羽田詩津子のレビュー一覧
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ヘンテコで魅力満点の鬼スゴ老人集団、木曜殺人クラブが挑む事件とは… #木曜殺人クラブ #逸れた銃弾
■きっと読みたくなるレビュー
個性抜群の老人たちが未解決事件に挑む、木曜殺人クラブの第三弾。今度は事故死と詐欺事件、しかも捜査中にエリザベスが脅迫されてしまうという…
相変わらずの元気な老人集団、木曜殺人クラブの面々。毎週木曜日に集まって、よさげな未解決事件を見繕って勝手に捜査を始める。しかも解決しちゃうという驚異的なチームです。
このクラブのメンバー、これまでのシリーズではキャラ付けや過去や背景が見え隠れしていたのですが、本作ではもうそのミステリ要素はありませんね。思いっきり大暴れしてい -
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老人探偵グループ〈木曜殺人クラブ〉メンバーのエリザベスが、死んだはずの因縁ある英国の諜報員から手紙を受け取った。彼は2千万ポンド相当のダイヤを盗んだ疑いを掛けられて米国のマフィアから狙われており、協力を求めてきたのだ。そしてクラブのメンバーたちは消えたダイヤとスパイ、凶悪な犯罪者たちにまつわる国際的な大事件に巻き込まれる。果たして彼らは解決することができるのか?
前作は肝心の結末がいまいちだったんだけど、今回は面白かった!スケールが大きいのと、2つの事件(ダイヤモンドとイブラハム)について平行して捜査や計画が進んでいくので飽きない。そして細かい会話の部分がウィットに富むというか、上手く言えな -
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ネタバレシリーズ第二弾。
老人探偵グループ〈木曜殺人クラブ〉メンバーのエリザベスの元に、因縁ある英国諜報員から、彼が〈クーパーズ・チェイス〉に引っ越してきたとの手紙が届きます。
困惑しながら彼の部屋を訪れたエリザベスの前に現れた“元夫”は、2千万ポンド相当のダイヤを盗んだ疑いをかけられてマフィアから狙われていると言ってきて・・・。
〈木曜殺人クラブ〉メンバーに再会できて嬉しいかぎり。
キャラクターが定着したのもあって、前作より読みやすく、大いに楽しませていただきました。
今回は、高額のダイヤを巡ってマフィアやドラッグ売人、マネーロンダラーといった“反社系”の方々と渡りあう事になったり、MI-5(英 -
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ネタバレリタイアメントビレッジ(高齢者向け高級住宅街)、クーパーズチェイスに住むおばあちゃん、おじいちゃん達が飛び回る壮年活躍ミステリ第2弾。
エリザベスのもとに届いた意味深な手紙で始まる本作。
前作ではエリザベスの素性はぼかし気味だった気がするのだが、本作ではおおっぴらに諜報機関員だったことを明かしている。
もしかして前作の最後でそんな話になっていたんだっけ!?
手紙の主は過ぎ去ったあの時代の知人かつ〇〇のダグラス。
そんな彼がクーパーズチェイスにやってきたのは、仕事でへまをやらかしたことに端を発し、濡れ衣を着せられのっぴきらない状況に陥っており、身を隠すため。
その濡れ衣とは諜報員として大物犯罪 -
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キュリアス・キャット・スパイ・クラブは、動物にかかわる事件を探偵する中学生3人組のクラブ。路地裏のゴミ箱にいた子ネコを救出したことがきっかけで結成された秘密のクラブだ。
路地裏に子ネコを捨てたのはだれ? この町でペットが16匹も行方不明になっているのはなぜ? 性格も得意なこともちがう3人が、力を合わせて事件を解決していく物語。
わくわくする謎解きや冒険、ぶつかり合いながら育まれていく3人の友情に引き込まれる。作者が11才のときに実際に体験したことをもとに書かれた、とのこと。
「朝、スパイする。わたしたちの木の下に集合。ドローンの写真に手がかりを発見。」P258
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ネタバレミスマープルシリーズの代表作と聞いて購入。
ミスマープルが好きなので、全体の1/3までマープルが出てこなくてやきもきした笑
クラドックがあれやこれや調べてくれるけど、なかなか進展しない…と悩んでいると、マープルがサラッと気付きを言ったり、大胆な行動で捜査がガンガン進展していくのが気持ちいい。
また、鏡は横にひび割れてでマープルに弱音を吐くぐらい懐いていたクラドックが、初対面ということもありかなり警戒していたのが可愛らしかった。後にめちゃくちゃ頼るのに…笑
試し行為をして、この人は聡明な人だ!となるシーンもニヤニヤした。
犯人に関しては、一つ前に読んだのが鏡は横にひび割れてだったので、詳細 -
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セント・メアリ・ミード村の牧師館で、嫌われ者のプロザロー大佐が銃殺される。すぐに画家のレディングが自首するが、プロザローの妻アンも自分が殺したと言いだす。二人は不倫関係にあり、相手を犯人と思い込んでお互いをかばおうとしたのだった。二人が容疑から外れると、捜査はふりだしに戻ってしまう。だが牧師館の裏手に住むミス・マープルは、どんな些細な違和感も見逃さない。マープル長編第一作。
面白い!会話の上手さ、キャラクター描写の上手さ、一人称視点での情報開示の上手さが組み合わさり、そりゃこのシリーズ人気でるよなぁと納得する隙のなさ。『火曜クラブ』ではマープルがナメられてる話も多かったけど、本作の語り手・ -
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ついに、あの老婦人探偵“ミス・マープル”に会えました。
457頁となかなかのボリューム。
新聞広告に載ったある場所・ある時間の殺人予告。
「殺人ゲーム」だと思って集まり、何が起こるか好奇心で少しワクワクしている人々。
そして現実に起きてしまった殺人の真相は?
いや~、見事に騙されました!!
これ映像でも観てみたい。
マープルの情報収集能力もすごいし、観察眼・分析力・推理はさすが!証言1つをとっても、発言の記憶の正確さにそこまでの意味を見いだしていたとは驚きでした。
怪しいと思うことはあっても、深読みせず推理とは程遠い読み方をする私とはワケが違う。
まさかの展開でした。
他のマープルシリーズも