伊藤羊一のレビュー一覧
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購入済み
初ビジネス書籍を読んで
他者に見せる、聞かせる、という点を論理的に経験も交えて説明されており、大変勉強になる本であった。
私は人に表現するという点に苦手意識をもっており、消去的になってしまった経験が多かった。その意識を少しでも払拭できればと思いこの本を選んだ。読み進める中で、自分に当てはまると感じた場面が登場し、その原因はなんなのか、ではどういう風に対応するかという論理的な文章で客観的に説明されていたため、理解が深まった。
この本で深まった知見を忘れずに心に留め、成長の糧としていきたい。 -
購入済み
初心者にもわかりやすい
昨今業種に関わらずプレゼンをする機会が増えており、PowerPointの作成を上手くやるにはどうしたら良いんだろうとか悩んだり、上手く作れた気がしても聞き手はつまらなそうにしているのを見てショックを受けたりしている最中にこの本に出会いました。
とにかくわかりやすい。
この一言に尽きます。相手に聞いてもらうには聞いてもらえるような準備が必要という当たり前の話から始まり、それを具体的にどうしたら実現できるかも平易な言葉で説明されているのでとりあえず読んでおいて損はないと思います。
なお細かいテクニックとかはないので熟練者には向かないかもしれませんが、初心者の僕にとっては最高の本でした。 -
Posted by ブクログ
ルールベースではなく、常になぜそうするかを問いながら行動する(FREE)。
個々が主体性を発揮しながら強みの掛け算で成果を出していく(FLAT)。
それそのものを楽しみながらいきいきと働く(FUN)。
2022年現在、これらは決して目新しい概念ではない。こういった価値観が働き方の前提になっている組織、個人は増えてきている。なので、人によっては「何を当たり前のことを」と思うだろう。
本書ではそういった価値観ではないところから出発した伊藤さんの内面の変化について言及されており、そのいくぶん内省的な独白はまだ価値観の此岸に佇む人たちの背中を押してくれる。
本書で書かれてることを、「何をあたりまえ -
Posted by ブクログ
リモートワークが中心の社会になって、フルーランスの私は圧倒的に働きやすくなった。仕組みもだけど、心理的にも。
取引先の企業の方と話したり、一緒にプロジェクトを進めたりしていると、この人たち(中高年)が変わらないと会社は変わらないんじゃないかなと感じることがよくある。
「若い人はすぐ辞めるから」
「あの娘がネックになってるけど、正社員だから辞めさせる訳にもいかないし」
なんて愚痴を聞かされると、社員さんが可哀そうだなと感じる。
そして、ネックになっているというその社員がまんま、愚痴を言っている役員さんにソックリだったりするのだ。ある意味で犠牲者だなと感じる。
そんなことを最近感じていたんだけど -
ネタバレ 購入済み
わかりやすく、実践的
途中で薄いと思う事も無く読む価値がある本。
実は簡単なスキル
で、実践的でケースStudyが業界違えど適応させやすい
個人的に高評価なのは書いてある軸が途中でブレない
1オン1のテクニックについて基礎になるスキルを再確認出来るおまけ付き -
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ネタバレ私は仕事でプレゼンすることはないのだけれどと思いながら読みましたが、これは仕事に活かせます。人に対して何かを伝える立場にあるならば、相手にどう動いてほしいかがゴールであり、そこにいくまでのプロセスはプレゼンと同じ。相手のことを考え尽くし、どうしたら伝わるか、動かすことができるか、ワクワクさせられるか、今一度考えてみたいと思った。
自分のありたい姿、望む未来を描いて、そこに向かっていく。好奇心を持って、行動してみる。行動する勇気を持つ。さて、私のしたいことは?そのためにできることは?JUST DO IT!
<心に響いた言葉たち>
プレゼンとは、相手を動かすこと
プレゼンが終わったときに、相手 -
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1分で話せ
世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術
著:伊藤 羊一
出版社:SBクリエイティブ
良書。日ごろから、本質を理解して、簡潔に表現するために必要な考え方を説明しています。特に、キーマンには、ずばり、結論をわかりやすくお伝えする必要があります。
気になったのは以下です
何が大事なのか、それは、どうしたら相手に伝わるのかを、きちんと考えることです
そもそも、人は、相手の話の80%は聞いていない
1分で話せるように話を組み立て、伝えよう
どんな話でも、1分、で伝えることはできる
聞き手が賛成にせよ反対にせよ、何らかの意見を表明してくれればいいのか
聞き手が賛 -
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ブレイクセルフ 自分を変える思考法: 職場で、人前で自分を出せない人のための
著:伊藤 羊一
この本は、今までたくさんのビジネス書や、自己啓発書を読みながら、モヤモヤをつのらせてきた読者のための本である。表現することはある。あるに決まっている。自分の中にあるものを出せば、それは世界にひとつしかない、世界をよりよく変えていくための貴重な種になる。
だから、表現しよう。アウトプットしよう、アウトプットすべきものは、たくさんあるし、できる。
構成は以下の5章から成る。
①羞恥心をブレイクせよ Give & Listen
②恐怖心をブレイクせよ Seed & Water
③続けることでブレイク -
Posted by ブクログ
ネタバレやりたいことがなくていいという言葉に救われる人は多いのではないだろうか。経験をつむと見える景色が変わるというし、目の前のことを全力ですることで舞い込んでくることに向き合っていくのもとても素敵なことに思える。さまざまなチャンスを手にする人は運がいいともいえるけど、運を引き寄せるのはきっと自分。目の前のことをするというだけで、道が拓ける感じで明るい気持ちになれた。
また、生きていくうえで助けてもらえる力(応援してもらう力)は本当に必要だ。信頼される人とは、相手に貢献、長い目での目的をもつ。リーダーシップとは意思決定をすること、意思決定は信念に基づいて。リーダーの大事な要素が「マインド」というのも勇 -
Posted by ブクログ
ネタバレまさに自分のことが書いてあった一冊です。
考えすぎてしまい動けない、「ああなったらどうしよう」となって動けない。
動かないといけないとわかりつつも動けない、そんなことを解消するためのティップスが書いてありました。
・頭出しの結論をいくつか言える
・一定程度情報を集めたら意思決定する
・「すげー、やべー力」で好奇心を鍛える
⇒それを話すことでほかの人の「すげー、やべー」ことを教えてもらえる!
・質を高めたいならまずは量をこなせ
・心理的安全性を高めるためにタッチポイントを増やしておく
・軸は自分の価値観から生み出される。
⇒自分の価値観は過去の経験から作られる。
⇒軸を作りたければ過去の経験を -
購入済み
最高でした!
全ての働く人がこの本のように伝え方を意識できたら、きっと日本の社会は明るく成長していくと感じました。日々、人を動かすことを意識して考えを伝えていきたいと思います!
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Posted by ブクログ
どの本にも共通しているのが「悩む」と「考える」は別物だということ。結論を先に出し、それを支える根拠を三つ揃えていくことで、ようやく“考える”ことが成立する。
さらに、こちらの主張を伝えた時に相手と食い違いが生まれたとしても、テーマとゴールを一旦すり合わせればいいというのも印象的だった。共通点と相違点を落ち着いて見比べれば、歩み寄れる場所が自然に見えてくる。結論を押しつけるのでなく、結論までの道筋を共有するという発想が腑に落ちた。
結論、根拠、事例というフォーマットが身についていれば、相手が話している内容も同じ枠に整理し直してあげられる。混線した会話をほどき、お互いがどこに立っているかを見える形