汐見夏衛のレビュー一覧

  • さよならごはんを明日も君と

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    ネタバレ

    朝日さんの心の奥底を少し覗いた続編だった。
    問題を解決出来なくても、それはそれでいい。共に生きて、前を向いていけばいい。
    朝日さんの心に空いた穴がみんなのサヨナラごはんの原動力になっているのかもしれない。

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    2024年08月05日
  • 海に願いを 風に祈りを そして君に誓いを

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    今までの読んだ汐見夏衛さんの本で一番泣きました。感動恋愛で切ないです。読んだ後の余韻がすごいです。これは本当に読んだほうがいいと思います。ぜひ読んでない人は読んでみてください!

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    2024年07月28日
  • さよならごはんを今夜も君と

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    小学生の男の子にふかし芋とおからクッキーはちょっとねぇ〜、ダイエット中の女性ならいいかもしれないけど。小学生男児が身体に良いからとそんなものばっかり出されても。子供が可愛いからこその親の愛だとは思うけどそれで歪んだ欲望ができて万引き未遂になっては本末転倒。
    小春のお父さんでモラハラ夫だね。典型的な仕事第一の人だったみたいだけど「家族の枠からお父さんが外れる」なんて表現されちゃう家族観を作り出してどうなのよ。
    Audibleで聞きました。最近観た映画に出てた河合優実さんがナレーターで楽しめた。

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    2024年07月15日
  • まだ見ぬ春も、君のとなりで笑っていたい

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    将来に悩み、人に気を使いすぎて疲れてしまう遥には私と似ているところがあって、とても共感できました。天音くんの描写がとても綺麗でした。
    優しくて爽やかで良かったです。

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    2024年07月11日
  • 海に願いを 風に祈りを そして君に誓いを

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    あなたには異性の『幼馴染』がいるでしょうか?

    人と人との繋がり、それは私たちが生きていく中では欠かせないものです。そんな繋がりの起点のひとつは友達になることだと思います。私たちは人生のステージを上がっていく中に新たな友達を見つけていきます。しかし、なんと言っても幼き日々に関係を築いた友達との関係性は特別なものだと思います。

    そう、『幼馴染』です。家が近かった、幼稚園や保育園で一緒に遊んだ、そんな起点の先に結びついた関係性は特別なものがあると思います。そして、幼き日々に起点を持つ関係性は異性の間を飛び越えてもいくものです。兄弟姉妹に通ずるような関係性もそこには生まれていくのだと思います。

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    2024年07月03日
  • さよならごはんを今夜も君と

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    料理には人をあたためる素敵な力があることを実感した。「生きることは食べること、食べることは生きること。」食事は人を救う。これから食事は大事にしていこうと思った。

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    2024年06月26日
  • ないものねだりの君に光の花束を

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    中高生恋愛ものを探して読む。

    普通の女子高生影子と、クラスメートでアイドルの真昼。恋愛とは無縁の二人であったが、章が進むに連れて良い雰囲気になり、ストーリーと共にページをめくる私の手も加速してゆく。

    単なる青春恋愛小説ではなく、根底にSNS問題とネグレクトが潜んでいる。
    アフターストーリーが良い良い!

    元高校教師の著者、高校生の気持ちを代弁してくれてありがとう!

    #中高生

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    2024年06月23日
  • 真夜中の底で君を待つ

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    昨今の「泣かせればいいんでしょ?」のような内容とは違って、自分が求めていた静かで落ち着いて?読める話でした。あと、「言の葉の庭」に近いものを感じました。
    言葉にして伝えないと気持ちは伝わらないことを再認識させられます。しかし、作中にある通り「言葉」は聞き手の捉え方によって武器にも盾にも鎧にもなってしまい、使い方が難しいことを教えてくれます。

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    2024年06月13日
  • さよならごはんを明日も君と

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    ご飯を作って食べてくれる相手がいるのは実はすごく幸せな事なんだと思う。
    仕事で疲れていても、面倒くさくても、明日も頑張ってごはんを作ろう。

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    2024年06月11日
  • さよならごはんを明日も君と

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    生きるために食べる…
    しかし朝日さんのように生きるためだけでなく心の温まるメニューを家族に作ってあげられたら…
    成長するための、さよならごはんを私も食べてみたいな…

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    2024年06月04日
  • さよならごはんを明日も君と

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    待ちに待った第二弾の汐見夏衛さんの新作!!ついつい出てくる料理が食べたくなるのは私だけか!?こんな温かい夜食屋さんが現実にあったらいいなあ!

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    2024年06月03日
  • だから私は、明日のきみを描く

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    1回目読んでいた時は、とても暗いお話だと思っていたけれど、最後まで読んで、読んで良かったと思えました。


    女の世界、、、

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    2024年05月30日
  • さよならごはんを明日も君と

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    続巻が発売されるのを楽しみにしていました。
    今作は前巻からの引き続きの登場人物ありです。
    会食恐怖症の人。
    ごはんを作っても感謝されない人。
    店主、朝日さんのこと。の物語でした。
    そして、完結です。
    もう少し、この温かい雰囲気を楽しみたいと思っていたので残念です。
    読みやすくて心温まる素敵な作品でした。

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    2024年05月24日
  • 君はきっとまだ知らない

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    私も中学生の頃に凄まじい虐めを体験した一人です。
    主人公である光夏の気持ちが凄くよくわかり、むしろ過去の辛い体験を思い出すかのような気持ちでした。
    でも、光夏のように千秋や春乃、冬哉のような存在があったら私もまた違った未来があったのかな?と考えたり。
    私は光夏のように飛び降りることは無かったのですが、飛び降りようと考えたこともあったので、あの時は思いとどまって本当に良かったと思いました。

    虐めとは実際に体験のある人間にしかわからない繊細な思いがあります。
    それを汐見先生はオブラートに包んだ表現の仕方で上手に書かれているなーと感じました。

    いつの時代にも失くならない"虐め"

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    2024年05月17日
  • まだ見ぬ春も、君のとなりで笑っていたい

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    ネタバレ

    汐見さんの書く話はやはり面白い。
    主人公と一緒に自分の心もぐわんぐわん動きがあるのが楽しくてあっという間に読みきってしまった。

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    2024年05月16日
  • さよならごはんを今夜も君と

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    食に対してそれぞれの悩みを持つひとたちが、食べることで一歩踏み出す物語。
    料理に対する悩みへの答えが、人生の悩みに背中を押してくれる言葉にも感じて何度かはっとされられた。
    疲れたときはこの本をひらいて、何度でもお夜食処あさひへ行こうと思います!

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    2024年05月11日
  • 春恋 君とわたしの7日間

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    2024/05/08
    5つの青春やら恋愛やらに関するエピソードが収録されたアンソロジー。
    学生の頃に確かにこんなことあったなーとか、こういう気持ちに確かになるなぁと懐かしい気持ちを呼び起こしてくれるような小説が5つ収録されています。
    学生(特に高校生)の男女がそれぞれの気持ちをどう寄せ合っていくのかということが中心となって描かれていたように思いますが、中には一風違った話もあったりしました。また、とても読みやすくて、一つひとつのエピソードの長さもちょうど良かったです。

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    2024年05月09日
  • さよならごはんを今夜も君と

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    商店街に佇む夜食専門店の「お夜食処あさひ」

    ここに吸い込まれるのは、食にまつわる様々な悩みを抱える人々。
    「食べたくない」「食べちゃだめ」「食べてみたい」「食べられない」「食べてほしい」
    食べることに様々な想いを抱え、悲しみや寂しさを抱えて寒く固まった心に、お夜食処で作られた心のこもった一皿が深く染み入る。

    食べることは生きることにつながるからこそ、そして自分の心も食べたい食べたくないという気持ちと結びつくからこそ、食に対して様々な悩みを抱える人が多くいる。
    そんな中、自分のために考えられた温かいごはんを食べることで、止まっていた時が動き出す。そして一歩踏み出すことで、闇に染まった夜から

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    2024年04月21日
  • さよならごはんを今夜も君と

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    私が大好きな作家さんの一人、汐見夏衛さんの作品。

    料理の描写が読んでるだけなのに凄く美味しそうで私もついついお腹がすいてしまいそうになりました(笑)

    「食」にも、食べたくない、食べちゃだめ、食べてみたい、食べられない、食べてほしいと色々ありその度に出てくる料理と朝日さんの言葉にホッコリしました。

    暖かい作品です。良かったらみなさんも。

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    2024年04月20日
  • 真夜中の底で君を待つ

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    ネタバレ

    自分も更紗と同じで、思っていることを言葉にすることがあまり得意ではない。

    人に怒られているとき、心では様々な感情や相手に言い返したいことが溢れ出てくるのに、実際には
    口に出さず、黙って気持ちを押し殺してしまっている。

    また、焦ったり不安になると涙が出てきて止まらなくなる。なんで泣いているのと聞かれたときにも
    答えは心の中で決まっているのに口に出すのが難しく、時間がすぎるのを待つことしかできない。

    「思っていることは言葉にしないと伝わらない」と親によく言われるが、確かに言葉にしないと相手には伝わらないし、自分の気持ちをわかってもらえないけど、まず言葉にすることにすごく勇気がいるし、自分の気

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    2024年04月01日