汐見夏衛のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
(中3女子)好きな俳優さんが映画に出ていたことがきっかけで読んでみた。映画は見ていない。学校や自分の生活になげやりになっていた主人公百合。百合が1945年にタイムスリップした先で彰という青年と出会う。特攻隊に志願し出陣していくことになっている彰と出会い、ひかれていくなかで百合が変わっていく。戦争中で皆苦しい状況なのにやさしく、そのなかでできることを精一杯していることに百合は○○○。自分が行方不明になっている間ずっと母が自分を探してくれていたことを知り、自分を大切にしてくれている人がいるのだと気付く。自分を大切にしてくれる人の存在に気が付けないこともあるが、それに気づいて言葉にしていくこと、伝え
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Posted by ブクログ
昔から、私は、人間関係や自分自身のことで悩むことが多く、その度に自分が生きる意味なんてあるんだろうか。自分が生きる理由ってなんだろう。私はそもそも生まれてこない方が良かったのではないか、なんで私は生まれてきたんだろう。そんなことをずっと考えていました。この小説を読み始める前もそうでした。
でも、読み進めていくうちに、きららと景が見ていた夢の正体が分かっていって、それまできららと景が抱えていた思い、苦しみが解かれていく場面を読んで、思わず涙してしまいました。 きららと景を今の自分自身と重ねて、色んなことが頭に巡り、最後には文字が見えなくなってしまう程に涙が溢れていました。
読み終わった後、「あぁ -
Posted by ブクログ
あの花がここまで書くつもりだった事に汐見夏衛さんの覚悟があったんだな〜と 命の危険をまるで感じないしだから死ぬって言葉を簡単に使う世代 の自分は無知で恥ずかしい。すぐ隣にはロシアがあるのに、恐怖を感じないといけないのに。話を戻すけど、生まれ変わりが実際あったならばから始まって2人の人格が存在するのと俺とあきらさんと2人を愛して欲しいとか、手紙を読んで自分があきらさんだと心で理解出来たとか怒涛のまとめだったけど、百合が言う世界から争いがなくなればいいとその為の勉強をしていると⇨みんながみんな考えるべきことだと思う。余談ですが涙なくしては読めないに涙が止まらないにスターツの吹き出しはいらない勘弁し
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Posted by ブクログ
これはやられた!
中高生向けのライトノベルと侮ってはいけない!
これまた、電車では読んでいけない!
嗚咽が止まりませんでした。
シンプルな展開にもかかわらず、涙が止まりません。
中高生ぜひ読んでもらいたい。
映画も見ましたが、エンディングは映画の方が好きです!
主人公は中学二年生の百合。
母親とけんかして、防空壕で一夜を過ごし、目を覚ますと、そこは70年前の戦時中の日本!
いわゆるタイムスリップ系の話。
彷徨っている最中に、彰に助けられます。
そして、鶴屋食堂のツルさんのもとで住み込みで働くことに。
ツルさんとの戦時下での生活。
自分と母親との関係。
彰のまっすぐな生き様、優しさに惹か