ジョナサン・フリードランドの作品一覧
「ジョナサン・フリードランド」の「アウシュヴィッツ脱出 命を賭けて世界に真実を伝えた男」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「ジョナサン・フリードランド」の「アウシュヴィッツ脱出 命を賭けて世界に真実を伝えた男」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
アウシュビッツから脱出したユダヤ人、ナチスのユダヤ人ホロコーストの事実を何としても外のユダヤ人に伝え、さらなる殺戮を止めようと脱出。
脱出後に詳細な収容所の実態をレポートにまとめ、宗教関係者や政治家にそのレポートを広めようと努力するも、その真実を信じなかったり、中にはナチスに取引や加担した者に握りつぶされたりし、脱出後もユダヤ人の移送は止まらず。
同レポートの前にもホロコーストの実態は宗教界や連合国側にも漏れ伝わっていたこと、ドイツに占領された国の政府がホロコーストに加担したことに驚く。
同作品の主人公のその後の人生も収容所の影とその偏執的な性格も影響し、離婚や色々な人との確執、衝突を繰り返し
Posted by ブクログ
ヴァルター・ローゼンベルク、スロバキア生まれのユダヤ人。
彼がアウシュビッツから脱出を企て、隠れているシーンから始まる。
ナチの非道の本は何冊も読んでいるけど、脱出した人の目線で綴られたものは初めてで、読みごとに引き込まれて行った。
ヴァルターは、たくさんの非道に鍵をかけて、冷静を保ちながら脱出の機会を窺ってきた。
脱出してもたくさんの迷いと戦い、巡り合わせなどもあって、ナチの非道を託すべきひとに伝えることができる。
通常ここまでだが、この先があるのがこの本の特徴だろう。
ヴァルターはルドルフとなって、結婚したが離婚してアウシュビッツで身についた生活スタイルや思考と闘いながら生きている様が