汐見夏衛のレビュー一覧

  • あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。Another

    Posted by ブクログ

    スピンオフ短編集。この作家さんの作品は、読みやすいですね。それぞれの登場人物からメッセージが伝わってきます。中学生や高校生に手に取ってもらいたいなと思いました。
    大人も読んで、平和について親子で話したり、考えるきっかけになればいいなと思いました。

    あと書きに
    原作にはない映画独自の設定セリフやエピソード、キャラクターのイメージ、主題歌からインスピレーションを受け、構想し、執筆した短編がいくつもある。
    とありました。
    メディア化すると、どうしても原作のイメージがって言う人もいますが、アナザーストーリーを書いてくれたことで、またより前作を読んでみようって思う人が増えるんじゃないかな。

    0
    2024年07月02日
  • あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。

    Posted by ブクログ

    「あの花が咲く丘で…」からの流れで続けて読んだ。
    1作目ラストで彰の生まれ変わりの涼が登場したこと、賛否両論だったらしいけど、個人的には性格良し、(恐らく)顔も良しの涼君が現れて良かった。

    夢をみることが許され、好きな人と一緒に居られる世の中は幸せ。

    とても読みやすくて内容も良かったけど、あまりにうまくまとまり過ぎてたのと、1作目と言いたいことが被ってたので☆3で。

    0
    2024年07月02日
  • 君の傷痕が知りたい

    Posted by ブクログ

    最後の話がずば抜けて良い。誰が描いてるんだろうと思ったら汐見さん。この人にはいつも泣かされる。

    汐見さんの話単体で見るなら星4だけど、それ以外の話はあまり記憶に残らなかったので星3。

    強いていうなら場面緘黙症は勉強になった。全体的に今時の話だなあ、という印象。物語のテーマがわかりやすい分、読みにくいことはないが…あまり刺さらなかった。

    0
    2024年06月30日
  • あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。

    Posted by ブクログ

    あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。
    **著者**: 汐見夏衛
    **イラスト**: あんよ

    『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』は、前作『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の続編です。中学2年生の涼は、転校先で大人びた同級生の百合に出会います。初対面にも関わらず、懐かしさを感じる涼は、次第に百合に惹かれていきます。しかし、告白を決意した矢先、百合から聞かされたのは75年前の戦時中にまつわる驚くべき話――彼女の悲しい過去の恋物語でした。

    戦時中の経験を現代に活かす百合と涼の物語は、戦争を経験していない世代にとっても心に響く内容です。タイムスリップや生まれ変わりといったドラマ

    0
    2024年06月30日
  • 夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく

    Posted by ブクログ

    泣けるって書いてあったけど予想できる内容で涙が出るまでは無かったまあでも言葉から綺麗な風景や絵が想像出来て美しかった

    0
    2024年06月28日
  • あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。

    Posted by ブクログ

    中学生の頃よく読んでいた
    ケータイ小説の雰囲気を感じでいたのですが、元々「野いちご」だったのですね。読み進めながらあのころは純粋に恋愛小説をキュンキュンしながら読んでいたのを思い出し、また、いまの恋愛観はまた違ってきたことに気付かしてくれました。どっちがいいとかでは無いけど、キュンキュンしていたころが懐かしい。

    戦争が過去のものとして勝たられる日本で百合のように死や夢などに真っ直ぐに思いを語れるようになりたいと思った

    0
    2024年06月18日
  • 海に願いを 風に祈りを そして君に誓いを

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    結末が悲しくて、最後は涙腺が緩みまくった
    年代が自分と近かったから後悔しないために大切な人に想いを伝えておくことの大事さを再確認できた。本来は一度死んだらやり直すことなんてできないのだから今から悔いのない選択をし続けていきたいと教えてもらえたので読んでよかった。
    途中までの話が、特に印象的な内容ではなかったかなと思う!読みやすかった

    0
    2024年06月08日
  • さよならごはんを今夜も君と

    Posted by ブクログ

    温かい話だった。
    私は、もともと食が細い。子どもの頃は本当に食事が苦痛だった。
    年頃になると過度なダイエットと勘違いされて面倒なので必死に食べた。中高生の頃はそれなりに食べれるようになったが、それは努力の上にあった。
    痩せてるけどちゃんと食べる…は好感度高い。が、痩せてて食が細い…はみんな必死に食べさせようとする。食が細い悩みは、ほとんどの人に羨ましい悩み、贅沢な悩みに変換されてしまう。

    食べることは生きること。
    でも、食べれないことも受け入れてくれる、そんな温かい本だった。

    いつも給食を半分以上残していた私にとって、今この瞬間も餓死しているアフリカの子どもたち…と学校での授業やテレビ番組

    0
    2024年06月02日
  • あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。

    Posted by ブクログ

    「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」の続編。
    前作から少し間が空いているのかと思ったら、前作の直後を描いている。
    過去にタイムリープして特攻隊の彰に出会った百合。
    社会科見学で訪れた特攻記念館で、彰の手紙を見つけ、泣き崩れる姿がとても印象的だった。
    それから間もない夏休み直前に、転校生の涼が百合の前にやってくる。
    どこか彰の面影が漂う涼に心を開いていく百合。
    そして、誰も信じそうもない自分のタイムリープの体験を涼に打ち明ける。
    百合に恋心を抱きながらも、百合の中にある大切な人の存在をも大切にする涼がとても清々しい。
    百合の想いを大事にし、自分も特攻という悲しい歴史を学ぼうとする姿も、読ん

    0
    2024年05月02日
  • 卒業 桜舞う春に、また君と

    Posted by ブクログ

    人に合わせることも大事だけど
    合わせてもらうことも大事だと思う。

    合わせてもらうって難しいけど
    楽になれるんだろうなと思った。

    0
    2024年04月19日
  • たとえ祈りが届かなくても君に伝えたいことがあるんだ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ループもので解決しないと繰り返し、
    印象的な仲良くなりそうもない人とバディになり
    解決を目指すパターン。

    設定自体はありがちだが、助けるのを諦める
    というのが新鮮だった。
    そこまでして死にたいのを無理に止めるのが正しいのか
    という考えに至れるのが良いと思う。

    0
    2024年04月04日
  • 真夜中の底で君を待つ

    Posted by ブクログ

    他の作品とは違う良さが出ていると思いました。汐見さんにしか出せない表現がとても好きです。汐見さんの作品がお好きな方にオススメします!

    0
    2024年03月29日
  • 真夜中の底で君を待つ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    黒縁さんが出てきて、ああこの人が多分汐見さんなんだろうとおもった。何も知らないから何も言えないけど、きっとそうやってこの人も言葉を紡いできたんだろうなと
    高校生みたいな本だったな

    0
    2024年03月03日
  • たとえ祈りが届かなくても君に伝えたいことがあるんだ

    Posted by ブクログ

    これも設定ありきな感じがしたけど前読んだものよりはしっかりと描かれていたように思う。特徴的な比喩やどんでん返しなど驚くような何かがあるかと言われると特にないので読書体験としてこの作者の作品は単調になりやすいのかもしれない。

    0
    2024年01月30日
  • あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。

    ネタバレ

    彰が忘れられない

    設定上涼は彰の生まれ変わりではあるけど、自分は読んでいて全くの別人だと感じてしまう՞߹ - ߹՞
    彰の年上感が無くなって少しさみしい。自分自身
    彰に未練ありすぎてそう感じてしまうのかも›_‹
    でも彰が百合へ書いた遺書を涼見つけて書いた覚えがあると思ったという所でもうやっぱり涼は彰なんだなとほっとした( ᐪ ᐪ )
    彰が百合に会いたいと願った事で2人はふたたび出会い、恋に落ち、結果幸せになられたので、もう幸せならOKです‪(;_;)涼は彰です!そう思いながら読む方が辛い気持ちを抑えられました。

    #胸キュン #切ない #感動する

    0
    2024年01月09日
  • あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。

    Posted by ブクログ

    福山雅治さん主題歌で映画化されるので少し気になっていたところ原作があると知り読んでみました。小中学生が戦争について学ぶのに良い本だと思います。戦争を経験した上の世代がいなくなっていく中で、こういう本で少しでも子どもたちが日本でも起こっていた戦争、そして世界で今も起こっている紛争について考える機会になればいいと思います。

    0
    2023年12月09日
  • まだ見ぬ春も、君のとなりで笑っていたい

    Posted by ブクログ

    すごく良かった。
    高校生の初々しい恋の話、人間関係、家族、進路。自分自身にとってはもうずいぶん昔のことだけど、あのときの自分に戻ったような気持ちになった。心の描写が丁寧でとてもリアルで、読後感も良かった。遥が天音と出会ってどんどん変わっていくのが嬉しかった!天音の優しさに癒やされた!

    0
    2023年11月28日
  • 海に願いを 風に祈りを そして君に誓いを

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    JKが今まで一番感動しました!と勧めてくれた本。
    汐見さん人気だよね~。
    汐見さんの本は、若すぎる、、、って思っていたけれど読んでみよっと♪

    そして、ちょこっとウルッとしながら読み終わって(10代だったら号泣!だったな)あとがきを読んでビックリ!!
    勝手に男性の作者だと思っていたけれど、産後に初めて書きました、って呼んで女性だったのか!!と。主人公の女子の感じが男性から見た描写の様に思っていたけれど、違ったんですねー。と一人で納得。

    いつか子どもが成長して、何か悩んだり、つらい思いをしたり、壁にぶつかったりした時に読んで欲しいと思って書いた作品らしい。
    “そんな時、何とか悩みを乗り越え泣き

    0
    2024年01月11日
  • 君はきっとまだ知らない

    Posted by ブクログ

    自分の良さが時には悪く作用してしまうこともあるってことだね。周りの目を気にせず本当の自分を出せるように強くならなきゃと思った。

    0
    2023年11月21日
  • 真夜中の底で君を待つ

    Posted by ブクログ

    言葉は人それぞれ受け取り方が違うが、
    言葉にすることで思いを共有できるため、
    伝えることの大切さを感じた。

    0
    2023年10月13日