【感想・ネタバレ】壁打ちは最強の思考術であるのレビュー

あらすじ

『1分で話せ』伊藤羊一の最新作は、「壁打ち」!

雑談よりもイシューがあり、会議よりも気楽で、1on1よりもポイントを絞ることができ、ブレストよりも主体性を持てる…そんな最高にラフでフラットなコミュニケーション術、「壁打ち」は、実はモヤモヤした頭をスッキリさせることができる、最強の思考整理法だった!

壁打ちの効果効能はもちろん、壁打ちをすべき3つのタイミング、壁打ちを上質なものにするテクニック、壁打ちを受けるときの心構えなど、“壁打ち”にまつわる作法が満載!

壁打ちは単なるコミュニケーションではない。
頭の中のモヤモヤしたものを、次に進めるためのエンジン。
さぁ、あなたも一緒に壁打ちで思考の構造化を進めよう!!

『メタ思考』著者 澤円さん推薦!!
「シゴデキ人間目指すなら、壁打ちスキルは絶対条件!
壁打ちするのもされるのも、この一冊でOK!読んで実践!」

“ビリギャル”生みの親 坪田信貴さん推薦!!
「『モヤモヤを言葉に変えるだけで、人生は前に進む。』
ぼくはこれまで、数えきれないほどの『壁打ち』に救われてきました。この本には、その“言葉になる瞬間”の魔法が、丁寧に、熱く、優しく詰まっています。
迷いながらも前に進みたいすべての人へ。最高の伴走書、ここに誕生です。」

【目次】

第0章 仕事がデキる人は「思考」をしている
思考がぐちゃぐちゃな人はいつまで経っても動き出せない
あなたの中のモヤモヤは口に出すことで価値が生まれる
壁打ちですべてのモヤモヤが「構造化」していく
壁打ちは誰でもできる「思考のトレーニング」だ

第1章 すべての人が壁打ちをすべき7つの理由
会議と雑談と1on1のすべてを兼ね備えたコミュニケーション術
壁打ちは思考を広げる最強の手段
キーワードは「具体」と「抽象」 壁打ちはロジックを生む
壁打ちはされる側にとってもありがたいコミュニケーション
仕事の「疲れた」は、壁打ちで解消できる!
営業、キャリア相談、総務…壁打ちは「クリエイター以外」こそやるべき!
壁打ちの力を身につけた人は圧倒的に成長する

第2章 壁打ち実践編1 プロジェクトのはじまりに壁打ちする
壁打ちのタイミングその① プロジェクトが動き出すとき
「壁打ちしよう」が動き出しのフックになる
イシューだけは決めておくのが壁打ちの基本
ゼロ地点の壁打ち相手は「聞き上手」な人にお願いしよう
「ここについてはノーアイデア」でOK
余白が後から効いてくる

第3章 壁打ち実践編2 プロセスの途中で壁打ちする
壁打ちのタイミングその② 仕事が途中でつまずいたとき
道に迷い始めたら、「そもそも」をキーワードに
最適な踊り場の壁打ち相手は、ゴールを共にできる専門家
壁打ちを重ねた回数が成果に比例する
壁打ちで独りよがりな暴走を防ぐ

第4章 壁打ち実践編3 ふり返りながら壁打ちする
壁打ちのタイミングその③ プロジェクトを終えたとき
「つまり、どういうことだったんだ?」の確認をする
「ふり返りの壁打ち」が生むのはネクストアクション
壁打ち中に降りてくる「うおおおおおお」を逃さない
デカいプロジェクトを恐れない挑戦できる自分が育つ

第5章 壁打ちをアップグレードするテクニック10選
壁打ち相手の絶対条件は「心理的安全性」
“チルタイム”が最高の理由
オープンマインドな人を選ぶと、言葉がスイスイ出てくる
コーヒーを持って社内をうろついてみる
有識者との壁打ちでは、仮説を聞いてもらう
いいアイデアは、いつも空港で降りてくる
達人になれば「セルフ壁打ち」もできうる
「AI壁打ち」でハマりがちなワナに要注意
壁打ちを知らない相手と壁打ちをするための魔法の言葉
どうしても対面でできないとき、メールやチャットで何を話す?

第6章 いつかあなたに「壁打ちしたい」という人が現れる
まず、あなた自身が「オープンな人」であれ
相手の言葉を引き出していくのは「驚嘆」と「賛同」
壁打ちされても「分かんない」と答えるのが最強の理由
“オウム返し”はなぜすごいのか
動かない部下に壁打ちを仕掛ける
壁打ちを終わらせる合図

第7章 壁打ちと共に人生が豊かになった
壁打ちは「自分」と「相手」を行き来するライブ
「構造化」とは、要するに「わが事化」
壁打ちであなたが手に入れる7つの宝物
「ヒエラルキー」という日本社会のガンを吹き飛ばす

終章 僕たちは壁打ちしながら生きている

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

壁打ちをされるうえで必要な心理的安全性の雰囲気を与えるにはどうしたらいいかと悩んでいたタイミングだったので、壁打ちをするフランクさやオープンマインドであることを学べてよかった。

0
2025年11月20日

Posted by ブクログ

形式ばった会議や相談でなく、ここに書かれている壁打ちを実際に行ってみたい。頭の中のモヤモヤの整理につなげたい。
「歩く マジで人生が変わる習慣」に事例として書かれていたメタやグーグルのように、歩きながら壁打ちをやってみてもよさそう。
ピラミッド・ストラクチャー、壁打ちと1on1や雑談の違い、プロジェクトのはじまりの壁打ち・プレセスの途中の壁打ち・ふり返りの壁打ち、良い壁にいかになるか、といった内容が役に立った。

0
2025年09月04日

Posted by ブクログ

伊藤羊一さんの最新作は、ご自身の経験や学んだことに基づいて、「壁打ち」を誰でも・いつでも使える最強の思考整理ツールとして位置づけた一冊でした。
読み終えて特に心に残ったポイントは以下のとおりです。

1. 壁打ちを回す“3つの問い”
•Why?(なぜそう思う?)
•So what?(だから何?)
True?(本当に?)
この三段ロジックで自分の考えを突き詰めると、モヤモヤが一気に言語化されます。

2. 家入一真さんの「5ワードだけ」チャット術
「おおおお/やばい/すごい/いいね/やろう」
たったこれだけで相手のモチベーションを爆上げできる、という実例が面白い!
壁打ちの場を温める“合いの手”にも応用できそうです。

3. AI × 人 ハイブリッド壁打ちのすすめ
•AIで壁打ち → 人と壁打ち → AIで壁打ち
•人 → AI → 人 の順番
どちらも「AIだけでは平均的な答えになるので、人の視点を必ず挟むべし」という提案が実践的でした。

著者が掲げるのは「壁打ちの民主化」。
高価なコーチや長時間の会議がなくても、“いつでも・誰とでも・短時間で” 思考を深められる――そんな希望が詰まっています。

仕事で企画を練るとき、プライベートで悩みを整理したいとき、手元に置いておけば確実に役立つ一冊でした。
次は実際に、AI+同僚との“サンドイッチ壁打ち”を試してみようと思います!

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2025年08月02日

Posted by ブクログ

知らなかった知識が身についた
実践してみようと思った
その上で、自分に合っているか判断して
活かしていこうと思います

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2025年09月27日

Posted by ブクログ

仕事で壁打ちをすると効率的に精度高くまとまることをなんとなく感じていたことがお作法としてまとめられておりスッキリした。
未完成で粗々でも問いを受けながら潜在的な感覚を言語化していくと自分でも気付かなかった視点が表層化するので威力はすごい。
問いかけが一番重要な気がする。

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2025年09月14日

Posted by ブクログ

仕事を進めるうえで「壁打ち」がいかに有効であるか理解できた。
また、壁打ちのタイミングや生成AIと壁打ちする際のポイント等も説明されていて、壁打ちをこれから身につけたい人向けだと感じた。

頭の中のモヤモヤを解消できずに仕事が滞る…なんてことが多くあるので、これからはどんどん壁打ちをして論理的思考力を身につけたい。

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2025年08月19日

Posted by ブクログ

非常に軽い内容で、ネットの無料連載記事をまとめたかのような本。壁打ちによって、語彙力、論理的思考力などが向上すると思って手に取ったのが間違いだった。起業、企画などに関係する方々にとっては、実用的な本なのかもしれない。

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2025年08月18日

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