あらすじ
「荻原はまだあげないわよ」ライバルのキツい先制攻撃! 相手は、料理・ファッション・仕事…どれも完璧な人妻、田中ミズホ。社内恋愛バトル勃発のさなか、ミナミは田中とチームを組んで仕事をすることになって…!?
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「仕事は女を救わない」
オンナにとって仕事とは何だろうか。いつかは自分の家庭をもって子供を育てることがオンナの幸せだとするならば、生活に仕事が入り込んだオンナは不幸なのだろうか。
広告代理店で働く藤井ミナミは、27歳にして7年間つき合っていた彼氏に振られる。惰性で付き合っていたとしても、悲しいものは悲しい。傷ついた彼女に残されたものは、憧れを抱いて入社した会社での激務と新しい恋への可能性! 限られた人生で、彼女は一体何を選び、何を捨てるのだろうか。
仕事をどれだけ頑張っても男性にはなれず、仕事に入れ込めば入れ込むほどその溝は深まる。女性として扱ってくる社会と自分自身に刷り込まれた女性としての幸せへの希求は止まらない。何も間違っていないのに何も正しくもない。そんな気持ちを抱えながらもがく主人公に共感し、勇気をもらい、明日も頑張ろうと思える作品だ。
感情タグBEST3
秀作
漫画を読み始めたのがここ2年なのでこんな秀作があったことなんて知らなかった。電子書籍になったから読めたのだけど、これは紙で欲しかったなぁ。作画がすてきです。一巻あたりは仕事の大変さに読んでいてもヒリヒリしていたんだけど、やはり荻原が出てきたあたりから俄然ヒロインの藤原が女らしくなってきた。やはり仕事できても男というか、恋心がなければ女はダメだ、と思ってしまいました。それにしても女同士の会話の凄まじいこと、リアルです。
Posted by ブクログ
何故か荻様の元カノの田中とタッグを組むことになるこの巻。女同士の絡みが多いのもこの漫画の面白いところ。田中、かっこいいなぁ。そしてミナミも強くて可愛い。
どっちも大好き。2人で朝帰り(仕事で)してタクシーに乗り込むシーンがいい。
Posted by ブクログ
ゴング鳴りました。働く女の戦いはこんなに怖いもんなんです。
女人生を生きていると、男なんかより女の方がずーっとドロドロ汚いと思う今日この頃。
コーエツさん、一瞬クマの取れたL(by Death Note)かと思っちゃいました。
ちなみに好みのタイプでもあります。
Posted by ブクログ
悪役にやるかと思いきや、田中さんが意外にも憎めないし、
藤井ちゃんもそう思っているところが面白い。
「こういうときこそ仕事でしょう!もーなんでもいいからありがとう仕事って感じで!」
と仕事に逃げるところがリアルだ。
「ちんたら歩いてたら年とりそう」とタクシー拾う田中さんがかっこいい。
ふたりとも全く違う性格なのに、仕事上は割とうまく噛み合っているし
どっちもそれぞれ恰好良いと思う。
Posted by ブクログ
無理はしつつも落ち込みつつも、一所懸命にがんばる毎日。人間関係も仕事も、少しずつよくなってきたかも? でも結局は人の集まり。誰にもそんな想いはあって、そう素直にはいかなさそうな雰囲気…まあまだ3巻だもんね
Posted by ブクログ
こういう漫画読むのは、全然好き。楽しい。
ただ、中途半端に「リアル」だから。
働く女の恋愛事情、みたいな。
楽しいけど、どうしたってこういうの読むと、自分の「参考」にしようとしてしまう。
なんか・・・
「少女マンガは人生のバイブル」byイエスタデイを歌って
を名言と思う私ではあるのですが、
どうも、こういうタイプは苦手だ。。