おかざき真里のレビュー一覧

  • サプリ 10巻

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    完結。すべてを失って、一度失ったすべてを守り通したミナミ。ぐらぐらになりながらも立ち続けた彼女の表情には、確実にひとつ上のステージにのぼった「女性」を感じさせられた。こういう作品に触れるといつも思うことだけど、「ああ、女性にはかなわないなぁ」と今回も思った(笑)。ミナミと、女性たちの結束がこれからも優しく力強いものでありますように。

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    2021年05月21日
  • サプリ 4巻

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    キャラクターの出入りや配置転換があって、ちょっと雰囲気が変わってきた感じ。でもまだまだ続く「社内恋愛」「同業恋愛」のイバラの道。クリエイターさんって自分をしっかり持ってる(持ちたい)という気持ちが大きい人が多いから、認めるにしてもぶつかるにしてもエネルギーいりそう。荻原に代わってメイン進出のサハラ…こいつもヤバそうだ

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    2021年05月19日
  • サプリ 2巻

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    田中、渡辺、荻原、イシダ…役者が揃いはじめ、それぞれの想いや背景が描かれ、ミナミの想いも右往左往し…物語が着々とめんどくささを増してまいりました(笑)。めんどくさくはあるのだけれど、その中でじたばたする真面目で不器用なミナミが何だかかわいくて仕方がありません…というのはオッサンの感慨なのか

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    2021年05月18日
  • &(アンド) (8)

    aa

    ネタバレ 購入済み

    切なすぎる

    先生の背負うものが大きすぎて受け止めきれなかったんだな、でもお互い想ってるならどうして…と考えずにはいられません。幸せになってほしいです。切ない…

    #切ない

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    2021年05月17日
  • かしましめし(2)【電子限定特典付】

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    ネタバレ

    英治が昔先輩に言われたと言う、
    カミングアウトする時は特に親に「楽しい人生」を演じ続ける覚悟がないとダメ
    生き方違う人が他の価値観を受け入れる術は幸せそうに楽しそうにしているか、それが”オリジナルな生き方”を通す方法
    というのが、なるほどなと思う。
    でもそれに縛られて、辛いと言えないのもきつい。

    時間は包んで熟成する。良い方にも悪い方にも。

    3人が同居することになる。
    大人だって甘えたい時はあるし
    それは別に子供のように抱きついてべたべたしたりしたいのではなくて
    誰かがいる気配を感じながらそれぞれ自分のことをするので
    十分だったりする。

    仮初めの生活でも、何か3人が前に進める種になると良

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    2021年05月10日
  • &(アンド) (1)

    ネタバレ 無料版購入済み

    辛い描写も丁寧に描かれている

    昼は医療事務、夜はネイルサロンをやってる女の子の話です。病院にいる偏屈めなおじ医者に恋をするのですが、なかなか難しい。おじ医者の過去と抱えるものが辛すぎて胸にズシンときます。

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    2021年05月07日
  • かしましめし(1)

    無料版購入済み

    切ない

    登場人物の三人が三者三様でうまくいかないことがあってしんどくなってるけど、三人でご飯を食べてるときは暖かく幸せな気持ちになる、といぅたお話。おかざき先生はしんどい描写が本当に上手で、読んでると感情移入しちゃって胸がきゅーと切なく苦しくなる。その感覚がくせになって読んじゃう。

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    2021年05月07日
  • ひねもす暦 ひまわり編

    無料版購入済み

    エッセイマンガとはいえ普段の作風とあまりにもかけ離れすぎていて、これ本当におかざき真里さんの作品なのかと表紙を何度か確認したほど絵柄が違っていて驚くものの、基本1ページ完結のマンガを読み進めると愛らしい家族にほっこりし、おかざきさんの優しくておおらかな母親目線に好感度が上がり、子供たちよのびのびと育っておくれと思わずにはいられない、素敵なエッセイマンガでした。

    #胸キュン

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    2022年09月30日
  • 阿・吽 8

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    ネタバレ

    桓武天皇が崩御して安殿親王が即位したけれど、不穏でしかない。即位式、、藤原薬子は禍々しいし。伊予親王が亡くなったの悲しいです。最澄は本当に運が無いなぁ、坂上田村麻呂には気に入られてるみたいだけれど。空海も、翳りゆく唐から帰国したけれと大宰府に留め置かれて不遇。でも大宰府の開山式凄かったですしきっとこれから。

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    2021年05月05日
  • 阿・吽 9

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    ネタバレ

    坂上田村麻呂…平城天皇を受け止めたところ大きかったなぁ。最澄と空海会わせたい、って言ってたけど退場寂しい。空海が最澄に宛てた手紙「風信帖」、あまりに真っ直ぐで切なくなってしまいました。最澄は耳も目も病んでて応えられなかったのも悲しい。でもきっとこれから。。それにしても空海はほんとに絵が下手だったのかな…?

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    2021年05月05日
  • セックスのあと男の子の汗はハチミツのにおいがする

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    『かしましめし』からの流れで手に取った、おかざき真里さんの短編集。自分と他人の、こころとからだ。女性と男性の、こころとからだ。安穏と不快感。こころが変容していく時期の不安定さ…。さまざまなことに揺れる若い心の、瑞々しさやピュアな危うさに巻き込まれ、一緒に揺さぶられます。まっすぐで容赦なくて、苦手な人は苦手そうな作品群。自分にも、こんな時期があったのだろうなあ…男性だけど。

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    2021年05月02日
  • かしましめし(4)

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    簡単料理のマンガかと思いきや。
    でした。
    この作者さんの描く絵はとても綺麗。
    ストーリーもけっこう心に来るものが多いです。
    まだ続きがあります。楽しみです。

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    2021年05月02日
  • かしましめし(4)

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    恋に躓いた。過去を振りほどけない。新しい環境に馴染めない。自分に自信を持てない。どうしたらどうなるのかわからない。どれもがスッキリ解決することなんて、きっとない。でも、それを「そう」と受け止められる、受け止めてもらえることが救いになる。また前を向こうと思える。誰かと一緒にごはんを食べて笑い合えること、そんな相手や時間のあることの、何と温かく幸せなことよ。大事にしなくてはと、改めて感じます。

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    2021年04月29日
  • 阿・吽 7

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    実際の史実はどうか分からないですが、この本を読んでいると最澄は本当に運がないんだなあと思ってしまう。もっと唐にいられて、思うがまま空海と一緒に密教を学んでいたらどうなっていたのかなあと思います。
    逆に空海はのびのびと楽しそう。勢いを感じますね。
    次巻が楽しみです。

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    2021年04月08日
  • &(アンド) (2)

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    ネタバレ

    いきなり自転車でどついてくる先生、現実では中々に最低だけれど、そんなところまで不思議にぶっきらぼうな魅力に感じてしまうのは、主人公の恋フィルターを通して見ているからだろうか。
    本当にきっちり「オヤジ」な言葉ばかり発してくる。意地悪最低と思っていても何一つ伝えれないまま通る、
    街灯の灯る夜道の描写がとても美しい。
    大人になって初めて自転車の2人乗りをするのが可愛いし、『だって恋愛だと思ってた』とはしゃぐ気持ちもよくわかる。
    一線を引くように、自分に言い聞かせるように、投げやりな言葉を言うときの先生の敬語はちょっと好きだ。

    泣いてしまって、嫌な言葉も向けられて、無遠慮に顔を掴まれて、ひっぱたいて

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    2021年03月25日
  • &(アンド) (1)

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    ネタバレ

    矢飼先生は、派遣を「使い捨て」と言うなど
    態度は悪いのだがどうも憎めない。
    よく言えばやんちゃに見える。

    テレビで取り上げられる病院は医師、看護師、患者まで。
    今でこそもう少し幅広くドラマなどにはなっているが
    昔は医者ばかりだったと思う。

    男と番いになる方が大事。
    でもはじめるなら今しかないと思った。
    手に職があってダブルワークをしようと思うだけで
    とても偉いと思う。
    自分も人に触られるのは嫌だが、
    仕事で自分から触る分には触れるから分かる気がする。
    顔見知りを呼んでテストで施術して
    何が足りないのか考える。
    割引くならまだしも金を取らないのは甘いと思うが
    日中は別の仕事をしているのだから

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    2021年03月18日
  • サプリ 9巻

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    ネタバレ

    水原さんがとても気の毒だ。
    なんとか立ち直れるような道筋はなかったのだろうか。
    ミナミは駆けつけていただけに、
    仕事に復帰してこのまま少しずつでも元気になってくれるのではと
    思っていたのではないだろうか。

    佐原さん、事前の色々なフリがなんだったのか
    というくらい、良い男だ。
    仕事の取材の結婚式場も、自分から行ってみる?と同行を提案する。
    全くミナミとの未来を考えていなかったら、
    一緒に住もうともそもそも言えないと思うし、
    いくら取材でも周りから”そう”見られる
    ”そういった場所”に男の人が自分から行こうとはしないと思う。
    それともまだ、どんでん返しが待っているのだろうか。
    仕事ばかりのミナミ

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    2021年03月16日
  • サプリ 8巻

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    ネタバレ

    佐原さんが思ったより曲者な感じがなくて、
    一緒に暮らそうと言ってくるところも良かった。
    それをミナミが断ってしまってちょっとドキドキ。
    柚木さんに話したようなことを、佐原さんにも説明しないとすれ違ってしまいそうで不安になる。
    佐原さんは中々純情で、本当に大型犬のようなところがある。

    待ってくれていた佐原さんに抱きついたミナミが
    「助かった」「なんでわかったの?」
    と言うのは、佐原さんにとっては唐突な言葉だろうに
    「そりゃよかった」
    「俺はいつもすごい男だぜ」と返すのが良い。
    ”この人の言葉の単純明快さは私を救う”
    という気持ち、とてもよくわかる。

    浮気されて、悲しいとかさびしいとかより

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    2021年03月14日
  • 阿・吽 12

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    ネタバレ

    怪物最澄、天を衝く巨木ほど地中深くまで根をはっているような凄みがある。
    光定と泰範の新たな進路もうまくいくといい、義真お帰り。
    冬嗣はおっかないが田村麻呂とお喋りしてるのはなんかいい、それは畏れか罪悪感か懐かしみか?

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    2021年03月07日
  • サプリ 6巻

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    ネタバレ

    戻ってきた佐原に、なんで「あの女何」って
    聞かないのと思うけれど、それがミナミなんだよなとも思う。

    誰かあたしをたすけろ!
    というコマが刺さる。この気持ち、とてもよくわかる。
    カミサマっていうのはきっと失くしたものの代替だ
    という言葉もぐさっときた。

    藤井さんに友達が彼氏取られそう、と言う新人が
    まぁ悪役として描かれているとも思うが
    あまりにも公私混同だし人として女として駄目で
    イライラしてしまう。
    「ロゴが切れてる切れてないでプレゼン通るか決まるわけじゃない」からなんだというのだろう。
    そういう問題ではないのだし、今急いでいるのだから
    口答えしながらでもせめて手を動かせと思う。
    なのに走

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    2021年03月01日