羽田詩津子のレビュー一覧

  • 予告殺人〔新訳版〕

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    ジョーン・ヒクソン版のドラマを観ていたので犯人は知っていたが、マープルが登場してから一気に面白くなった。
    やっぱりミス・マープルが大好き

    映像では伝わりにくい人物の内面や細かな描写が補完され、それぞれの登場人物の個性がより鮮明に感じられた。
    犯人の焦りも小説の方がさりげなく描かれていて、フーダニットとしての面白さが際立っている。

    登場人物たちの嘘や秘密が少しずつ明らかになり、そのたびに見えていた景色が変わっていく展開が見事。
    真相に近づいていると思わせながら読者の予想を巧みに外してくる構成に唸らされた。

    ホワイダニットもよく練られていて、クリスティ作品の中で特に高い人気にも納得。

    ドラ

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    2026年06月08日
  • アクロイド殺し

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     犯行動機やどのように犯行を隠したのかを見破れたわけではないけど、途中から何となく感覚的に「コイツが犯人じゃないか?」という考えが頭に浮かんできて、実際その通りだったので終盤にそこまでの驚きはなかった。

     しかしながらこれは今から100年も前に書かれた作品であり、この手のトリックの始祖とも言えるような存在であるという。そう考えると名著と呼ばれるのも納得できる。

     海外小説の登場人物の覚えにくさや、言い回しの独特さのため中盤くらいまでは話がすんなりと頭に入らず苦しめられた。

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    2026年06月06日
  • フランス人はなぜ好きなものを食べて太らないのか

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    ダイエットメンタルを根本から整えられる話。
    カラダが喜ぶもの、欲するものをちゃんと味わうっていう話ではあるけど、そのカラダの声を聞くのってすごく難しい。
    欲するものはその名の通り、欲に支配されてジャンクなものとか手軽なものにいってしまいやすいけど、新鮮な栄養を求める欲を間違えずに汲み取れれば、太ることはない。
    美味しいものを少しずつ、いろいろな種類を味わう。
    ダイエットというか、健康、ひいては人生のバイブルになると思った!

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    2026年05月19日
  • 木曜殺人クラブ 二度死んだ男

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    面白かったです!今回もお年寄りグループが大活躍。ボグダンは超有能な何でも屋に。読みにくい文体に目が慣れてきたのか、前作よりもいいペースで小気味よく読めました。ドナが好き!そしてかわいそうなポピー…

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    2026年05月08日
  • 予告殺人〔新訳版〕

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    ミス・マープルシリーズで記憶が正しければ江戸川乱歩も絶賛していた。本書が素晴らしいのはまずはタイトル。引き込まれるよね。これ設定を変えれば現代ならばSNSとかになる訳だしかなり普遍的な事をやっている。
    あまり書くとネタバレになるので控えるがマープルシリーズもポワロに劣らず面白い事が分かった。

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    2026年05月06日
  • アガサ・レーズンと狙われた豚

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    マンネリだし、もうやめようかなぁとおもいつつ…読むとやはり面白い。また、ジェームズが出てきて、個人的には嬉しい

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    2026年05月04日
  • 木曜殺人クラブ

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    ネットフリックスで昨年見たので、そろそろ原作を読もうと思った
    面白いのだが、登場人物が多いのと、その人々のミニストーリーが都度出てくるので、いきなり読んでしまったら、頭は大混乱するかも知れない。
    高級な老人ホームでその入居者が探偵をするという設定が面白い
    ただ、事件自体は結構深い

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    2026年04月29日
  • 牧師館の殺人

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    ネタバレ

    一回疑われてから身の潔白をトリックで偽って容疑を晴らすタイプの犯人の話、何度このタイプのプロットの作品読んでもひっかかる

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    2026年04月25日
  • ポアロとグリーンショアの阿房宮

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    ネタバレ

    「死者のあやまち」に書き直された未発表中篇……といいつつ実際には短篇ぽい長さだけどなあ。
    クリスティ色は万歳だった!
    スタッブズ夫人の成り替わりはすぐ気づいたけど、スタッブズ卿は分からんかったなぁ。そしてまさかのハイカーがそうだとは笑
    スタッブズ卿はちょっとサイコパスっぽい人柄として描かれていたけど、奥さんのことは大好きだったのかね。似たもの同士なのかな?
    フォリアット夫人の最後の決意は物悲しいけど、「ヴォクトリア朝貴婦人」ってことなんでしょうな。

    しかし、この長さだとクリスティは物足りない!笑

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    2026年04月20日
  • 予告殺人〔新訳版〕

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    なるほど。

    時代が、第2次大戦後の世界なので、配給やらなんやら、戦後のイギリスの世相が反映されていて、非常に興味深いです。

    アガサ・クリスティーの作品は、第1次大戦と第2次大戦の戦間のポアロと、第2次大戦後のミス・マープルといろいろあって面白いですね。

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    2026年04月18日
  • フランス人はなぜ好きなものを食べて太らないのか

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    すごくタメになった。
    体型の話がメインではあるけど、生き方について書かれてる。
    翻訳だからなんか日本語でしっくりこない部分とかもあるけど、言わんとすることはわかる。

    他国の文化で、特にフランスの食文化って、凄い洗練されているというか、根本的に食に関する認識が違う。
    日本の食文化とフランスの食文化どちらも甲乙つけ難いけど、日本の食文化ってどちらかと言うと「生きるため」って感じ。
    フランスの食文化は「人生を彩るため」って感じかな。
    どちらも、食の真髄ではあると思う。
    ただ、体型の維持や健康を意識しようと思うとフランスの食文化を取り入れるのはとても有意義なことと思う。

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    2026年03月24日
  • 予告殺人〔新訳版〕

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    マープルがポワロよりも控えめなのと、日常の違和感を積み重ねていくお話なので、今まで読んだクリスティの作品の中では少し地味な印象。
    読み進めるのに苦労しました。

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    2026年02月25日
  • 牧師館の殺人

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    ネタバレ

    (再読後)
    すごい…1回目と全然印象が違う。霧が晴れたように、細かい部分の面白さがわかる。色々つながる。人物描写も魅力的に感じるようになった。

    だけど…ミスリードするためにわざと入れたように思える部分がいくつもあって、まんまと混乱したせいもあって、クリスティひどい〜と思ってしまった(以下ネタバレあり)。

    1つ目は、牧師ではなくローレンスが語り手になって、プロザロー家のメイドに話を聞く場面。「わたし自身、彼女が犯罪に関わっているとは考えたくなかった。…彼女であるわけがない!なぜなのだろう?」
    2つ目は、ストーン博士事件の謎。なぜスーツケースを置いていった?列車に乗り遅れそうになるほど熱弁をふ

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    2026年01月24日
  • 牧師館の殺人

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    名探偵ポワロと双璧を成すアガサ・クリスティーの生み出した名探偵ミス・マープル長編第1作目。ポワロがシャーロック・ホームズの系譜なら彼女はブラウン神父の系譜と思われる。というのも一見するとただの老婦人だが極めて正確な観察力と洞察力というところと教区の信者ではなく村人を引き合いに出すところは似ている。違うの事件の性質でトリッキーさだろう。本書は後世に残るトリックではないが非常に読みやすく真相に現実味がある。またキャラクターとして歴代の名探偵達に劣っていないところは魅力的といえよう。

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    2026年01月03日
  • 木曜殺人クラブ 逸れた銃弾

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    シリーズの中では1番好きだったかも。ザ・エンタメ!とはいえ、ミステリー部分も犯人を完全にミスリードされて、最後はびっくりしちゃった。個人的にドナとボクダンカップルが可愛らしくて嬉しかった!続きが楽しみ。

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    2025年12月29日
  • アウシュヴィッツ脱出 命を賭けて世界に真実を伝えた男

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    ネタバレ

    アウシュヴィッツについて知らないことばかりだと気付かされ、大変勉強になった。脱出劇自体は手に汗を握る冒険小説を読んでいるみたいな気分になるが、その後のルディが一時人格破綻気味の人生を送るなど、変に美化し過ぎていないところも良かった。

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    2025年12月26日
  • 木曜殺人クラブ

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    初めはなかなか読み進めるのに時間がかかった。人間関係中心の穏やかミステリー。最後は登場人物が好きになってた。

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    2025年12月07日
  • アガサ・レーズンと告げ口男の死

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    アガサレーズンがシリーズものと知らずこれを読んだ。推理ものだけどちゃんとクリスマスを味わえた!日本の小説にありがちな重苦しい描写がまったくなくて淡々と読める感じがすき。アガサに愛着わいたので他のシリーズも読んでみようかな。

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    2025年11月30日
  • 木曜殺人クラブ

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    ネタバレ

    メインキャラクターの、エリザベス・ジョイス・ロン・イブラヒムのキャラクターがとてもよかった。年齢的な寂しさを抱えながらも、潔く愉快に生きている老人たちが何だか心地よかった。
    まさに今、若者でもなく老人でもない年代を生きているから、この先の自分を考えるとどんなトラブルや事件でさえも愉快と決め込んで楽しめる自分でありたいなぁ。。。

    1つにまとまらずに枝分かれしたラストがちょっとだけモヤットしたけど、それでも読みごたえがあったし個々のキャラクターがよかったので次作も読みたい( ´ー`)

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    2025年11月22日
  • 木曜殺人クラブ

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    勝手に新作と間違えていましたが、文庫化して装丁が変わっていただけでした。
    再読になったわけですが、面白いよねーw
    おじいちゃんおばあちゃんの野次馬バリケードで、またウケてしまいました。
    ボクダンとエリザベスのダンナさんがチェスをするシーンも最高です!

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    2025年11月10日