あらすじ
夢枕獏、絶賛!唐に渡った空海と最澄は!?
弘法大師の名で日本人誰もが知る男、空海。
比叡山延暦寺の開祖、最澄。
遣唐使として唐に渡った二人の人生は、岐路を迎える!
遣唐使の任を終えて、帰国した最澄を待っていたのは…
策略入り乱れる朝廷!
一方、長安に残り、密教の深奥部へ突き進む空海もまた
巨大な存在にぶち当たる…
激動の展開を見せる“刮目の第7集”登場!!
感情タグBEST3
完結おめでとうございます
読み放題のところで読み始めたら、その面白さにすっかりはまり、全巻購入して読んでます。絵の力もストーリーも素晴らしいです!こうした作品を完結まで連載した編集部も素晴らしい❗平安の時代と唐の都をカジュアルに示し、仏教の解りにくい世界を分かりやすくみせてくれたおかざき先生に感謝します‼️
Posted by ブクログ
空海も最澄も、唐と日本に離れはしましたが繋がっているのか…。
朝廷も桓武天皇に乗ってる死霊生霊恐い…生霊は安殿のだから取るの難しそうだし。勤操和尚は良い人だなぁ。。
空海に呑まれた恵果大和尚がつるっとなってニコニコ出てきたの本当に嬉しそうで和む。
空海の周りはなんだかんだで仲良い人たちがいるけど、最澄は一人だから辛いな。。
Posted by ブクログ
桓武帝まわりが怖い……(ホラー的な意味で)
最澄パートの重苦しさとやるせなさ(「運がない」)が切ない。変な人多過ぎ。
空海パートというか逸勢たちに癒されている。
日本帰るの!?
Posted by ブクログ
仏教も密教もよく解ってない私なのだが『阿・吽』読んでると脳の中のどこかが研ぎ澄まされる感じがする。帰国して、意に添わぬことをしなければならなかった最澄が勤操和尚の肩でやっと泣けるところ、世の会社人と言われる人にも通じる場面だなぁ、って。切ないよなぁ、って。空海の「知」への欲求って、ある種の中毒者に見える。恵果大和尚の頭に食らいつく比喩描写のあの場面見てると、無欲の探究者の底知れなさがぐわっと迫って来て「怖い」って感覚になるの当然だろうなぁ、と。恵果って「果(実)」を「恵(む)」と言う意味があるのかな…
Posted by ブクログ
待ってました〜。
師匠のススメでまとめ買いしたときは6巻までで、青龍寺前で終わったので、うずうずしながら待ってました〜。
このお話しがどこまで行くのかはわかりませんが、多分前半のクライマックスがこの7巻だと思われます。
帰国した最澄の待遇と
唐で密教を嗣いだ空海と
それにしても、この絵、、、
迫ってくる感じがすごい、、、
なんとも言えない、チカラ、、、
やばい気配の表現たるや、、、
やはり漫画は日本の宝ですね。
素晴らしいです。
実際の史実はどうか分からないですが、この本を読んでいると最澄は本当に運がないんだなあと思ってしまう。もっと唐にいられて、思うがまま空海と一緒に密教を学んでいたらどうなっていたのかなあと思います。
逆に空海はのびのびと楽しそう。勢いを感じますね。
次巻が楽しみです。
力
ここまで読んでふと思ったこと。
同じことを学んで何故差が生まれるのか。
それはいつの世でも、現代の教育においても差は生まれるが、人の力の差に何が影響しているのか。
持てるものと持たざるものと。持たざるものにとっては残酷だなぁと思いつつ、持てるものが進むべき道に出会い進むのも力だなぁと。
一言でまとめると、空海は凄い。笑