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Posted by ブクログ
前作が完璧すぎました...。
今作は落ち着いて読める作品だと思います!
ずっと探していたはずの彰が目の前にいる...。
でもそれは彰ではなくて涼。
見た目は違うのに,涼が彰であるということを確信している百合。
彰と涼,同じ温かい心を持った2人に好きになってもらった百合。
涼に真実を告げた時の涼の困惑は計り知れないですよね、、、。
途中すれ違ってしまう2人だけど,彰と涼を愛すると決めた百合と,過去も今の百合も全て受け入れた涼に感動しました。
汐見さんの作品はどうも人の心を掴みますね。
平和な時代に生きる私たちに平和ボケしないことを教えてくださいます...。
あと,表紙が素敵すぎます。
Posted by ブクログ
★5.0/5.0
いやぁ〜、『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら』の続編を読むことができて良かった。
中学生の百合と涼にとって、「生まれ変わりの存在」を受け入れることはなかなか難しいことだと思う。実際に百合も涼も「無理だ」ってなってしまった気持ちもよく分かる。
だけど、実際に特攻資料館に行って、彰の姿や彰が書いた遺書を読んで全てを受け入れた涼は本当に大人だと思った。
個人的には涼が、「涼と彰の2人で百合を愛するから、百合も2人を好きになって」っていうセリフがとても素晴らしいなと思いました。
第二次世界大戦の頃の人々にとって当たり前ではなかった日常が今私たちの目の前には広がっていて、こうして毎日生きられることに感謝の気持ちをもって、1日1日を大切に生きていこうと思います。
それから、1人でも多く「恩送り」の気持ちを持つことができるようになれば、少しずつ世界は平和に近づいていくんじゃないかな、とも思いました。平和の定義って本当に難しいけど、地道な積み重ねって後々大きなものになるはず。
匿名
2人の距離のくっついたり離れたりが結構多くて恋人になるまでを丁寧に描いている作品だと思いました。
前作は第二次世界大戦を絡めての恋バナだったので今作の方が2人の距離感や思いが読み手にも一層わかりやすくなっています。
Posted by ブクログ
あの花よりも一段と成長した百合を本を通して見守ることができました。やはり百聞は一見にしかずで、戦争を経験した百合は他の生徒よりも命の大切さや平和の尊さをしっかりと感じることができていました。実際には経験していない涼も百合を通して戦争にちゃんと向き合っていて自分もこの本で今の自分がどれだけ幸せなのか改めて感じることができました。恋愛要素も楽しめしたが、この作品は平和の尊さと有り難さに気づかせてくれる小説でした。
2人+彰の魂がずっと幸せに過ごせますように。
Posted by ブクログ
さくさく読める感動恋愛作品。
戦時中の価値観と現代の価値観が交わった故の読者への投げ掛けが良い作品。
終始主人公視点で展開されるが、視点が変わったところがとても見所
小説だからこそ際立つ視点の切り替えがこの作品を引き立てているように感じました
読みやすいページ、配列なので若年層、読書はまりたての方におすすめしたい作品のひとつです!
感動
本当に感動です。
涼が彰の記憶を持たない生まれ変わりで、百合は彰の記憶があり涼と出会う。そんなお互いが惹かれあい複雑な気持ちになりながらも結ばれるというのが胸が熱くなりました。本当に面白かったです。
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映画化されたあの人気作品[あの花が咲く丘で君とまた出会えたら]の続編!面白かったです。ドキドキしながら読みました。汐見夏衞さんの本がめちゃくちゃ読みます。
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前作に続き、涙涙です。
こちらは現代風情なので
とはいえ争いはいけないという芯も
丁寧にかかれてます。
どうでしょう、
NHK連続ドラマで流れること願います。
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前作読んだら、続きも気になって読んでしまった
前作で百合が戦時中にタイムスリップして、好きになった特攻隊員のあきらが現世に生まれ変わって会えた話
その生まれ変わりが涼
涼は、いつも同じ夢を見て
そこに出てくる少女が百合
いつしか二人は恋仲になるが
百合が好きなのは、自分でなくあきらだと思い身を引く
6年の歳月が過ぎた時
涼のバイト先に同級生が現れ
百合は自分のせいで、涼とダメになったと言っていた話を聞き
涼は特攻隊員の資料館へ行き、あきらを探しに行く
二人のあきらがいたが、間違いない!こっちのあきらだと直感で思い、あきらが百合宛に書いた遺書を見つけた時
この遺書、書いたことがあると思う涼
涼は、百合へ連絡をとる
からのハッピーエンド
純愛物語でした。
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「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」の
続編です。
前作の百合ちゃんと涼くんの物語。
前作の最後に二人が出会って、
賛否があったようですが、
否定していた人は
是非本作を読んで欲しい。
前作の最初の百合ちゃんには、
少しイライラさせられましたが、
アレを経験して本当に大人になり、
本作ではどこに出しても
恥ずかしくない立派な主人公。
「あの花が咲く丘〜」を読んだ人は、
今作も読んでください。
また、前作を読まずに手に取った方は、
前作を先に読んだ方が絶対いいですよ。
Posted by ブクログ
正直続編があって、個人的には自身の前編読んでずたボラになっていた心が救われた。
何よりも、涼と百合の距離感の縮まり方などの描写が、非常に現実みがあって良かった。
2作続けて読みました
もちろん前作読んだ方が読みやすいですが、この一冊だけでも十分に素敵でいい物語でした。せつない感動する物語をありがとうございました!この本を読んだらきっと現代での自分の生き方、考え方は良い方向にいくと思います!
Posted by ブクログ
『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の続編です。作者は、前作を読んでいない人にも楽しめるように書いたとの事ですが、だんぜん前作を読んでから読んだ方が良いと思います。
ある程度展開に予測がつくのですが、それでも十分楽しませてくれました。
前作が悲しい終わり方だったので、これで救われたかなぁ
物語のベースには『知覧特攻平和会館』があります。宮崎時代にツーリングで行ったことがあり、戦争の儚さを痛感したので、この2作には感銘を覚えます。
Posted by ブクログ
『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の続編。
主人公の百合が現代に戻ったその後のストーリー。
現代にて前作で出会った彰の生まれ変わりに出会うが、もちろん前世の記憶はない。
彰であって彰ではない。
百合の心境を考えると切なかった。
〜本の概要〜
初めて会ったはずの君に
僕はどうしようもなく惹かれた
中2の涼は転校先の学校で、どこか大人びた同級生・百合と出会う。初めて会うのになぜか懐かしく、ずっと前から知っていたような不思議な感覚。まっすぐで凛とした百合に涼はどんどん惹かれていく。しかし告白を決意した矢先、百合から聞かされたのは、75年前の戦時中にまつわる驚くべき話で――百合の悲しすぎる過去の恋物語だった。好きな人に、忘れられない過去の恋があったら、それでも思いを貫けますか?愛することの意味を教えてくれる感動作。
Posted by ブクログ
あの花の続編。
彰の生まれ変わりである涼とのラブストーリー。
こんな運命的なことあるんだね。
あの花はハッピーエンドでは無かったから、
この作品で報われて良かった。
百合からしたら彰のことは忘れられないけど、
涼も彰も大好きで、
それは涼にとって苦しかっただろうな。
涼が特攻隊資料館に行って前世の彰と対面するところがとても印象に残ってる。
Posted by ブクログ
「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら」続編。
主人公の恋愛模様から生まれる葛藤やったり、将来の夢に対する考えからすれ違ったり、ボリューミーでした。
前作に比べたら星一個落ちちゃうかなって感じ。
Posted by ブクログ
前作を読んでから本作を読むと話が繋がって楽しめる。個人的には前作の後日談で続きが気になった方が読む本という印象ではあります。しかし、現代の平和な情景と歴史というよりフィクションと思えるくらい今とかけ離れた戦争下での様子が切り取られています。子供から大人まで幅広い方に手にとっていただきたい一冊です。
匿名
泣いた
前作で一緒になれなかった2人が現代で再会してからのお話。2人には一緒になってもらいたかった気持ちがあったので続編があると知り、一気に読んでしまいました。
Posted by ブクログ
あの花の続編ということで、作者も言ってるように賛否両論あったとしてもその後を書かなければいけなかったと思うし、続編を読めてホッとした。
ファンタジー要素も強い作品だけど、題材が特攻隊なだけに考えさせられることも多かった。あの花よりはあっさりしていたけどそれでよかったと思う。
匿名
最終的には、幸せな終わり方だったのだと思う。
前作はやや救いなく終わった分、
生まれ変わりかもしれない、
生まれ変わって幸せになっているかもしれない、
ということを連想させるシーンがあるのは、
救いになる。
私は続編があって良かったと思いました。
Posted by ブクログ
「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」の続編。前作は百合目線だったのが、涼目線。
涼の中に彰の面影を重ね、複雑な想い。どちらも愛する苦悩。時間はかかったが、涼は彰も一緒に愛していいと·····なんとも凄い✨恩返しに対しての恩送りの意味、愛と死について深く考えさせられる作品。
Posted by ブクログ
あの花が~の後に読むといい。
あとがきにあるが、あの花~を見てなくても、分かる内容になっているが、しかし!あの花を見た後だからいいことも沢山あるような気がする!!!
あの花~とセットだからこの本が生きてくることも含めて★4!
今回のお話の方は私は好きだなぁ~。
P113
「恩を返すのが恩返し、恩を送るのが恩送り」
「誰かからもらった優しさを、またほかの人に渡す。自分が優しくされたぶん、他の人に優しくする。そうやって恩送りの連鎖が出来たら、どんどん優しい世界になっていくだろうなって、なんだか嬉しくなった。」
Posted by ブクログ
「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」の続編
それぞれの節のページ数が少ないから読みやすい。
最後のたとえば誰が誰だったらっていう百合の想像の部分が自分的にはとても好き。
Posted by ブクログ
「あの花」の続編。
彰の生まれ変わりの涼とのおはなし。
彰がすきな百合も含めて愛せる涼がすごすぎる。
あの花みたら、読まないとね。
賛否両論分かれるけど、わたし的にはどっちでもOK。
時々みせる彰の仕草があっ…ってなる。
Posted by ブクログ
恩送りって素敵。救われたように思える。前編の映画で「もし平和な世の中に生まれていたら、教師になりたかった」というセリフがあって、そこにすごく感動した。言葉の違う人達とどのように物事の調整をしていくか?それを教えていける国際的な視野に立った視点で教壇に立てるってすごいと思っていた。そうしたら百合がまさに国産関係の学科にいるなんて。あきらさん、貴方の影響すごい。そして涼はあきらさんと一緒に百合を愛するって、もう大人すぎて幸せすぎて、素敵なお話です。
Posted by ブクログ
「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」の続編。
前作から少し間が空いているのかと思ったら、前作の直後を描いている。
過去にタイムリープして特攻隊の彰に出会った百合。
社会科見学で訪れた特攻記念館で、彰の手紙を見つけ、泣き崩れる姿がとても印象的だった。
それから間もない夏休み直前に、転校生の涼が百合の前にやってくる。
どこか彰の面影が漂う涼に心を開いていく百合。
そして、誰も信じそうもない自分のタイムリープの体験を涼に打ち明ける。
百合に恋心を抱きながらも、百合の中にある大切な人の存在をも大切にする涼がとても清々しい。
百合の想いを大事にし、自分も特攻という悲しい歴史を学ぼうとする姿も、読んでいて、何だかほっこりする。
戦争を描いた作品に「ほっこり」と言う言葉はふさわしくないかもしれない。
でも、この小さな誰かへの愛しい思いから、決して戦争を繰り返してはいけない、と思えてもらえたら・・・
そういう願いを込めて、もっと若い世代にこういう作品を読んでもらえたら、世界は少しは救われるかもしれない。
そして、二度と「お国の為に」などと言う虚偽で自分の命を無駄にすることのないような時代になりますように。
Posted by ブクログ
「人の考え方って、なかなか変わらないから・・・」
「どんなに必死に自分の考えを訴えても、ちっとも分かってもらえなかったりする。おんなじ言葉を使ってても、それまでの環境とか生き方とかが違うと、まるで外国語みたいに伝わらないこともある」
「人を変えるのって、すごく難しいよ・・・」
「・・・涼。だめだよ、諦めちゃ。納得してもらえるまで何度だって、自分の考えを伝えればいいんだよ。ただ押しつけるんじゃなくて、どうやったら伝わるか、納得してもらえるか一生懸命考えて話すの。そして自分の気持ちを行動で示していけばいい。」
「・・・俺が百合を守るよ」
「別に守ってくれなくてもいいよ」
「ただ一緒にいるだけでいい」
Posted by ブクログ
結構あっさり終わってしまったなとは思ったが、あの花の続編というだけで、命の尊さや、戦争の恐ろしさが身に染みてわかった本でした。
前作は、涙してしまうほど、感動的だったのですが、今作では少し薄れてしまったかなとは思います。ですが、百合とあきらのその後について書かれているので、続きが気になるかたにはおすすめです!
Posted by ブクログ
「あの花が咲く丘で〜」の続編。これ読んでたからめっちゃ感情移入できたけど、これだけ読んだら普通のケータイ小説って感じ。
前作と違ってこれは男子目線中心。逆に最後に百合目線になった。所々彰の仕草とか言葉遣いとかが出てきて泣いてしまった。彰の遺書が出てきた時とか、泣き虫だなだっていうところは泣いた。昨日あの花を読んで余韻に浸ってる中でこれ読んだら、そこまで泣ける系ではないはずなのに泣いてしまった。
彰が忘れられない
設定上涼は彰の生まれ変わりではあるけど、自分は読んでいて全くの別人だと感じてしまう՞߹ - ߹՞
彰の年上感が無くなって少しさみしい。自分自身
彰に未練ありすぎてそう感じてしまうのかも›_‹
でも彰が百合へ書いた遺書を涼見つけて書いた覚えがあると思ったという所でもうやっぱり涼は彰なんだなとほっとした( ᐪ ᐪ )
彰が百合に会いたいと願った事で2人はふたたび出会い、恋に落ち、結果幸せになられたので、もう幸せならOKです(;_;)涼は彰です!そう思いながら読む方が辛い気持ちを抑えられました。
Posted by ブクログ
「あの花が咲く丘で~」を読んだので、続編のこちらも。タイムスリップから戻った百合と、あきらの生まれ変わりの涼の物語。特攻の手紙などが あんなにピンポイントで残っていたり、いろいろ浅いというか、中学生向けだなぁとも思うけど、悲恋が違う形で身を結んで良かったと思う。
Posted by ブクログ
中学生向けという感じ。
だから読みやすい。
ティーンの時に読んだらもっと刺さったのかもしれないけど。
中学生の頃の淡い恋愛を思い出した。
手紙交換したなーとか。
あの時にはもう戻れはいんだなーとか。
前作に引き続き、表層的な戦争の知識で
何か文献とか読んだという感じではないかも。
Posted by ブクログ
「あの花〜」の続編で読んでみたけど、感動ものではないが、サラサラ読める話だった。
作者のあとがきにも書いてあったがら賛否両論ある話だそうで、出逢わない方が良かったという人も多いらしい。