おかざき真里のレビュー一覧
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ネタバレさすがのシロちゃんも気付く薫の気持ち。
ずっと薫に憧れていて、力になりたくて
その時に手の届く距離にいることが嬉しくて。
シロちゃん、とても純愛で切ない。
バイクのタンデムシーンでヘルメットがごんってなるのは
リアルにやめてほしい。苦笑
体重預けられると運転しづらいし、グローブはして欲しい。
動かなかった理由はガス欠じゃなかったらしいが、なんなんだ。
突然止まり突然動くのはバイクあるあるみたいに言われても
そんな危険な機械、とても乗っていられなくない?
整備不良では。
サイズの描き方も滅茶苦茶で違和感がある。
非常に大きいSR400みたな見た目だが。
景色が綺麗だと思った時、無言で指を差す -
Posted by ブクログ
ネタバレ15年くらいも前の作品やから仕方ないと思うけど、なんか、恋愛しとかなきゃいけない結婚しなきゃいけない、女はこうじゃなければいけないみたいなのが多くて… 最初はちょっとそういう説教臭くて、そっちに持っていかれて集中できなかったんだけど、
最後はちゃんと恋愛漫画っぽくなっててよかった。急に終わった感じはあったけど。
内容の面白さでいうとこの点数やけど、それよりなにより絵が綺麗。丁寧な線で、1頁1頁が作品みたいに綺麗。目の描き方が好き。
前の感想で「名言が多い…」とか私書いてたけど、何でそう思ったんや?笑 葬式は生きてる人のためにしたらいいねん〜みたいなセリフは良かった。 -
購入済み
作者なのか編集者なのか
敢えてなのかはわからないが、所々漢字の振り仮名の間違いが見られることが気になる。
でも、普通そんなことがあるとは思えないのだけれども…
話自体は面白いのだけれども、それを打ち消すような部分が各巻に何カ所も見られて少し残念。 -
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本巻は「薬子の変」。面白かったけど、短かったなー。もうちょい読みたかった。
空海の絵が「下手くそ」であるというのは面白かった。空海が対象をどのように認識しているのか、という問題は、「阿吽」という漫画全体にも通じると思われる。
文字が浮かび上がり、生物が躍動し、光と闇が入り乱れる作画は、読者である我々に「体験」として受容される。
ぼくたちにとって、最澄と空海の人生は「阿吽」の華やかな描写によって認識されるのだ。
そして、空海にとって、ほとんどすべてのものはシンプルに認識される。だが、ある特別なものにだけ、彼の認識の解像度は飛躍的に向上する。
まさに、ぼくたちは空海(や最澄)の認識を(追)体験して -
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帯『死なないためにごはんを食べて、死んでもいいような恋がしたい。』
相変わらず文章が強いぃぃ。
毎回台詞にガツンと殴られるマンガの一つがこのかしましめし。
響きつつ殴られた台詞
⚫︎『ごはんを一緒に食べたいと思ったらそれはもう友情』
⚫︎『(ナカムラ彼氏おるやん、からの)今はね、でも明日はどうなってるかわからないじゃない。』
⚫︎『生き延びるために笑ってきたけれど、でもそれはゆっくりとした自殺に近いものだった』
明るい雰囲気の中にある不穏さがリアルなんよなあ
いつも不穏さが表裏一体というか紙一重というか。
あと、おかざきさんが描く大きい男の人は毎回イケてる。瀬川くんかんわいいい。。エイジが -
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おかざきさんの漫画にハマっていた時期に購入したと思われる作品。
全部で4作品、1冊完結。
"かわいそう"って、結局、他人から見たその人、であって、その人の本質を見ているわけじゃないよね。
勿論中にはそれその通り、"かわいそう"である人もいるかもしれないけれど、他人から見た自分も、自分から見た他人も、結局、本人じゃないのだからわからないのであって。
家族であっても味方ではないときもある。
毒親と呼ばれる存在であったり、自分の価値観を押し付けてきたり、それはもう、いろいろ。
普通ってなんだろう、って考えたりする。親や、友達や、親戚や、他人が言 -
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ネタバレ最終巻。うーーーん。仕方ない終わり方だとは思う。けれども、ハッピーエンドを望む私としては悔しい終わり方。別れても仕方ないけど、数年経ってまたお互い向かい合うとかが良かったせめて。私は薫の言う、矢飼先生がついてた嘘ってのがよくわからなくて。元カノの妹と男女の関係があったのに、ただの患者だと言っていた事?もう矢飼先生の背負うものが多すぎて嘘というより、ただ重すぎて言えなかったってことにしてあげられないのかなって切に思った。そうしてあげられないのが純粋で真っ直ぐな薫らしさだと言われたらそれまでだけど。元カノ亡くなったなら一区切りつけて迎えに行けばいいのにと思ってしまうのは薄情なんでしょうか。矢飼先生
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