岩田松雄のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
著者は、日産自動車㈱に入社。アメリカ留学後、外資系コンサルティング、日本コカ・コーラ㈱役員を経て、ゲーム会社の㈱アトラスの代表取締役、㈱タカラ常務取締役、㈱院フォレスト代表取締役、スターバックスコーヒージャパン㈱のCEO等の経歴を持つ。
著者の前著は30万部を超える大ヒット。
「ついていきたいと思われるリーダーになる51の考え方」
本作は、リーダーではなく、リーダーが求めている部下について書かれた一冊。
著者自身、かつて部下をしていた経験がもちろんあり、そして上司として、さらには経営者、リーダーとしての経験もある。その両面から、こんな部下であってくれたらという視点から書き綴られている。
本書の構成は以下の7章から成っている。
①部下は、従順でなくてもかまわない
②部下は、過剰サービスから始めなさい
③部下は完璧な仕事が求められているとは限らない
④部下は、背伸びや無理をする必要はない
⑤部下は、上司をコントロールしてもかまわない
⑥部下は、よく読み、よく学ぶべきである
⑦部下は、まず人間性をこそ高めなさい
本書を読み進めるにあたり、著者は前著でしっかりと自分の言いたいことを伝えていたということを実感した。
前著とはもちろん違った書き方はされているが、本質的な奥底の部分ではどちらもやはりつながっていた。
部下とリーダーをどっぷりとしてきた著者にしかわからないこともあれば、当たり前のことも多くある。
本質的な理解と当たり前のことをしっかりやっていく。この2点に集約されている一冊であると感じた。 -
Posted by ブクログ
自分はサラリーマンやっているわけだが勤める会社の経営理念なんて真剣に考えたり、理解したりしてない。働くということの目的が著者のお二人とは大きなギャップがあるのだろう。
企業の商品、サービスの差別化としてのおもてなし精神に興味があるのだが、本書の対談によるとそれは企業ミッション、教育、採用によって社員一人一人に浸透させている。サービス業と製造業の違いは大きいが、自分を省みた時、働くことの意識、目的、意義をもっと考える、話せるようになりたいと思った。
しかし、スタバもリッツ・カールトンもホントにそんな意識の高い従業員が多かったり、働らきがいを見いだしているのだろうか。負の部分も覗いて見たくなる。 -
Posted by ブクログ
これからの経営者に求められること、それは原理原則に戻ること、「会社は何のために存在するのか?」といった本質を極めていくことを説いた1冊となります。経営者を志す人にとってもそうでない人にとってもおすすめできる1冊です。
■企業は、世の中をよくするためにある
―経営者が「決める」ときの指針がミッション
短期と長期をどうバランスさせるか。社会的責任と、今日明日の売上をどう天秤にかけるか。経営は、矛盾をどう解決し、折り合いをつけるかが問われます。ギリギリの決断の場面で、ミッションに戻って決断ができるか。企業として何を大事にし、どんな価値観を重視するか。それが、企業の命運を大きく左右するのです。
企業に限らず人生でもそうだと思う。何を大事にするのか、どんな価値観を大事にするのか。他人の価値観ではなく、自分自身の価値観を持たなければならない。今一度考えなおしてみたいものである。
■在庫を減らすと、問題が見える
―「人の在庫」も多過ぎてはいけない
人が大勢いると、大勢いるための仕事を始めてしまう。逆に、ギリギリまで減らすことによって、解決すべき問題点が出てくる。無駄な仕事もしなくなる。組織に余計な人員を配置してしまったら危ない、ということです。人もモノも、「在庫」が多いと会社の本当の問題に気づけない。
在庫にしろ、人員にしろ、私は「負荷をかける」ことが大事だと思っています。これまでよりも厳しい状況に身を置く。そうすることによって、出てこなかった問題が抽出されてくるのです。経営者は常に組織に負荷をかける意識を持つ必要があるのです。
在庫が多すぎるせいで、人が多すぎるせいで、問題が顕在化していない可能性がある。いつしかそれが大きな問題となるかもしれない。1度、「負荷をかける」ということをやってみてもいいかもしれない。
■早く成長し過ぎない
―質が低い成長を目指してはいけない
成長は必要ですが、早ければ早いほうがいい、というものではありません。「適正なスピードの成長」こそが、必要なのです。焦る必要はないのです。適正なスピードで、成長していくことを考える。ある点を超えれば、成長は自然と加速されていきます。そこまで我慢するのです。
起業したてだと、おそらく利益だけを追求してしまう可能性がある。成長を焦るのではなく、大きく成長するために力を蓄えよう。
【1読書1アウトプット】
原理原則に立ち返り、本質を極める。