汐見夏衛のレビュー一覧

  • 君はきっとまだ知らない

    Posted by ブクログ

    私も中学生の頃に凄まじい虐めを体験した一人です。
    主人公である光夏の気持ちが凄くよくわかり、むしろ過去の辛い体験を思い出すかのような気持ちでした。
    でも、光夏のように千秋や春乃、冬哉のような存在があったら私もまた違った未来があったのかな?と考えたり。
    私は光夏のように飛び降りることは無かったのですが、飛び降りようと考えたこともあったので、あの時は思いとどまって本当に良かったと思いました。

    虐めとは実際に体験のある人間にしかわからない繊細な思いがあります。
    それを汐見先生はオブラートに包んだ表現の仕方で上手に書かれているなーと感じました。

    いつの時代にも失くならない"虐め"

    0
    2024年05月17日
  • まだ見ぬ春も、君のとなりで笑っていたい

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    汐見さんの書く話はやはり面白い。
    主人公と一緒に自分の心もぐわんぐわん動きがあるのが楽しくてあっという間に読みきってしまった。

    0
    2024年05月16日
  • さよならごはんを今夜も君と

    Posted by ブクログ

    食に対してそれぞれの悩みを持つひとたちが、食べることで一歩踏み出す物語。
    料理に対する悩みへの答えが、人生の悩みに背中を押してくれる言葉にも感じて何度かはっとされられた。
    疲れたときはこの本をひらいて、何度でもお夜食処あさひへ行こうと思います!

    0
    2024年05月11日
  • 春恋 君とわたしの7日間

    Posted by ブクログ

    2024/05/08
    5つの青春やら恋愛やらに関するエピソードが収録されたアンソロジー。
    学生の頃に確かにこんなことあったなーとか、こういう気持ちに確かになるなぁと懐かしい気持ちを呼び起こしてくれるような小説が5つ収録されています。
    学生(特に高校生)の男女がそれぞれの気持ちをどう寄せ合っていくのかということが中心となって描かれていたように思いますが、中には一風違った話もあったりしました。また、とても読みやすくて、一つひとつのエピソードの長さもちょうど良かったです。

    0
    2024年05月09日
  • さよならごはんを今夜も君と

    Posted by ブクログ

    商店街に佇む夜食専門店の「お夜食処あさひ」

    ここに吸い込まれるのは、食にまつわる様々な悩みを抱える人々。
    「食べたくない」「食べちゃだめ」「食べてみたい」「食べられない」「食べてほしい」
    食べることに様々な想いを抱え、悲しみや寂しさを抱えて寒く固まった心に、お夜食処で作られた心のこもった一皿が深く染み入る。

    食べることは生きることにつながるからこそ、そして自分の心も食べたい食べたくないという気持ちと結びつくからこそ、食に対して様々な悩みを抱える人が多くいる。
    そんな中、自分のために考えられた温かいごはんを食べることで、止まっていた時が動き出す。そして一歩踏み出すことで、闇に染まった夜から

    0
    2024年04月21日
  • さよならごはんを今夜も君と

    Posted by ブクログ

    私が大好きな作家さんの一人、汐見夏衛さんの作品。

    料理の描写が読んでるだけなのに凄く美味しそうで私もついついお腹がすいてしまいそうになりました(笑)

    「食」にも、食べたくない、食べちゃだめ、食べてみたい、食べられない、食べてほしいと色々ありその度に出てくる料理と朝日さんの言葉にホッコリしました。

    暖かい作品です。良かったらみなさんも。

    0
    2024年04月20日
  • 真夜中の底で君を待つ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    自分も更紗と同じで、思っていることを言葉にすることがあまり得意ではない。

    人に怒られているとき、心では様々な感情や相手に言い返したいことが溢れ出てくるのに、実際には
    口に出さず、黙って気持ちを押し殺してしまっている。

    また、焦ったり不安になると涙が出てきて止まらなくなる。なんで泣いているのと聞かれたときにも
    答えは心の中で決まっているのに口に出すのが難しく、時間がすぎるのを待つことしかできない。

    「思っていることは言葉にしないと伝わらない」と親によく言われるが、確かに言葉にしないと相手には伝わらないし、自分の気持ちをわかってもらえないけど、まず言葉にすることにすごく勇気がいるし、自分の気

    0
    2024年04月01日
  • 夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく

    Posted by ブクログ

    この本が出された時は、自分も高校生で、マスク依存症などの問題視されていた学生生活で、なおかつ思春期もあり、学校内での自分のキャラクター作りという登場人物の悩みがとても共感できるものであった。

    0
    2024年03月18日
  • 海に願いを 風に祈りを そして君に誓いを

    Posted by ブクログ

    本当、私、こういう物語(スターツ)が好きなんですよね……!

    とても感動しました。
    美しい海の町を舞台に、前半は恋人の仲睦まじい日常が続いて"凪沙が優海に厳しく接する理由"はしばらく明かされませんが、後半からの予想にもない切なくもロマンチックな展開にグッときました。

    優海はとても心が温かく清らかな男の子だし、凪沙は最高の優しいツンデレヒロインです!

    あとがきで、著者の汐見夏衛先生がこれまでの作品に込めている想いを知れたことも含めて大満足です^_^

    大ヒット作のあの花と夜きみを含めた汐見先生の小説、もっと読みたい!

    0
    2024年03月10日
  • 夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    作者あとがきより
    思春期のころ進路や人間関係で悩みを抱えていた時、いろいろな小説を読んで、そこに登場する人物の生き方や、彼らのセリフに救われたことが何度もありました。

    以下本文より
    きれいな景色はこんなにも近くに、いつもここにあったのだ。
    私がそれを見ていなかっただけで、見ようとしていなかっただけで。
    いつだって、美しい世界はそこにあった。

    正しいかどうかよりも、好かれるかどうかのほうが、この社会で生きていく上では大事なのだ。

    人から嫌われないように、言いたいことも言わず我慢して、細心の注意を払って生きていたのに、青磁は嫌われることなんてこれっぽっちも怖れずに、言いたい放題やりたい放題で

    0
    2024年03月02日
  • 明日の世界が君に優しくありますように

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    自分を助けるために人が亡くなってるなんてしったらそりゃ、精一杯頑張って生きなきゃってなるよね。うん、切ない。でも、凪沙ちゃんが命はって助けた子が蓮くんでよかった。蓮くんがこんなに優しい子に育ってくれてよかった。
    真波ちゃんの気持ちもわかるよ。会話しないとわかんないよね同じ家族だって。みんな幸せになって欲しいって心から思える作品でした。

    0
    2024年02月23日
  • 君はきっとまだ知らない

    Posted by ブクログ

    主人公の光夏と、その幼なじみである春乃、千秋、冬哉の高校生活の物語。ある日を境にクラスメイトから無視されるようになった光夏に、突然久しぶりに声をかける幼なじみたち。日に日に幼なじみの3人に再び心を開いていく光夏の心境が読み取れるストーリー。 光夏を1番気にかける千秋によって、生きる意味を見出していく光夏。

    4人の友情物語で、とても良かった。ストーリーの途中で、光夏の姿が窓に映っていないというホラー的な描写も、話の中に引き込まれる感じで面白かった。番外編で千秋目線のストーリーが読めたのも良かった。

    0
    2024年02月24日
  • だから私は、明日のきみを描く

    Posted by ブクログ

    すごく良かった!3部作の中で一番最後に読んだけど、この作品が一番好きだった。女子の面倒くささはめちゃくちゃ分かるし、遠子も遥も等身大の女の子として描かれているので感情移入しやすい。高校生という多感な時期の友情や夢や恋が、瑞々しくそして苦しいくらいにリアリティを持って描かれていて、久しぶりに本読んで涙出ました。3部作の全てを読むと、いろんな角度からより深く作品を楽しめるのでオススメ。遠子と彼方君は微笑ましくてお似合いのカップル!

    0
    2024年02月21日
  • あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。

    匿名

    購入済み

    特攻隊はどういうものか学校でさらっと習ったけれど、実際にどんな人達がどんな思いで生きていたのかを百合を通してより身近に感じることができました。読んでいてすごく切なくて悲しかったけど、この人達のお陰で今の私達があるんだと思い、今を大切に生きないといけないなと思いました。続編もぜひ読みたいと思います。

    #泣ける #切ない

    0
    2024年02月19日
  • あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。

    匿名

    購入済み

    泣いた

    前作で一緒になれなかった2人が現代で再会してからのお話。2人には一緒になってもらいたかった気持ちがあったので続編があると知り、一気に読んでしまいました。

    #泣ける #感動する

    0
    2024年02月11日
  • 海に願いを 風に祈りを そして君に誓いを

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最初は凪沙に奇跡が起こったから神様なんてって思っていたけど神様を信じていた優海を助けるために奇跡が起こったんだなと思うとまた理解の仕方が変わった。なんとなく結末は分かっていたはずなのに泣いた。2人とも強いなって思った。

    0
    2024年02月11日
  • ないものねだりの君に光の花束を

    Posted by ブクログ

    光と影をテーマに2人の人間関係を描いたどこか心に響く小説。人気者は良いことばかりじゃないとわかった。

    0
    2024年02月09日
  • まだ見ぬ春も、君のとなりで笑っていたい

    Posted by ブクログ

    声を自分から無くした天音と、大好きな彼方くんに振られてしまい、とても傷ついている遙の物語。
    ハーフであることで、イジメにあってしまった天音、サッカー好きな弟が怪我のためにサッカーできないことになり、歌うことに罪悪感を持っている。

    そんな2人が出会い、お互いを思いながらも、すれ違ってしまう。

    みんな、自分の好きがうまくいかないことにもとかしさを感じる。

    0
    2024年02月08日
  • 真夜中の底で君を待つ

    Posted by ブクログ

    深呼吸して、とんとんとん。
    深く息を吸い込んで、ゆっくりと吐き出す。
    目を瞑ったまま、軽く握った手で傍らの机に触れ、そっとノックをするように三回叩く。
    悪いことが起こりませんように。
    何もかもうまくいきますように。
    たくさんの幸せが訪れますように。
    大丈夫、大丈夫。
    もう何も怖くない。
    もう何百回、何千回と繰り返してきたから、おまじないの言葉は、まるで息をするようにすらすらと出てくる。
    こんなおまじない、効果なんてない。
    祈りも励ましも、意味なんてない。
    そう分かっているのに、気がつくと私はいつも、誰もいない部屋の片隅で、ひとり机を叩いている。

    読書感想文なんてね、そんなに気負わなくていいん

    0
    2024年02月07日
  • 真夜中の底で君を待つ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    言葉は自分を守る盾にもなるし、誰かを傷つける槍にもなる。
    傷つけるから、心配掛けるから言わないって封じ込めた言葉たち。
    思い切って言ってみたら、案外相手は全然違うことを考えていたり気にしていなかったり様々なことが多い。
    更紗が自分に対して抱いていたマイナスな考えは、自己完結した思い込みで(言い方は悪いですが…)周りは一つ一つの丁寧な言動をちゃんと見てくれていた。

    周りは自己完結した評価とは当然別軸で自分のことを評価してくる。
    自分は周りの人が普段どんなことをしているか知らないからそれを評価することはできない。でもその人たちと過ごした時間から仕事を放棄しないのを知ってるから、落ち込んでても「大

    0
    2024年01月28日