おかざき真里のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
あぁ、なんて痛々しくて重苦しい話なんだ
そう思うのは、自分が働く人間で、
先行き不透明なこの環境の中で、
窒息死してしまわないように
必死で泳ぎ続ける回遊魚のようなものだからだろう。
この結末は、ハッピーエンドなんだろうか。
付き合っていた人がいたころに、
自分が、男みてーだ、って思うことが頻繁にあった。
すまん、仕事は言ってるから会えない。
ごめん、今日は疲れてて眠ってたい。
なんであんたが、寂しそうな顔するんだよ、泣きてーのはこっちだわ。
そう思って、
人を思いやることを忘れて、
誰か私をいたわってくれよ!と
わがままなことを思い続け、
小さくてあった -
Posted by ブクログ
わたしは間違いなく「こじらせ女子」です。
そしてこじらせ女子カーストの中で下から2番目だと思います。
「一応性の対象としては見てもらえる位置」と言いますか。
今年の総括というか、大きな出来事として、
6年以上付き合った彼氏と別れたことが挙げられます。
別れたというか、
「別れませんか?」と切り出したのですが、
数か月返事をもらえぬまま今を迎えました。
なんで別れたくなったか。
とても好きな人に変わりはありません。
やさしい人です。
でも、ただ優しい人と、何もかも納得した上で人に優しくできる人は、違います。
多くは・・・恐らく多くの女子は後者を求めています -
Posted by ブクログ
1巻からの感想。
まず、帯の推薦文を見て購入。
だって、推薦者が
末次由紀、羽海野チカ、椎名軽穂…
と、気になる人ばかりだったから。
単純…!
けど買ってよかった!
大人になってからの本気の恋。
恋してもいいんだな、って思える。
歳をとればとるほど、
何かしら枷ができて、増えて増えて、
考えて、思い通りに動けない。
けれど、
色々な欲望は若くても、歳をとっても同じもので、
叶えるか叶えないかは結局自分次第だと。
恋愛だけでなく、
夢だったり、何だったり、
とりあえず勇気をもらえた。
少し気になるのは、
主人公は、26歳にして、恋愛に奥手な処女だったけど、
顔もかわいくて、エロくて、あ -
Posted by ブクログ
薫と矢飼先生の関係がわりと順調になってきただけに、シロちゃんの葛藤が苦しい。
とはいえ矢飼先生も今後どうなっちゃうんだろう?モノローグにいろいろ不吉な予感がよぎる。
仕事に新しい挑戦にネイルサロンに恋愛に…すべて頑張りたい、という薫の気持ちも胸を打つけど、なかなか厳しそうだなあ、と感じるのは薫自身が揺らいでて苦しそうだから。頑張るぞー!てテンションあげてがつがつ進んでいくような子だったら漫画としての爽快感もあるんだろうけど、まあこの年の女性ともなれば悩まないはずがないので、リアルだなと思う。
ふわふわきらきらした画面の中にいろんな不安が浮遊している。 -
Posted by ブクログ
インタビューというよりは、対談ですね。
こじらせているという実感があったけれど、これを読んで確信に変わり。
とはいえ、ここまででは。という猛者の話もあって、楽しめました。
若い女の特権みたいなものを使おうと思えば使えたかもしれないのに、意地を張ってというか、そんなものは私にはないとか邪道だとか正しくないとか、もう面倒くさいことを考えて、うまく暮らせていなかった、現在も暮らせていないなあと思う。っていうか、そろそろ若くもないしなあ。
女子であることに迎合できている人っていうのがどこにいるのかよくわからないけれど、なんか幸せそうに見えるというか、ラクしているように見えるというのが、そもそも幻想なん