伊藤羊一のレビュー一覧
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「早く行きたいなら1人で行け、遠くに行きたいならみんなで行け」
というアフリカのことわざがある。
PJに取り組む際は、チームを作った方が効果的かつ効率的だ。頭では分かってはいるが…結局は自分でやった方が早いと思う状況もしばしば。
本書は小手先のテクニックではなく、リーダーが取るべきスタンスが中心に書かれている。
それは、「メンバーひとりひとりにフラットに向き合い寄り添う」というスタンスだ。
そのためにまずリーダーには【志】が不可欠。
→自分は何を成し遂げたいのか?
→今の会社や組織に何故自分は参加しているのか?
これらを言語化し情熱的に部下に伝える。
また、志を判断基準にする事で、意思決定にも悩まない。
そんな志を育むために効果的なのは「人生の振り返り」と「日々の活動の振り返り」。実行と振り返りのサイクルを回す。
※振り返りフロー
感想→学びや気付き→今後どうするか?
本書を読んで実行し始めたものが3つある。
1つ目は1on1だ。
Yahoo!の1on1の定義は「リーダーがメンバーのために定期的に時間を割き、メンバーの話に耳を傾ける事を通して、目標達成と成長を支援する場」
PJ毎のプレーヤーと定期MTG以外で毎週1on1を行い、対話の機会を増やしていく。
2つ目として、イシュー(解決すべき課題)を、事前に参加者に共有しておく事。
イシューは「何をテーマに議論するか?」では無く、「何を解決すべきか?」について疑問文の形にして参加者皆が同じ方向で検討できる"解像度が高い問い"。
検討するために必要な情報もなるべくMTG前にシェアしておき、提示されたイシューに対する結論→根拠(各結論に3つずつ)→事実(各根拠に2つずつ)というピラミッドストラクチャーの形で自分の意見を用意しておく。
仮に、MTGの中で議論が割れてしまった際は「これはどうすれば近寄れますか?」と問い、自分たちで考えてもらう。リーダーは常に自分なりの考え(仮説)を用意しておく。
3つ目はミッション・ビジョンの言語化だ。
ミッション:このチームは何のために存在するのか?
ビジョン:ミッションに基づき行動した結果、実現すべき未来の姿。
(今までは特に明確にする事なく何となくで進めていた)
その他、
チーム横断PJに取り組む際は
①目的を明確にする
②自組織のリーダーより仲良くなる
③自組織の利害を把握する
④メンバーとの定期的な1on1
⑤メンバーの所属組織のリーダーと交流
を大切にしていく。
自分以外の人間とPJを進める場合、2人でも20人でも"チーム"である事には変わりない。
早い段階で1on1を行い、メンバーの「強み」を見抜き、それを発揮できるタスクを任せ、主体性を高めて巻き込み、共通のゴール(目的)に向かってチームを導く。
それが私の理想とするリーダー像だ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ- 著者のキャリアはやらなければならないことを積み上げた結果、結果的に色々と形になってきている。元から大きな目標を掲げていたわけではない。Connecting the dotsに近い。まず仕事を120%やれば、後でできること同士がつながってくる。
- 考えて計画を立てて行動が伴わない人には良いメッセージ。まず目の前のことを目一杯やれということ。仕事に逃げるべき。
- 具体的にやるべきことはインプットとアウトプットを回していくこと。
- 人から応援される人になること
目の前のことをやるだけなら簡単だが、どうやら先々に役に立つような頑張りを意図的かそうでないかはさておき実施することがポイント。仕事の考え方の軸として持っておくべきこと。 -
購入済み
ピラミッドで考える
相手がいる事が大前提。
人と人とのコミュニケーションが基盤。
その上で相手に合わせ、どのように自分のもってきたい方向へ導くか。
ピラミッドの考え方は日常から取り入れていきたい。 -
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夢を語るだけでは叶わない。何かを変えようと思ったら、まずは行動していかなければ何も始まらない事は分かっていても、「行動する=動く」ということが難しい。行動しようと言うマインド、どのように行動し人を巻き込むかと言う道筋を作るスキル、そしてアクション(行動そのもの)の回し方を解説。
私の場合は、データや情報集めて答えを出そうとすることに力を尽くしてしまい、結局動けないことが多かった。
○ポジションをとって頭出しの結論を出す(1番に発言)
○ベータ版を出す
○ある程度調べたら動く。(どれだけ念入りに準備をしても、リスクをゼロにすることはできない。情報の集めすぎは、意思決定を鈍らせる)
○振り返りの時間を取る。 -
Posted by ブクログ
著者の伊藤羊一さんがどのような方か、気になって一冊読んでみた感じ。
やりたいことがなくてもいい。
この言葉に救われる人っていると思う。
何か夢がないと、いけないように思っていた。
でも、今やっていること、目の前の仕事に120%の力を注ぐことで、道は自然と拓ける。
……と言いつつ、その仕事の意味や価値を考えて、相手を満足させる所に届かなくてはならないのだから、簡単ではない。
弱みを曝け出しつつ、誠実に。
自分が手を差し伸べたい相手になればいい。
リーダーの在り方として「平時は「アフターユー」、あなたについていく。有事は「フォローミー」、自分についてこい」は、なるほどと思った。
合意形成と、答えのない問いに対する意思決定。
普段からずっと引っ張り続けるのでは、ないのだな。 -
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ちょっと仕事で必要になったので、
ヤフーアカデミアなどで有名な伊藤さんの本を読んでみました。
ベーシックなリーダーシップ本という印象で、
とても読みやすく分かりやすい本の構成になっています。
特に、
・Lead the self.
・Lead the people.
・Lead the society.
という生き方を伊藤さんご自身が体現されていて、
その具体例として読み進めるととても分かりやすいのではないかと思います。
もっと具体例がより具体的であれば、より共感が得られたのかもしれませんが、
その点は本という形をとっている以上、書けないこともあって、
仕方なかったのかもしれません。
友人にヤフーアカデミアに通っていた人がいるのですが、
まさに本で書いてあることを実践し、
「ヒトは変われるんだ」ということを本気で信じている方のようです。
そういう意味では、伊藤さんの生声を講演などで聞いた上で、
伊藤さんの本を読むとより臨場感をもって体感できるのかもしれません。 -
Posted by ブクログ
◆全体の印象
分かっているけど動けない人のために、
自分が行動して結果を出すまでの方法を具体的に教えてくれる本。
◆オススメする人
・なかなか行動に移すことが苦手な人
・動くまで悩みがちな人
・行動したい気持ちは他の人より多少はあると思っている人
◆読んだ目的
行動するまでの時間を短縮する方法は?
◆20字でまとめると?
自分なりに、直感で仮説を立てること。
◆理解を深める3つの疑問
①Why:なぜ学んだのか?
自分を思い通りに動かす力が欲しかったから
②What:何を学んだのか?
【1つの結論を出すために、複数の仮説を直感で立てる。】
どんなことをしたらその結果に繋がるのかを考える。
最終的な
【直感力は日々鍛えたられる】
普段の生活で直感力を鍛えるとしたら、日常で起きていることを「自分ならどうする?」と問いを投げかける。
こうして世の中の問題を自分ごととすることで、直感力が鍛えられ、より良い仮説が立てられるようになる。
③How:今後どのように行動する?
【ニュースの見方を変える】
直感力を日常で鍛えられるようにする。
今までは、ニュースをただの事象として捉えていた。
これからは、自分だったらどういう判断をするかを考えてみる。 -
Posted by ブクログ
「1分で話せ」などのベストセラーで知られ、ヤフーアカデミア学長である著者による自己啓発本。これまで、「1分で話せ」で語ったようなプレゼンの名手というイメージで、ノウハウ本を発表している印象でしたが、今回は、決して順調ではなかった過去の経験などを振り返りつつ、数多く出版されてきた自己啓発本を読んでも、すっきりしない思いをしてきた人に向けた本だと述べています。
著者が、プレゼンなどの講義の最後には「生き様を見せようぜ」と最後に言っている、ということがあとがきで書かれています。どのような仕事でも、生き様が大事、それを表現することが大事であり、それが上手くいくための秘訣なんだということです。様々なテクニックはその後についてくる、ということなんでしょう。その事がタイトルである「ブレイクセルフ」という造語につながっています。
これまでの自己啓発本でモヤモヤが残るかたには、「とにかくステージに立て」「とにかく自分を表現してみろ」という著者のストレートなメッセージが刺さると思います。
▼敬意と好意をギブする。
そして、劣等感を勇気に変える。
こうして、僕は人に話を聴けるようになったのだ。
▼そこで気づいた。自分の恐怖心や劣等感が、壁を破る力になったんだと。種をまくには、こうどうしなければいけない。でも、行動するのは怖い。僕の場合は、根っこにある別の恐怖ー「自分は社会になじめない」「仲間に入れてもらえないかも」という恐れが、壁を破るための後押しをしてくれた、ということだ。
▼自分の恐れを、言語化してみよう。それは、壁を破る力になるかもしれないから。
▼戦略的に動くのではなく、「なんとなく」「思いつきで」「やりたかったから」行動してしまったときのことを思い出そう。一見、無計画な行動の背景には、あなたのどんな想いが隠れていたのだろう?
▼あなたはこれまで、いろいろな選択をしてきたはずだ。自分の意志で選択をした、と言えるのは、どの選択だろう?よく考えてみてほしい。人から誘われたり、誰かの言うことに影響されただけ、のように見えて、実は最終的な決断には自分の意志がしっかりと働いていることもある。自分の頭で考えて決めたように見えて、実は世間の「正解」に合わせただけの例もあるだろう。そこは表面的な事実にとらわれず、自分の内面と対話してみよう。
▼僕のリーダーシップ開発の基本は、「Lead the Self」だ。リーダーシップの原点は他人をリードすることではない。自分をリードすることだ。それはようするに、自分の心の声に従えるようになれ、ということである。
▼仕事で起きることのすべては、自分の責任だと考えてみる
▼大事なことは、「自分のプレゼンを聞いて、相手が理解し、動いてもらえなかったら、それは自分の責任だ」ということだ。聞き手の理解力のせいにしてはいけない。
▼様々な形でやってくる「本番」のことを考えて、訓練をする。そこで学ぶことは多い。その訓練があるからこそ、不意に「その時」が訪れたときに踏み出せる可能性が高まる。そして、「その時」は誰にでも訪れるのだ。いつ訪れるのかは人それぞれだ。明日かもしれないし、10年後、20年後かもしれない。そこで踏み出せるかどうかは、自分次第だとしか言えない。
▼自分の言葉を受けて、賛成にせよ、反対にせよ、何かを返してくれる人がいる。自分が動くのを見て、動きはじめる人がいる。自分が投げた小石が波紋を起こし、やがて大きな波になる。チームが、会社が、社会が変わっていく。それが、仕事で自分を表現する喜びではないか。
▼オンリーワンであればナンバーワンでなくてもいい、というけれど、そうじゃない。オンリーワンであるということは、自動的にナンバーワンんでもある、ということだ。
<目次>
第1章 羞恥心をブレイクせよ
Give & Listen
人から学ぶしかない
自分と違うから価値がある
孫さんの学ぶ姿勢
自分なりにGIVEする
自分なりの「営業」をしてみる
「頼る」ことは相手への贈り物
相手が打ち返しやすいボール(仮説)を投げる
30対1で教えてもらう
敬意と好意。そして、劣等感
第2章 恐怖心をブレイクせよ
Seed & Water
とりあえず、人に喜んでもらおう
困っている人には傘を差し出そう
「何をしていいかわからない」からスタートする方法
頼られるというラッキー
「社会になじめない」という恐怖が動力になる
怖がりだから動けない、が基本
準備していけば、自意識と羞恥心を越えられる
自分を表現するか、引きこもるか
「世の中とうまくやれていない」人が、表現者になる
第3章 続けることでブレイクせよ
Connecting the Dots
「めちゃくちゃ」なキャリアがつながった瞬間
自分の意思で道を開くこと
「できない」から別の世界に行ける
続けることと積み重ねること
ただ続けるのではなく、自己解釈を積み重ねる
第4章 素直になることでブレイクせよ
Follow Your Heart
「自分の仕事」がわかったのは50歳を過ぎてから
「自分は世界を変えられる」という確信
「その時」は必ず来る
主体性のトレーニング
「自分が社長だったら」の本当の意味
動いてもらえないのは、自分の力不足
練習していると、主体性が降りてくる
「武道館」「東京ドーム」をイメージする
自分がナーバスになる仕事に注目する
自分なりの理想と使命感を持つ
第5章 自分をブレイクせよ
DIVE
信頼があるから、表現できる
思っている以上に、人は受け止めてくれる
みんなが好きなように生きられる世界
苦しんだ過程がメッセージになる
世界平和のために仕事をしている
それでも、モヤモヤが晴れないあなたに