羽田詩津子のレビュー一覧

  • ポアロとグリーンショアの阿房宮

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    『死者のあやまち』の元になった中編作品。
    どちらも読んだけれど、中身が省略されている分印象は異なる。
    でも面白いことに変わりはない。
    たった120頁でも十分楽しめる。
    短いながらも意外性があり、ちゃんと驚くこともできる。
    ホント綺麗に纏まっている…が!
    あっさり終わってしまうからなあ。
    ポアロの面倒臭いところが好きな人間からすると、若干物足りないんですよねえ。
    省いても支障が無いと分かっていても、捜査部分はやっぱり欲しい。

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    2024年09月28日
  • 予告殺人〔新訳版〕

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    ミス・マープルはテレビドラマシリーズで見ていましたが読んだことはありませんでした。
    なにか読んでみようとこちらを。これはドラマで見ていないので犯人知らない。


    イギリスの田舎町チッピンググレイホーンの住人は新聞の広告欄に「殺人お知らせ申し上げます。リトル・パドックス館で午後6時30分。」という文章を見る。「晩餐会の催し物だろう」と言いながらも訝しがる気持ちは抑えられない。村の人々はたっぷりの好奇心でリトル・パドックス館に集まる。
    リトル・パドックス館の中年女主はレティシア・ブラックロック。彼女も「覚えがない」と言いながら客を迎える準備をする。
    そして6時30分。館の明かりが消え男が乱入してく

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    2024年09月25日
  • アクロイド殺し

    匿名

    購入済み

    クリスティーの代表作

    アガサ・クリスティーのチャレンジ精神の、一つの到達点。中心となるトリックは、一度読めば単純明快なんだけど、それを盛り上げる細工も上手くできてて、何度読んでもクライマックスはドキドキできる。

    #ドキドキハラハラ

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    2024年08月14日
  • 木曜殺人クラブ 逸れた銃弾

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    あぁ、ついに最新作まで読み切ってしまった…
    今作の事件はパンチとしては薄かったんですが、
    ひとつの事件を微妙に完結させないで、次まで引っ張るスタイルに、しっかりとのせられています。
    ファミリーもシリーズ追うごとに増えており、それぞれのストーリーも気になり、つまり中毒性が高い!
    4作目、早く翻訳してください!

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    2024年07月18日
  • 牧師館の殺人

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    ネタバレ

    ミス・マープルの長編初登場作。

    セント・メアリ・ミード村におけるマープルの印象があまり良くないことに驚いた。
    「あの人は村いちばんの意地悪よ。村で起きることを残らず知っているうえに、そこから、とっても悪意のある推測をするの」
    マープルが村人にこんな風に思われているなんて、少しショック。地元の警察関係者にも胡散がられているし。アガサ・クリスティはマープルを何故もっと魅力ある女性にしなかったのか不思議に思った。

    事件の真相には驚いた。それこそ胡散臭い村人がたくさん出てきた中での、まさかの真犯人。事件の謎解きも二転三転し読んでいて混乱した。
    逆にずっと胡散臭い嫌な娘と思っていた女性が実は意外にい

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    2024年06月15日
  • 牧師館の殺人

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    ネタバレ

    クリスティのミス・マープルシリーズ第一弾。
    ポアロは映画などで何となく触れたことがあるが、ミス・マープルは本当に初めて。マープルのシリーズにも良作があるらしく、それを読むためだけに一作目を手に取った。

    語り手は牧師。その牧師の家でセント・メアリ・ミード村一の嫌われ者が殺される。意外なことに犯人はすぐに自白するが。。。

    思った以上にマープルが出て来ず、あれっという感じ。語り手がマープルの隣人というだけで、ある意味村人Aから見た事件、という体裁だから非常に淡白にストーリーは進む。クリスティらしい、適度に退屈で、適度に意外な犯人。当たりハズレもなく、シリーズの一作目としてはある意味普通すぎるので

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    2024年06月12日
  • 木曜殺人クラブ 二度死んだ男

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    笑った、笑った!
    普通に複数殺人起こるし、それはありえないわ!とツッコミどころもあるんだけど、いかんせん老人探偵(?)、かわいいんです。
    ジョイスが、ポピーとデイジー(花)の絵文字を送るつもりが、ポピーとクリスマスツリーの絵文字でおくっちゃうところはバカウケしてしまった。
    あぁ、愛すべき木曜殺人クラブよ…

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    2024年06月11日
  • アガサ・レーズンとけむたい花嫁

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    今回は色んな事件が起きて盛り沢山でした。イギリスでもスタバは人気なのですね。トニには幸せになってもらいたいなぁ。

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    2024年06月08日
  • アガサ・レーズンの探偵事務所

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    ネタバレ

    登場人物多めで名前がややこしく、誰が誰だかわからなくなってしまった…
    2つの大きなストーリーが同時進行していき、最後に怒涛の展開。そんな〜という気もするけど。
    エピローグは案の定というか、志村うしろうしろ!的な笑いで大団円。
    コージーミステリ、気軽に読めて謎解きありロマンスあり中年女性の悲哀ありで、気晴らしにいいです。

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    2024年05月25日
  • 予告殺人〔新訳版〕

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    ネタバレ

    旅のお共として。ミス・マープルの長編。面白かった。人気作というのも頷ける。レティとロティが出てくるのにも気付いてたけど、単なる言い間違いかと思ったよ。これが翻訳物じゃなければもっと気になったのかも。最初の殺し方はすごいし、そんな理由で昔の友達を殺しちゃうの?と。でもドーラの性格上、よく1年も我慢できたな、とも思う。結局金なのか。

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    2024年03月07日
  • 木曜殺人クラブ 二度死んだ男

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    ネタバレ

    高級高齢者施設に暮らす4人の男女が、自身の持つ知識や行動力で、未解決の事件を勝手に推理する「木曜殺人クラブ」。
    今回はリーダー格のエリザベスの元夫がそこに入居してきたことから事件が始まった。

    それとは別に、マーティン・ロマックスという、ビジネスマンを騙る大悪党。
    金になるなら、盗品だろうとなんだろうと取引の対象にする。
    彼のもとから2千万ポンド相当のダイヤが盗まれる。
    犯人は、エリザベスの元夫・ダグラスと思われる。
    そのダイヤがないと、マーティンはアメリカのマフィアに殺されてしまうので、なんとかしてダイヤを取り戻さなくてはならない。

    4人の中で一番内省的なイブラヒム。
    新しいことをはじめる

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    2024年02月13日
  • 予告殺人〔新訳版〕

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    ミス・マープル長編4作目。終盤に意外な人間関係が明らかになる展開に「おおっ」となった。
    マープルは割と早めに登場してくれるが、あくまで捜査協力者という感じだ。捜査担当はクラドック警部。マープルは「詮索好きなおばあちゃん」という印象で、捜査しているとは思われないキャラなんだろう。

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    2024年01月27日
  • 牧師館の殺人

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    ネタバレ

    嫌われ者の老大佐が静かな田舎町の牧師館で殺されるところから始まるミス・マープル初登場の作品。
    物語は牧師館の主であるクレメント牧師視点で語られ、村のあらゆる人物たちの人間性と置かれた状況から「だれが大佐を殺したのか」を推理していく。
    結局犯人はローレンス青年と大佐の妻アンであったが、最初に自首した二人が実は真犯人であったというのはよくありそうでなさそうな展開だ。犯人が偽の自首をすることで完璧なアリバイを確保し二度と疑われることがないよう好印象に振る舞うのは、実は現実によくあることで、珍しいのは彼らが殺人犯とその恋人であった点だ。
    レティスは母と海外で静かに暮らすが、デニスはやはり船乗りになるの

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    2024年01月02日
  • 木曜殺人クラブ 逸れた銃弾

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    ネタバレ

    木曜殺人クラブ第三弾。

    このシリーズが面白いのは、
    何と言ってもジョイスのおかげだという気がしてきた。
    エリザベスとの息の合った掛け合い漫才のような会話も笑えるし、
    (ジョイスは元スパイなの、とエリザベスに無茶ぶりされても、
    「言えないのよ」「話せたらいいんだけど」とぼけをかます)
    あくまでもミーハーで恋する乙女なのもかわいらしいし、
    それでいて、
    「毒は入れないって約束する」と言った舌の根も乾かないうちから、
    あっさり睡眠薬のお茶を暗殺者に飲ませる手際も素晴らしい。

    女性キャスターの殺人を調べるため、
    ロンを囮に有名なキャスターを罠にかけた木曜殺人クラブ。
    だが、エリザベスは夫とともに誘

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    2023年12月21日
  • 木曜殺人クラブ 二度死んだ男

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    ネタバレ

    木曜殺人クラブ第二弾。

    クーパーズ・チェイスに現われたエリザベスの元夫で現役のエージェントは、
    無くなったダイヤモンドのためにマフィアとドラッグカルテルから狙われており、
    あっという間に殺されかける。
    次の隠れ家に逃れたが、
    そこでMI5の同僚とともに殺されてしまう。
    犯人は誰なのか、ダイヤモンドはどこへいったのか、
    そして死体は本物なのか。

    もちろん木曜殺人クラブのメンバーが、
    調べ推理していくが、
    今回は精神科医のイブラヒムが路上強盗に遭い、
    引きこもっている。
    もちろん、強盗犯人に復讐を誓う他のメンバーたち。

    今回はジョイスの閃きがさえわたり面白かった。
    ロンが冷や汗をかきながら、

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    2023年11月30日
  • 木曜殺人クラブ 逸れた銃弾

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    シリーズ第三弾(私は第二弾からの読者)。
    木曜クラブの4人は楽しそうに事件を解決していきます。今回は10年前の未解決事件と詐欺・マネーロンダリング。4人の周囲の人達(ボクダン、スティーブン)も大活躍する。今回から新たに加わった人物ヴィクトルも含めて、みんなキャラが立ってます。メンバーの色恋沙汰と老境の悲哀と相まって事件が解決へと進みます。最初はちょっとうっとおしいなと思っていたジョイスも活躍、いい味でしてます。
    このシリーズはラストが良いですね。
    第1作も読まないといけないな。

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    2023年11月25日
  • 予告殺人〔新訳版〕

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    新聞で殺人が予告される。それだけでもドキドキする展開だが、実際にその時になってある見知らぬ人が殺されている。なぜ?だれが?ミステリの醍醐味が詰まった作品。

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    2023年11月21日
  • 予告殺人〔新訳版〕

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    ミス・マープル・シリーズの代表作の一つ。晩年のクリスティは傲慢なポアロよりも控え目なマープルが好みだったという話があるそうだが、さもありなん。目立って表舞台で活躍はしないものの、人間心理の細部をかき集めて推理を組み立てるスタイルは、マープル独自の境地だ。イギリス田舎町の牧歌的な風景を描きつつ、その田舎においてすら隣人の出自を知らないことが増えてきたという世相を反映したサスペンスは秀逸。真相が明かされる瞬間の強烈な悪意の表出も鮮やか。

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    2023年11月11日
  • 予告殺人〔新訳版〕

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    犯人の正体にビックリ。
    クリスティって、舞台設定も登場人物の関係性も謎自体も複雑じゃないし、文章もわかりやすくてすらすら読めるのに、なんでいつもちゃんと驚かせる真相が待ってるんだろう。感心してしまう。

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    2023年11月04日
  • 木曜殺人クラブ 逸れた銃弾

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    ネタバレ

    娯楽小説として面白いし、好き

    ここが良い!
    ・銃弾という単語に込められた様々な意味
    ・エリザベスとべサニーの"最愛の友の命を脅迫の材料にされた"という共通点とそれぞれの選択
    ・木曜殺人クラブのキャラクター性

    ここは厳しい
    ・VAT詐欺の金の流通先であるペーパーカンパニー名「まちがいなく(アブソルート)ダイナマイト」
    ・ロバート・ブラウンのアナグラム(ボビー・ブラウン)

    木曜殺人クラブの面々の嵐のような勢いに巻き込まれていくのが良い。最終的に楽しくなって、自発的に協力していくようになる過程を楽しんで読んでる。

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    2023年11月02日