おかざき真里のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレネイルとの掛け持ちで薫が体を壊すのを心配してくれるのは良いが
客が来ない日もあるんだろうから休めばいい、はとても駄目な言葉。
ただ、すぐに違うなと気づいて美味しいものを食べに行こうと
言ってくれるのは嬉しい。
連れて行ってくれたお店が、並ぶ時間のない人ほどちゃんと食べなきゃいけないと
混んでいても隅の席を開けているというエピソードが素敵だ。
そこに思い至るまでの辛かった気持ちなども想像してしまう。
薫が職業に格差はある、と考えてしまう気持ちはわかるが
薫にしてもらったネイルを見て「今日も頑張ろう」って思う人だって絶対いるのだから
そんな風に思わないで欲しい。
本当に、正しさはひとつじゃない。
バーベキューに来て、彼が他の女ばかりかまっていたはそれは頭にくるから
流石に育が可哀想。
女同士の空中戦で男子が被弾という表現は面白いが、薫は戦っているつもりなど全くない。
それも育にとっては悔しいところではあるのだろうが
そこで働いている訳でもないのに彼氏の職場に入り浸っている育が自分はどうしても好きになれない。
この前は階段から落ちて今日はこの騒ぎ。
職場の人にも状況がばればれで恥ずかしい。
同情できる点は無くもないが、はなからシロが薫の事を好きなのは分かっていて
そこに漬け込んで振り向かせようとして、それがうまくいかなくなったのを全面的にシロを悪者にするのはなんだか違う気がする。
シロが、ずっと持っていたものなので今更変化は期待しないと言うのはちょっと良い。
先生も、「俺の方がどれだけ」と思ってくれているなら
言葉にして言って欲しい。
紺野さんは、緋川先生が酷い男で、それなのに
本命になりたかった自分に気がついて
落ち込むのではなくてふっきれたのがとても良かった。
役職手当が500円しかつかないのも酷い話だけれど
「まー500円分いい仕事するよ」が恰好良い。
早朝や昼休みにさっとネイルをやってくれるのは
忙しいけどネイルして気分をあげたい人には
とても有り難いサービスだと思う。
個人でやっているからこそできるきめ細かい施術。
ひとつ取材が入ると続けて取り上げられて
お客さんが増える訳ではなくてもやっぱり嬉しいし
アピールポイントにもなるし、自分の自信にもなるの
すごくよくわかる。
折角軌道に乗ってきた感じなのに、誰も薫の生き方に
水を差さないで欲しい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ酔っ払って薫が覚えてないだろうことを期待して言う
「愛してる」の言葉。
もし薫が覚えていたら、なにか変わったのだろうか。
矢飼先生が傍から気味悪がられるほど機嫌が良くて
それは良い変化なはずなのにどうしてそのままでいられないのか。
赤坂先生の言うとおり、関係ないし先生がどうしたいかを優先して欲しい。
紺野さんに急に
「自分を全否定しうる存在から肯定してもらえるって快感ですよね」
「承認コンプレックス」
「できることよりやりたいことを大事だと思っている割にいつもやりたいことの途中」
と言われて、戸惑ったり怒ったりではなくて
すごくわかる、とくっついてしまうところが
如何にも薫だなと思う。
ネイルという人の手を触る仕事で、
悪意を持った客に施術するのはしんどそうだ。
ざらりとした心地悪さ。呪いをかけてくるかのような
孤独でうまくいかないのではと思わせるような
巧妙な言葉たち。
ただの世間話だから傷つくことはないと見せかけて
踏み込まれる。
なにかをしないことに理由が要って
始めたことにネガティブな同情がくる、
というのがしんどい。
辛く感じたのは思い込み、は兎も角として
自分が悪かった、自分のせい、と言い聞かせるのは
辛くなるばかりではないだろうか。
薫はシロちゃんになんとも思っていないのに
後輩ちゃんは階段から上を縄張りだと勝手に思っている分には良いが
「何で階段昇ってるんですか」と悲鳴をあげるのは
流石に気持ちが悪い。
自分で空回りしていることは分かっているようだが
そもそもがズルいやり方で手に入れたから
不安になるのではないだろうか。
シロはそれを分かって気持ち半分に付き合っているのか。
分かってもいないでただ流されているようにも見える。
売上のような踏み込んだことを訊いてくる客は
邪険にあしらえとは言わないが答えなくて良いのでは。
シロちゃんが副業をあえて赤字にしておくと
税金対策上は良いというアドバイスをするのは新鮮。
黒字にしなきゃ、と焦るばかりより見方も広がって良い。
「正しさはひとつじゃない」という言葉も良かった。
そして今度は、体を重ねることで答えを誤魔化す先生の方が
薫を追い詰めていく。
紺野さんが言う
「私に一番やさしいのは羽毛布団だけ」
「この歳になると面白くしないとかわいそうになっちゃう」
もとても苦しい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ好きな人に影響を及ぼしたい。
シミをつけたい、傷つけることで印象づけたい。
そういう感情が起こることもある。
でもそれをぶつけられる薫が気の毒になってしまう。
先生がオペで新人をリードする理由が、
でしゃばるのではなくて、オペは毎回違うのだから
まず萎縮しないように成功体験を積ませようとしている
というのがなるほどと思った。
確かにできるリズムと達成感が無いまま年月だけ経つと
方向性を見失いがちだと思う。
教えてもらえる立場の内に良い指導者に会うというのは
運要素も強いと思うし、会えると会えないでは
雲泥の差が出てしまう。本人の努力だけではどうにもできない。
仕事のステップアップでもあり、先生を助けることもでき、
目標を持ったことでネイルの方も気持ち的に張りが出たのに
先生が喜んでくれていないように見えるのは傷つく。
シロちゃんもぷいっとするだけではただただ感じが悪く思えるだけだ。
”涙をためたまま走ると苦しい”と思っている薫が切なかった。
頑張っているのに空回りして、何もかもが間違っていたように考えてしまいそうだ。
”ひとりでやっていくために ひとりを辛いと思ったらだめだ”
まだ何もしていないから、と言い聞かせているが
相当頑張っている方だと思うのに。
先生が『来ちゃった』をしてくれるところが
ちょっと救われる。
忙しいと思って遠慮していると「連絡してこい」と言われた覚え、自分にもあるので苦笑いしてしまった。
キスが栞みたい、気持ちに印をつけて小さな達成感のようなもの、
小さな死のようなという表現が
”私の不安はいつも自分の将来が見えないことで
先生の辛さは終わりの景色が見えていることだったのだ”
というモノローグと合わせて不穏だ。
後輩はすべてを利用してシロちゃんを手に入れようとしていて、強いけれど怖い。
シロちゃんは学生の頃のことが辛い記憶として残っているけれど
もしあの時薫が退学する前に間に合っていても
彼女はお金を受け取らなかっただろうと思う。
悪い人ではないのだけれど、あまりに不器用で見ていて辛い恋の仕方だ。
シロは単なる家主で、賃貸料はきっちり払っているのに
店の運営方法にまで口を出せないはずで。
それでも知り合いだから、薫は誠実に、引き続き貸して欲しいとお願いをする。
矢飼先生の過去の話がまだ完全には見えてこない。
今のところ、何故先生が諦めてしまって
すべて背負っているのかがよくわからない。
先生が一番の被害者に見えるのだが。
破綻は前向きにあと少しと諦めずに追い込んだ結果
というのは一理あるし、自分の体験のことを言っているのかもしれないが
折角頑張っている時にこれを言われるのは辛い。
温泉旅行中の電車内で、乗務員の人が
「病気のことはわかりませんが電車のことならわかります」
と答えているのがさらっと恰好良かった。プロだ。
しかし協力して無償でドクターコールに答えて
帰りは自分で面倒を見なければいけないのは
仕方のないことかもしれないが気の毒すぎる。
先日の諦める才能の話の後で、「あなたはよくやっているよ」を言ってもらえるのは泣ける。
宮下先生が矢飼先生に会わずに辞めようとしていて、
会ったら「これは君のせいではないですよ」と
言わなくちゃいけなくなるからと言うのが本当に辛い。
何も知らない薫が言う「先生を不自由にしているのは先生」という言葉、
他ならぬ薫が言うからこそ先生にとっては救いになるのではないだろうか。
過去を変えることはできないと一般には言うが、
未来が過去を変える時というのはこんな時だ。
手探りで頑張っているネイルで、サービスで塗ったネイルが良くて
ここでやろうと思った、と言われたときの
間違っていなかった、肯定されたみたいな気持ちになって救われる。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ失敗でも最低でも、間違いだったと思いたくない
という感覚、とてもよく分かる。
相手のことが嫌いな訳でもないのに、わざと相手を傷つけるような物言い。
いいよね、人生のレールある人はという嫌味。
そのレールがあることで苦しんでいることを知っているのに言ってしまう。
それだけ、病んでいるとも言える。八つ当たりですっきりできるタイプでもなく、
自己嫌悪で余計落ち込むのだろう。
自分の年齢と比べるタイプ? という問いは、正直自分の中に
比べない人がいるという発想がなかったので驚いた。
よく比ては、自分は駄目だなぁと思うので。
それが不安だから比べるかと言ったら、そうではないのだが。
美由紀は社会の仕組みに対して鋭いから弱い、薫は鈍感だから強い
というコメントを見かけて、大きくうなずいた。
女は結婚だ出産だととかく年齢を気にせざるを得ず、
肉体年齢だけを考えているとまともに仕事もできないし
収入も増えないしというのは、本当にきついと思う。
美由紀が薫のことをなんの取り柄もないと言うのはちょっと酷いが
本当に薫のことを心配して先生にぶつかって、
意外と先生がちゃんと本気であることが分かったから引き下がったのだと思う。
シロちゃんから見たら薫は甘いかもしれないし
辛い片思いで八つ当たりみたいなことを
いいたくなってしまう気持ちもわからなくはない。
だが、それで「貸さない」と言い出すのはパワハラだと思う。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ英治が昔先輩に言われたと言う、
カミングアウトする時は特に親に「楽しい人生」を演じ続ける覚悟がないとダメ
生き方違う人が他の価値観を受け入れる術は幸せそうに楽しそうにしているか、それが”オリジナルな生き方”を通す方法
というのが、なるほどなと思う。
でもそれに縛られて、辛いと言えないのもきつい。
時間は包んで熟成する。良い方にも悪い方にも。
3人が同居することになる。
大人だって甘えたい時はあるし
それは別に子供のように抱きついてべたべたしたりしたいのではなくて
誰かがいる気配を感じながらそれぞれ自分のことをするので
十分だったりする。
仮初めの生活でも、何か3人が前に進める種になると良いなと思う。
ナカムラの元カレはかなり最悪だけれど
だからこそ吹っ切れて引っ越し後の荷解きもサクサク済ませて
変な時間にご飯を食べてお酒を飲んで楽しければいい、
と笑い合えるのが良い。
”昔話よりこれからの話を”が良い。
卓上フライヤーでみんなで揚げ物をするのも楽しそう。
毎週末こんな楽しみがあるの、幸せそうだ。
キクヨさんのエピソードがちょっとリアル。
同級生で同じ道を歩いていると思っていたのに
彼女はアメリカでアーティストとして成功していて
自分には何かが足りなかったのか、頑張った
努力したつもりだったのに道の途中で他地区している自分。
でもキクヨの方は、自分が入れなかった会社に入って
自分に挫折を味わわせた人間として千春を認識している。
キクヨは別にゴールして千春たちを置いていったわけでもなくて変わらなくて。
人生って結構こんな感じだったりするものだ。
キクヨとナカムラの会話で、会社じゃなくて個人に振り回されるというのは本当にそうだ。
会社じゃなく営業担当個人がクズなばかりに
うまく仕事が回らないということは割とある。
それで失敗されてツケを回されるのはフリーの人間。
『「俺」のやり方に巻き込まないでほしい』。
「俺」を持ち出すくせに都合が悪くなると会社のせい。
「いつか私に仕事をちょうだい」
「おうよ!偉くなって予算たんまりつけるわ!」
が勢いの良いやり取りで好き。
去り際も慌ただしくて、でもじゃあねまた今度、ごちそうさま、美味しかったとブンブン手を振っているキクヨが可愛らしい。
お花見に行った時のナカムラの
みんなが幸せそうでなにか泣きそう、というのに共感。
”清水へ祇園をよぎる桜月夜こよひ逢ふ人みなうつくしき”。
与謝野晶子の歌の引用も綺麗だ。
帰宅した時2人が料理を作っているのを見て
お皿やビールを用意している英治が良い。
謝罪する時に昼休みにやってきて待ち伏せるのが成功率が高いとも、
相手の印象が良いとも思えないし、あざと過ぎてバレバレな気がするが
謝罪はすり減るから徹底的に謝って駄目だったらすぐ退け、というのは
とても良くわかる。
「方言喋ってよ」というのは、地方出身者だと分かると
大体の人が受けている洗礼だと思う。
相手には大抵の場合悪気が無いのだが、こっちはオウムじゃないんだよ、
という気持ちになる。
怒りそびれ、辞め時を逃し、取り返しがつかなくなる時まで笑いながら
過ごすのだろうか、という不安もとても共感する。
悩みや相談ではなく、ただ話を聞いて欲しいという時はある。
良いことがあったり、寂しい時だったり。
ラストの「いつでもご飯を食べに来て」のモノローグが染みる。 -
ネタバレ 無料版購入済み
辛い描写も丁寧に描かれている
昼は医療事務、夜はネイルサロンをやってる女の子の話です。病院にいる偏屈めなおじ医者に恋をするのですが、なかなか難しい。おじ医者の過去と抱えるものが辛すぎて胸にズシンときます。
-
無料版購入済み
切ない
登場人物の三人が三者三様でうまくいかないことがあってしんどくなってるけど、三人でご飯を食べてるときは暖かく幸せな気持ちになる、といぅたお話。おかざき先生はしんどい描写が本当に上手で、読んでると感情移入しちゃって胸がきゅーと切なく苦しくなる。その感覚がくせになって読んじゃう。
-
購入済み
実際の史実はどうか分からないですが、この本を読んでいると最澄は本当に運がないんだなあと思ってしまう。もっと唐にいられて、思うがまま空海と一緒に密教を学んでいたらどうなっていたのかなあと思います。
逆に空海はのびのびと楽しそう。勢いを感じますね。
次巻が楽しみです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレいきなり自転車でどついてくる先生、現実では中々に最低だけれど、そんなところまで不思議にぶっきらぼうな魅力に感じてしまうのは、主人公の恋フィルターを通して見ているからだろうか。
本当にきっちり「オヤジ」な言葉ばかり発してくる。意地悪最低と思っていても何一つ伝えれないまま通る、
街灯の灯る夜道の描写がとても美しい。
大人になって初めて自転車の2人乗りをするのが可愛いし、『だって恋愛だと思ってた』とはしゃぐ気持ちもよくわかる。
一線を引くように、自分に言い聞かせるように、投げやりな言葉を言うときの先生の敬語はちょっと好きだ。
泣いてしまって、嫌な言葉も向けられて、無遠慮に顔を掴まれて、ひっぱたいて引っかかった服を破いて立ち去るシーンが切なかった。
背中を見て、肩甲骨がキレイだなぁと思ってしまう
恋をしている表現が綺麗だ。
ダブルワークだから、一方が定時で上がれなければもう一方に影響が出る。
雇主がいないから臨機応変に出来るけれど、つまりネイルの方ばかり割を食うことになる。
折角チラシを配ったのに、気分も落ちそう。
シロちゃんがチラシを拾ってあげていたことを思い出して、俺は拾わないと言う先生、
困った人だけれど傍から見ている分には可愛い嫉妬だ。
厳しいけど、ダブルワークなのに派遣より不安定な仕事を増やすのは確かにうまくはない。
やめませんと言い返せて偉かった。
それに対して羨ましくもある、頑張れば?と返ってきてほっとした。
いくとこまでいかないと経験値にならない、
失敗してもやり直せる、時間は資本。
なんだかんだで、一緒に帰りたくて時計を遅らせていたのが、やっぱり困った人だけれど可愛い。
ブラとパンツが気になったり、寝ちゃうと胸無くなると思ったりするのが可愛いし、リアル。
薫に会えて嬉しいシロちゃんがちょっと大型犬みたいだ。
1日の終わりに先のことを想像できて良かった、という言葉が印象に残った。
派遣のゴールイメージは辞めるしかなくて
10年後のロールモデルがいない。
やめるも続けるも復職も自由だけど期待されてない。
時給が大幅アップすることはないし、いつ切られても文句は言えない。
自由を不安に感じることもどうしたってある。
仕事を増やした薫に偶然出会って、飯でも食いに行くか
と声をかける矢飼先生は、なんだかんだで
やっぱり薫を気に入っていて、構いたいというのがよくわかる。
薫にしてみたら「先生は私をどうしたいんですか」だし
先生も自分でどうしたら良いかわからないのだろう。
薫が竹を切っているのを見て、手伝いたいシロちゃんが不器用だ。
全く薫に好意が伝わっていないのに、薫以外にはダダ漏れな感じが気の毒。
女性が一生1人で生きていくのは、
今の世の中とても厳しい。
今のままじゃ無理だからもがいてるだけで、
夢に向かってきらきらしている訳じゃない。
”昔読んだ物語はどれも「めでたし」か「残念」で終わっていて誰も「その後」の話をしてくれなかった
でも人生って「その後」だけでできている”
その後を、自分の力で生きていかなければいけないのが
自由すぎて楽しくもあるが、辛くなる時も多いなと思う。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ矢飼先生は、派遣を「使い捨て」と言うなど
態度は悪いのだがどうも憎めない。
よく言えばやんちゃに見える。
テレビで取り上げられる病院は医師、看護師、患者まで。
今でこそもう少し幅広くドラマなどにはなっているが
昔は医者ばかりだったと思う。
男と番いになる方が大事。
でもはじめるなら今しかないと思った。
手に職があってダブルワークをしようと思うだけで
とても偉いと思う。
自分も人に触られるのは嫌だが、
仕事で自分から触る分には触れるから分かる気がする。
顔見知りを呼んでテストで施術して
何が足りないのか考える。
割引くならまだしも金を取らないのは甘いと思うが
日中は別の仕事をしているのだから
開店準備に時間がかかるのは当たり前。
家主のシロなら兎も角、何故茶沢にしかも口汚くうるさく言われなければいけないのか。
矢飼先生がいつも左手をポケットに入れている理由。
患者にしてみたら人生に一度あるかないかの悲劇でも
医者にとっては数ある案件の一つ。
それを表に出して欲しくは無いが、仕方ない事でもある。
のしかかる終わりの見えない負担に思い余る気持ちは分かるが、だからといって病院に忍び込んで
先生を刺すという発想が。
ゆっくり絶望していく という言葉は重いし
それほど追い詰められていたとは言え
助けてくれた人を恨むようになるものなのだろうか。
恋人と出掛けに些細な事で喧嘩をして
事故に遭って自分の病院に担ぎ込まれ
あまりの重篤さに助からない方がいいかもしれない
と思ってしまう。
しかも男と車に乗っていたという。
あまりにも報われず、切り捨てることも出来ない。
仕事に集中することでイライラが治まって
少し元気ができる、というのは素敵だ。
手を動かす、創り出す作業なことも良いのだと思う。
完成が目に見えるのが良い。
共感した。