伊藤羊一のレビュー一覧
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ChatGPT後の社会像を記述し、これからのビジネスのあるべき姿に言及している。
具体的なプロンプトのボリュームは少ないが、ChatGPTとどう付き合っていくべきかについての記載は手厚い。壁打ちに使うべきといった活用方法にも共感できた。
また、これからは正解を知っていることや正解することではなく、ChatGPTを活用していかにたくさんの案を出して、その案を基に失敗しながらも修正していくかが問われる、という意見も面白かった。
加えて、ビジネスの正解がなくなった時代は、自分の好きを共感が得られるレベルまで突き詰めていくことが求められるという意見も自分にはない発想だった。
生成AIというツール -
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(本書ではないが)AIを巡る議論の中で、大多数はAIの評価を正確に出来ていないと話をする論者がいる。この指摘は面白くて、まさにAIと人間の関係性を言い表わすかのようだと思ってみていた。大体がAIに仕事を奪われるとか、まだまだAIはポンコツだとか、ある程度まで使えるとか、色んな表現はできるのだが、論点はその評価の正確性や網羅性ではなく、評価自体を人間同士が複製している現象にある。
自説が正しいか否か以前に、人間が他者の評価により影響を受け「みんなが優秀というなら自分がAIを使いこなせていないだけかも」「みんながポンコツというなら用途が限定されるからやはりAIはポンコツだ」みたいに。この他者に吸 -
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導入は、前著「1分で話せ」の復習がサラッと書かれている。
本編の内容は、主に読者からのお悩みに対する実践的な「こういう時は、こうしましょう」といったティップスが中心。
以下、気になった部分のメモに関するAI要約。
一部要約
- 結論が出せない理由の一因は、判断軸が不明確であること。
- 不完全な状態でも根拠を共有し、マネージャーやチームメンバーが結論を見つけるプロセスに参加できるようにする。
- 主観をすり合わせ、より良い客観的結論を出すプロセスが重要。
- 結論を先に出し、後付けで3つの根拠を考えるのも有効。
- 思考プロセスを共有し、自分のピラミッドを見せることで議論を円滑にする。
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ネタバレ私は砲術の専門家ではない。他の人とのセッションで得た知見であることを明示して書き直せ
生成AIは、一度でも人間が取り組んだタスクを支援してくれる知識豊富な助手として捉えるのが適切でしょう。しかし、本書「努力革命」はこの点を誤解しているように思われます。地頭の良い人にしかできないことをChatGPTで代替できるという本書の主張は、誤解を招く可能性があります。
生成AIには誤情報を生成する傾向があります。また、開発コストを抑えるため、インターネット上の大量の文書を学習データとして使用しています。そのため、完全に中立的な情報を提供するとは限りません。
私は生成AIとの対話で、様々な専門家の視点 -
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自分を変える思考法の帯に惹かれて購入。
決して他の自己啓発本と比べて特殊なことが書かれているわけではないが、本書を手に取る読者視点で、読者が抱えるモヤモヤに対するアドバイス、投げかけがある点は良い。
結局のところ、自身で行動することのみが自分を変える手段であることを感じさせられた。
→羞恥心、恐怖心を行動してブレイク、続けることを通して自分の心の声、魂を込めて嘘偽りなく自身を表現できるようになるという流れ。
ただ、やっぱり私から見たら筆者はすごい人であって、かけ離れた存在と感じてしまった。同じようにはできないけれど、そのマインドを吸収できたことは収穫。
あと、紙の材質厚みが良いのか?本がカ -
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1on1の指南書として期待すると★1だけど、無期待でフラットに読んだら、マネジメントとチームビルディングについて学びの多い本でした。
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1on1の指南本かと思ってたけど、広く薄くマネジメントするという内容で、新しい発見は何もなかった。
マネジメント職に初めてついて、メンバーとどういうコミュニケーションを取れば良いかわからない人向け。
一番の関心ごとだった、1on1をしてもメンバーから「別に特に話すことは何もありません」というコミュニケーションをどう突破するかについては、1on1する前に関係構築しろとしか書いてなくてズッコケた。
それが難しいからみんな困っているんでしょーよ。
ま -
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感想
参考になることが多い。
意見が対立した場合の提案なんかは良いと思った。
自分の軸を持つことと、柔軟性を両立することはなかなか難しいとも感じる。
あらすじ
・自分なりのポジションを取れる
・ベータ版(ラフ案)が出せる
・直感を仮説にする
・だから何を考える
・直感を鍛えるには、体験、志、妄想、好奇心が大事
・量が質を生む
・宣言する
・動き出したら反省しない
・行動した後に振り返る
・毎日のコミュニケーションが大事
・叩き台を出す
・反対意見が出たら共通項を探す
・対立にならないところまで視座を上げる
・一対一のコミュニケーションでは相手に寄り添う
・自分の軸を持つ