仲を邪魔しちゃダメだよー。
辞めてほしくない気持ちはわかるけど、そこは大人として応援できるとアガサの株があがるのにな。
チャールズとはこの先どうなるんだろう?
アガサには申し訳ないけど、グスタフの悪戯は声に出して笑ってしまった。
次巻は1月かー。先は長いけど楽しみにしてよう。
Posted by ブクログ
前作の記憶がなく、シャロンて誰だっけ、と思いながら読みました。「雪解け」とは言いますが、雪がとけるの時は「溶ける」なのではないかと思うのですが日本語は難しいですね。あと、イギリスにもなんでも鑑定団みたいな番組があるのですね。素敵なアンティークが出てくるのかな。観てみたい。
Posted by ブクログ
あー、今回も面白かった〜!
事件はもちろん、チャールズとのこと、トニとサイモンのこと。どちらもワクワクしました。ここにきて、ジェームズがさらに登場。いつまでジェームズは出てくるのかな。もうアガサ・レーズンを傷つけて欲しくないなぁ。
いつものことだけど、読むとすぐに次号が楽しみになります。来年の1月、刊行予定とのこと。ちょっと長いなぁ。
Posted by ブクログ
アガサレーズンがシリーズものと知らずこれを読んだ。推理ものだけどちゃんとクリスマスを味わえた!日本の小説にありがちな重苦しい描写がまったくなくて淡々と読める感じがすき。アガサに愛着わいたので他のシリーズも読んでみようかな。