羽田詩津子のレビュー一覧

  • アクロイド殺し

    A

    購入済み

    読んで損無し

    面白いです。良くできてます。
    好みは分かれるかもしれませんが、
    好みに合わなくても読んで損はないと思います。
    読んだ直後は、損したと思うかもしれないけど。
    私はまんまと引っ掛かったので、
    二回読みましたが、
    二回目も答え合わせとして楽しめました。

    0
    2020年06月17日
  • 炎の中の図書館 110万冊を焼いた大火

    Posted by ブクログ

    濡れた本はすぐ冷凍する、という方法に目からウロコ。
    一体何が原因だったのか…いつか判明するのだろうか。

    0
    2020年01月23日
  • アクロイド殺し

    nao

    購入済み

    皆さん書いてますが、犯人が誰か知っていても楽しめます
    疲れている時、ミステリー読みたいけど残酷なのは嫌だと思う時に繰り返し読んでます
    ホント、クリスティは凄いです

    0
    2019年09月27日
  • 猫的感覚 動物行動学が教えるネコの心理

    Posted by ブクログ

    英国の著名な人間動物関係学者による、猫に関する分析結果をまとめたもの。猫の生態や進化の経緯、イヌとの違いなど、猫について科学的な調査結果を基に、その生態について詳細に書かれている。ネコはイヌとは違い、狩りへの執着があることと、縄張り意識が強いために、人間と仲良くなりにくいことがわかった。
    「イエネコは「人間の親友」であるイヌよりも多く、数にして3対1ぐらいだ。アメリカの1/3の家庭は、1、2匹のネコを飼っている」p19
    「ネコは愛情深いと同時に、独立独歩の生き物である。ペットとして、イヌに比べネコは手がかからない。訓練も必要ない。自分で毛づくろいをする。1日じゅう放っておいてもイヌのように飼

    0
    2018年10月30日
  • 猫的感覚 動物行動学が教えるネコの心理

    Posted by ブクログ

    よく知っているようで知らない猫の側面を科学的に、かつ愛情たっぷりに書かれた本です。直接的な飼育書ではありませんが、猫好き、猫飼いさんはぜひ読んでみてください。
    そもそも猫がどのように人のそばで生活するようになったのかという歴史的背景からはじまり、猫がどのように世界を知覚しているのか、また感情や思考がどのようになっているのかについても記述されており、深く猫について知ることができ面白かったです。

    今のような室内飼いがあたりまえになったのも、人と猫の長い歴史からすればごく最近のこと。人と猫の関係は、今の状態が普通のものと思いこんでいましたが、長い歴史の中で徐々に変化しており、そしてこれからも変化し

    0
    2018年09月30日
  • 高慢と偏見、そして殺人

    Posted by ブクログ

    「高慢と偏見、そして殺人」は、Jオースティンの「高慢と偏見(Pride and Prejudice)」のその後を描いた作品。私は原作の「高慢と偏見」が大好き、「高慢と偏見」に出てくるキャラクターも大好き。「高慢と偏見」のファンにはとても楽しめる作品。「高慢と偏見」関連の作品といえば、「高慢と偏見とゾンビ」も楽しかったけれど、「高慢と偏見、そして殺人」はまた違った楽しさがあります。「高慢と偏見とゾンビ」は映画化されてヒットしたけれど、「高慢と偏見、そして殺人」も映像化・ドラマ化されているみたいで、そちらも見てみたい。

    0
    2017年11月23日
  • 米、麺、魚の国から アメリカ人が食べ歩いて見つけた偉大な和食文化と職人たち

    Posted by ブクログ

    メインタイトルから、食材から見た日本の食文化の歴史を外国人が描いた本だと思っていたのですが、全く違っていました。サブタイトルに「アメリカ人が食べ歩いて見つけた偉大な和食文化と職人たち」ときちんと書いてあります。アメリカ人が自分で食べ歩いて出会った職人たちと、その食文化を描いたエッセイでした。

    日本の食文化を外国人が礼賛してくれるなんて、悪い気がしないじゃないですか!というより誇らしく思ってしまいます。

    そして、その文章も何か何か文学的な詩的な表現で、お好み焼きやラーメンなどの大衆の食文化も何か特別でつい神々しく思ってしまう。これは訳者の貢献も大きいのかもしれません。

    著者は、東京、大阪、

    0
    2017年05月21日
  • 米、麺、魚の国から アメリカ人が食べ歩いて見つけた偉大な和食文化と職人たち

    Posted by ブクログ

    よくある外国人がみたニッポンとか和食の紹介本には留まらない、文化的、歴史的考察満載かつ食に携わる人間を描き出そうとした詩的な名作。

    東京の職人や飲食のすそ野の広さ、大阪の懐の深さ、京都の繊細さと若干の気難しさ。
    福岡(ラーメン)、広島(お好み焼き)と来ると、一転して、繊細な日本食からB級色ただよう「腹いっぱい食べられる」粉もの文化にどっぷりはまる。しかも「日本でなぜ小麦か」から戦中戦後の歴史に踏み込む。

    広島では原爆と戦争、北海道では、デリケートな問題である日本と漁業・海洋資源にまでタッチ。

    0
    2017年03月09日
  • アクロイド殺し

    Posted by 読むコレ

    日曜夕方、独居中年の部屋から「ブラぁボォ!」との叫びと共にまばらな拍手が聞こえたとしても怯えることはありません、お隣さん。
    恐らく彼はアクロイド殺しを読了しただけなのだと思います。
    そんな侘しい話はさて置き、オリエントでは味わえなかった氏の真価を見た気がしました。
    これは面白かった!
    所謂フーダニットの真骨頂。
    登場人物の巧みな使い方で真相を消臭した読ませ方にも唸らせられますが、それを終盤徐々に緩めて読者に嫌な予感を植え付けていく展開では頁を捲る奴隷と化すしか道はありませんでした。
    今日という記念日を覚えておこう。

    0
    2014年08月17日
  • 密室の王

    Posted by ブクログ

    久しぶりに面白い海外翻訳ミステリー。二転三転のストーリー、残酷で狡猾な犯人…久しぶりにドキドキするような作品だった。

    主人公の22歳のリーヴは誘拐監禁事件から生還した過去を持つ。彼女が犯罪被害者専門のカウンセラーから別な誘拐監禁事件の被害者少女の心のケアを頼まれる…正体を見せずに暗躍する犯人…リーヴは真犯人に辿り着く事が出来るのか。

    ジョナサン・ケラーマンとトマス・ハリス、デイヴィッド・マーチンを足したようなミステリーであり、久しぶりに海外翻訳ミステリーの秀作を堪能した。

    カーラ・ノートンの名前に記憶があると思ったら、クリスティン・マクガイアと『完璧な犠牲者』を共同執筆した作家だった。こ

    0
    2014年06月18日
  • アガサ・レーズンと告げ口男の死

    Posted by ブクログ

    アガサレーズンがシリーズものと知らずこれを読んだ。推理ものだけどちゃんとクリスマスを味わえた!日本の小説にありがちな重苦しい描写がまったくなくて淡々と読める感じがすき。アガサに愛着わいたので他のシリーズも読んでみようかな。

    0
    2025年11月30日
  • 木曜殺人クラブ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    メインキャラクターの、エリザベス・ジョイス・ロン・イブラヒムのキャラクターがとてもよかった。年齢的な寂しさを抱えながらも、潔く愉快に生きている老人たちが何だか心地よかった。
    まさに今、若者でもなく老人でもない年代を生きているから、この先の自分を考えるとどんなトラブルや事件でさえも愉快と決め込んで楽しめる自分でありたいなぁ。。。

    1つにまとまらずに枝分かれしたラストがちょっとだけモヤットしたけど、それでも読みごたえがあったし個々のキャラクターがよかったので次作も読みたい( ´ー`)

    0
    2025年11月22日
  • アクロイド殺し

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ポアロシリーズ ③

    大富豪のロジャー・アクロイドが刺殺される。
    ロジャーの友人であるジェイムズ・シェパード医師と、私立探偵を引退し、からまつ荘でカボチャ作りにいそしむポアロ(ただし、カボチャ作りには飽き飽き)が捜査に乗り出す

    これも、ですが約100年前に書かれたってことが、すごいなぁ。面白いもの。

    ロジャー・アクロイドの死で利益を得る者。謎の人物。ワクワクします。
    風のように広がる村の人々の噂話。詮索が好きだけど人がいいキャロライン。クスッとしてしまう。

    ジェイムズ・シェパード医師が書く、この事件についての手記の最後の言葉が大好きです。

    0
    2025年11月16日
  • アクロイド殺し

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今読むと、こういう感じね。となるが当時はかなり衝撃的だったのではないかと思う。
    犯人も予想しやすいのだが、それでも面白いのはすごいと思う。

    0
    2025年11月13日
  • アクロイド殺し

    Posted by ブクログ

    当時としては、型破りな推理小説だったのだろうか。解説を読んでいると、冒頭から手のひらの上だったんだなと思う。
    釈然としなかったので2回読んだが、確かによくできているミステリーだった。
    最近のミステリーも(このミスとか、)犯人を意外な人にしたかったら、ここまで緻密に書いてほしい。

    0
    2025年11月13日
  • 木曜殺人クラブ

    Posted by ブクログ

    勝手に新作と間違えていましたが、文庫化して装丁が変わっていただけでした。
    再読になったわけですが、面白いよねーw
    おじいちゃんおばあちゃんの野次馬バリケードで、またウケてしまいました。
    ボクダンとエリザベスのダンナさんがチェスをするシーンも最高です!

    0
    2025年11月10日
  • 木曜殺人クラブ

    Posted by ブクログ

    いわゆる超高級老人ホーム住む好奇心旺盛な高齢者達が、身近で起きた殺人事件の推理を老後の趣味として楽しむ、というお話。舞台はイギリス。

    おじいちゃん、おばあちゃんの行動力が半端ない。
    社会を回す責任からリタイアした老人達には、怖いものが全然なく、知りたいことや興味を深掘りするために、平気で嘘もつくし法律も破る。

    こんな人達が身近にいたら物凄く大変だろうけど、小説で読む分には大変楽しかった。

    登場人物が多くて名前を照合するのは少し大変だった。

    0
    2025年11月07日
  • アクロイド殺し

    Posted by ブクログ

    アガサ、ポアロ、第3作目。羽田詩津子訳
    読み始めると真相にはやく行き着きたくて一気読み。すぐに結論に持っていきたがるヘイスティングズと似てるかもーと、今回ポアロのセリフ内でしか登場しない友人に心を寄せる。
    今回の語り手は第一発見者の1人である医師シェパード。文章は淡々と事実が羅列まとめられ、今までと違い大人が書いた読み物に感じた。所々引っかかる表現があって、半分くらい読み進めると、姉キャロラインとの会話などからも犯人の目星がなんとなくつき始めてしまった。あー、残念。1人1人容疑者を礼儀正しく排除していく名探偵ポアロに敬意を表する。頭がよくやさしい外国人ポアロに誰もが心を開いていく過程が好き。

    0
    2025年11月06日
  • 木曜殺人クラブ

    Posted by ブクログ

    #木曜殺人クラブ

    表紙やタイトルの雰囲気から、もっと牧歌的な内容を予想していた。可愛らしいおばあちゃんたちが「あらあらあら」とか言いながら事件を解決するのかと思っていたら、意外にもかなり本格ミステリ。元労働運動家や元秘密工作員?の主人公たちが折り重なった複雑な事件を解決していくよ。

    #読書好きな人と繋がりたい
    #ミステリの秋2025

    0
    2025年11月06日
  • 木曜殺人クラブ

    Posted by ブクログ

    本屋に目立つ場所に置いてあり、ミステリーが読みたい気分だったので購入。読み始めてすぐ面白いと感じて、何回かに分けてほぼ一気読みした。
    最後の最後までどんな結末になるか想像がつかないのも良かったし、中盤はそれぞれの容疑者に焦点が当てられ、読みながら推理していくのが面白かった。
    自分の推理は当たらなかったけど、犯人や容疑者たちの動機がはっきり明かされているのが個人的に良かった。また木曜殺人クラブの4人のメンバーそれぞれに個性があって、それぞれ微妙に異なる関係性が描かれているのも良かった。後書きにも書かれていたけど、生き生きとした生活の描写の中に迫り来る「老い」やその先の「死」を感じずにいられない場

    0
    2025年10月17日