羽田詩津子のレビュー一覧
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ネタバレ淡々と王道ミステリー。3.8
ポワロの登場から事件が詳らかになっていき、小さな物的証拠から徐々に登場人物達の後ろめたさを暴いていく話。
アクロイド氏の殺され方がもっと劇的かと思いきや、殺され方はあっけない。犯人の動機も、恐喝していたファラーズ夫人の亡くなった後に仲良くしていたからとのことで、身の安全のためにといったもの。
殺人現場の物的証拠になりうることを登場人物達が各々隠しているので、読んでいて誰が犯人になりうるのかと予想して読むのがとても楽しめた。
イギリスのケント州、ハンカチの糊、当時アメリカで流行っていた塩素塩モルヒネを使った鵞鳥の羽根から、ラッセルには息子がいてーーとのくだり -
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ネタバレ月並みだが面白かった。犯人はあの人しかいないとは思っていたので案の定だった。ただ空白の10分に素朴な疑問が足りてなく、余りにも怪しすぎるだけで分からないことだらけではあった。
手記の一人称のなんちゃら論争の解説は分からなかったし、シェパードが書くあっちこっち行ったりが多く1日48時間あるかのような区切りがなく疲れることも。
勿論 犯人を当てることだけがこの本の魅力じゃなく、灰色の脳細胞が盗み聞きしてたのをすぐ告白するのとか、かたや犯人を追い込む闇のような姿、人間という弱い内面から導く真相真理を約100年も読み継がれてた魅力を感じれた。 -
Posted by ブクログ
引退者用の高級施設で暮らす四人の老人たち『木曜殺人クラブ』が未解決事件の謎を推理するコージーミステリー。
元精神科医のイブラヒムと元労働運動家のロン、元看護師のジョイス、そしてエリザベス。
様々な経歴のメンバーたちは一線を退いていてもそれぞれ専門知識を有していて交渉に長けており、ユーモアに溢れていてチャーミングで、何より暇を持て余している。そんな面々が、施設の関係者殺人事件の犯人探しに乗り出す。
導入でぐいっと興味を惹かれ、続く新たな事件や施設を巡る様々なトラブル、登場人物たちの老いに関する不安や問題にこちらも一緒に巻き込まれていくような感覚だった。
会話はユーモラスでテンポよく進んで楽しく -
Posted by ブクログ
ネタバレミステリーかと言われるとミステリーではない気がする。
問題の糸口を解き明かすのは突然出てくるエリザベスに借りがあるちょっとした知り合いだし、3件の殺人全てに犯人が異なるし、全て自白だし。
ただ、キャラクターの強さはなかなかなので、ドラマになっているNetflix版は気になる。
謎解きミステリーを期待するとハズレな気持ちになるけど、老人達によるキャラものドタバタなんちゃって探偵団ごっこだと思えば、面白い。
ミステリーを楽しむというよりはキャラクターの人生観や老後でも楽しく生きる姿を楽しむ作品。
続編も読んでみてもいいかなと思う。