おかざき真里のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
目の保養に。
話の内容は、おかざきさんの作品にハズレはないですが、
いかんせんオンナのヤなところを突き付けられ、自分もまた女である事実と向き合わなくちゃいけなくなったりするので、
嫌な気分になることがありますw尊敬をこめて言ってます。
この本のお話の中で、リクルートスーツセットに6万かけた登場人物が、
「愛のないものに6万もかけるなんて」的なことを言っていたんですが、
まさにわたしもこの漫画を買ったその日に、
一週間後に差し迫った同僚の方の結婚式のためのワンピースセットを5万かけて購入したばかりで、全く同じ感想を持っていました。
というのも。
同僚の方が男性なので、男性側に参列する女としては、控えめな格好で行ったほうがよいかと思い、
ワンピースやらドレスやらを売ってる店で、
「できるだけ地味で目立たないワンピース下さい。」を店員さんに物申したところ、店員さんに全力で否定されたばかりだったから…です。
言葉が足りないので説明をもう少し。
店員さんは、
「お客様、控えめな格好をご希望でも、お祝い事の席です。許容範囲内で華やかなものを選んでみては?」
「女であることを楽しみましょう。」
というようなことを、言ってくれたんですよね。
「あぁ、そうだ。服ってそうやって選ぶものだったっけ。」と、ふとそう思いました。
社会人になって、
より目立たないものを、より地味なものを、という基準で、わたしは服を選んでいました。自分なんか、きれいに見せるべきではない、仕事に関係のない装飾なんて、必要ない、と。
教員という職業柄。目立つものを身にまとえば、叩かれるような職場に一時いたころより、わたしは、服装をそのように考えて選んでいました。
大学時代の友達は、一様に私の格好を見て驚きます。「あんたは、そんな人間じゃなかったはずだ。」と。
大学時代は、服を着たり、買ったり、選んだりすることが、本当に楽しかった。
でも。結婚式の主役は、お嫁さん。同僚としていくならば、同僚の方の雰囲気に合わせるべきだし、そこに個性なんて、いらないでしょう。
隣の試着室で、ワインレッドのドレスを着た女が、連れの男に褒められていた。
それを横目に、私は結局、黒のワンピースに、ベージュのジャケットを購入。
好きかどうかなんて、どうでも良くて。
愛のないものに、わたしも5万費やした。
わたしは、何が着たかったのかな。
シャンパンゴールドのウエストにギャザーの入ったワンピース。
オリーブ色の竹の少し短めのシフォンのワンピース。
濃い目の紫も、きっと私に似合う。
イメージは、あるんだ。でも、イメージに合うものは、なかなか見つからないよね。
もっときちんと、自分の着たい服に向き合いたいと、そう思いました。 -
Posted by ブクログ
おかざき先生の新境地。
最澄と空海の同じ時代に生きた天才2人の
生きざまを書いた内容。
最澄、空海の幼少期~少年期、青年期
天才2人が本来行だろうレールの上を自らドロップアウトし、それぞれがそれぞれがもがき続けて辿りつくのはどこなのか?
道を究めるまでのその過程を躍動的に興味をそそるように描いてくれてます。
この手の話は得意不得意あるにせよ、私としはなかなか面白く読めました。
1巻はまだまだ空海なんかはまだ空海ともなってず、自分の精神部分を満たしてくれる何かを求めもがき続けてるんですが、最澄と空海が出会いどう影響しているのかなんかもこの先楽しみなところです。 -
購入済み
戦う女子
会社勤めの経験ないせいか登場主要人物が皆スーパーキャリアに見えて出来過ぎ感はありましたが恋愛のままならなさは、うんウンだよね〜とかなり共感度が高かった。一般的な少女コミの「誰某が好きー告った告られたーうまくいったー」の夢見がちな流れじゃないところがあえてイイ。ミナミって普通にイケてるのに学生時代からの彼氏と7年ってのが逆に不自然だったけど。初読みの作家さんですが科白マワシが自然なのに考えさせられる名言が多く、絡みシーンの描き見せ方は間接的なのに凄く艶っぽくて素敵ですね、ハマりました。
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ネタバレ 購入済み
やっぱりそうなったか…
そうなるだろうなー、とは思ってたけど、先生と別れたのは辛かったです。
でも、少し余韻のあるラストだったので、「この後、もしかしたら再会もあるかも…?!」とか勝手に妄想してなんとか補完しました。
先生に対してシロちゃんが弱すぎかな…?
もう少しラストまでにシロちゃんの魅力がでてれば良かったのですが… -
Posted by ブクログ
この人のインタビューで、
「結婚する相手は、『この人と子育てしたら楽しそうだな』って思ったから。」って言ってた。
楽しそうだなぁ。って思った。
最近職場で、よく私をからかってくれる人がいる。
ありがたいんですよ。ほんとに。いじられるのって、楽だし、構われるって幸福なこと。
その人も、娘さんたちの立派な父親です。
「○○(私)さんってさ、ほら、飲み会でビール3杯並べてもらわないと、不機嫌になるタイプじゃない?」とか、
「あれ?今日仕事終わるの早くない?あ、パチンコか!」
とか、まぁ色々からかってくれるわけなんです。
「ちょっとやめてくださいよ!営業妨害です!」
とか言うと、
「はっはっはっはっは。」張りに笑うわけです。
そうやってからかってくれる時に、はっと気づくんですけど、「自分が言ったこと。」に関して、自分が何を大切にしてるかっていうのが暴かれるみたいでぞっとするんですよね。
「営業妨害です。」とかさ、わたしはまだ、女捨ててないじゃん、とか気づかされて、心底ぞっとする。
わたし、職場が変わるたびにそういう存在の人がいるのよね。大概残念ながら既婚者の男性でさ、ひどく年が離れてるの。
可愛がってもらってるんだか、人の深層心理を暴いて楽しんでるんだか知らないけど、そうやって関わってくれることで、救われる部分もあるのも確かで。
でもさ、わたしより「女寄り」の考え方する人って、
不倫してるんじゃないかとか、女扱いにいい気になってるなとか、まぁ色々言われるよね。
わたし、女扱いされて、いい気になっているかなぁ。
思うんだよ。
男の人とさ、一緒にいるときに、不倫だとかそういう関係になるだろうって思う人って、
自分がそういう状況になった時に、そのような行動をしてしまう人、なんじゃないかと思う。そういう思考回路だからこそ、人に対して牙をむくし、「不倫してんじゃないか」って疑いも抱く。
恥ずかしくね?って思う。
わたしは、恋愛が物事の優先順位に来ないし、自分の好きになった人が、私の知らぬ間に誰かと浮気してたとか、そういうの知ったらすごく悲しい。だから、自分を守るためには、「自分が不倫や浮気をしないこと」を、貫かなきゃいけないって、思う。
わたしは、男の人と二人で飲みに行っても、然るべき関係になる人は、いないよ。そうなる人と、ならない人の線引きはちゃんとできる。だからこそ、そういうからかいをしてくれる人が現れる。「この人は勘違いしないから。」って、分かってるんだろうと思う。
とか書いて思ったんだけど、「男と二人で飲みに行ったらもうアウト」って人、結構いるかw
わたしは全然問題なし。つまり、彼氏さん(今いないけど)が、誰かと飲むとかは。ただし勘違い女に引っかけられるような男だったら、その女にくれてやるわとか、言っちゃうかも…。
マジでさ、私たぶん、一生結婚しないだろうし、残念ながら子どもを産むこともできないかもしれないけど、もっとゆるいつながりで夫婦を演じることができる伴侶がほしいとか、切に思いますわ。
今はだから、ちゃんと就職して、健康を害さないように自分をしっかりメンテナンスすること、それをちゃんと貫いて生きるベースを作ることが大切よねって、頑張りますわ。
あー!いい男いないかな!って言ってるうちは出会えないわな! -
Posted by ブクログ
あぁ、なんて痛々しくて重苦しい話なんだ
そう思うのは、自分が働く人間で、
先行き不透明なこの環境の中で、
窒息死してしまわないように
必死で泳ぎ続ける回遊魚のようなものだからだろう。
この結末は、ハッピーエンドなんだろうか。
付き合っていた人がいたころに、
自分が、男みてーだ、って思うことが頻繁にあった。
すまん、仕事は言ってるから会えない。
ごめん、今日は疲れてて眠ってたい。
なんであんたが、寂しそうな顔するんだよ、泣きてーのはこっちだわ。
そう思って、
人を思いやることを忘れて、
誰か私をいたわってくれよ!と
わがままなことを思い続け、
小さくてあったかな、
普通の女の子が大切に大切にするものを、
床にうっかり落として割ってしまったお皿のように、
簡単に壊してしまった。
私は心のどっかで、
人の気持ちさえ、
お皿のように
買い換えることが簡単にできるのだと
思っていたんじゃないだろうか。
登場人物の女の子から去っていった男の子たちは、
私が終止符を打った男の影に、どれもよく重なった。
彼らなりに、彼女たちを必死で繋ぎとめようと
思っていたのであろうのに、
男の子が、女の子の話を、都合のよい物語にするみたいに、
女は女で、自分の物語を作り上げる。
親にも理解されなくて、
誰からも承認を受けられなくて、
その代わりかなにかわからないけれど、
「働く」ことに、承認を得たいと思う女たちに
出口なんてあるんだろうか。
それが、
割り切った結婚だったり、
一方的な出産だったりするのは、
ハッピーエンドなんだろうか。
死なない限り、「エンド」なんてない。
生きていく流れの中で起こりえる
束の間の「ハッピー」に、漫画はとりあえずの終止符を打つことができる。
なんだかな、この結末は
balck snake moanって映画を思い出した。
崩れて共倒れになりそうな男と女が、
震えながら、抱き合って、
女が「大丈夫、大丈夫よ。」って
まるで、自分に言い聞かすかのようにつぶやく。
「私たちは未来を選べる」
それが、明るいものになるはずだと信じて疑わない強さを手に入れるには、
「働く居場所」があるか否かなのか、
「男を逃がさないだけの切り札」があるかないかなのか
私にはわからないよ。
それも、そのリスクを負ってくれる男が、身寄りのない男だって言う漫画の中の条件を鑑みるとですね、
とりあえずわたしは、
前者を確固たるものにするために、
働く場所を求めるしかないのでしょうな。
生きづらいわ。まったく。 -
Posted by ブクログ
わたしは間違いなく「こじらせ女子」です。
そしてこじらせ女子カーストの中で下から2番目だと思います。
「一応性の対象としては見てもらえる位置」と言いますか。
今年の総括というか、大きな出来事として、
6年以上付き合った彼氏と別れたことが挙げられます。
別れたというか、
「別れませんか?」と切り出したのですが、
数か月返事をもらえぬまま今を迎えました。
なんで別れたくなったか。
とても好きな人に変わりはありません。
やさしい人です。
でも、ただ優しい人と、何もかも納得した上で人に優しくできる人は、違います。
多くは・・・恐らく多くの女子は後者を求めています。私もそうだと思います。
彼は、ただ優しい人な気がしてしまったからかもしれません。
それが何の問題があるのかと。
「あなたの言うことなら、僕は何でも賛成だ。」
「僕はあなたについて行くよ。」
この言葉を、「納得した上で吐ける人」は、貴重です。大切にしなきゃいけない。「ただ優しい人」は、自分の責任を回避するためにこの言葉を吐いている可能性が、多分にある気がします。
「あなたの言うことは、なんでも賛成だ。ただし、失敗したり何かあっても、それは僕の責任ではない。」
「僕はあなたについて行く。ただし、なにかあったらそれは君の責任だよ。」
わたしは、自分の彼氏だった人の投げかける言葉に、そんな意味を感じ取ってしまいました。
つらかったんです。
わたしは、「マッチョなオトコ」という理想を、彼に求めていたんでしょうか。
分からないんですよ。そうな気もするし、そうじゃない気もする。
自分に自信のない人間に、すべてそんな風にゆだねられても、つらいです。
たまには、「俺について来い。」じゃなくても、「一緒に考えようよ。」って、言ってほしかった、というのは、もとめすぎなのでしょうか。分かりません。そうなのかもしれません。
楽なのかもしれないけど、寂しい静かな孤独を、選んでしまう自分。
ふと、そういう人でも、結婚とかには向いている人なのかも?とか考えてみたりもしましたが、
私が何か投げかけなければ立ち往生してしまうような人とともに、これからの人生を歩んで行けと言われても、
私はたぶん彼を、すごく嫌いになってしまうだろうって、思った。
結婚したって、つらいじゃないかと。
私は逃げました。
逃げた先に新しい出会いがあるんでしょうか?
分かりません。
この選択が、私の一生を左右するであろうことは、多分間違いない。
孤独に逃げた私に待ち受けているもの。
今はそれに静かに対峙するためのエネルギーを、
培うだけです。