伊藤羊一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ前作に引き続き大変読みやすく、サクサクいつの間にか読み終わっていた。
やはり結論ファースト、そこから根拠(多くとも3つ)を列挙し、具体例を用いて聞き手にイメージさせる。
分かっているようで普段の会話時には中々実践出来ていないテクニックだと感じた。
また、実践編として会議やプレゼン等のリアルな場面での活用法が添えられている点も参考になった。
中々断定的な意見を言うことが難しい中でも、まずは結論(意見)を表明してポジションをとり議論を前に進めることが重要だと理解した。
加えて、聞く側の意識としてもピラミッドを意識して論理的に聞くこと、そして共感力を発揮して相手の感情に寄り添うというロジック✖ -
Posted by ブクログ
ビジネス書評
読書レベル 初級〜中級
ボリューム 235頁
読みやすさ ★★★★★
知識・教養 ★★★★
理解度 ★★★★
実現度 ★★★★★★!
影響度 ★★★★★
一言感想:読んでよかった!chat GPTなどの生成AIの使い方を学べますが、細かな知識を得るというよりも、chatGPTをどういった場面でどのように活用するか、その活用方法における創意工夫について学べますが、習得できた内容がハンパないです!いやー、出し惜しみしないんですね!
内容を丁寧に読んで理解して身につければ、書籍1650円(税込)どころの価値ではないと感じました。 -
Posted by ブクログ
現在、ChatGPTをちょくちょく仕事で利用していますが、この本にあるように壁打ち気分で自分の頭の中を整理したり、プロジェクト実施上のピットフォールに気づいたり、検索とはまた違って自分のニーズに応じた回答が出てくるので、非常に有用性が高いと感じています。
きっとこれからの学び方は変わってくるのでしょうね。
特に個別性高く学べる利点はいいなぁと思いました。最も学びたいと思う心がない人には無用の長物でしょうけど…。
本書は細かいプロンプトの入力方法とかではなく、ChatGPTと作るこれからの未来について述べられています。
グッと身近に感じるようになりました。オススメ! -
Posted by ブクログ
「標準化の時代」の嫌さを実感して育った身には身につまされることが多く面白かった。
タイトルからはよくある自己啓発本ぽくみえるけど「個性学」という心理学の研究分野のプロジェクトの話でもある。
「標準化の時代」を越えて、個人の充実感が中心に据えられる社会は、今始まろうとしているばかりという見立てで、いろいろな個人の生き方やプロジェクトが紹介されている。
(なぜ今かというと色々な状況が揃ってきている、特にインターネット・テクノロジーが後押ししているという。ちなみに原著刊行は2018年)
最後に紹介される、本書が紹介するダークホースプロジェクト、個性学の主張するところとアメリカ「独立宣言」の目指