羽田詩津子のレビュー一覧

  • アクロイド殺し

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    ネタバレ

    物語の書き手が犯人という、当時には衝撃的なオチだったが、さまざまなミステリの手法が使い尽くされている現代のミステリファンとしてはさほどの驚きは感じられなかった。容疑者として挙げられた数名の確たるアリバイが明かされていくにつれ、あ、もうこれはこいつ1択じゃないの?と思い始め、中盤以降には確信に変わってしまった。
    クリスティやエラリー・クイーン、森村誠一など過去のミステリの名作を読むと、その当時は画期的だったんだろうなという感慨深さと、これを超えるトリックを編み出した後世のミステリ作家たちへ畏敬の念を感じる。

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    2025年11月08日
  • 予告殺人〔新訳版〕

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    毎回のごとく、犯人は当たらない!
    盛大に外した!(笑)

    今回はマープルよりも、クラドック刑事が活躍。
    先にパディントン発〜を先に読んでいたので、クラドック刑事が割とあつい人物だったのが意外だった(パディントン〜はもっとクールな印象を受けた)

    読み進めて面白いとは思ったけれど途中から人物がなりすましたりしていて、ごちゃごちゃし始めてしまったのが残念(私の理解力が足りないだけかもしれないが)

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    2025年10月26日
  • フランス人はなぜ好きなものを食べて太らないのか

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    翻訳者が羽田詩津子さんだし、ダイエットの本は好きだし、フランス人に憧れもある、ということで購入した本。言われていることはシンプル。まったくいかにもフランス人っぽい。満腹にならない。適度な運動。ジムには通わなくていいけど、階段をとにかく使う。季節の旬のものを調理していただく。何を食べても、何を飲んでもいいけど、腹八分目。どうせ食べるなら、おいしく楽しく少量を。
    分かっているのに、できないのは、フランス人的な育てられ方をしなかったせいか。いやいや、私の気持ちの問題。怠惰に暮らすことは、美しくないのだ。
    羽田詩津子さんの訳者あとがき、がとても面白い。そこには、アガサ・レーズンがいました。

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    2025年10月23日
  • アクロイド殺し

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    レビューでは、名作なのか評価が色々ある作品だけど読んでみました。
    犯人の動機もすっきりせず、もうひとつかなと感じました。

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    2025年10月13日
  • アクロイド殺し

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    題名は知っていたけど内容を全く知らなかったので、ハヤカワフェアついでに読んでみました。

    登場人物はそれぞれキャラクターに個性があるので覚えやすかったけど、和訳にすると不自然な点も多く、読みながら脳内変換をして読むのに少し疲れました。

    トリックは現在では使えないものや、時代の違いを感じる点も多々あったけれど、小説と思っていたものが犯人の手記だったというのが当時は斬新だったのかな?

    探偵の相棒が犯人パターンは、現在だとよくある話だとは思う。

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    2025年10月11日
  • 木曜殺人クラブ

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    高齢者施設で未解決事件を推理する「木曜殺人クラブ」
    メンバーは、元精神科医のイブラヒム、元労働運動家のロン、元看護師ジョイス、そしてエリザベス。
    ある日、本当の殺人事件が起きてしまう…

    設定が面白そう!と手にとったら、最初は登場人物の多さと場面の切り替わりの早さに、ついてくのがやっと。
    でも中盤から、「木曜殺人クラブ」の面々がもってくる情報に、犯人だれなの?と気持ちがのってきた。
    老人達がなんともパワフル!
    そしてこんな風に終わっていくのかー、と最後まで目が離せなかった。
    エリザベスのかっこよさよ。一体何者?

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    2025年10月09日
  • アクロイド殺し

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    古さを感じさせない斬新な仕掛けがなかなか面白い。 正直序盤で勘づいてしまったものの、事件の整理の仕方や会話劇は楽しくてスラスラ読める。

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    2025年10月09日
  • アクロイド殺し

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    そし誰、オリエント急行とならんで名前をよく聞くのに、オチを知らないため読んでみた。
    他の後続ミステリを読んでしまっているため、驚きは少なかったが、ミステリ的教養として読んでよかったと思う。
    あと、どうしても和訳&登場人物の名前がカタカナなので、頭に入りづらかった

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    2025年09月30日
  • 高慢と偏見、そして殺人

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    ネタバレ

    P・D・ジェイムズって勿論名前は知っているけど、読んだことあったっけな。
    ないような気がする。。
    『高慢と偏見』の舞台、登場人物をそのままに、あれから6年後に起きた殺人事件を描くパスティーシュ。

    直近で原典を読んでいて良かった。
    最初にちゃんと原典の振り返りをしてくれてはいるけど、読んでいるのといないのとで感じ方がだいぶ変わるのではと思った。
    振り返りでは、あー、確かに筋だけ言うとそんな感じだけど、この文字面だけではない夢中にさせるドラマがあったんだよなーと、逆に原典の凄さを思い起こさせられた。

    6年後の本作では、ペンバリー(主役カップルのエリザベスとダーシーの住む館)での恒例の舞踏会前日

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    2025年09月13日
  • 高慢と偏見、そして殺人

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    かの名作「高慢と偏見」の続編を読んだとき、解説文に別の続編で「高慢と偏見、そして殺人」「高慢と偏見とゾンビ」があると書いてあったことに衝撃を受け、まずは本作を読んでみた。
    面白いねー、そして、みんなジェーン・オースティンが好きなんだねー。私は英文科だったので当然のように読まされましたが、ほかのみなさんはなぜこのような、めんどい本を読むの?世界が狭くて女社会のめんどうさ、かしましい噂好きと余計なお世話と発展途上の正義感や自立心に、閉じ込められたいのか革新していきたいのか行ったり来たりの家庭の天使神話。でも、そこにやはり普遍的な夢と悩みが投影されていて、皆がわかるわー、という立ち位置なんでしょうね

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    2025年08月31日
  • 牧師館の殺人

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    アクロイド殺しを読んだ後だったのである役割の人がとても怪しく思えたが、そんなことはなかったので良かった笑。でもこっちはこっちで考え方によっては反則技。
    他のクリスティ作品に比べ終始のんびりしてる印象だけどミスリードを上手く絡めつつ展開していく手腕はしっかり発揮されている。
    間違いなく面白いけど相対的に見ると星4つまではいかないかなーという感じ。

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    2025年07月03日
  • 木曜殺人クラブ 二度死んだ男

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    翻訳物は「今この人たち何の話してんの‥‥?」って思うことが多々あり、この作品ではこの現象が顕著で文化の違いを痛感し、読み終えるのに酷く時間が掛かってしまった。けど、ストーリーはよくできててキャラクターもなんか面白そうな人たちだし、映像化もイメージしやすい。

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    2025年05月30日
  • 牧師館の殺人

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    ネタバレ

    昔読んだはずだけど、他作品の情報入り乱れて静かに没頭できなかった。語り手が犯人だったか?一度起訴されて無罪放免になったら同じ罪に問えないこと利用してわざと捕まる話だったか?などなど。
    マープルさんのよさは火曜クラブの方がキラリと光る。

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    2025年04月25日
  • 招かれざる客〔小説版〕

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    ネタバレ

    霧の中、屋敷に来た「招かれざる客」が見たのは——。

    ほらやっぱりマイケルの復讐だった! ミステリを読み慣れていると途中で気付いてしまうけど、だからといってこの作品の価値は下がらない。登場人物は皆お互いに何かを隠していたり考えていたりする。銃を持って逃げたジャンを追いかけるところの緊迫感もよい。そしてマイケルが罪を告白したように見えるラストも、彼が真犯人と断定されたシーンではないということ。あくまで可能性のひとつだということもギリギリできるのでは。クリスティーの面白さが存分に味わえるし、劇で見てみたいと思う。

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    2025年03月02日
  • 牧師館の殺人

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    1930年の作品。
    ミス・マープル長編一作目の作品。

    イギリスの田舎の村、セント・メアリ・ミードでルシウス・プロズロー大佐が牧師館の書斎で何者かに殺された。若く美しい画家、ローレンスレディングが自分が大佐を殺したと名乗り出るが、ローレンスは大佐の妻のアン・プロズローと恋仲であり、アンを守るために自供したものと思われた。アンもまたローレンスを守るため自首するが、2人とも目撃情報などから無罪が証明された。牧師館の隣に住むミス・マープルは、牧師のクレメントと共に犯人の推理を始める。



    ミス・マープルの初登場は『火曜クラブ』だと思ってましたが、出版されたのはこちらの方が先なので『牧師館の殺人』が

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    2025年01月16日
  • 予告殺人〔新訳版〕

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    ミス・マープルを初めて読んだけど、普通のおばさんなのに面白い探偵だった。なかなか一筋縄でいかないストーリーだったし、予想外のラストで驚いた。

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    2024年12月17日
  • 牧師館の殺人

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    ミスマープル初登場作品。
    意外にもマープルの登場時間はとても短く、基本的には司教さんが主人公で話が進んでいくのが斬新。
    アガサクリスティの作品らしく、最後の最後まで犯人は分からず、最後に一気に謎解きが展開される。
    ポアロと違ってマープルは、もっと素朴で当時のイギリスの日常が垣間見えるのが面白いところです。
    また、マープルシリーズでは毎回お約束の最後にちょっと良いことがあるのも、すでにシリーズのお決まりパターンの萌芽がみられて興味深いです。

    アマプラでミスマープルのドラマを見ているので、合わせて読むとおもしろさが倍増でした。

    他の作品に比べると、飯テロ表現が少なめなのは残念!マープル作品では

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    2024年09月22日
  • ポアロとグリーンショアの阿房宮

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    【ポアロ】
    前回の『死者のあやまち』の原作。
    148ページでカバーなしのスマホくらい薄い。

    攻略本によるとこの作品は、
    ・1950年代に雑誌向けに書き下ろされたが、長過ぎて掲載不可となる。
    ・その後に長編『死者のあやまち』として生まれ変わる。
    ・長い時を経て、2014年に原作版としてこの作品が刊行されたとのこと。

    内容は『死者のあやまち』と全く同じもの。
    重要なセリフのほとんどがこの作品にも入っている。
    違う点は、警察やポアロの「捜査」の部分がそっくりなくなっている。

    いつもこの「聴き込み捜査」の部分が長いなと思ってたけど、この部分がないとこんなにもあっさり終わってしまうんだ。
    事件が起

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    2024年09月11日
  • 牧師館の殺人

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    探偵役が変わると作品のテンポ感が変わってなんか新鮮だった。
    牧師館の書斎で死体が発見された。
    すぐに若い画家が自首するも、その供述内容はどことなく怪しい。
    さらには別の人物までもが罪を自白する。
    混乱する現場をよそに、ただ一人ミス・マープルは冷静に状況を見ている。
    やっぱ聡明な女性は素敵です。

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    2024年09月01日
  • 牧師館の殺人

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    【マープル】
    初ミス・マープル。
    冒頭でクリスティーの孫が、ポアロとマープルの違いや魅力をわかりやすく教えてくれた。

    大きな違いは、ポアロがベルギー人で、マープルはイギリス人というところかな。

    イギリス田舎の小さな村が舞台。
    語り手の牧師が主人公で、マープルの出番は意外と少ない。初回だからか、マープルの扱いは他の村の人とあまり変わらない。

    初回のマープルのキャラクターはかなり薄味。いたって普通のおばあさんだったので、少し面食らった。
    『アクロイド殺し』のお姉さんみたいな、癖強めのキャラクターなのかと思っていたら全然違った。

    小さい村で起こっているせいか、ポアロシリーズと比べると地味に感

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    2024年07月17日