羽田詩津子のレビュー一覧

  • 木曜殺人クラブ 二度死んだ男

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    去年のこのミスにランクインしてたので。面白いし設定も大好き♡ おばあちゃんなんだけれど、若々しくて最強なのがエリザベス。
    ただ翻訳モノのテンポに惑わされて時間かかっちゃった……。 登場人物表栞、有難い!

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    2025年05月04日
  • 未知なる人体への旅 自然界と体の不思議な関係

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    辺境の地を巡る医師が語る、自然と臓器の不思議な関係。現地での医療やキノコ採取、皮なめしなど、自然を通して著者の臓器への印象が変わっていくところが読みどころ。

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    2025年05月02日
  • ゲットーの娘たち

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    ネタバレ

    ポーランドのユダヤ人が即座に強制収容所に送られてガス室で殺されたと思っていたがそうではなかった。ナチスが徐々にゲットーに集めてそれを虐殺して人数を減らして強制収容所送りにした。その間にナチに反抗している女性について書いたものは他にはない。ポーランド人の過半数がユダヤ人であったということで国を二分することがさらに状況を悪化させたのかもしれない。

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    2025年04月27日
  • 予告殺人〔新訳版〕

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     突然新聞に掲載された「殺人をお知らせします。」という不穏な広告、パーティーの最中に起きた殺人事件、怪しげなチッピング・クレグホーンの村の住人という不可解な謎を推理するのが面白くそれらの真相を見抜くミス・マープルの推理力と洞察力が際立っていた。犯人は何となく予想がついたが犯行動機に思わず身震いした。

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    2025年04月26日
  • フランス人はなぜ好きなものを食べて太らないのか

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    表題通り、確かにフランス人で太っている人はあまり見かけない気がする。結局のところ、食事の取り方と食事の内容。できそうなのは水を飲む習慣。これから始めてみよう。

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    2025年04月08日
  • アガサ・レーズンと告げ口男の死

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    アガサレーズン 最近はちょっとマンネリだったけど、これはなかなか面白かった。事件としては特筆すべきことはないけれど、アガサを囲む人達が少し動きだしてきたかな。

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    2025年04月02日
  • 牧師館の殺人

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    マープルは、13の短篇からなる『火曜クラブ』で安楽椅子探偵として描かれていましたが、本作は長篇での初作品。そのためか図が3頁もあり、セント・メアリ・ミード村の様子がよくわかり、読みやすかったです。

    あらすじ:
    場所は、閑静なセント・メアリ・ミード村。語り手で聖職者であるクレメント牧師に「誰かがプロザロー大佐を殺してくれたら、社会にあまねく貢献することになるのに」と言わしめるほど、誰からも疎まれていた治安判事が殺されます。殺害現場は、牧師館の書斎。事件当時、クレメント牧師はイタズラ電話の呼び出しで外出して戻ってくるところ、門前で青ざめた画家のローレンスとすれ違う。書斎に入ったクレメント牧師は、

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    2025年03月09日
  • フランス人はなぜ好きなものを食べて太らないのか

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    季節のフルーツを食べ、スパイスを使い、少量のワインを飲む。散歩をして、階段を登り、沢山笑う。一日中水を飲み、空腹にはならない。意識してやっているようなことを当たり前のようにやっている。我慢するというよりかは楽しんでいる。食事に関しても五感を研ぎ澄まして全身で食べる。テレビの前で食べたりしない。一つ一つに集中している。やっぱり我慢ばかりではなく、自然と行っている方が素敵だし、楽だと思う。私も意識して生きてみよう。

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    2025年02月16日
  • 予告殺人〔新訳版〕

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    読みやすい。謎がわかりそうで、(私は)わからないけど読み続けたい感じ。年を取ってから、仲の良かった人との生活。楽しそう。

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    2025年01月31日
  • フランス人はなぜ好きなものを食べて太らないのか

    購入済み

    参考になった。

    ヨーロッパとアメリカで暮らす 著者の言いたい事 55年アメリカで暮らしている私には良く理解出来るし マトをついていると思う。
    彼女の事はbook liveで見るまで知らなかったので、英語版を図書館で借りて 読みたい。

    #共感する #タメになる #カッコいい

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    2025年01月27日
  • 牧師館の殺人

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    途中までゆっくりした展開でしたが、副教師が登場してから流れが変わりました。ミス・マープルの推理はポアロとはタイプが違いましたが、洞察力は凄いものがあると感じました。

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    2025年01月22日
  • 予告殺人〔新訳版〕

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    うん、やっぱ再読でも面白いな。
    犯人を知っているからこそ物語の中に散りばめられた伏線に気づける。
    ホント巧いんだよなあ。
    「なるほどねえ」と感心しながら読んじゃう。
    毎度のことながら、クリスティの才能には脱帽です。
    《新聞記事に掲載された殺人予告が現実のものになる》というあらすじだけで、ワクワクさせてくれるところも好き。
    ミス・マープルシリーズも読破しよう。

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    2025年01月16日
  • 木曜殺人クラブ 逸れた銃弾

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    ネタバレ

    この作品だけではないけれど、欧米の小説で往々にして見られる高齢者の恋愛事情、日本とは違うなあと思わされる。
    今回は後期高齢者であるロンに若い彼女ができた。
    その他、作中で61歳の男性が20代前半の彼女に愛情を寄せ、彼女もまた彼を守るために身を引くというロマンスも。
    完全に身を引いて10年、互いに相手を思う気持ちが薄れていなさそうなところも含めて、日本とは違うなあと思うのだけど、それは恋愛偏差値底辺の私だからなのかしら。

    それはさておき、今回の事件はゴリゴリの刑事事件で、さらにエリザベスの誘拐事件まで絡んできて、次はどうなる!?が止まらなかった。
    たぶん彼女のことだからうまく切り抜けるのだろう

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    2024年12月27日
  • 聖夜の嘘

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    ワシントンで大学教授をしているキャメロン・ウィンターが主人公のミステリー。
    湖畔の町で若い司書が殺された事件が起き、犯人は恋人の男性で本人も認めているのに、それに納得できない女性弁護士がかつて関わったキャメロンに捜査の助けを求める。ポケミスには珍しく一段構えで、250ページの薄さなのに、情報量がとても多くて読ませて貰った。都合の良い箇所もあるが二転三転の捻りも面白かった。

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    2024年12月10日
  • ポアロとグリーンショアの阿房宮

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    『死者のあやまち』の元になった中編作品。
    どちらも読んだけれど、中身が省略されている分印象は異なる。
    でも面白いことに変わりはない。
    たった120頁でも十分楽しめる。
    短いながらも意外性があり、ちゃんと驚くこともできる。
    ホント綺麗に纏まっている…が!
    あっさり終わってしまうからなあ。
    ポアロの面倒臭いところが好きな人間からすると、若干物足りないんですよねえ。
    省いても支障が無いと分かっていても、捜査部分はやっぱり欲しい。

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    2024年09月28日
  • 予告殺人〔新訳版〕

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    ミス・マープルはテレビドラマシリーズで見ていましたが読んだことはありませんでした。
    なにか読んでみようとこちらを。これはドラマで見ていないので犯人知らない。


    イギリスの田舎町チッピンググレイホーンの住人は新聞の広告欄に「殺人お知らせ申し上げます。リトル・パドックス館で午後6時30分。」という文章を見る。「晩餐会の催し物だろう」と言いながらも訝しがる気持ちは抑えられない。村の人々はたっぷりの好奇心でリトル・パドックス館に集まる。
    リトル・パドックス館の中年女主はレティシア・ブラックロック。彼女も「覚えがない」と言いながら客を迎える準備をする。
    そして6時30分。館の明かりが消え男が乱入してく

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    2024年09月25日
  • アクロイド殺し

    匿名

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    クリスティーの代表作

    アガサ・クリスティーのチャレンジ精神の、一つの到達点。中心となるトリックは、一度読めば単純明快なんだけど、それを盛り上げる細工も上手くできてて、何度読んでもクライマックスはドキドキできる。

    #ドキドキハラハラ

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    2024年08月14日
  • 木曜殺人クラブ 逸れた銃弾

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    あぁ、ついに最新作まで読み切ってしまった…
    今作の事件はパンチとしては薄かったんですが、
    ひとつの事件を微妙に完結させないで、次まで引っ張るスタイルに、しっかりとのせられています。
    ファミリーもシリーズ追うごとに増えており、それぞれのストーリーも気になり、つまり中毒性が高い!
    4作目、早く翻訳してください!

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    2024年07月18日
  • 牧師館の殺人

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    ネタバレ

    ミス・マープルの長編初登場作。

    セント・メアリ・ミード村におけるマープルの印象があまり良くないことに驚いた。
    「あの人は村いちばんの意地悪よ。村で起きることを残らず知っているうえに、そこから、とっても悪意のある推測をするの」
    マープルが村人にこんな風に思われているなんて、少しショック。地元の警察関係者にも胡散がられているし。アガサ・クリスティはマープルを何故もっと魅力ある女性にしなかったのか不思議に思った。

    事件の真相には驚いた。それこそ胡散臭い村人がたくさん出てきた中での、まさかの真犯人。事件の謎解きも二転三転し読んでいて混乱した。
    逆にずっと胡散臭い嫌な娘と思っていた女性が実は意外にい

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    2024年06月15日
  • 牧師館の殺人

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    ネタバレ

    クリスティのミス・マープルシリーズ第一弾。
    ポアロは映画などで何となく触れたことがあるが、ミス・マープルは本当に初めて。マープルのシリーズにも良作があるらしく、それを読むためだけに一作目を手に取った。

    語り手は牧師。その牧師の家でセント・メアリ・ミード村一の嫌われ者が殺される。意外なことに犯人はすぐに自白するが。。。

    思った以上にマープルが出て来ず、あれっという感じ。語り手がマープルの隣人というだけで、ある意味村人Aから見た事件、という体裁だから非常に淡白にストーリーは進む。クリスティらしい、適度に退屈で、適度に意外な犯人。当たりハズレもなく、シリーズの一作目としてはある意味普通すぎるので

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    2024年06月12日