羽田詩津子のレビュー一覧
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答えは示唆されてるけどミスリードにまんまとハマってしまうやつ、そっちだったか~!
レティシアとドーラの関係が好きだったから……
おばあさん同士の友情と愛情と裏切り、老女百合と言っても差し支えないのでは!?と思うほどドラマティックでした。Posted by ブクログ -
いいですね。ミステリーの王道。毎回読むのはつらいけど、たまには、楽しい。イギリスの上流階級のしがらみと殺人事件。アガサの王道だ。PDジェイムズバアさん。バンザイ。Posted by ブクログ
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ミス・マープルシリーズ初めて読みました。
登場人物の背景が分かりやすく、ミステリーらしい意外な展開で物語が進んで、次々読み進めたくなる本です。Posted by ブクログ -
この話も、犯人や背景が意外でとても楽しめた。序盤の殺人事件が起きた時のシーンは、正直、何がなんだか分からなかったが、それでも謎解きに至るまでの過程とか面白かった。Posted by ブクログ
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イレナとその仲間たちが極限状態の中でなんとしても生きようとする生命力と1人でも多くの命を救おうとする勇敢な姿に終始感銘を受けた。
しかし、イレナ自身は讃えられるべきことではなく当たり前のことをしたまでで、救えなかった命に戦後も苦しめられている姿が印象的だった。
救ったユダヤ人をカトリックに改宗せざる...続きを読むPosted by ブクログ -
アガサはなんだかんだいって仕事のできる女性なのが良いです。そして何もかもうまくいくわけではないのもストーリーを楽しくしてますね。ドラマも見てみたいなー。Posted by ブクログ
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最近、NHK BSプレミアムで「名探偵ポワロ」をよく観る。あれを観ていると最早デヴィッド・スーシェ以外にポアロは演じられなさそうな気がしてくる。
今回はポアロではなく、初めてのミス・マープル。個人的には勝手に八千草薫のイメージで読んでしまう。アニメのせいか…。
地域の誰もが読むコミュニティ新聞に出さ...続きを読むPosted by ブクログ -
気をつけて読んでるつもりなのに
どうしても見落としてしまう。
事実をありのままに見るというのは
難しいものですね。
面白かったです。 -
老女ミス・マープルが活躍するアガサ・クリスティーの傑作。
新聞に載った殺人予告、見知らぬ男の死体…。何故、誰が…イギリスの田舎町を舞台に事件の幕が上がる。
魅力的な探偵、驚きの真実、そして人間ドラマ。
ミステリーでありながらもそこに描き出される人々の弱さを丁寧に描くアガサの作品はどこか優しさや温かな...続きを読むPosted by ブクログ -
殺人の予告から事件が始まる。
新聞に載った殺人予告によって集まった村人たち。ゲームだと思っていたら、本当に男が侵入し、死んだ。ミス・ブラックロックが狙われたのか? 何のために? 偶然近くを訪れていたミス・マープルの目が光る。
ミス・マープルが輝く、とある村での事件。村の人間関係は単純なようで、複...続きを読むPosted by ブクログ -
マープル
ミスマープルの長篇初登場作。とても面白かった。自分はポアロよりマープルが好きだ。
本編とは全く関係ないが冒頭のクリスティの孫による「『牧師館の殺人』によせて」に印象に残る文章があったのでメモ。マープルものの時代について「当時は、裕福でなくても普通に誰もが使用人を雇えていました」と描写してい...続きを読むPosted by ブクログ -
M.C.ビートンの大人気「英国ちいさな村の謎シリーズ」の第13作目。
修道院に入った元の夫が行方不明になり、意気消沈のアガサ。
これまでワトソン役としてよき相棒になってくれた男性陣とも疎遠になり、隣人のイケメン作家には軽い女に思われて、もう男にはこりごりという気分になっています。
そんなとき村...続きを読むPosted by ブクログ -
長編「死者のあやまち」の原型となった、中編一話が収録されている。
「阿房宮」だけで憶えていた私は初め、ミス・マープルの阿房宮と混同していた。
あちらは、「グリーンショウ氏」の阿房宮。ポアロは、「ポアロとグリーンショア氏」の阿房宮。編集と訳者さんの苦労が偲ばれる。
死者のあやまち版はかなりの長編だった...続きを読むPosted by ブクログ -
浮かれて変な契約するな、という教訓がビシバシ伝わります。とんでもない威圧感。こういう題材がスリラーっぽくなるのは、よほど結婚の土台が揺らいでるんですね。下巻ではどうなるのか、、。Posted by ブクログ
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緊迫感溢れる展開が最後まで続く中、母から子への愛しい想いがこれでもかと言うほど、克明かつ生々しく描写されています。
登場人物が少なく、心情もきっちり描ききられているので、極めて読みときやすい。
翻訳でこれだけ苦もなくすらすら読めたのは新鮮でした。 -
死者のあやまち」に比べると、だいぶスリム。ストーリーは同じでこの薄さなのだから、そりゃあどこかは削がれているわけで、それは人物造型ってことになるかな。ポアロにお茶にお砂糖を3杯だか4杯だか入れてほしかったら「死者のあやまち」を、ということになるかな。
しかしストーリー的に必要なものは充分揃っている...続きを読むPosted by ブクログ -
表紙から想像した内容とも期待していた内容とも違っていたけれど、歴史的科学的根拠を基に猫についてまとめられている内容は、これはこれでとても興味深い内容で、とても満足しました。
論文や参考URLなど、注釈の情報量も膨大です。
うちの子は何故あのような行動を…?と不思議に感じていた疑問に対しての答えのヒ...続きを読むPosted by ブクログ -
「死者のあやまち」の原型中篇。
マシュー・プリチャードクリスティーの孫)のまえがきで、デビッド・スーシェ主演のドラマ版のラスト撮影が、「死者のあやまち」で、舞台のモデルであるグリーンウェイで行われた事に言及していたのを感慨深く読んだ。Posted by ブクログ -
勝手気ままに生きていると思われている猫。エサをくれないと飼い主には見向きもしないと思っていたら、飼い主の子供が犬にかまれているところに突進して犬を撃退した猫がアメリカで話題になっていた。その名はタラ。
謎に満ちあふれている猫について人間社会との関わりについて掘り下げていき、猫が本来持っている性...続きを読むPosted by ブクログ